国の借金__
国の借金、最大の1343兆円 3月末(2026年5月8日(金) 16時45分)

 財務省は8日、国債や借入金、政府短期証券を合計したいわゆる「国の借金」が3月末時点で1343兆8426億円になったと発表した。

 昨年末から1兆6706億円増加し、過去最大を更新した。政府の支出を税収で賄いきれず、借金に頼った財政運営が続いている。

 4月1日時点の人口推計の概算値(1億2286万人)を基に単純計算すると、国民1人当たりの借金は約1094万円になる。 

日本の国の借金と言われている国債や借入金、政府短期証券を合計したいわゆる「国の借金」が3月末時点で1343兆8426億円になったと財務省は2026年5月8日に発表されました。

発表されて金額は、国が破産するような金額なのでしょうか?

世界の借金ランキングでは、第二位に日本はランキングされており(一位はベネズエラ、2025年の政府総債務残高(対GDP比)ランキング)、日本国民であれば心配されている方もかなりおられるのではないでしょうか。

しかしながら、経済破綻状態でハイパーインフレが起きているベネズエラに比べて、日本は、全員ではないにしろ、何とか暮らしていけております。

これは何故なのでしょうか?

日本の「国の借金(1343兆円)」が“すぐに破綻しない”最大の理由は、  ①借金のほとんどが円建てで、②その9割以上を日本国内(銀行・保険・日銀)が保有しており、③政府と日銀を合わせて見ると家計内でお金が回っている構造だからです。

なぜ 1343兆円でも「今すぐ危ない」とは言われないのでしょうか?

①借金は“日本円”でしている(=自国通貨建て)
日本政府の借金はほぼすべて 円建てです。
日本は円を発行できるので、理論上「返せなくて破綻」は起きにくいのです。
ギリシャのように外貨建てで返せず破綻という構造ではありません。

②国債の9割以上を日本国内が保有している
国債の保有者は、日銀 50%・保険会社 16%・銀行 15%・年金基金 6%・海外 6%となっています。
つまり、日本人が日本政府にお金を貸している状態なのです。

海外依存が少ないため、「海外投資家が一斉に売って暴落 → 国が破綻」というリスクが極めて小さいのです。

③日銀が利息を受け取っても、最終的に政府に戻る
政府→日銀へ利息を払います。
しかし日銀の利益は 国庫(政府)に納付されるので、家の中でお金が回っているのと同じ なのです。
家計の借金とは根本的に仕組みが違います。

④政府も資産を持っている(純債務はもっと小さい)
日本政府は年金積立金・外貨準備など多くの資産を保有しています。
IMF推計では、総債務:GDP比236% → 純債務:GDP比134%と大きく減ります。
もちろん年金積立金は自由に使えないが、「見かけほどヤバくない」理由の一つなのです。

④日本の家計資産が巨大(2,286兆円)
日本人の貯金・投資などの金融資産は 2,286兆円と推定で試算されています。
この資金が銀行を通じて国債の買い手になっているのです。

⚠️ とはいえ「問題なし」ではない(ここが重要)
❗金利が上がると利払いが急増する
  国債費は2026年度31.3兆円 → 2029年度41.3兆円へ増加見込みです。
  利払いだけで 21.6兆円に膨らむ予測されております。
  金利が上がるほど、過去の借金のツケが重くなります。

❗少子高齢化で支出が増え続ける
  年金・医療・介護の支出が毎年増加しています。
  税収だけでは賄えず、借金に依存する構造が続いている状態です。

まとめ
日本の借金は「家の中でお金が回っている」構造なので、“返せなくて破綻”という危機は起きにくい状況ではあります。

しかし、金利上昇・高齢化による支出増・税収とのミスマッチが続くと、将来の負担(増税・社会保障の見直し)が避けられない可能性が高いことも感がられるのです。



※最後に
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