私は新函館北斗駅で北海道新幹線の東京行きに乗ったのは6年前の2016年3月29日でした。東京から北海道函館の行きは飛行機で1時間20分(搭乗などの手続き除く)でしたが、帰りは開業したばかりの新函館北斗駅から東京に時間はかかってもいいので話のネタにでも乗って行こうと思いました。

新函館北斗駅の開業日が3月26日でしたので、3日後でも駅構内は賑やかでした。新幹線特需で予約はとれるのかと思いましたが、すんなりと予約はとれて乗れたのを覚えています。

「函館みかど」では駅弁が販売されており、代表的な駅弁である「北斗七星」は、北海道新幹線H5系の車両をモチーフにした容器に入った駅弁です。北海道新幹線の開業を祝して販売された駅弁です。

地元・北斗市産のななつぼし米をはじめ、北海道産のいくら、ほたて、木古内産の和牛など、地元の素材を使用したおかずがたっぷり入っています。新幹線の容器も豪華なおかずも、お子様向けに作られており、お土産に持ち帰ってくれとのことでしたので、買って持ち帰った記憶があります。

そして時は経ち、2022年の8月に再び新函館北斗駅から北海道新幹線に乗り東京に帰ることになりました。その間、コロナ禍に見舞われたことによる影響か、駅構内は閑散としておりました。

帰りは函館駅から「はこだてライナー」に乗り、新函館北斗駅に降り立ちましたが、すっかり情報を仕入れるのを忘れてしまったことにより、頭の中の情報は6年前の新函館北斗駅のままでした。

まず、駅弁販売の「函館みかど」は、2021年1月より休業中であり販売しておりません。6年前は軽飲食・休憩スペースの「吉田屋」にも駅弁が販売されていたのですが、「カフェ弁」だけとなっています。

軽食でなく、弁当をガッツリ食べたい派としましては、ちょっと困ってしまいました。

駅構内には他に駅弁販売や食事を摂る処はありません。

「駅構内になければ、どこか外にあるのか?」ということで探してみますと、南口を出ますと左手にコンビニエンスとお土産屋が一緒になっている、北斗市観光交流センター別館「ほっくる」があります。

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「ほっくる」は2017年3月17日にオープンした、みなみ北海道の食・文化・魅力を発信する商業施設です。

2016年は別館が営業していなかった(建設中)でしたので、駅構内の駅弁やお土産屋(2016年はアンテナショップでしたが2022年は事務所になっていました)でしたが別館「ほっくる」に移転したようです。

その中で駅弁販売「ことぶき屋」があるのですが、訪れた時間が悪かったのか駅弁はわずかで、食べたいと思うような弁当がありませんでした。

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食事処は、元祖はこだてラーメンの「おんじき」があり、ラーメンを食べるのであれば、此処で食べることになります(他はありません)。

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「おんじき」では「ジョニーのからあげ?」なる唐揚げがテイクアウトできますので、新幹線内で食べたいのであれば購入できます。

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駅弁も購入できず、店内で食事をしないで、昼食や夜食を新幹線内で食べるのであれば、コンビニエンスストアで「弁当」を購入するのが一番よいかもしれません。コンビニエンスストアはサンドイッチやおにぎりなどの軽食や、パスタやサラダ、弁当、お菓子、ペットボトル飲料と品数が多いので、自分の好みのものを選べると思いますし、駅弁などに比べたらリーズナブルです。

❖さいごに

新函館北斗駅は、コロナ禍でもあり、開業当初の賑わいから6年経ち、特需がなくなっていますので、駅構内は閑散としています。別館まで行かないと食料品を購入することができません。そして需要が少なくなったことを見越してか、品揃えが少なく感じます。

実は改札を通ればキオスクもあります。写真は2Fですが、1F(12番ホーム)にもあります。ただし、こちらも品揃えが豊富とはいえませんので、時間帯によっては食料品を購入できないかもしれません。

函館駅から「はこだてライナー」の乗って新函館北斗駅にくるのであれば、函館で食料品を購入してくることがよいかと思います。



※最後に
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