
パラグライダー不時着の男性 斜面で滑落、死亡 岐阜県・池田山(2025年4月21日)
20日午後、揖斐郡池田町の池田山で74歳の男性が、パラグライダーで不時着した後、数百メートル下の谷に滑落し、死亡しました。
死亡したのは、岐阜市の自営業、谷口昇さん(74)です。
警察によりますと、谷口さんは、20日午後3時ごろ、池田町藤代の池田山山中でパラグライダーをしていたところ、木に引っかかって不時着しました。
谷口さんは仲間に助けられましたが、その後、転がったヘルメットを取ろうとして斜面で足を踏み外し、数百メートル下の谷底に滑り落ちました。
谷口さんが1時間ほどしても姿を現さないことから、不審に思った仲間が辺りを探したところ、倒れている谷口さんを見つけ、通報しました。
現在、警察は詳しい事故の原因を調べています。
池田山はパラグライダーやハングライダーのスポットとして知られています。
せっかく、助かった命でしたが、よもやの事故で74歳の男性が亡くなられました。
着陸も木に引っかかって不時着ですので、結構、着陸自体も危なかったのかもしれませんね。
しかし、そこで運を使い果たしてしまったのか、ヘルメットを取りに行って、斜面に滑落して亡くなられてしまいました。非常に残念です。
登山でも落とした装備を回収しようとして滑落の事故が後を絶たたないそうで、大事な物を落としたままにするのは勿体ないという気持ちが先行してしまって、リスクを取ってまで回収すべきか優先順位の判断ができなかったんでしょう。
映画「プライベートライアン」でヘルメットに弾が当たって九死に一生、確認のためそのヘルメットを外して驚いてる最中に頭を撃たれるシーンがありましたが、まさにそんな感じの事故になってしまいました。
映画「プライベートライアン」でヘルメットに弾が当たって九死に一生、確認のためそのヘルメットを外して驚いてる最中に頭を撃たれるシーンがありましたが、まさにそんな感じの事故になってしまいました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。