エレベーターが急上昇し天井に衝突、2人重傷…仙台市のマンションで昨年1月(2025年3月18日)
仙台市内の4階建てマンションで昨年1月、エレベーター(定員6人)のかごが突然上昇して天井に衝突し、乗っていた2人が重傷を負う事故が起きていたことがわかった。国土交通省が18日、事故に関する調査部会の報告書を公表した。
報告書によると、事故が起きたのは昨年1月16日。エレベーターが3階から2人を乗せて下降し、1階に到着して扉が開いた直後、かごが急上昇し、降りようとした1人が扉の外で転び重傷を負った。かごは残り1人を乗せたまま最上階の天井に衝突して止まり、この1人も重傷を負った。
同部会の調査で、エレベーターの制御盤のブレーキ回路のスイッチ二つが故障し、1階到着時にブレーキがかからなかったことが判明。エレベーターの重りが乗っていた2人より重かったため、かごが急上昇した。
故障したのはメインと予備のスイッチで、メインは2008年から、予備は00年から交換されていなかった。予備の方は交換目安(5年)が示されていたが、メインの方はなかった。
製造元の東芝エレベータ(川崎市)と保守点検を担当するコスモエレベーター(東京)は、事故機を含め同型のエレベーターの交換目安の策定や部品の交換、社員への指導などを行ったという。
仙台市内の4階建てマンションで昨年1月、エレベーター(定員6人)のかごが突然上昇して天井に衝突し、乗っていた2人が重傷を負う事故が起きていたことがわかった。国土交通省が18日、事故に関する調査部会の報告書を公表した。
報告書によると、事故が起きたのは昨年1月16日。エレベーターが3階から2人を乗せて下降し、1階に到着して扉が開いた直後、かごが急上昇し、降りようとした1人が扉の外で転び重傷を負った。かごは残り1人を乗せたまま最上階の天井に衝突して止まり、この1人も重傷を負った。
同部会の調査で、エレベーターの制御盤のブレーキ回路のスイッチ二つが故障し、1階到着時にブレーキがかからなかったことが判明。エレベーターの重りが乗っていた2人より重かったため、かごが急上昇した。
故障したのはメインと予備のスイッチで、メインは2008年から、予備は00年から交換されていなかった。予備の方は交換目安(5年)が示されていたが、メインの方はなかった。
製造元の東芝エレベータ(川崎市)と保守点検を担当するコスモエレベーター(東京)は、事故機を含め同型のエレベーターの交換目安の策定や部品の交換、社員への指導などを行ったという。
映画みたいな事故が起きました。エレベーターの「かご」が急上昇し、2人が重傷を負ったようです。
降りようとしたエレベーターの「かご」がいきなり急上昇ですから、これは怖いですよね。
とりあえず「かご」から出た人がもしもう0.01秒遅ければ、映画で見るように体を挟まれて千切れていた可能性が高いですね。
エレベーターが落下する時は 通常下降速度の1.4倍程度の速度で安全装置が働き、レールを噛み込み緊急停止しますが、上昇時に定格速度を超えて電源カットされてもレール噛み込みで停止する機能がありません。
多くのマンションさんが、竣工時にはエレベーターメーカー系列の保守点検サービスからスタートしますが、料金の高さから、管理費などの節約のために、ここで管理をしていたコスモさんみたいな、よろずエレベーター点検会社みたいな会社に保守を委託しなおすわけです。
もっと管理費や修繕費が枯渇すると、全体の管理も自主管理に移行したりして、管理人もいなくなります。
エレベーターの事故といいますが2006年に、港区住宅公社のマンションで、高校生が自転車に乗ったままエレベーターを降りようとしたところ、扉が開いたままエレベーターが急上昇して挟まれ死亡した事故がありました。シンドラー社製のエレベーターで、問題なのは、その事故の3年位前から、異音や、扉が開かないなどの不具合が40回近くあったにも関わらず、そのままの状態で放置していたことなのです。
シンドラーエレベーターの事故(2006年、2012年)
2006年6月、毎日多くの人が利用する”安全な乗り物“と思われていた昇降機で、東京都港区の男子高校生が亡くなる悲惨な事故が起きた。高校生がエレベーターから降りようとしたところ、扉が開いたまま急上昇し、建物の天井とエレベーターの床に挟まれたのだ。
それからわずか6年後。2012年10月にも石川県金沢市のホテルでも同様の死亡事故が起きている。この2件の事故はスイスのシンドラーエレベータ(シンドラー)製によるものだった。
2006年6月、毎日多くの人が利用する”安全な乗り物“と思われていた昇降機で、東京都港区の男子高校生が亡くなる悲惨な事故が起きた。高校生がエレベーターから降りようとしたところ、扉が開いたまま急上昇し、建物の天井とエレベーターの床に挟まれたのだ。
それからわずか6年後。2012年10月にも石川県金沢市のホテルでも同様の死亡事故が起きている。この2件の事故はスイスのシンドラーエレベータ(シンドラー)製によるものだった。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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