米12歳少年、ホホジロザメを釣り上げる フロリダ州(2020年1月20日)

 米フロリダ州でこのほど、母親と釣りをしていた12歳の少年がホホジロザメを釣り上げる出来事があった。

思わぬ大物を釣り上げたのはキャンベル・キーナン君。45分間をかけてホホジロザメを手繰り寄せた。

母親と一緒にCNNの番組に出演したキャンベル君は司会者から、「予想もしない獲物だったんじゃないかしら。腕の具合はどう?」と聞かれ、「今まさに痛いです。特に前腕」とコメント。

ホホジロザメだと気付いたのはいつかとの質問には、「45分くらい経ったところでサメだと気付いた」と振り返った。

「サメだと分かった時、怖くなかった?」と聞かれ、「本当に怖かった」とキャンベル君。「ぼくは本当にサメと格闘したいのか、と自問自答した」と語った。

母親のコリーンさんは当時の心境について「私は最初から怖かった。見るからに大きな獲物で、キャンベルはシートから体を持って行かれそうになっていたから」と振り返る。

「キャンベルは釣りざおをしっかり握っていたけど、体はシートから浮き上がっていた。船から飛び出してしまわないよう、友人のケイティーと一緒に息子の体を押さえた」(コリーンさん)

船長たちは驚いてたかとの質問に、コリーンさんは「ええ、大混乱でした。一等航海士はこれが初めてのホホジロザメで、仰天した様子でした。船長は以前にもホホジロザメを釣ったことがあるようですが」と説明。叫び声が飛び交い、けが人が出ないように必死だったと振り返った。
12歳の少年が釣り上げたホオジロザメ(アメリカ フロリダ州)

12歳が200キロのホオジロザメ釣り上げる 手巻きで格闘45分…専門家「大人でも難しい」 アメリカ(2022年1月20日)

海に浮かぶボートで、釣りを楽しむ人たち。

たぐり寄せられているのは…サメだ。

釣り竿を握っているのは、大人ではなく、黄色いシャツを着た少年。アメリカ・フロリダ州で釣りをしていた、キャンベルくん(12)だ。

思いがけない獲物に、手伝っていた釣りのプロも思わず「20 years of business、first time!(20年やってるけど、こんなの初めてだ!)」と声を漏らす。

格闘すること45分。
釣り上げたサメはメスで、体長3メートル以上、重さは約200キロもあったという。

12歳の快挙に、キャンベルくんは「It took out drag, and I was like, ‘Is this thing going to pull me in?’ Because I was just scared…(引っ張られた時、“海に引きずりこまれる”って怖くなったよ)」

そのすごさについて、専門家に聞いた。

いわゆる人食いザメと言われる、ホオジロザメ。200キロ以上のサイズと聞いているので、大人でも難しいサイズです。

電動でなく手巻きで必死に巻いている映像なんで、これはすごいことだと思いますね。

ボート会社によると、この地域でホオジロザメを釣り上げたのは、20年間で3例目だということだ。

アメリカ フロリダ州沖でホオジロザメが釣り上げられたということです。12歳の少年が45分格闘で、釣り上げたホオジロザメは体長は3m以上、重さは200キロという大物ですね。

これは一生忘れられない出来事として、少年の心に刻まれるでしょう。

ただし、ホオジロザメは世界で3,500匹程度しかいないと推測されていますので、今回のように意に反してホオジロザメを釣り上げてしまったのはしょうがないかなという感じですが、狙いを定めて釣るのは得策とは言えません。

しかしながら、増えすぎたサメによる漁業被害なんていうこと(人間のエゴですけども経済活動のためには仕方ない)もあり、定期的に駆除している場所もあります。

それは、沖縄の八重山諸島です。
八重山諸島
石垣島の近海では、サメによって漁の道具が壊されたり、釣り上げようとした魚が横取りされたりする漁業被害が1年を通して起きていて、年に1度、地元の漁業者たちが駆除を行っています。

2023年は漁船24隻が参加し、3日と4日の2日間で115匹が捕獲されました。

釣り上げられたサメは、イタチザメ、オオテンジクザメ、ツマジロザメ、オオセなどです。

簡単じゃありませんが、折角ですのでビジネス化して、観光業の目玉の一つにしてしまうなんかよいのかも知れません。お客様から手数料も入ってきますし、船は出すものの、お客様が釣り上げてくれます。その後はお持ち帰りはできないでしょうから、記念に歯でも採って、お客様に記念品として贈呈なんてこともいいんじゃないかと思います。

サメの廃棄は受け持たないといけませんが、重さ560キロもサメもいたそうなので、結構な人気がでるんじゃないかと思います。



※最後に
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