※2022.05.25更新(外来生物改正法追記)

今日はパウパウアクアガーデン銀座店に行きました。熱帯魚を中心に淡水魚、海水魚や、カメやカエルなどの爬虫類、外国産クワガタなどの昆虫などを取り扱っており、そして飼育する為の飼育用品が充実しているショップなのです。

今日は日曜日。休日には久しぶりに行きましたが、現在のコロナウィルス流行により、いくら緊急事態宣言解除で外出する方が増えたと言っても、まだまだインドアで過ごす方が多く、インドアで楽しめる趣味として人気なのか沢山の人で賑わっておりました。

店内を見まわしていますと、昭和の時代から見慣れたカメが販売されているのを見かけました。「ミシシッピアカミミガメ!」と思い、近づいたところ「キミミガメ」という名前でした。

しかしながら、どうみても「ミシシッピアカミミガメ」の姿ですので別名で販売しているのかと思いました。

しかしながら調べてみますと「ミシシッピアカミミガメ」の亜種に当たり、名前の通り耳部分の色が赤ではなく黄色になるのが特徴の珍しい亀で、正式には「カバーランド・キミミガメ」というのだそうです。

アカミミガメの種の中では一番小さく最大でも20cm程度です。ミシシッピアカミミガメは最大28cmですので、ちょっと小さいぐらいです。

つい最近、特定外種指定の向けて検討に入ったとのニュースが流れましたが、環境省のホームページでは「特定外来生物に指定する方針を定めたという事実はありません。いま飼っている個体は、野外に放したり捨てたりせず、最後まで飼い続けるようご協力をお願いいたします。」ということでした。

もし特定外来生物に指定されても、亜種はされないでしょうから、似たような「キミミガメ」が人気になったりするのでしょうか?「キミミガメ」には罪は全くありませんが、何とも複雑な心境です。



❖ミシシッピアカミミガメは外来生物法改正で家庭飼育継続、輸入・販売・譲渡は禁止の方向へ

【2022.05.25】追記
5月11日にミシシッピアカミミガメを家庭で飼育することを例外に認める方向で可決されました。具体的なことは政令でどのように指定されるのかを待つことになります。亜種のキミミガメも入るかもしれませんね。すでに一般家庭に入り込んでいる種は、今後もこのような対応になりそうな法律になりそうですね。

ミドリガメ、家庭飼育を容認 外来生物法改正案が成立(2022年5月11日)

外来種アカミミガメ(ミドリガメ)とアメリカザリガニについて、家庭のペットとしてなら飼育などを例外的に認める規定を盛り込んだ改正外来生物法が11日の参院本会議で可決、成立した。広く飼育されている実態を考慮し、「特定外来生物」に指定されても一部の規制を適用除外できる新たな枠組みを設ける。

この2種は米国南部原産で、日本の在来生態系に影響を及ぼしており、アカミミガメは約160万匹、アメリカザリガニは約540万匹が飼育されているとの推計もある。現行法では、特定外来生物に指定されると飼育に許可が必要になるため、指定後に飼育中の個体が大量に自然に放たれて生態系への影響が拡大する懸念があった。

今回の改正では、特定外来生物のうち政令で指定された種類について、個人の販売目的でない飼育や個人間の無償譲渡を容認する一方、輸入や販売、放出を規制できるようにする


販売されたいた「キミミガメ」です。
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石の上にのってジッとしています。「ミシシッピアカミミガメ」と変わりありませんね。
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※最後に
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