今年も世間はGWに突入しました。2023年は5月1日、2日を休めば4月29日から5月7日までの9連休という大型連休になります。

せっかくの休みですので、家族で観光やレジャー出かけて楽しむことも多いでしょう。しかしながら、多くに人が出かけるGWは事故も多発しております。毎年のことで「事故にあわないための心得」のニュースで放送されたり、専門家や警察からの教宣がありますが、結局のところ、何人かの方々が事故にあわれてしまいます。

❖水難事故
 川の深みにはまってしまう、海では離岸流に流される、酔って泳いで溺れてしまう、特に悲惨なのが、子供が溺れて親御さんが助けますが、親御さんが溺れて亡くなってしまい、子供だけが助かるというものです。子供だけでは絶対に行かせてはいけません。遊泳禁止エリアや立ち入り禁止エリアで発生することも多いのですので、しっかり監視しておくことです。浅い川でも深みがどこにあるかわかりませんので救命胴衣をつけて遊ばせるのが基本です。

 ●2023年の水難事故(事故があれば追記)
  事故がないことを祈ります。事故があれば追記します。

 ■ラフティングボート転覆 大学生が不明(2023年5月6日)
  5日、群馬県の利根川で7人乗りのラフティングのボートが転覆し、男子大学生1人が行方不明です。
  午後4時20分ごろ、群馬県みなかみ町の利根川で「ラフティングのボートが転覆した」と119番通報がありました。警察によりますと、転覆したボートには乗客6人とスタッフ1人が乗っていて、何らかの理由でバランスを崩し、転覆したということです。
  6人は自力で岸にたどり着きましたが、19歳の男子大学生1人が行方不明です。乗客の6人は大学の友人で、一緒にラフティングツアーに参加していました。当時は合わせて3艇のラフティングボートが川を下っていましたが、転覆したのは一番後ろの1艇だけだったということです。ツアーのスタッフは警察に「川の流れは、普段と変わらなかった」と証言しているということです。
  5日は警察や消防合わせて20人ほどが捜索しましたが見つからず、6日も早朝から捜索する予定です。
 【追記】
  群馬県警と地元消防は6日、同県みなかみ町の利根川で5日夕にラフティングボートが転覆し、埼玉県伊奈町の男子大学生(19)が行方不明になった付近を捜索し、男性1人の遺体を発見した。県警は不明の大学生の可能性があるとみて、身元の確認を急いでいる。


❖山岳事故
 山岳事故は40歳以上の中高年登山者が8割と占めます。特に経験の少なく軽装備で山に入ってしまって遭難するパターンです。登山とキノコ・山菜採りが最も多い山岳事故です。登山は経験が少ないと道に迷って遭難してしまうことが多いです。その場合は無駄に体力を消耗してしまいますので、むやみに歩き回らないことです。そして慣れない場所を歩くことで転倒して骨折、捻挫をしてしまい動けなくなることです。また滑落して亡くなってしまうことが多いので、崖近くに近寄らない、ルート以外の道に行かないなどの基本的なルールを守ることです。ハイキングならまだしも沢登り、岩登りは体力が衰えた中高年登山者の方はできる限り、安全なルートで登るべきです。

 ●2023年の山岳事故(事故があれば追記)
  事故がないことを祈ります。事故があれば追記します。

 ■【速報】北アルプス前穂高岳で男性3人滑落 2人死亡、1人重傷(2023年5月2日)
  北アルプス前穂高岳で3人の登山者が滑落し、長野県の県警ヘリなどが救助しましたが、2人の死亡が確認されました。
  警察によりますと、2日午前9時過ぎ、北アルプス前穂高岳奥明神沢付近(標高約2500メートル)で登山をしていた3人の男性が滑落しました。
  県警ヘリや地元の山岳遭難対策協会などが救助しましたが、2人が死亡、1人は骨折の大けがを負いました。
北アルプス前穂高岳で登山中滑落

 ■南アルプスで静岡市の女性が滑落 救助するも意識不明の重体 雪で足を滑らせたか(2023年5月3日)
  南アルプスの悪沢岳付近を登山中だった静岡市に住む50歳の女性が滑落し、意識不明の重体です。警察によりますと、南アルプスの悪沢岳付近で登山中だった静岡市葵区に住む女性(50)が約500メートル滑落したということです。
  2日午前9時半ごろ、「後ろで妻の叫び声が聞こえ、振り返ったが妻の姿が見えなくなった」と一緒に登山をしていた夫から110番通報がありました。
  午前10時15分ごろ、捜索中の県警のヘリに発見され、約45分後に病院に搬送されましたが、女性は意識不明です。
  滑落した女性は夫と共に4月30日、畑薙から登山を開始し、1日目は椹島で一泊、2日目は千枚小屋に泊まり、3日目となるきょうは悪沢岳の頂上から中岳方向へ向かっている途中だったということです。
  警察は現場に雪が残っていて、女性が滑って滑落したとみています。


❖交通事故
 交通事故が多く発生するのは車の発進時です。観光やレジャーで親御さんが運転して特に高速のパーキングエリア、サービスエリア(この2つに明確な違いなし)で駐車して車の周りで子供が遊んでいて、親御さんが子供が車の陰にいるのを確認できずにに発車してしまい事故が発生するというものです。特に幼児の死亡事故が多く、ドライバーが安全確認を怠っていたケースがほとんどです。逆に車から子供をおろしたら手をつないで休憩所にいきます。普段はハンドルを握らないマイカー族(ホリデードライバーともいう)がレジャーや観光地に繰り出すので危険は増すのです。

 ●2023年の交通事故(事故があれば追記)
  事故がないことを祈ります。事故があれば追記します。

 ■山形自動車道 トンネル内の事故で1歳児含む3人が死亡・2人が重傷  1歳児乗る車は横浜市の家族で借りた車で観光中(2023年5月2日)
  2日午後、山形県鶴岡市の山形自動車道のトンネル内で乗用車同士が正面衝突し5人が死傷した事故で、20代女性と1歳児の2人が死亡した車に乗っていた横浜市の家族は、宮城県の親族から借りた車で観光に出かけていたことがわかりました。
  この事故は、2日午後2時すぎ、山形県鶴岡市の山形自動車道田麦俣トンネル内で、横浜市の早坂覚啓さん(29)が運転する普通乗用車と、山形県上山市の佐竹雅樹さん(24)が運転する普通乗用車が正面衝突し炎上するなどしたものです。
  警察や消防によりますと、鶴岡方面に向かって走っていた早坂さんの車が対向車線にはみ出し、山形方面に向かっていた佐竹さんの車に、正面衝突したということです。
  この事故で、早坂さんの車の後部座席に乗っていた妻の未空さん(24)が気道閉塞の疑いで、また1歳の息子の青遥ちゃんが心臓損傷の疑いで死亡が確認されました。早坂さんも臓器損傷の疑いで重傷となっています。
  また、佐竹さん側は、助手席に乗っていた茨城県常陸太田市に住む祖母の石川和美さん(73)が出血性ショックの疑いで死亡しました。佐竹さんも左前腕部骨折の大けがをしています。
  その後の警察の調べで、早坂さんは宮城県に住む親族に車を借り、観光で庄内地方に向かう途中だったということです。また佐竹さんも、通行目的は観光でした。
  現場は、中央分離帯のない片側1車線の道路で、事故で、およそ6時間に渡り全面通行止めとなっていました。現在、警察で、早坂さんが、なぜ対向車線にはみ出したのかなど、事故の詳しい原因を調べています。
山形自動車道トンネル内の事故




※最後に
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