❖はじめに

子供がオーストラリアのスタディツアーに行くんです。

スタディツアーとは何かといいますと? 体験学習や現地の人々との相互理解を目的として、主に開発途上国において国際協力NGOなどの活動現場を視察したり、ボランティア活動などを行う旅行のことをスタディツアーというんだそうです。

海外に行かそうとしたのは、そこまで崇高な目的ではなく、英語を話せる話せないの違いで、大きく行動範囲が違うからというものでして、これからの時代は英語が話せることで、日本と言う国にこだわらずに、英語圏を中心に色々な国に住んで人生を歩んでほしいきっかけになればいいなと思っております。

現在の日本の経済状況は、30年給料が上がらない状態、少子高齢化、貧富の二極化、年金ももらえるかわからない、そして何かと同調圧力が強く、周りに気をつかいながら神経をすり減らしながらの暮らしていくといった、日本という国はとても住みづらい国になってしまっています。

スタディツアーはほんの僅かな期間ですが、海外を知ることで視野を広めてほしいですし、ホームステイすることで、日本の暮らしと海外の暮らしの違いや魅力を感じ取ってほしいと思います。

もちろん、それでも将来も日本に住むなら、それは本人の決断ですが、海外で暮らす選択肢ももってほしいのです。

海外に長期間滞在となるスタディツアーは初めてのことですので、ツアーに向けての準備や心構えなどを書いていこうかなと思いたちました。

成田空港第3ターミナルから出発
あっという間にやってきました出発当日です。前日までにスーツケースに、オーストラリアで過ごす荷物を詰め込みましたので準備万端です。

出発は「夜遅く」で、集合はと搭乗手続きに時間がかかるのを考慮して「夜のはじめ頃」です。

そこで、機内で食事はでるものの、お腹が空くだろうということで、少し早めの「夕方」に着くように出発しました。

オーストラリアへの出発は第3ターミナルからですので、京成線の「空港第二ビル駅」で降ります。今まで第1ターミナルしか行ったことがないので、第3ターミナルは初めてでしたが、電車で行くと一旦、第2ターミナルに行き、そこから第3ターミナルに向けて10分ぐらい歩きます。

正直、第2も第3も後から取って付けた感じを否めません。

成田空港の第3ターミナルは、LCC専用ターミナルとして2015年4月に開業しました。国内線・国際線とも多くの旅行客が利用しています。まだ、新しさは残っています。

オーストラリアとの行き来する便が多いのか、オーストラリア人が多い印象です。やはり男子の身長は高いし、がたいがいい感じです。

第3ターミナル奥には、フードコートがありますので、そこで食べることにしました。店はあまり多くはありませんが、フロアは大きく、どこかのテーブルは必ず空いている感じです。そこで子供は何を食べたかといいますと、選んだのは「たこ焼き」でした。

「お腹が空くのでは?」ときいたところ、やはりまだ夜ご飯の時間ではないので「お腹が空いていない」とのことでした。ただし「機内食があるから大丈夫」とも言っていました。

軽めの食事をして集合時間になり、集合場所に行きますと、全員揃った時点で、搭乗手続きに入ります。先生とガイドさんの指示で、生徒たちはチェックインカウンターの長い列に並びます。ここからは親はもう何もできないので、見守るしかありません。

航空会社のチェックインカウンターでパスポートと航空券を提示し、搭乗券(ボーディングパス)を受け取ります。そして機内持ち込み手荷物以外の荷物はカウンターへ預け、手荷物引換証を受け取ります。

長くて1時間半ぐらいかかっていたかと思います。搭乗手続きを終えると出発まで1時間ぐらいになっておりました。

次にセキュリティチェックとなりますが、ゲートを通過しますので、ここでお別れです。その後の税関手続き、出国審査は、子供自身で行わなくてはいけません。

ゲートに入っていって、目があったら手を振って解散となりました。

とても忙しい中、校長先生が集合から見送りにきてくれまして、ゲートに入るまで見守っていてくれました。このような機会を作っていただいて感謝!感謝!です。

飛行機の出発は見れない
飛行機の出発を見送りたかったのですが、第3ターミナルに展望デッキはなく、第2ターミナルに展望デッキでなく、見学デッキなるものがあります。ただし営業時間が21:00までです。仕方なく第2ターミナルの見学デッキに行きましたが、第3ターミナルの発着を見ることが不可能ですので諦めて帰ることにしました(とても寒いです)。

帰宅途中に思い出したのが スマートフォンのアプリの「フライトレーダー24」です。

このアプリの宣伝文句は「100 か国の Google Play で No. 1 の旅行アプリとなっているライブフライトフォローアップアプリです。何百万もの航空愛好家や専門家がフライトのフォローアップに Flightradar24 を活用しています。」とのことです。

リアルタイムで飛行機の運行状況が見れるのはうれしいので、さっそくダウンロードとインストールを行い起動してみますと、すでに子供の乗った飛行機は成田空港から出発した後でした。

フライトレコーダー24です。
フライトレコーダー24

とても便利なアプリで、やはり子供が乗っている飛行機がどこにいるのかが気になりますので、寝るまですっと起動し続けて確認しました。

しかしながら眠りに落ちてしまい、翌朝、アプリを見ますとすでに到着しておりました。無事に着いてよかった。よかった。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。