アダプタ【adapter】。
アダプタは、一般的に端子形状や信号形式、電気的特性などが異なりそのままでは接続できない機器やケーブルなどの間に挟み込んで装着し、間を流れる信号や電流などを相互に適した形式に変換して通過させる器具などを指しています。
一例で言いますと、直流電流で動作する電気機械を家庭などの交流電源で駆動できるようにするため、交流から直流への変換を行う電源装置のことを「ACアダプタ」があります。
また、ITの分野では、異なる種類の機器やソフトウェア、システムをつないでデータや処理依頼などの受け渡しの仲介や形式の相互変換などを行う中継機能を持ったソフトウェアやシステムなどをアダプタということもあります。
一例で言いますと、データ通信のシステムでは、ターミナルアダプタ(TA)や回線アダプタ、チャンネルアダプタなどです。
よくある義実家とのトラブルの根底には、家柄、家風、学歴、金銭感覚、生活習慣、価値観、政治信条など、そして人種も違うかもしれませんが、とにかく何から何まで違う家同士が、お互いを好きになり、一緒に暮らして行こう、共に人生を歩んで行こうと結婚をすることを機に発生してしまいます。
まだ、夫婦なら毎日の生活の中で、摩擦が起きた場合は、お互いに話し合い、相手を受け入れたり、相手を思いやることによって解決していくことになるでしょう(駄目なら離婚)。
そして義実家との交流は、結婚したからには、どうしても避けられません。遠くに離れて暮らしており、たまにしか合わないのであれば、やり過ごすことも可能でしょうが、よく訪ねてくる、そして同居であれば毎日というか四六時中、顔を合わせることになります。
義実家と気が合ってうまく行けば、その後に人生が終わるまで続く義実家との交流は苦もなく楽しいものになるでしょう。
しかしながら、結婚するまでは、まるで違う道の人生を歩んできたもの同士が交流するにあたり、義実家とギクシャクしたり、離婚するまでの大きなトラブルはないまでも、小さなトラブルは何度もということもあるかと思います。
そこでやはり、両家代表の夫婦の出番なのではないかと思うのです。双方の家の出身ですし、そしてお互いに義実家を行き来していて、義実家のことに通じているのです。
これこそ、まさに【アダプタ】の概念であります。夫は、(自分の)実家と、妻、そして義実家とのパイプ役、摩擦を取り除く、そして妻を守る、妻も、(自分の)実家と、妻、そして義実家とのパイプ役、摩擦を取り除く、そして夫を守る、ことをしていけば、事はそう単純ではないケースもありますが、小さなトラブルは解決するのだと思うのです。
いつもこの調子だから、仕方がない、今更変えられない、ダンマリ状態になってしまうと、夫や妻は、対応に不満に抱き、自ら解決しなくてはいけなくなり、夫や妻はストレスにさらされて、相手に関して不信感を抱いてしまいますし、下手をすると義実家と絶縁状態になってしまうということにもなりかねません。
そういう話を見聞きすると「お互いに実家に働きかければ解決するのになぁ。」と残念に思うのです。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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