漢字検定を受験してみる
❖漢検とは(抜粋)
「漢検(日本漢字能力検定)」は、漢字能力を測定する技能検定です。漢字を「読む」「書く」という知識量のみならず、漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える能力も測ります。「漢検」の評価は社会的な評価でもあり、学んだことがすぐ生き、生涯楽しく学べ、進学や就職にも役立つため教育や企業の現場で今注目を集めている検定です。漢字は年齢に関係なく学べる身近な学習対象であるため、3歳から102歳という幅広い年齢層の方が「漢検」に挑戦しています。
「漢検(日本漢字能力検定)」は、漢字能力を測定する技能検定です。漢字を「読む」「書く」という知識量のみならず、漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える能力も測ります。「漢検」の評価は社会的な評価でもあり、学んだことがすぐ生き、生涯楽しく学べ、進学や就職にも役立つため教育や企業の現場で今注目を集めている検定です。漢字は年齢に関係なく学べる身近な学習対象であるため、3歳から102歳という幅広い年齢層の方が「漢検」に挑戦しています。
パソコンやスマートフォンの普及によって漢字を正確に書くの能力が衰えた人が増えています。これは今に始まったことではありませんが、私自身も会社や役所の申請書、子供の学校の申告書などの記入をするときに、漢字が書けなくなってきたことがあり、リハビリの意味もこめて漢字検定を受験することにしました。
漢字検定のレベルに応じて受験する級を決定する

上記のグラフは漢字検定の級毎に応じた学力が載っています。自分がどこを受験したいのかは、学生(小学生~大学生)であれば、教育課程に応じて受験できますが、社会人になりますと自分が「どこを目指したいか?」になると思います。
私の場合は、今から思えば準2級でなく2級でよかったのかもしれませんが、当時は子供が準2級を受験するとの話があり、それならば一緒に受験しようという理由と、学力レベル的には、これくらいなら大丈夫(まぁ合格するだろう、一緒に受けて不合格なのは沽券にかかわる・・・)だろうと思い、受験した次第です。
漢字検定試験に申込
申込方法はインターネットの申込とコンビニの端末申込の2種類がありますが、他人に気を使う事なくゆっくり確認できるインターネット申込を行うことにしました。
❖インターネット申込について
漢字検定のホームページにインターネット申込のページがありますのでクリックしますと支払い方法の選択から始まります。

◆申込順序
漢字検定のホームページにインターネット申込のページがありますのでクリックしますと支払い方法の選択から始まります。

◆申込順序
以下の順序で申込をしていきます。
1.お支払い方法の選択
1.お支払い方法の選択
2.申込内容の選択(漢字検定しか選択肢がない)
3.受検級を選択
4.希望会場地域の選択
5.お申込内容の確認
6.個人情報の入力
7.個人情報の確認
8.お支払い手続きの案内メールが届く
9.検定料の支払い(決済)・・・コンビニ店頭払いの場合
10.申込内容の確認メール(完了メール)が届く
問題集の購入
問題集を解く・・・書けない
問題はステップ毎に読み・書き中心に部首・部首名、対義語・類義語、四字熟語などですが、やってみてわかったことは、事前に想定はしていたものの、とにかく漢字が書けないといったものでした。
普段はパソコンやスマートフォンを使ってローマ字入力して漢字変換すれば対象候補がでてきます。この対象候補も子供の頃からの漢字の勉強の蓄積により、間違えないで対象を選ぶことができると思います。完全に覚えていてなくても対象候補がでてくれば、ぼんやりとしていても選択することができると思います。
きっと書けないだろうな?とは思っていましたが、こんなに書けないとは思いませんでした。
どうにもこうにも頭に浮かばないので回答を見ますと、学生時代に習ってきた漢字であることがわかり、別に初めて目にしたものではありません。問題集はステップ1~41まであり、何度も同じ漢字がでてくるのですが、頭に浮かばないのです。
加齢もあるのでしょうが、IT機器による「漢字を書く能力の退化」を認識した出来事でした。
とにかく記憶に刻み込まれる(一度習っているので上書き)まで何度も書きに書きまくりました。
次に苦労したのは、部首・部首名です。これは学生時代にそもそも勉強したかな?ぐらいなものでしたので、部首・部首名の基本的な考え方を理解していなかったのです。感覚的には解くことができて、かなりの正解数なのですが、確実に点数が採れるといったものではありませんでした。
これは問題集に部首・部首名一覧がありますので、ひたすら覚えるしかないということです。そして出題される部首・部首名も有名どころ?がでてきますので、全くわからないということはないです。
試験当日(2022年10月23日(日))
試験を受ける教室は会場の5階でしたて、すぐに5階に行ったつもりでしたが、5階にあがると教室前ですでに注意事項の説明をしている最中でした。「え!説明早くないか?まだ皆登ってきてない・・・」とは思いましたが、たいした説明ではありませんでした。その後、繰り返し説明するわけではなかったので、遅れてきた人は聞けずじまいでした。
そして試験開始前に監視員による説明がありますが、外国語教室の学校でしたので、監視員も外国の方でした。ちょっと日本語がたどたどしく、正直、説明が全くわかりませんでした。年配の女性が「何言っているのか、わからないから大きな声ではっきり言ってください。」と言っていましたが、以後も変わらずでした。
私も一所懸命聞いていましたが、途中で試験問題の注意事項が同じだとわかりましたので、その説明文を読んでいました。
私のいた教室は40人ぐらい入っていたと思いますが、受験者は中学3年生ぐらいと思われる方がほとんどであり、9割はいたと思います。やはりこれは高校受験の内申書で加点となるのが漢字検定の3級以上ですから、その影響かと思います。
私を含めて年配者は、高齢のご婦人を筆頭に4人ぐらいでした。少ないですね。もっと上の級を受験しているんだと思います。
検定試験は1時間ですので、時間に余裕はあると思います。
私は、試験問題は全部回答できたのですが、なんだか、どうにもできた感触がないので、何度も見返しました。
合格発表
なんとか準2級に合格することができました。検定結果は12月2日~3日かけて送ってきてくれるそうです。
次は準1級を受けようと思います。1級は受けません。現代では使用しない漢字が検定問題に多すぎるので、学習に対するモチベーションも上がりませんし、実用に使えるのは準1級までと思っています。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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