アミメニシキヘビが見つかりました。何でも天井裏に潜んでいたとの事です。よかったですね。

当初から言われていたことですが、周辺の捜索で痕跡がないことと、気温が低いのでそうそう動けないのであろうということで、天井裏に潜んでいるのではないかとの推測をiZOOの白輸園長が仰っていましたが、その通りでした。

特定動物(法律で定められた危険な動物)の許可申請は、申請を環境省のホームページがダウンロードするようですが、沢山の申請がいるようですね。また、施設や設備に関しては、細かくて厳しい基準があるようです。申請とともに施設や設備の図面、写真なども提示しないといけないそうです。

それでも、規則に反した檻で飼っていたということですから、申請が一度通ってしまえば、その後は自由なんでしょうね。定期的な立ち入りなどが必要なんでしょうけど、人手と費用(税金)がいるので難しいでしょうね。今回の件を受けて、厳罰化か個人では飼えない方向に進んでしまうかもしれません。しっかり飼っていらっしゃる方もいますので、ちょっと残念なことになるかもしれません。

◆法令・基準等(環境省ホームページ抜粋)

・動物の愛護及び管理に関する法律施行規則(平成18年1月20日環境省令第1号)
・特定飼養施設の構造及び規模に関する基準の細目(平成18年1月20日環境省告示第21号)
・特定動物の飼養又は保管の方法の細目(平成18年1月20日環境省告示第22号)


飼い主の方は下記の違反をしてしまいましたが、どうなるんでしょうか。他に捜査費用、借りたアパートとの大家さんとの損害賠償請求や捜索で屋根裏捜索による住居の解体などの費用、そして罰金と、どうなってしまうんでしょうか。もし、全て払うことになったら、とても払えないんではないでしょうか。とにかく代償は高くついてしまいました。

罰則(環境省ホームページ抜粋)
 以下の行為を行った場合には、個人の場合は6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金、法人の場合は5,000万円以下の罰金に処せられます。

 ・無許可で特定動物を飼養または保管する
 ・不正の手段で許可を受ける
 ・許可なく以下を変更する
 ・特定動物の種類及び数、飼養施設の所在地、飼養施設の構造及び規模、飼養又は保管の方法、飼養又は保管が困難になった場合の対処方法


いずれにせよ、アミメニシキヘビにはまったく罪はありません。今回、人に危害がなくて幸いでした。危害を加えると殺処分なんてことになりかねませんからね。現在は横浜市が管理していて第3者へ譲渡されるそうですので、幸せに生きてくれればと思います。





※最後に
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