イルカにかまれけが 福井のビーチで被害相次ぐ「絶対に触らないで」(2022年7月27日)

イルカにかまれてけがをした――。福井市内のビーチで今シーズン、こんな被害が相次いでいる。市などはイルカが嫌うとされる超音波を出す発信器の設置を進める。福井県警も「けが人が出るのは見過ごせない」(広報担当者)。防犯メールやツイッターなどで注意を呼びかけている。

24日午前8時ごろ、福井市消防局に119番通報が入った。「40代の男の人がイルカにかまれた」

場所は福井市の中心部から西へ約20キロの越廼(こしの)海水浴場。近くにいた女性からの通報だった。

消防によると、男性は手首をかまれていた。幸い軽傷だったが、市によると、この日はほかにも越廼海水浴場でイルカにかまれたという被害が複数確認された。消防には今月の別の日にも、同海水浴場でイルカにかまれてけがしたという119番通報があった。

シーズン前から浅瀬でイルカの目撃情報があったため、海水浴場の運営を担う越廼海水浴場運営協議会は「イルカに絶対に触らないで」と呼びかける看板も取り付けていた。

福井のイルカ

子を守るためアザラシが海水浴客に攻撃 ハワイのビーチが一時騒然(2022年7月28日)

ハワイのビーチで子どもを守ろうとしたアザラシが海水浴客に襲い掛かりました。

絶滅危惧種に指定されているハワイアン・モンクアザラシ。泳いでいる女性にどんどん近付いていきます。

24日、ホノルルの中心地ワイキキにあるビーチでアザラシが女性に襲い掛かり、現場は一時騒然としました。

アザラシはこの場所で2週間前に子どもを産み、住みついていて一帯は規制線が張られ、立ち入り禁止の看板も立てられていました。

女性は顔や背中を噛まれて病院に運ばれました。

当局はこのアザラシについて1カ月は引き続き同じ場所にいるとみていて、海水浴客に対し規制を守るよう注意を促しています。

ハワイアン・モンクアザラシの生息数はわずか1600頭ほどで、触れたりけがをさせたりする行為は違法とされています。

ハワイアン・モンク・アザラシ


記事の順序は逆になりますが、ハワイで立ち入り禁止区域に入った女性が子供を産んで守っているアザラシの棲んでいるエリアに入り襲われました。

そして、福井市の海水浴場でも人がイルカに噛まれることがありました。これはイルカが人を襲ったわけではありません。スキンシップがエスカレートした結果です。テレビや動画のニュースを見ている限り人間がおもしろ半分で近づいて行ってる姿も沢山みられました。

イルカだからいいです。イルカの甘噛みですので、ちょっとした怪我で済みます。これがサメだったら、サメも甘噛みといってはおかしいですが、エサかどうかのひと噛みをするわけです。これが人間にとっては致命傷になります。

普段触れ合えない野生動物が近くにいるのが珍しくて近づいて襲われたら野生動物側が凶暴だ!怖い!と騒ぐのはおかしくないでしょうか?

野生動物と認識したうえで、適切な距離感は必要だと思いますし、野生動物はどんなウイルスを持っているか分からないので不用意に近づいて噛まれる事で感染起こす事もあります。

野生動物のエリアに人間が侵入していると思ってほしく、各自の責任で行動しなければいけないと思います。



※最後に
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