❖はじめに

子供がオーストラリアのスタディツアーに行くんです。

スタディツアーとは何かといいますと? 体験学習や現地の人々との相互理解を目的として、主に開発途上国において国際協力NGOなどの活動現場を視察したり、ボランティア活動などを行う旅行のことをスタディツアーというんだそうです。

海外に行かそうとしたのは、そこまで崇高な目的ではなく、英語を話せる話せないの違いで、大きく行動範囲が違うからというものでして、これからの時代は英語が話せることで、日本と言う国にこだわらずに、英語圏を中心に色々な国に住んで人生を歩んでほしいきっかけになればいいなと思っております。

現在の日本の経済状況は、30年給料が上がらない状態、少子高齢化、貧富の二極化、年金ももらえるかわからない、そして何かと同調圧力が強く、周りに気をつかいながら神経をすり減らしながらの暮らしていくといった、日本という国はとても住みづらい国になってしまっています。

スタディツアーはほんの僅かな期間ですが、海外を知ることで視野を広めてほしいですし、ホームステイすることで、日本の暮らしと海外の暮らしの違いや魅力を感じ取ってほしいと思います。

もちろん、それでも将来も日本に住むなら、それは本人の決断ですが、海外で暮らす選択肢ももってほしいのです。

海外に長期間滞在となるスタディツアーは初めてのことですので、ツアーに向けての準備や心構えなどを書いていこうかなと思いたちました。

現金(現地外貨)を持たせたいが・・・
プリペイドカードをSBI新生銀行(実際は新生グループ会社のアプラス)の「GAICA」にして手続きを行い、カードを取得しましたが、現地ではカード決済だけ、カードと現金決済、現金だけとお店によってバラバラです。実際は、ほとんどカード決済で大丈夫とのことですが、現金だけの店に行って、買いたいものが買えないのも避けたいところです。

そこで、やはりオーストラリアドルを持たせることにしました。

オーストラリアの通貨
オーストラリアのお金はオーストラリアドルです。
紙幣は、$(ドル)100、$50、$20、$10、$5の5種類があります。
硬貨は、c5(セント)、c10、c20、c50、 $1、$2の6種類があります。
そして$1(1ドル)はc100(100セント)です。

セントの単位ですが、オーストラリにはc1(セント)がないんです。日本でいう1円がない感覚でしょうか。そうなりますと、c1、c2、c3、c4、c6、c7、c8、c9の値段はないのか、全てc5単位の値段であるのかというとそうではありません。
しっかり、c5以外の端数の値段設定がされています。
しかしながら、c5しかないではないか?どう払うのかというとオーストラリア独特の商習慣があります。

例えば、スーパーに行くと「$3.98」など1セント単位で表記されている場合がありますが、先程も述べたようにオーストラリア通貨の最小単位はc5コインでc1コインは存在しません。c1単位は、以下の法則に基づいて処理されます。

❖オーストラリア通貨(1セント単位)の端数処理は以下の通りです。
 -1・2セント→切り捨て
 -3・4・5・6・7セント→5セント
 -8・9セント→10セント
 つまり2捨3入です。「$3.98」の支払い金額は、$4になるのです。

外貨はインターバンク一択
日本で外貨に両替しておくのは15歳の子供には現地で両替は厳しいと思うからです。また、手っ取り早いのは日本の空港となりますが、為替レートは高いですので、どこか安いところを探して予め用意しておくことにしました。

外貨に両替滴る場所は、「銀行」「外貨両替専門店」「金券ショップ」「空港」ですが、「銀行」と「空港」は手数料が高いので論外です。

「金券ショップ」と「外貨両替専門店」ですが双方とも手数料は「銀行」や「空港」に比べると安いです。ただし「金券ショップ」は偽造紙幣が紛れている可能性もある(定かではないです)ということでやめました。

残るは「外貨両替専門店」ですが、いろいろ探しますと「インターバンク」という外貨両替専門店が一番安そうです。


インターバンクは西新宿にある外貨両替専門店です。

店によって10万以上とかあるようですが、「インターバンク」は上限下限がありませんので少額でも対応してくれそうです。郵送取引もできるそうですが、郵送ですと3万円未満は受け付けないと書いてありましたので、$450(レート¥92.48)で41,616円でした。

事前に申込メールを送ります。
氏名、住所、来店日時、購入か売却かの選択、そして金額を入力して送ります。
そして来店時に名前をつげて、外貨に両替してもらいます。ものの2~3分で完了します。

しかしながら、日本円に換金していた外国の方たちが、凄まじい金額でして、100万円の帯付きの束を受付でバンバン交換されておりました。

こっちは4万円なので、何だか恥ずかしくなりましたのと同時に、バブル期は日本が外国を買っていたぐらいの勢いでしたが、今は逆で外国に日本が買われているのだなと改めて実感した瞬間でありました。



※最後に
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