雷に打たれ海に転落した可能性…海に浮いた状態で発見 磯釣りの岡山の男性が死亡(2022年7月3日)

3日午後、島根県出雲市大社町で釣りをしていた男性が海に浮いているのが見つかり、その後死亡が確認されました。雷に打たれ海に転落したとみられます。

死亡したのは岡山県倉敷市の51歳の男性です。

3日午後3時ごろ、出雲市大社町日御碕付近の沖合350メートルほどの磯場で、釣り客を迎えにいった渡船業者から「男性客が海に浮いている」と消防に通報がありました。

午後3時半ごろ、男性は心肺停止の状態で救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

この男性は午前5時ごろから、1人で磯場で釣りをしていたということです。

警察によると検視の結果、落雷が原因で死亡したことが分かったということです。
海で雷

海釣りをしていた方が落雷によって死にました。必ず毎年といいますか、何ヶ月に1回かは出てくるニュースかと思いますが、何度もニュースを聞いても、その時は「雷は怖いね。」「雷が遠くで鳴ったら安全な所に隠れよう。」という話はでてくるものの、最終的にはどことなく他人事ではないでしょうか。

恐らく皆さんは、人生の中で雷に打たれる確率は低く、自分の身に起ることはないと思います。しかし、運命は怖い物ですね。こうして雷に打たれて死んでしまう方がいます。


❖雷の電圧、電流、エネルギー量

落雷時のの電圧が約1 億ボルト、電流が20万アンペアと言われています。雷のエネルギーは、200億キロワットになります。

落雷は1/1000秒の間に電気を放電します。雷のエネルギーを使えば、その一瞬だけ、電球90億個を全て光らせることができます。しかしながら、雷の電気を貯めることは現在の技術ではまだ確立できておりません。残念ですね。日本は沢山の雷が落ちますので有効活用できればと思います。

❖雷に打たれる確率、死ぬ確率

落雷に当たる確率は100万分の1とされ 、落雷の直撃を受けた場合の死亡率は約70~80%(雷撃後に、何も処置しなかった場合は約90%)です。

年末ジャンボ宝くじの1等の当選確率は2,000万分の1ですので、ちょっと違います。お年玉年賀ハガキの1等が当たる確率が100万分の1ですので、ちょうど同じです。

❖雷の発生件数、傾向

気象庁によりますと、2005~2017年の12年間に気象官署から報告のあった落雷害の数は、1,540件とのことです(最新の情報はありませんでした)。

内訳ですが、落雷害のうち約30%(468件)が8月に集中しています。また、発生地域の特徴を見ると、太平洋側で約65%、日本海側約35%が発生しています。

月別に見ると、4~10月は太平洋側で多く、11~3月は日本海側で多いとのことです。

❖釣りの事故

海上保管庁(令和3年3月)によりますと、釣り中の事故は毎年250人程度発生しており、令和2年は346人と、コロナ禍の影響で密にならない屋外のレジャーで釣りが注目されて釣り人口が増えたことにより、346人に増加しています。

釣り中の事故に伴う死者・行方不明者が毎年100人程度発生しており、マリンレジャー全体の4割を占めます。

複数行動中の事故者は、単独行動中の事故者に比べて生存割合が高いのが特徴です。釣りはできれば、皆で行きたいところですね。


❖雷を回避して運命に逆らう!


【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第758回

人間は運命の波の中を泳いでいます。自分では逆らったつもりでも、結果的には運命の波に流されていることがあります。心当たりがあるでしょう。

瀬戸内寂聴さん

かの有名な瀬戸内寂聴は「運命には逆らえない」と仰られていますが、なんとか逆らいたいものです。

雷鳴が聞こえるなど雷雲が近づく様子があるときは、落雷が差し迫っています。以下のことを念頭に速やかに安全な場所へ避難することが、雷から身を守るために有効です。

近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避します。高い木の近くは危険ですから、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動します。
 なお、保護範囲に退避していても、落雷地点の近くで座ったり寝ころんでいたりしていると、地面に接触している身体の部分に、しびれ、痛み、ヤケドが発生し、ときには歩けなくなることがあります。



※最後に
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