No Bootable Device
ある日、家族が学校の教材として購入しましたMicrosoftのSurface Go2を起動したら、突然画面に「No Bootable Device」とエラーメッセージが表示されてWindowsが立ち上がらなくなりました。
「No Bootable Device」というエラーメッセージ。日本語に訳すと「起動デバイスがありません」という重大なエラーメッセージなのです。Windowsのシステムのファイルが保存されているHDDやSSDが見つからないために起動できないのです。
念のため、電源Off/Onを行いましたが、何度やってもエラーメッセージは表示されました。
「No Bootable Device」をインターネットで調べますと、大体、以下のような対処が載っています。
❖No Bootalbe Deviceの対処方法
・BIOS(PC内蔵の制御ソフト)
BIOSは通常、内蔵ストレージ(HDDやSSD)からOSを起動するように設定されています。しかし何かの理由でUSBメモリやUSB外付けハードディスクから起動するように設定が変更されてしまうと、内蔵ストレージが起動デバイスだと認識されなくなってしまい、内蔵ストレージも、Windowsのシステムファイルも正常なのにパソコンが起動できなくなります。
BIOS設定を確認し、設定が間違っている場合は元に戻す必要があります。起動時にBIOS呼び出しキーを押してBIOSを起動し、設定を元に戻すことで起動できるようになることがあります。BIOS呼び出しキーと設定方法はメーカーや機種によって異なりますので、お使いのパソコンの取扱説明書またはメーカーサイトのサポートページを参照してください。
・更新プログラムのアンインストール
Windows10では、定期的にWindowsUpdateによるシステムの更新が行われますが、パソコンの状態によっては更新後に起動できなくなることがあります。この場合、更新前の状態に戻すことで、また起動できるようになります。直前の状態に戻すため、失われるデータは最小限で済みます。
・システムの復元
Windows10では、以前に保存しておいた復元ポイントを選んで、その時の状態に戻す機能を搭載しています。復元ポイントの日付以降に保存したデータやインストールしたアプリなどは削除されます。復元ポイントは通常、自動で保存されるように設定されていますが、機能が無効になっている場合は保存されず、システムの復元を行うことはできません。
・初期状態に戻す
パソコンを購入時の状態に戻すことも可能です。この作業を行うと、保存してあったデータやインストールしたアプリなどは、すべて削除されます。
・BIOS(PC内蔵の制御ソフト)
BIOSは通常、内蔵ストレージ(HDDやSSD)からOSを起動するように設定されています。しかし何かの理由でUSBメモリやUSB外付けハードディスクから起動するように設定が変更されてしまうと、内蔵ストレージが起動デバイスだと認識されなくなってしまい、内蔵ストレージも、Windowsのシステムファイルも正常なのにパソコンが起動できなくなります。
BIOS設定を確認し、設定が間違っている場合は元に戻す必要があります。起動時にBIOS呼び出しキーを押してBIOSを起動し、設定を元に戻すことで起動できるようになることがあります。BIOS呼び出しキーと設定方法はメーカーや機種によって異なりますので、お使いのパソコンの取扱説明書またはメーカーサイトのサポートページを参照してください。
・更新プログラムのアンインストール
Windows10では、定期的にWindowsUpdateによるシステムの更新が行われますが、パソコンの状態によっては更新後に起動できなくなることがあります。この場合、更新前の状態に戻すことで、また起動できるようになります。直前の状態に戻すため、失われるデータは最小限で済みます。
・システムの復元
Windows10では、以前に保存しておいた復元ポイントを選んで、その時の状態に戻す機能を搭載しています。復元ポイントの日付以降に保存したデータやインストールしたアプリなどは削除されます。復元ポイントは通常、自動で保存されるように設定されていますが、機能が無効になっている場合は保存されず、システムの復元を行うことはできません。
・初期状態に戻す
パソコンを購入時の状態に戻すことも可能です。この作業を行うと、保存してあったデータやインストールしたアプリなどは、すべて削除されます。
しかしながら、BIOSの設定を確認しましたが問題ありませんし、Windows10の更新プログラムのアンインストールやシステム復元、そして初期状態に戻すことが、突然死である為に対処することができませんでした。
BIOSやWindowsの復旧作業ができないということはストレージデバイス(記憶装置)の故障であるという見解がインターネット上では多数上がっておりました。
家族の通っている学校ですが、Microsoft Showcase School(※1)に認定されている学校でして、Office365(※2)をベースにICT(※3)教育を行っています。当然、教材として購入するハードは必然的にSurfaceシリーズということになります。
そして学校にはICTサポート担当がいますので、まずはSurface Go2の状態をいって対処方法を相談しようと思いました。担任に相談すると、Surface Go2本体を持ってくるようにと言われましたので症状を書いた紙とSurface Go2本体を持っていきました。
※1「Microsoft Showcase Schools」は、マイクロソフト本社が認定する教育ICT先進校。ICTで教育を変えたい、という強いビジョンを持ち、ICTを日常的に授業に活用し、実践を広めていく意思のある学校が1年の任期で活動するもの。選出された代表校は、テクノロジーを活用する試みを校内で実践するほか、お互いが触発しあって新しいやり方を考えるなどICTを日常的に取り込み、授業に活用することが求められる。
※2 Microsoft社が提供するOffice機能とグループウェアを兼備したクラウドサービスです。Word・Excel・PowerPointなどの機能に加え、オンライン会議・クラウドストレージ・アプリケーション作成機能などを搭載しています。Office365を利用することで従来のパッケージ型に比べて、コスト面や運用面で様々なメリットが期待できます。
※3 ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。
※2 Microsoft社が提供するOffice機能とグループウェアを兼備したクラウドサービスです。Word・Excel・PowerPointなどの機能に加え、オンライン会議・クラウドストレージ・アプリケーション作成機能などを搭載しています。Office365を利用することで従来のパッケージ型に比べて、コスト面や運用面で様々なメリットが期待できます。
※3 ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。
そしてICTサポート担当にSurface Go2本体を預けて調査してもらった結果、はSSD/eMMCの故障であるという見解らしいです。それは結果報告という書面で渡されました。
そしてSSD/eMMCの一部データがICT担当部門でバックアップ済みという文面もありました。故障中野のストレージからどうやってバックアップしたのか?ちょっとよくわかりませんが、データは戻すことができるのでしょうか。
そして最後にメーカー保証の期限が終了しているので、有償保証(学校で購入する時に2年と5年の有料保証がありましたが、これまでPCの類は故障したことがなかったので保証は入りませんでした。あちゃー!)の加入がある場合は、保証会社の交換手続きができる旨が書いてありました。
それ以外は各自、自分で故障の修理をしなさい、また、修理交換に関しては学校は関知しないとのメッセージですので『さて、ちょっと困ったな』と思いました。
Surface Go2を修理するには、Microsoftによる公式なサービスを利用するほかに、修理店に依頼する方法もありますが『どちらがいいのか?』という経験値がありませんし、メリット、デメリットもあります。
Microsoftによる公式なサービスも、日本のハードメーカーのように手取り足取りと言いますが、懇切丁寧に依頼方法が書いてあるのと違い、外資系のハードメーカーは、修理依頼方法はもちろんのこと、ハードウェアの修理サービスのサイトにたどり着くことができるかも怪しいです。外資系のハードメーカーは必要最小限の説明という感じですので、依頼するのに苦労するかもしれません。
そして何といっても値段です。パソコンのハード交換の値段は高く、調べて見ると、5万、6万といった高額の値段がポンポンでてきますので『再購入した方が安い』ということになりかねません。
MicrosoftサポートにSurface Go2を修理に出してみる(製品登録)
Surfaceを修理するには、Microsoftによる公式なサービスを利用するほかに、修理店に依頼する方法もあります。
MicrosoftにSurfaceの修理を依頼するには、オンラインでの申し込みが必要です。ここでは、申し込みの際に準備するものや事前にやっておくべきこと、修理の流れについて説明します。
まずはSurfaceを製品登録します(製品登録済みであれば不要はステップです)。
Microsoftによる修理は、製品登録されたデバイスのみが対象です。修理したいSurfaceが未登録の場合は、修理を依頼する前に登録を済ませておきましょう。製品登録には、Surface本体に割り振られた「シリアルナンバー」と、所有者の「Microsoftアカウント」が必要です。「Microsoftアカウント」を持っていない場合は、無料で作成できます。
これらが準備できたら、Microsoftのサポートページから「デバイス サービスと修理」を選び、指示に従ってデバイスの登録を行います。自分のデバイスの一覧にSurfaceが追加されたことを確認できたら、製品登録は完了です。
これらが準備できたら、Microsoftのサポートページから「デバイス サービスと修理」を選び、指示に従ってデバイスの登録を行います。自分のデバイスの一覧にSurfaceが追加されたことを確認できたら、製品登録は完了です。
Microsoftサポートページにいく(例.Yahoo検索で「マイクロソフトサポート」で検索)

画面上部の「Surface」をクリック。

画面上部の「サービスと修理」をクリック。

Microsoftアカウントでログインします。持っていない人は作成できます。

マイページが表示されますので「デバイスの登録」の+(プラスボタン)をクリック。デバイスの登録画面がポップアップ表示されますので、シリアル番号を入力して確認ボタンをクリック。

シリアル番号が正規の番号であるかのチェックがされて、問題なければ「デバイスが登録されました。」のポップアップが表示されますので登録完了となります。

画面上部の「Surface」をクリック。

画面上部の「サービスと修理」をクリック。

Microsoftアカウントでログインします。持っていない人は作成できます。

マイページが表示されますので「デバイスの登録」の+(プラスボタン)をクリック。デバイスの登録画面がポップアップ表示されますので、シリアル番号を入力して確認ボタンをクリック。

シリアル番号が正規の番号であるかのチェックがされて、問題なければ「デバイスが登録されました。」のポップアップが表示されますので登録完了となります。
MicrosoftサポートにSurface Go2を修理に出してみる(修理依頼)
次にオンラインでSurfaceの修理を依頼します。
修理の依頼も、Microsoftサポートページの「デバイス サービスと修理」から行います。
登録済みのデバイスの一覧から、修理したいSurfaceを選んでクリックしましょう。
保証期間などの情報を確認できる画面が表示されます。下のほうにある「オンライン修理」というリンクをクリックすると修理を申し込むための画面になるので、指示に従ってトラブルの詳細などの必要事項を入力していきましょう。
住所などの確認と、発送方法や支払い方法(クレジットカードのみ)の入力を行います。
修理にかかる正確な費用が表示されます。申し込みを完了する前に、このページで金額をしっかりと確認しておくことをおすすめします。
最後に「サービス注文の作成」というボタンを押せば、申し込み完了です。
修理対象デバイスの「詳細を見る」をクリック(この場合はSurface Go2)。

修理対象のSurface Go2が表示されますので「注文を開始する」をクリック。

デバイスサービスと修理画面がポップアップ表示されますので、カテゴリの選択、問題の種類の選択、問題の説明を入力を行い次をクリック。

配送先住所を入力します(いわゆる「ザ・日本人」ですと、アメリカの住所表記入力なので、どの項目に県、市、番地を入力するのか戸惑います)。

見積修理金額が表示されます。金額は¥29,800でした。何とかこの金額で収まってくれればと思いますが、追加料金があるかもしれません。

Microsoftに修理対象のPCを送る発送方法を選択します。「持ち込み発送」と「集荷発送」がありますのでお好みで選んでください。

梱包方法や発送の説明や注意事項、その承諾確認のチェックがあります。画面のポップアップ表示はブラウザ(画面はMicrosoft Edge)のズームが100%だと文字が重なって見えませんので、ズームを縮小してみてください。

すると「問題が発生しました。しばらく待ってから、もう一度お試しください。」というエラーがでました。ここは何度も同じエラーがでました。最初からやり直したら、うまくいきました。

※うまくキャプチャできていないので、画面下が切れてしまっています。
注文内容の確認を行います。

※うまくキャプチャできていないので、画面下が切れてしまっています。
カード情報など決済関係の情報を入力して同意のチェックを入れて確認ボタンを押します。

※うまくキャプチャできていないので、画面下が切れてしまっています。
「ご注文いただきありがとうございます。」が表示されましたら、これで注文は完了です。Microsoftサポートより発送手順の詳細の案内がWindowsメールで届きます。

※うまくキャプチャできていないので、画面下が切れてしまっています。

修理対象のSurface Go2が表示されますので「注文を開始する」をクリック。

デバイスサービスと修理画面がポップアップ表示されますので、カテゴリの選択、問題の種類の選択、問題の説明を入力を行い次をクリック。

配送先住所を入力します(いわゆる「ザ・日本人」ですと、アメリカの住所表記入力なので、どの項目に県、市、番地を入力するのか戸惑います)。

見積修理金額が表示されます。金額は¥29,800でした。何とかこの金額で収まってくれればと思いますが、追加料金があるかもしれません。

Microsoftに修理対象のPCを送る発送方法を選択します。「持ち込み発送」と「集荷発送」がありますのでお好みで選んでください。

梱包方法や発送の説明や注意事項、その承諾確認のチェックがあります。画面のポップアップ表示はブラウザ(画面はMicrosoft Edge)のズームが100%だと文字が重なって見えませんので、ズームを縮小してみてください。

すると「問題が発生しました。しばらく待ってから、もう一度お試しください。」というエラーがでました。ここは何度も同じエラーがでました。最初からやり直したら、うまくいきました。

※うまくキャプチャできていないので、画面下が切れてしまっています。
注文内容の確認を行います。

※うまくキャプチャできていないので、画面下が切れてしまっています。
カード情報など決済関係の情報を入力して同意のチェックを入れて確認ボタンを押します。

※うまくキャプチャできていないので、画面下が切れてしまっています。
「ご注文いただきありがとうございます。」が表示されましたら、これで注文は完了です。Microsoftサポートより発送手順の詳細の案内がWindowsメールで届きます。

※うまくキャプチャできていないので、画面下が切れてしまっています。
Microsoftサポートからの修理手続きのメール【修理注文から翌日】
修理を申し込む際に選択した発送方法で、Surfaceを修理に出します。
Surface Go2修理の注文が確定はしましたが自動的に事がすすむわけではありません。持ち込み発送でも集荷発送でも、Microsoftサポートから発送手順の詳細がWindowsメールで翌日に届きます。そのメールを見て発送する準備を行います。
このとき、Microsoftに送付する必要があるのはSurface本体のみでカバーやオーディオケーブルなどのアクセサリ類、そのほかの周辺機器などはすべて取り外してから発送します。
大切なデータのバックアップは発送前にとっておかなければなりません。Microsoftで修理を行うと、Surfaceに保存されたデータはすべて消去されることに注意しましょう。
そして、集荷発送を選択したのであれば、集荷を電話かWebサイトで依頼してください。依頼しないといつまで経っても集荷にきてくれません。
大切なデータのバックアップは発送前にとっておかなければなりません。Microsoftで修理を行うと、Surfaceに保存されたデータはすべて消去されることに注意しましょう。
そして、集荷発送を選択したのであれば、集荷を電話かWebサイトで依頼してください。依頼しないといつまで経っても集荷にきてくれません。
Microsoftサポートから発送手順詳細がWindowsメールで届きます。

Windowsメールには修理の注文から完了までのステータスも記載されています。他にもSurface Go2を修理発送するまでの手順が記載されています。


Windowsメールには修理の注文から完了までのステータスも記載されています。他にもSurface Go2を修理発送するまでの手順が記載されています。

MicrosoftサポートにSurface Go2を修理に出す前の梱包
Surface Go2を梱包します。気泡緩衝材でしっかり包みます。
MicrosoftサポートにSurface Go2を修理発送【修理注文から2日目】
Microsoftサポートに故障器が到着【修理注文から5日目】
Surface Go2を集荷した日から2日後(修理注文から4日後)に受領した連絡が修理注文から5日後に連絡がきました。そして間髪入れずに処理中(修理対応中ということだと思います)のWindoswsメールが届きます。
Microsoftサポートから修理後の発送連絡【修理注文から5日目】
Surface Go2の修理が完了して発送した連絡がWindowsメールで届きます。メール文中にある通りでデバイス本体を交換したようです。
Microsoftサポートから修理交換後のSurface Go2が届く【修理注文から5日目】
Surface Go2を発送したメールから2時間後に届きました。開梱してSurface Go2の電源Onを行うと無事にWindows10が起動されました。
台風8号の中、無事に届きました。配達員さん、ご苦労様です。丁寧に梱包されておりました。

Microsoftサポートで梱包した箱です。箱を見ると修理前に送ったSurface Go2とシリアル番号が違うようです。やはり機種交換となった模様です。

Microsoftサポートから送られてきた箱の中に自宅から送ったSurface Go2の箱が入っていました。


Microsoftサポートで梱包した箱です。箱を見ると修理前に送ったSurface Go2とシリアル番号が違うようです。やはり機種交換となった模様です。

Microsoftサポートから送られてきた箱の中に自宅から送ったSurface Go2の箱が入っていました。

※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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