セブンイレブン
セブンイレブン1000店舗増へ 飽和国内コンビニ市場で規模拡大(2025年8月6日)

 セブン&アイ・ホールディングスは6日、2031年2月期を最終年度とする経営戦略を発表した。飽和状態といわれる国内のコンビニ市場で約千店舗増やす計画を示した。収益源の北米市場も強化し、1300店を新規出店する。コンビニ専業大手として規模拡大路線を歩む姿勢を鮮明にした。

売上高に当たる営業収益の目標として11兆3千億円を掲げた。既存のコンビニ事業と比べ1兆円規模伸ばす計画だ。スティーブン・ヘイズ・デイカス社長は東京都内で記者会見し「今こそ変革することが極めて重要だ。過去とは大きく異なる経営になる」と述べた。

セブンはカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けたことが喫緊の経営課題となっていた。両社の協議が決裂してクシュタールが7月に買収提案を撤回したことで、セブンは当面、単独の経営路線を歩む方向となっている。

国内コンビニ事業を担うセブン―イレブン・ジャパンは25年3~5月期連結決算で、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比11.0%減だった。

『もう、金のない日本人は当てにならない!嫌な仕事を避ける日本人は当てにしていない!』

この発表を見たときに、率直に思いました。

日本という地で、外国人が商品を売って、メイン購買層も外国人というビジネスモデルに完全に舵を切ったのだと。

コンビニ業界は飽和状態と言われている中で、更に人口が少子化で減少していく国で、1000店舗出店するのは無謀かもしれませんが、ターゲット層がインバウンドの客含めた外国人であれば、わからなくもありません。

日本にコンビニは外国人には評判がとてもよく、多くの店舗で24時間365日営業しているため、いつでも利用できるということが外国人にとって大きな魅力となっています。

また、外国人がコンビニで働く理由はいくつかあります。

コンビニの仕事は、特別な資格やスキルがなくても採用されやすいですし、日本のコンビニ業界は慢性的な人手不足です。外国人のパワーが必要なのです。

そして、自分の都合に合わせて働けるため、語学学校や大学に通いながら働けます。そして、お客さんやスタッフとの会話を通じて、日本語力が自然と上達するのもメリットです。特に外国人にはややこしい日本の敬語や接客マナーなど、実用的な日本語が学べます。

金銭的にも留学生の多くはアルバイトをしないと生活が難しいですし、コンビニの仕事は全国にあるため、住んでいる場所の近くで働きやすいです。

そして留学生ビザでは週28時間以内の労働が可能となります。それにはコンビニの短時間シフトが適しているのです。

業務は多岐にわたり、接客・レジ対応として、商品の会計(バーコードをスキャンし、支払い対応)、袋詰め、他に品出し・陳列、各種サービスの対応(公共料金の支払い、宅配便受付、チケット発券など)、清掃では、店内の掃除やゴミ箱の管理・ゴミ出し、調理・加工では、フライヤーで揚げ物を作る(からあげ、アメリカンドッグなど)、おでんや中華まんの管理、コーヒーマシンの準備や補充、他にも宅急便やメルカリなどの発送・受け取り、コピー・FAX・チケット発券機の操作補助、公共料金や税金などの支払い処理などなど挙げればキリがありません。

多くのコンビニは深夜は1名体制(ワンオペ)で膨大な業務を回しているのが実情です。

日本人はやりたがりませんので、バイト募集しても、なかなか応募がないそうです。

マクロで見ると、この国は日本人だけで年間約90万人も人口が減っています。1,000店純増、5,000店業務拡大に必要な労働力は、国内からはもはや供給不可能です。

インバウンドでの外国人のマナーの悪さなどが問題となっていますが、インバウンドがもたらす経済的なメリットの方が高く、もう日本経済はインバウンドや外国人留学生や移住者の労働力が不可欠な状況になってきているのです。

そして、外国人従業員でも仕事が廻せるビジネスモデルをすでに確立しています。セルフレジなんかが、その象徴かと思います。

パンも販売するそうですので、コンビニに町のパン屋さんは飲み込まれて、廃業や倒産が多くなるでしょう。コンビニは現在もそうですが、他の業界まで進出してシェアを奪っていくでしょう。

弁当箱の『上げ底』で、文句言っている場合じゃないということです。

この国は、もっとマズイ状況になってきているということです。



※最後に
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