用水路に誤って転落か、6歳園児が溺死…母親が寝ている間に行方不明に

3日午後5時35分頃、岐阜県大垣市禾森(のぎのもり)町の用水路(幅約1・5メートル、水深約1・1メートル)に、近くの幼稚園児柴田翔也ちゃん(6)が浮いているのを探していた県警大垣署員が見つけた。翔也ちゃんは病院に搬送されたが、約45分後に死亡が確認された。

 発表によると、翔也ちゃんは母親(34)と2人暮らし。一緒に昼食をとった後、母親が寝ている間に行方が分からなくなったという。午後5時15分頃、母親から同署に届け出があった。

 死因は溺死で目立った外傷はなかった。用水路の周りにフェンスなどはなく、翔也ちゃんが、誤って転落したとみて調べている。

不幸な事故になりました。シングルマザーの親御さんが寝ている間に、6歳の子供さんが家を出て行って、フェンスのない用水路に落ちて溺れて亡くなる事故がありました。

シングルマザーですので、その名のとおりに1人で育児をすべて行いますので、疲れて寝ている間に、出て行ってしまったものと思われます。

親御さんは責められません。首に紐で括っておくか、檻にでも入れておかないと、いけないことになりますので無理な話です。

鍵をかけていても6歳であれば開けて出て行ってしまいますし、何より自我に目覚めていますので、好奇心旺盛になっていて、あちこち探検しに行くことが楽しい年齢です。

親御さんは後悔していると思います。

でも、子供はあの世に連れていかれてしまいました。水深1.1メートルということですので、6歳の子供では経つのは難しいと思われます。

「人は水深が10センチあれば溺れる。」ということで、4歳以下の入浴中の事故や、ビニールプールでの事故もあったかと思います。


子供の事故まとめ

 ・静かに溺れる
  溺れる子供はバシャバシャ音もたてずに「助けて!」ということもありません。 
  親が見守っていなくてはいけません。
 ・溺れる水位
  子どもは鼻と口を覆う位の水量・数センチの水位があれば溺れてしまう為、家庭内で起きる子どもの事故としての割合も高いです。
 ・家でも起こる
  水の事故のうち、1歳代の約9割、2~4歳代までの約5割は家の中で起きています。小さな子どもは足腰がしっかりしておらず、体のバランスをとることが下手なので、顔が水につかったときにすぐに体勢を直すことができません。
 ・5分で死ぬ
  (1)心肺停止
  (2)呼吸停止と昏睡
  (3)動脈の血液が酸性に傾く
  の3つの条件がそろいやすくなり、高い確率で死亡します。


でも、子供を守るのは一番身近な親しかおりません。全てにおいて子供の行動を見ていることは難しいですが、親が見れる時は子供の行動をできるだけ見て、子供が一人になることが多くなる年齢に差し掛かる前に子供に言い聞かせて、事故にならないようにするしかないのです。





※最後に
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