◆ドキュメント
作成日付:2022/12/24
更新日付:2023/02/25

◆はじめに

 宮刑(きゅうけい)。

 宮刑は、去勢する刑罰です。この刑は世界的にみても実施例が数多くありますが、中国におけるものが最も有名です。男性器を機能不全にする刑で、家系繁栄を重んじる中国で子孫ができないことは重い恥辱でした。

現代でも、このような刑は存在しており、アメリカ合衆国の一部の州において、性犯罪者に対して、本人の希望により、あるいは懲役刑との自由選択の形で、去勢刑が行われています。

去勢の多くは薬物注射で睾丸を萎縮させる「化学的去勢」といわれる方法を取りますが、テキサス州においては、手術による睾丸摘出が実施されており、1997年と2007年に執行された例があります。

つい最近では、アフリカ最大の国ナイジェリアのカドゥナ州でこのほど、レイプが厳罰化され、有罪となった場合は、去勢(睾丸または卵管を摘除)された上に死刑または終身刑となることになった。同州知事が2020年9月11日に署名し、即日施行された。

いやー痛い!痛い!ですね。聞いてるだけで痛くなってきます。

現在の日本では、このような刑はありませんが、この刑に相応しい人間がいるのも事実です。


渡辺陽太(6度とも不起訴で釈放)
【氏名】
 渡辺陽太
渡辺陽太 (2)
【プロフィール】
 年齢 22歳(2020年逮捕当時)
 学歴 慶応義塾大学経済学部
 身長 182.5cm
 実家 土木業会社経営で総資産100億円

【生い立ち】
 高校に進学したころから素行が悪くなり、万引きで退学処分を受けました。そこで体面を気にしてスイス、ニュージーランド留学しました。
 そして、留学生枠を使用して慶応義塾大学で入学となりました。
 学生当時には2つの会社の取締役についており多額の報酬を受け取って悠々自適の生活でした。
 また、2016年ミスター慶応コンテストでファイナリスト5人に選出されてぐらいに容姿端麗でした。

【犯罪(容疑)内容】
❖逮捕1度目、2度目(昏睡強盗・準強制猥褻)
 2018年9月29日、渡辺陽太(当時22歳)は、神奈川県横浜市の路上で泥酔している女性のを発見し、暴行を加えられる前に、雑居ビル1階の踊り場で性的暴行した後に近くの路上に連れ出し女性の腹を蹴ったり、頭にかかと落としをするなどしていたところ警察官に発見され、その場で暴行罪の現行犯逮捕を現行犯逮捕されました(1度目)。取り調べで先の暴行も発覚して2度目の逮捕となりました。

◆サイン
 渡辺は、驚くべきことに犯行の様子をスマートフォンで撮影保存しており、警察は証拠として、過去の余罪、共犯者を追及しました。

❖逮捕3度目(昏睡強盗・準強制猥褻)
 2018年5月10日未明にナンパに成功してカラオケ店女性を酒に酔わせて酩酊状態にして下半身にさわる、わいせつな行為をし、さらに財布を盗んだとして、共犯の慶応大生 光山和希(当時22歳)、X(当時19歳)とともに3度目の逮捕となりました。
光山和希
❖逮捕4回目(強制性交・窃盗)
 2018年3月27日には、友人のマンションで、男女複数人で食事をしていました。そのうちの1人の女性を離れた場所に連れて行き、女性に性的暴行を加えた上で、現金6万円とキャッシュカードが入った財布を盗んだとし、強制性交と窃盗の疑いで4度目の逮捕となりました。

❖逮捕5回目(準強制性交未遂容疑)
 2018年9月1日に友人のマンションで女性にアイマスクを着け、両手首をひものようなもので縛った上で暴行しようとした準強制性交容疑で5度目の逮捕をされています。

❖報道と不起訴処分(1~5回目)
 報道されると窃盗と性犯罪を申し出てくる人が多数おりました(どうなったか不明です)。
 横浜地検が2019年1月25日に不起訴処分としました。理由はあきらかにしていません。

❖逮捕6回目(準強制性交未遂容疑)と不起訴処分
2019年3月24日、JR大宮駅近くで女性に声を掛けて、埼玉県さいたま市大宮区カラオケ店とインターネットカフェでそれぞれ性的暴行を加えたました。20代の男性が解放されて泣いている女性を発見、事情をきいて警察に通報しました。
2020年11月21日に渡辺陽太(当時24歳)6度目、光山和希(当時24歳)2度目で逮捕されました。
2020年12月11日にさいたま地検が不起訴処分としています。理由はあきらかにしていません。

❖さいごに
このように全てが不起訴処分で罪を免れている渡辺ですが、何度犯罪に手を染めても金の力で解決できると思い、悔い改めることはないと思います。

女性を酩酊状態にしてから性犯罪を犯していることが多いのが特徴ですのでご注意願います。

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丸田憲司朗(異例の10回逮捕)
【氏名】
 丸田憲司朗
丸田憲司朗
【プロフィール】
 年齢 31歳(2021年逮捕当時)
 学歴 甲南大学
 職業 リクルートコミュニケーションズの元社員(懲戒解雇)

【生い立ち】
 出身地の奈良県五條市にあると思われる、丸田の実家情報については不明のようです。
丸田は取り調べで「以前、交際していた女性に睡眠薬を飲ませてセックスしたときに、興奮を覚えたのがはじまりです。セックスしたい、動画を撮影して、後で楽しみたいと思った……」と述べています。

【犯罪内容】
 丸田は2020年11月から2021年10月までの間に、準強制性交等、住居侵入、準強姦、準強制猥褻の罪で計10回の逮捕・起訴を受けている。事の発端は30代の知人女性に睡眠薬を飲ませ自宅に連れ込み、わいせつな行為をしたとして昨年11月12日に逮捕されたことでした。

丸田は2020年6月27日の夜に知人宅のホームパーティーで知り合った30代の女性に対し睡眠薬を飲ませたうえで、自宅に連れ込み性的暴行に及びました。翌日に女性が丸田被告の自宅で目を覚ました際、舌が真っ青になっており、体にも違和感を覚えたために被害届を提出。その後、女性の体内から睡眠薬の成分が検出され、丸田の逮捕につながりました。

押収されたスマートフォンからは40人近くの女性がこん睡状態で映った動画や画像が見つかり、ほかにも被害者が多数いることが明らかになりました。勾留中に余罪の捜査が進み、2020年12月に「OB訪問アプリ」を通じて知り合った就職活動中の女子学生に対して「資料作成を手伝う」と誘い出し暴行した件で再逮捕となりました。

丸田は就活アプリや出会い系アプリなど合わせて4つのアプリを使い分け、彼の自宅からは10種類合わせて約700錠もの睡眠薬が押収されており、複数の女性からの被害届が出ているといいます。

【逮捕歴】
 2020年11月12日・・・30代女性会社員(逮捕1回目)
 2020年12月03日・・・就活中女子大生(逮捕2回目)
 2021年01月13日・・・女子大生(逮捕3回目)
 2021年03月05日・・・20代女性(逮捕4回目)
 2021年05月06日・・・20代知人女性(逮捕5回目)
 2021年05月26日・・・10代女子大生(逮捕6回目)
 2021年06月23日・・・20代女子大生(逮捕7回目)
 2021年08月11日・・・女子大生(逮捕8回目)
 2021年09月01日・・・女子大生(逮捕9回目)
 2021年10月05日・・・知人女性(逮捕10回目)

 2020年7月と10月には、就活マッチングアプリを介して知り合った大学生のBさん、Cさんに対してもそれぞれ、同様の手口で抗拒不能状態に陥らせたうえ性交したとされている。また犯行時は、その様子をスマホなどで撮影していました。
 
 2020年7月に就活マッチングアプリで丸田と知り合ったBさんには「課題手伝おうか?」と声をかけ、都内のホテルで飲食したのち、予約していた客室に連れ込み「資料のアドバイス」をした。こうして頼れる社会人を装いながらも、客室でBさんの飲み物に睡眠作用のある薬物を混ぜ、意識を朦朧とさせた上で性的暴行を加えたとされています。

 2020年10月に就活マッチングアプリで丸田と知り合ったCさんにも「そろそろ本格的な就活対策しようか」とアドバイスを行う名目で食事に誘い、その後「バーテンやってたから、甘いカクテルとか作れるよ、眠くなったら寝ちゃっていいから」などと声をかけ、Cさんを自宅に誘い込んで性的暴行を加えたとされています。

 「丸田は自宅で自らカクテルを作るなどして飲酒する中、Cさんに悟られないよう睡眠作用のある薬物を飲み物に入れ摂取させた。その後突然Cさんに近づき『この後絶対記憶なくすから、キスしとこう』と言い、キスをした。その直後にCさんは熟睡した・・・」

【判決】
 公判中であり、余罪追及中でもあるので、判決は当面先と思われます。

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植園貴光(6回逮捕)
【氏名】
 植園貴光(6回逮捕)
植園貴光
【プロフィール】
 年齢 36歳(2006年逮捕当時)
 学歴 中卒
 職業 解体工

逮捕容疑は「準強制性交の疑い」となっており、かなりの数の女性を毒牙にかけていたようです。

【生い立ち】
 知人によると、植園貴光は九州出身の父親と、地元出身の母親の長男として生まれ、両親と妹の4人で公営住宅で暮らしていた。地元の小、中学校を卒業後、父親の建設業などの手伝いをしていたという。「17、18歳の女の子の後を付け、家に入る一瞬を狙って押し入っていた。家人がいれば逃げるが、不在なら、わいせつ行為に及んでいた。同じような被害を受けたのは、たくさんいたが、田舎のことなので、みんな警察に届けるのを渋っていた」

また、別の関係者によると、同容疑者は約10年前、隣の家に侵入し、若い女性の部屋に侵入し、パンティーを被って部屋を物色していたところを、女性の家族に見つかったこともあるという。

【犯罪内容】滋賀電車内駅構内連続強姦事件
❖事件その1(2006年8月3日午後9時20分頃)
滋賀県湖南市石部南(当初の報道では大津市坂本)の男性解体工(逮捕時35歳)が、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線福井駅を出発した直後の富山駅発大阪駅行き特急「サンダーバード」車内で、大阪市内の女性会社員(当時21歳)の隣に座り「俺はヤクザだ」「逃げると殺す」などと脅し下半身を触るなどしたうえ、午後10時半頃から約30分間にわたりトイレに連れ込み強姦した(新大阪駅で下車した女性から被害届を受けた大阪府警が、2007年4月21日に逮捕した)。JR特急「サンダーバード」車内で女性に暴行。40人乗客制止できなかった。

❖日本人特有の資質が出てしまった「サンダーバード事件」

犯行が行われた当時、車内には約40名の乗客がいたとされています。

1車両に40名の乗客が乗っている特急の車両は、混雑しているとは言えませんが、そこそこに人がいる状態です。

被害者は前から3列目の席に座っていて、その隣に犯人が座ってきました。女性は泣いていたとのことですので、周囲の乗客は異変に気づいていました。

また、トイレに連れて行かれた時も女性は泣いており、不審に思う乗客はいたようです。

しかし、それらの乗客に対して、犯人は「何を見とるんじゃ!」とすごんだために、乗客は怖くなって何もできなかったとのこと。

被害者が泣いていたことに他の複数の乗客が気付いていながらも、誰も被害者を助けなかったし、それどころか車掌や警察に通報することもなかったそうです。

つまり、被害者はされるがままであり、犯人はやりたい放題だったということですね。
被害者は「声を出したら殺す」と脅されていたために、周囲の人に助けを求めることができませんでした。

被害を受けている女性が目の前にいるのに、乗客はみんな「見てみぬふり」。日本人のモラル・日本人の道徳観が問われることになり、「見てみぬふり」が糾弾されることになりました。

このサンダーバード事件を受けて、現在は多くの鉄道会社で女性専用席が導入されるようになりました。女性としては、やはり隣に見知らぬ男性が座るのはちょっと怖いですよね。

❖事件その2(2006年12月21日(2件発生))
午後10時半頃、JR西日本湖西線堅田駅発京都駅行き普通電車の乗客のいない先頭車両で、大津市の女性パート店員(当時27歳)を脅し強姦した(滋賀県警が2007年2月13日に逮捕)。
その直後、京都駅で反対方向の電車に乗り換え、午後11時20分頃雄琴駅(現・おごと温泉駅)で下車、女子大生(当時20歳)を脅し駅構内の男子トイレに連れ込み強姦した(滋賀県警が2007年1月17日逮捕)。

【逮捕歴】
1991年06月・・・傷害と公務執行妨害により懲役1年、3年間執行猶予保護観察付(その後執行猶予取消)
1992年11月・・・暴行、脅迫、傷害、住居侵入、恐喝により、懲役1年10月
1996年03月・・・覚せい剤取締法違反、毒物及び劇物取締法違反により、懲役1年
1997年11月・・・強制猥褻により、懲役1年6月
1999年12月・・・強姦、条例違反により、懲役3年6月
2003年09月・・・暴行、強制猥褻により、懲役3年

【判決】
 2008年1月17日、大津地方裁判所は植園貴光に対し、懲役18年を言い渡した。

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工事中



※最後に
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