新たに子ども1人発見 意識なし 知床観光船・遭難事故 知床岬から14.5キロ東海上で巡視船が救助(2022年4月25日(月))
北海道の知床半島沖で観光船「KAZU1」が浸水し、乗客乗員26人が安否不明となった事故で、新たに子ども1人が救助されました。
第一管区海上保安本部によりますと、24日午後11時10分、知床岬から東方向に14.5km付近の海域で子ども1人が見つかりました。
子どもは、海上保安庁の巡視艇に救助され、海上に浮いていました。
意識はないということです。
観光船には、子ども2人を含む乗客24人と乗員2人、計26人が乗っていました。
このうち乗客10人が救助され死亡が確認されていました。
見つかったのはこれで11人となりました。
北海道の知床半島沖で観光船「KAZU1」が浸水し、乗客乗員26人が安否不明となった事故で、新たに子ども1人が救助されました。
第一管区海上保安本部によりますと、24日午後11時10分、知床岬から東方向に14.5km付近の海域で子ども1人が見つかりました。
子どもは、海上保安庁の巡視艇に救助され、海上に浮いていました。
意識はないということです。
観光船には、子ども2人を含む乗客24人と乗員2人、計26人が乗っていました。
このうち乗客10人が救助され死亡が確認されていました。
見つかったのはこれで11人となりました。
乗客24人と乗員2人の26人と乗せた観光船「KAZU1(カズワン)」が海難事故にあい、これまで11名が見つかりましたが11名全員の死亡が確認されました。
残る15名も非常に厳しい状況といいますか、正直絶望的な状況となっています。そして何といっても、この残る15名が見つからないということです。
ライフジャケットを着ていれば浮いておりますので、どんな状態でも見つかる可能性が高いのですが、ライフジャケットを着ていない方もいるという情報ですので、船が沈没するまでにライフジャケットを時間がなかったか、船が沈没すると思わずにライフジャケットを着なかったか、もしかしたらライフジャケットが人数分なかったということも考えられます。
そして、船にGPSが付いていないことにより、船がどこで沈没したかわからないことで、そこから潮の流れを計算して、おおよその予想をして捜索するかと思いますが、それができないので、調査隊の経験であたりをつけて捜索していると思われます。
先に発見された10名の大人と、今回発見された1名の子供の距離がかなり離れており、大人が半島の西、子供が半島の東と潮の流れとはいえ、逆方向ですので、他の人たちは相当流れてしまっているのではないかと推測されます。残っているとすれば、沈没した船の中ぐらいしか難しいのではと思われます。
どんな状態であれ見つかってほしいというのが関係者の願いと思いますが、最悪の場合は発見できずに捜索打ち切りとなることもありえます。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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