知床岬付近でボランティアの漁師らが発見した頭蓋骨…観光船の行方不明乗客とDNA型が一致 北海道(2022年9月6日)
知床半島沖の観光船沈没事故で、先月、ボランティアの漁師らが捜索で発見した頭の骨のDNA型が、行方不明の乗客のものと一致したことがわかりました。
行方不明の乗客とDNA型が一致したのは、先月14日に、知床岬近くの啓吉湾(けいきち・わん)でボランティアの漁師らが発見した頭の骨です。
海上保安庁によりますと、2日、鑑定を進めていた道警からDNA型が一致したとの連絡があったということです。
これを受け、海上保安庁は、行方不明者の家族に連絡しているということですが、年代や性別などについては家族の意向で公表できないとしています。
これで、知床半島沖の観光船沈没事故の行方不明者は11人となりました。
一方、国後島とサハリンでは、これまでに4人の遺体が見つかっていて、うち3人は、ロシア側の鑑定で行方不明者とDNA型が一致しています。
知床半島沖の観光船沈没事故で、先月、ボランティアの漁師らが捜索で発見した頭の骨のDNA型が、行方不明の乗客のものと一致したことがわかりました。
行方不明の乗客とDNA型が一致したのは、先月14日に、知床岬近くの啓吉湾(けいきち・わん)でボランティアの漁師らが発見した頭の骨です。
海上保安庁によりますと、2日、鑑定を進めていた道警からDNA型が一致したとの連絡があったということです。
これを受け、海上保安庁は、行方不明者の家族に連絡しているということですが、年代や性別などについては家族の意向で公表できないとしています。
これで、知床半島沖の観光船沈没事故の行方不明者は11人となりました。
一方、国後島とサハリンでは、これまでに4人の遺体が見つかっていて、うち3人は、ロシア側の鑑定で行方不明者とDNA型が一致しています。
ロシアから引き取った男女3人の遺体、身元判明…知床沖の観光船沈没事故の乗客2人と乗員、残る行方不明者は8人に(2022年9月13日)
北海道の知床半島沖の観光船沈没事故で、9日にロシアのサハリンで引き取った3人の遺体の身元が、乗客2人と乗員であることが判明しました。
海上保安庁によりますと、3人のうち、1人は乗員の男性で、東京都調布市在住だった曽山聖(そやま・あきら)さん27歳。
ほかの2人は乗客で、北海道北見市在住だった21歳の女性、北海道江別市在住で、北見市に単身赴任中だった59歳の男性です。
乗客2人については、遺族の意向として、海上保安庁は氏名を公表していません。
曽山さんと21歳の女性の遺体は、5月に北方領土の国後島で発見され、59歳の男性の遺体は6月、サハリンで見つかっていました。
3人の遺体は10日、サハリン南部のコルサコフ港から海上保安庁の巡視船で小樽港に戻った後、旭川医科大学でDNA鑑定がすすめられていました。
3人の身元が判明したことで、今回の観光船沈没事故で死亡が確認されたのは、18人、行方不明者は8人となりました。
北海道の知床半島沖の観光船沈没事故で、9日にロシアのサハリンで引き取った3人の遺体の身元が、乗客2人と乗員であることが判明しました。
海上保安庁によりますと、3人のうち、1人は乗員の男性で、東京都調布市在住だった曽山聖(そやま・あきら)さん27歳。
ほかの2人は乗客で、北海道北見市在住だった21歳の女性、北海道江別市在住で、北見市に単身赴任中だった59歳の男性です。
乗客2人については、遺族の意向として、海上保安庁は氏名を公表していません。
曽山さんと21歳の女性の遺体は、5月に北方領土の国後島で発見され、59歳の男性の遺体は6月、サハリンで見つかっていました。
3人の遺体は10日、サハリン南部のコルサコフ港から海上保安庁の巡視船で小樽港に戻った後、旭川医科大学でDNA鑑定がすすめられていました。
3人の身元が判明したことで、今回の観光船沈没事故で死亡が確認されたのは、18人、行方不明者は8人となりました。
知床観光船が2022年4月23日に沈没して26名の安否が不明になる事故があり、5ヶ月近く経ちました。その間、知床沖の速い潮の流れに捜索が難航しておりましたが、ロシアの国後、サハリンで漂着しているところが見つかり、そして先月14日に、知床岬近くの啓吉湾(けいきち・わん)でボランティアの漁師様たちが発見した頭の骨により、残り8人になりました。
なによりもウクライナ情勢でロシアに対する経済制裁を行っていた日本に対して、引渡し拒否の懸念もありましたが、時間はかかったものの人道的な配慮をしてもらい、日本に帰って家族の元の戻れこれたのです。
この遺体はロシアの国後、サハリンは5月に発見されたましたので、遺体の状態保存がよければDNA鑑定は容易だと思います。しかし先月8月の頭の骨に関しては、DNA鑑定も難航したと思われます。
残り8人は今後、骨で発見するしかないと思われます。
条件で左右されますが、死後1ヶ月程度で骨になってしまいますので、頭や手足、胴体は骨でバラバラになってしまっていると思われます。
また、潮の流れで知床半島沖に、そして、北方領土4島より北に流れてしまいますと、非常に困難になりますので、流れずに知床半島近くにいればと思います。
東日本大震災(2011年3月11日)の行方不明者も、2022年3月で2,523人と未だに発見されていませんが、3名発見されたと報じられておりますので、希望を捨てずに地道な捜索を進めていくしかありません。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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