【速報】池袋サンシャインの法律事務所で50代ぐらいの男が刃物で30代男性の喉など複数回刺す 男性は搬送後死亡 男を殺人未遂の疑いで緊急逮捕 警視庁(2025年7月1日)

東京・池袋の複合施設「サンシャイン60」で30代の男性が刃物で喉などを複数回刺され、死亡しました。刺したのは50代くらいの男で、殺人未遂の疑いで緊急逮捕されています。現場から中継でお伝えします。

警視庁によりますと、きょう正午前、東京・豊島区東池袋の複合施設「サンシャイン60」の31階にあるアディーレ法律事務所内で、「従業員の男性が男に包丁のようなもので刺された」と通報がありました。

50代くらいの男が刃物を振り回し、30代の男性の喉などを複数回刺したということです。その後、男はおよそ450メートルほど離れた「池袋駅東口交番」に包丁を持って出頭し、殺人未遂の疑いで緊急逮捕されたということです。

男は交番に出頭した際、「刺したことは覚えていないが、気がついたら刺していた」と話していたということです。

◆男を目撃した人
「手錠かけられた状態で、覆面のパトカーに乗る瞬間を見ました。特に暴れているとかそういう様子はなかったです」

男性は心肺停止の状態で搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

警視庁によりますと、刃物で刺した男は法律事務所の関係者だという情報もあり、警視庁が2人の関係性など詳しく状況を調べています。

長年、池袋にそびえ立ちシンボルタワーともいえる『サンシャイン60』の31階のテナントのひとつである『アディーレ法律事務所』にて、同僚同士のトラブルにより、刃物で刺されて亡くなったそうです。

池袋の『サンシャイン60』といえば、1999年の9月8日、正午前の東京・池袋。23歳の男が無差別に通行人に襲いかかり、8人を殺傷した池袋通り魔殺人事件を思い出します。

池袋通り魔殺人事件は、1999年(平成11年)9月8日に東京都豊島区東池袋で発生した通り魔(無差別殺人)事件です。

白昼の繁華街で犯人の造田博(当時23歳)に通行人が次々と襲われ、女性2人が死亡したほか、通行人6人が負傷しました。

1999年9月8日11時35分 - 40分ごろにかけ、豊島区東池袋の東急ハンズ池袋店前で、造田(当時23歳)が、包丁(刃体の長さ約14.4 cm)・玄能(重さ約270 g)で通行人を無差別に襲い、2人(66歳女性と29歳女性)を殺害し、6人に重軽傷を負わせました。
刃渡り14センチの包丁
1999年9月8日、正午前です。

平日とはいえ、人通りの絶えることのない東京・池袋駅東口の繁華街。その一角にある「東急ハンズ」の正面玄関前でした。すぐ脇には、「サンシャイン60」へ通じる地下通路のエスカレーターが隣接しています。

ここに、右手に刃渡り約14㎝の包丁、左手に金槌を持った当時23歳の男が、突如立ちはだかりました。

男はそこで、「むかついた。ぶっ殺す!」とだけ叫ぶと、まず目に止まった若い男女のアベックを追いかけ出した。異変を感じた二人はすぐにその場から逃げ出すと、替わってサンシャイン60のエスカレーターからこちらに昇ってきた老女(当時66歳)の左胸を包丁でひと突きする。女性は即死でした。

その直後に、彼女といっしょに歩いていた夫に向かって、金槌で頭を殴打。庇う手を包丁で斬り付ける。

それを見ていた別の通行人が池袋駅方向に逃げ出すのを見ると、すかさず追走。そのすれ違い様に、当時29歳の女性の左腰を包丁で刺す。刺された女性は、夫に支えられながら、東急ハンズ向いのパチンコ店に助けを求めるも、搬送先の病院で死亡している。

さらに男は、そこから繁華街を疾走しながら、手当り次第に次々と通行人を急襲。不測の事態に高校生を含む6人が10日から2週間の怪我を負った。

やがて男は、異常に気付いた別の通行人複数によって、池袋駅前で取り押さえられ、その場で警察官に逮捕された。

これが世にいう「池袋通り魔事件」です。

刑事裁判では、2007年5月2日付で死刑判決が確定しています。

その時代に生きえていた者としては、また『サンシャイン60』で刺殺か?と思ってしまいした。

もう26年前の事件ですが、まだ記憶に残っています。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。