サル痘 世界29カ国1000人以上に拡大(2022年6月9日)
欧米を中心に感染が拡大しているサル痘の感染者がこれまで流行が見られなかった国にも拡大していることが分かりました。
WHO(世界保健機関)、テドロス事務局長:「サル痘が非流行国に定着する恐れが現実のものとなっています」
WHOのテドロス事務局長は8日、サル痘の感染者がこれまで感染が流行していない29カ国で1000人以上確認されていると明らかにしました。死者はいないということです。
サル痘は感染すると発熱や頭痛などの症状や顔や体に発疹(ほっしん)が出るのが特徴です。
WHOは、ワクチンについては数が限られているとして集団接種は推奨せず、医療従事者などを優先する考えを示しました。
欧米を中心に感染が拡大しているサル痘の感染者がこれまで流行が見られなかった国にも拡大していることが分かりました。
WHO(世界保健機関)、テドロス事務局長:「サル痘が非流行国に定着する恐れが現実のものとなっています」
WHOのテドロス事務局長は8日、サル痘の感染者がこれまで感染が流行していない29カ国で1000人以上確認されていると明らかにしました。死者はいないということです。
サル痘は感染すると発熱や頭痛などの症状や顔や体に発疹(ほっしん)が出るのが特徴です。
WHOは、ワクチンについては数が限られているとして集団接種は推奨せず、医療従事者などを優先する考えを示しました。
コロナウィルスがまだまだ全世界で猛威を振るっておりますが、1月~2月頃に比べますと感染者数も大分少なくなってきております。
5月20日には政府がマスク着用の新たな基準を示しました。厚労相より「屋外で2メートル以上を目安として、他者との距離が確保できる場合は、マスクを着用する必要はありません」と説明がありました。
これにより、屋外では、2メートル以上を目安に周囲との距離が確保できる場合や、距離が確保できなくても会話をほとんどしなければ、ノーマスクでOKとなりました。
また、屋内でも周囲との距離が確保でき、会話をほとんどしなければマスクは不要に。またこれまで推奨していた、保育所などでの2歳以上の未就学児への着用も一律には求めません。
また、屋内でも周囲との距離が確保でき、会話をほとんどしなければマスクは不要に。またこれまで推奨していた、保育所などでの2歳以上の未就学児への着用も一律には求めません。
一方、人混みなど十分な距離が取れずに会話をする場合や電車の中では、引き続きマスク着用を推奨するとしています。
変異種、亜種が出てくるかもしれませんので、少しずつ緩和して様子をみている状態です。
世界でも新規感染者が少なくなってきている国、以前として多い国とコロナウィルス対策の効果がわかれておりますが、世界的にはコロナウィルスの感染者数も減少してきているので、日本も6月10日より外国人観光客の受け入れを始めます。
3年にわたるコロナ禍で、伝染病に敏感になっているのか?それとも、新たなる脅威なのか?わかりませんが、今度は「サル痘」なる伝染病が世界的に流行になる兆しを見せているとのことです。
❖サル痘
◆内容
サル痘とは、サル痘ウイルス(Monkeypox virus)に感染することから発症する病気です。類似した疾患である天然痘と比較すると軽症ですが、ときに重症化して亡くなることもあります。
◆感染
サル痘ウイルスはラット、リス、サル、チンパンジーなどに感染し、感染した動物に噛まれたり、体液などに直接触れたりすることで人に対する感染が成立します。類似した症状を呈する天然痘と比較すると人から人への感染率は低いです。
サル痘ウイルスの動物からヒトへの感染経路は、感染動物に咬まれること、あるいは感染動物の血液・体液・皮膚病変(発疹部位)との接触による感染が確認されている。
◆潜伏期
6~13日(最大5~21日)
◆症状
サル痘ウイルスに感染してから、1〜3週間ほどの潜伏期間を経た後にサル痘を発症します。初期症状として、発熱、疲労感、頭痛、筋肉痛、頚部けいぶ・鼠径部そけいぶリンパ節の腫大などがあります。
この段階ではサル痘であることがわかりにくいですが、時間経過と共に特徴的な皮膚症状をみることになります。皮膚病変は赤い紅斑から始まり、数日から1週間ほどで盛り上がって徐々に0.5-1cmほどの水ぶくれ、膿うみを伴うようになります。その後かさぶたで皮膚病変が覆われるようになります。
◆死亡率
サル痘は、中央アフリカでは死亡率は10%程度、米国のアウトブレイクでは死亡例はありませんでした。
◆検査・診断
検査に際しては血液や皮膚病変(水ぶくれや膿などの内容物)、生検したリンパ節などを用いることになります。
◆治療
サル痘ウイルスに特異的な治療薬は存在せず、症状に対しての対症療法が中心となります。
◆予防法
天然痘ワクチンによって約85%発症予防効果があるとされている。
◆内容
サル痘とは、サル痘ウイルス(Monkeypox virus)に感染することから発症する病気です。類似した疾患である天然痘と比較すると軽症ですが、ときに重症化して亡くなることもあります。
◆感染
サル痘ウイルスはラット、リス、サル、チンパンジーなどに感染し、感染した動物に噛まれたり、体液などに直接触れたりすることで人に対する感染が成立します。類似した症状を呈する天然痘と比較すると人から人への感染率は低いです。
サル痘ウイルスの動物からヒトへの感染経路は、感染動物に咬まれること、あるいは感染動物の血液・体液・皮膚病変(発疹部位)との接触による感染が確認されている。
◆潜伏期
6~13日(最大5~21日)
◆症状
サル痘ウイルスに感染してから、1〜3週間ほどの潜伏期間を経た後にサル痘を発症します。初期症状として、発熱、疲労感、頭痛、筋肉痛、頚部けいぶ・鼠径部そけいぶリンパ節の腫大などがあります。
この段階ではサル痘であることがわかりにくいですが、時間経過と共に特徴的な皮膚症状をみることになります。皮膚病変は赤い紅斑から始まり、数日から1週間ほどで盛り上がって徐々に0.5-1cmほどの水ぶくれ、膿うみを伴うようになります。その後かさぶたで皮膚病変が覆われるようになります。
◆死亡率
サル痘は、中央アフリカでは死亡率は10%程度、米国のアウトブレイクでは死亡例はありませんでした。
◆検査・診断
検査に際しては血液や皮膚病変(水ぶくれや膿などの内容物)、生検したリンパ節などを用いることになります。
◆治療
サル痘ウイルスに特異的な治療薬は存在せず、症状に対しての対症療法が中心となります。
◆予防法
天然痘ワクチンによって約85%発症予防効果があるとされている。
コロナウィルスのように、一気に広がることがないように祈りたいですね。また、何年も行動が制限されるのは真っ平御免ですね。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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