※2022.09.01更新(旧題:何度読んでもサッパリわからん!GA4(Google Analytics 4)に移行する(UA(ユニバーサルアナリティクス)との違いもよーわからん!))

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Google アナリティクス(GA)を使用していますと、画面上部にインフォメーション(お知らせ)メッセージが表示されることがあります。

2023 年 7 月 1 日より、ユニバーサル アナリティクスでは標準プロパティで新しいデータの処理ができなくなります。それまでに Google アナリティクス 4 プロパティに切り替えて設定を進めておきましょう。

ここしばらく表示されていたのですが、放置しておりました。インフォメーション(お知らせ)メッセージが画面上部に表示された場合は、何かしら対応しなくてはいけないのですが、しらんぷりしておりました。

しかしながら、ライブドアプログ管理ツールの画面上部にインフォメーション(お知らせ)で「GA4対応」のメッセージが表示され、リンクを辿りますと..。

ライプドアプログ管理ツールの上にニュースが..。
「2022.08.25 新機能 Google アナリティクス 4(GA4)の計測タグの埋め込みに対応しました new」と表示されており、ちょっと気になり始めました。
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リンクを辿りますと、今使っているユニバーサルアナリティクス(UA)が終了するというメッセージが。
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さらにリンクを辿りますと、2022年10月1日でデータ処理が停止とあります。そろそろ何らかの対処をしないといけません。
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Google アナリティクス(GA)とは

Google アナリティクス(GA)とは、Googleが提供する無料で利用できるアクセス解析ツールです。幅広いデータの計測や解析を行い、サイト改善に繋げることができるので、Webサイトの運用には必須のツールといえます。

いきなりわからないかと思いますので、こんなものが調べられるという事を列挙してみました。

❖何を解析できるのか?の一例を列挙してみました

 ・訪問ユーザの数(年齢別、男女比)
 ・アクセスしているOSとブラウザの数
 ・どこからきたかわかる
   Organic Search・・・YahooやGoogleなどの検索からきた数
   Direct・・・ブックマーク、メールのリンク、アドレスバー入力、アプリ(SNS)からきた数
   Referral・・・個人ブログなどの他サイトからきた数
   (Other)・・Google アナリティクスで上手く分類できなかった数
   Social・・・TwitterやFacebookからきた数(Googleがソーシャルと決めたサイトからの流入)
 ・最もよく使われているデバイス(モバイル、パソコン、タブレット)の数
 ・日~土曜日の時間帯別訪問ユーザの数
 ・国別、市別の訪問ユーザの数
 ・ユーザーが訪れているプログ記事の数(表示数、訪問時間、直帰率、離脱率)

❖リアルタイムでレポートを見ることができます。プログ人気が上がってきますと、沢山の訪問ユーザが訪れますので、嬉しくて見飽きないくらいに見てしまいます。
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(1) 現在のサイト訪問数
今、何人があなたのサイトを訪問しているか、というアクティブユーザの数が分かります。

(2) ページビュー数の直近推移
1分単位(30分前まで)、1秒単位(60秒前まで)でのPV数推移が分かります。
PV数の直近の変化が視覚的に分かるので、プロモーション実施時は流入元の情報チェックと併せてこちらも確認するといいでしょう。

(3) 流入元の情報をチェック
どの外部サイトから流入しているか、どのSNSから流入しているか、またユーザがどういったキーワードで検索して流入してきているかということが分かります。

(4) アクティブページ
今、アクセスしているユーザが閲覧している上位10ページが表示されています。
サマリーの「上位のアクティブページ」タイトルをクリックするとアクティブなページが全て表示されます。

(5) デバイスの比率
今、アクセスしているユーザが閲覧しているデバイスの比率が表示されています。

Google アナリティクス4(GA4)とは

2005年から提供されているGoogleアナリティクスですが、その間、2007年に大きな出来事がありました。スマートフォン(iPhone)の登場です。このスマートフォンの登場により、PCを想定して開発されたツールでは対応できなくなってきたからです。他にもタブレットが登場しています。

そして、Webベースでのアクセスだけでなく、スマートフォンやタブレットではアプリによるアクセスもでてきました。画一的に開発当初のPCからのWebからのアクセスでなく、スマートフォンやタブレットからのマルチデバイスからWebやアプリを介してのアクセスが主となり、解析に正確性がなくなってきたからです。

これらの理由から完全リニューアルの開発を行うことになったというわけです。

UA(ユニバーサルアナリティクス)からGA4(Googleアナリティクス4)との違い

❖マルチデバイス対応になった
 UAがPC(パソコン)からインターネットに接続していましたが、今はPCはもちろん、フマートフォン、タブレットなどのマルチデバイスでインターネットにアクセスするようになりました。GA4はマルチデバイス対応になったということです(GAでもマルチデバイスでの対応はしていましたが不十分でした)。

❖計測対象がWeb、アプリになった
 UAがPCのWebによるアクセスが対応していたのに対して、スマートフォンやタブレットのWebに加えてアプリによるアクセスが増えました。

また、OSもPCのWindows、macOSに加えてChrome OSがあり、スマートフォン、タブレットのiOS、iPadOSやAndroidもあります。WebブラウザもPCベースのMicrosoft Edge、Mozilla Firefox、PCとスマートフォン、タブレット共用ベースのGoogle Chrome、そしてiPoneのSafariも様々です。

❖計測方法がイベントベースになった
 UAがデータ種別(ページビューはページビューとして計測)により違いがあったのに対して、データ種別に関係なくイベントベースの測定方法になったことです。


UA(ユニバーサルアナリティクス)からGA4(Googleアナリティクス4)への移行

UAからGA4への移行方法の手順です。

Googleアナリティクスを開き、左下の「管理」から「GA4設定アシスタント」をクリックします。
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「GA4設定アシスタント」で「はじめに」をクリックします。
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「新しいGoogleアナリティクス4プロパティの作成」という画面になります。ここで、ユニバーサルアナリティクスでgtag.jsを利用している場合は「既存のタグを使用してデータ収集を有効にします」にチェックを入れて「プロパティを作成」をクリックします。
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「GA4プロパティを確認」をクリックするとGoogleアナリティクス4のプロパティが開きます。
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新しい解析ツールであるGA4に接続できます。
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初めはまだ「ウェブサイトから受信したデータはまだありません。」と表示されます。
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5分程度で「ウェブサイトからデータ収集は有効です。」と表示されます。
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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあ ります。