小3が大切に育てるカブトムシ、異例の年越し 沖縄で長生きする「2つの理由」(2024年1月11日)
沖縄県内で異例の「年越し」をした長寿のカブトムシがいる。那覇市与儀のフォスターサザーランド希愛来(きあら)さん(9)=与儀小3年=が大切に育てる「カブくん」だ。10日、県内各地で今季最低気温を記録する中、成虫になって約半年のカブくんは暖かい台所でぬくぬく暮らしている。希愛来さんは「もう少し頑張って長生きしてほしい」と期待。カブトムシの専門家は「成虫の平均寿命は2、3カ月。一般的に年を越して生存することは珍しい」と語る。
クラスで生き物係を担当していた希愛来さんは大の生き物好き。昨年8月に成虫になったヤマトカブトを知人から譲り受け、カブくんと名付けた。
希愛来さんと母愛子さん(45)が飼育でこだわったのが「暖かさ」と「餌」だ。カブくんが暮らす飼育ケースの定位置は 風呂場隣の台所。「調理の熱と風呂場の蒸気で暖を取れるベストポジション」と愛子さんは分析する。
当初、知人から「餌は昆虫ゼリー」と教えられたが、母と娘は思った。「あんなに甘い匂いがする食べ物は、人工甘味料が多くて何だか体に悪そう」
餌を自然界により近いフルーツにすると、カブくんの食いつきが明らかに違った。希愛来さんは「大好物のバナナにずっと抱きついていた」と振り返る。
希愛来さんは「こんなに長生きするとは思わなかった」と笑顔。2人の愛情とこだわりが、カブくんの長寿を支えている。
東京都中野区で昆虫ショップ「むし社」を営み、カブトムシの生態に詳しい飯島和彦代表(48)は「最適な飼育の気温は20度から25度ぐらい。沖縄の温度や湿度も影響しているのでは」と説明する。「暖かい場所と、フルーツを食べさせていることが長生きの秘訣(ひけつ)かも」と話した。
沖縄に年を越したカブトムシがいるそうです。
通常、カブトムシを飼うと1ヶ月も経たないうちに死んでしまうことでしょう。一般的には2~3ヶ月と言われておりますが、この2~3ヶ月という期間を飼えただけでも、長生きだと思います。
このような記事を見ますと、カブトムシの長生き記録はどうなのか?と思うかもしれません。
カブトムシにもいろいろな種類のものがおり、カブトムシの寿命の正式なギネス記録はありませんが、ごく稀に「年明けまで生きた」という報告もあります。
カブトムシで長寿な種類のカブトムシは、ヘラクレスオオカブトです。
ヘラクレスオオカブトは南米大陸に近いグアドループ島などに生息する世界最長のカブトムシで、体長は180mmに達するといわれています。 長くて太い角を持ち最も人気のあるカブトムシの一つです。 25℃前後の温度管理ができれば飼育も難しくなく寿命もカブトムシとしては長く成虫で1年近く生きるのです。
国内のカブトムシの話に戻りますが、時々、このような長生きしている話をききますが、それでも春までの命のようで、流石に1年後も現役でという訳にはいかないようです。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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