にゃんぱく宣言
子猫を殴りつけ死なせる→虐待の男性に罰金70万円 譲渡したボランティアの嘆き「信用してしまった自分の愚かさに腹が立つ」(2025年10月25日)

 沖縄区検が9月26日付けで、沖縄県うるま市の自宅アパートで子猫2匹を繰り返し殴打するなど虐待して死傷させたとして、当時ホテル従業員の20代男性を動物愛護法違反と器物損壊の罪で略式起訴し、その後、男性は罰金70万円の略式命令を受けていたことが関係者への取材で分かりました。

関係者によると、2022年2月初旬、猫の保護活動をしている個人ボランティアが、地域の情報サイト「ジモティー」を通じて子猫の譲渡を希望する男性に出会ったとのこと。まずは譲渡に先立ち子猫との相性を見るトライアルを行うため、男性に子猫2匹を引き渡したところその直後に事件が起きました。子猫は兄弟で、命を落としたのがチャムくん大けがをしたのがヨリくん当時2匹は生後約3カ月でした。当時のことをボランティアはこう振り返ります。

「2月3日、妹と2人で環境調査のために里親候補の男性に会ったんです。脱走防止の対策や先住の子猫を見て、また同居する人がいると申告があったり…最終的に優しそうな人物だと判断。保護猫2匹をトライアルで引き渡しました。いつもは最初、私の自宅に来てもらいますが、彼は東京から仕事のために転入したばかりで車がないということでした。私の家まで来てもらうようお願いしにくかったため、私の方から出向きました。

トライアル期間中はLINEなどで状況報告をするようお願いしたのですが…その日夕方になっても連絡がなかったので、不安になりジモティーサイトに連絡したり、本人にも電話して、ようやく翌日の昼過ぎに連絡が取れたんです。男性は、夜連絡できなかったことに『猫が怖がっていて、おもらしをしてお尻を洗っていた』と答え、写真を送ってきたんです。そこに写っていたのは血が付いたチャムの姿…これは危険な状況だと思い、すぐにトライアルを終わらせてチャムたちを返してもらおうと夫とともに男性の自宅へ向かいました」
チャムくん
❖兄弟の子猫2匹を男性に引き渡した 翌日自宅に向かうと血を流した子猫の姿が…
 男性の自宅に到着したところ、室内にはキャリーの中に横たわり、お尻から血を流していたというチャムくん。そこにはヨリくんも一緒にいました。「返さない」と言われないよう、とりあえず男性を責めるようなことは一切言わず。ボランティアは「おもらしなどをして大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ございません」と謝罪の言葉を口にしながら、チャムくんたちをキャリーごと受け取り、急いで車中で状態を確認しながら帰宅。移動中、ぐったりするチャムくんの体をヨリくんが一生懸命なめていたそうです。

「連れ帰った日は既に夜だったので病院に連れていけず、翌朝に病院へ行くつもりでした。でも帰宅後、チャムは血を流したままのたうち回り、夜中に息を引き取りました。夜が明けてかかりつけの動物病院に行き、診察そしてレントゲンを撮ってもらったところ、チャムの死因は肺に開いた穴でした。獣医師によると、肺に穴が開くほど殴られたり、壁に叩きつけられたりされた可能性があり虐待が疑われるとのこと。ヨリも片足を粉砕骨折し、手術のため入院することになりました」

翌日、愛護センターと、虐待が疑われるため動物病院から最寄りの沖縄県警石川署に通報したといいます。

「石川署の担当の方が自宅に来て、チャムの遺体を確認してくれました。虐待が疑われる際の解剖をしてくれるという日本獣医生命科学大学の研究室で検死解剖をしてもらえないかと、署の担当者にお願い。その後遺体を引き取っていただき、大学に送っていただくことができました。結果、1日室内で過ごした中では起こりえないけがの状態で虐待も考えられるというものでした。ただその結果が男性を虐待犯であると決定づける証拠にはならないと言われてショックを受けました」

❖肺に穴が開いて死んだ子猫…ボランティア、動物愛護法違反などで刑事告訴
 悔やんでも悔やんでもチャムくんは戻らない。泣いても何にもならない。ボランティアは、とにかく犯人を法で罰してもらうことを目標に行動を起こしたと言います。

「トライアルに出した私が、殺したも同然です。私の譲渡のあり方や人を判断する基準が責められるのは当然だし、覚悟の上です。だからといって男性のしたことが許されるはずもありません。私は被害届を石川署に出し絶対に受理してもらい、犯人逮捕まで持ち込みたいと決意しました。何度も警察に足を運び、調書を取ってもらったりして最終的には動物愛護法違反と器物損壊で4月に告訴を受理してもらえたんです。

また私の猫以外にもジモティーを通じて被害にあった方が数人いるとの情報を得て、その方たちに連絡を取り、石川署に情報提供をしたりしました。他にもアパートがペット可であるとの虚偽の申し出をしていたことや同居人がいなかったことも判明。被害の拡大を抑えるため、本人の親の連絡先を調べたりと、自分自身でもいろいろ動いたんです」

❖1年経過した今年5月に男性を書類送検 9月に罰金刑が出された
 とはいえ、事件が起きてから数カ月後の6月、体調を崩してしまい3週間入院したというボランティア。退院後、再び石川署へ足を運びました。

「その間に、本人から虐待だったかもしれないという自白を得たとのことで、詳細を聞くため急いで警察に出向きました。男性は『チャムを殴った。自分の手が赤く腫れるくらい強く殴った。ヨリくんを足が折れるほど強く壁に叩きつけた』という自白があったということを聞いたんです。それを耳にした途端、怒りに体が震え、絶対に許さないとあらためて思いました。また男性の親から『息子は若く、前科がつくのは忍びないので、それで和解してもらえないか』などと何度も示談の申し出がありましたが、許すつもりはないと伝えました」

そして事件が起きてから1年を経過した今年5月25日、石川署は動物愛護法違反と器物損壊の容疑で男性を那覇地検沖縄支部に書類送検。9月、男性は罰金70万円の略式命令を受けました。今回の罰金刑について、ボランティアはこう訴えます。

彼には前科がつきます。また私はSNSでこの事件について投稿し、拡散しました。動物を虐待したら、社会的にも痛い目にあうということを知らしめて、少しでも虐待の歯止めにしたいと思ったからです。この1年半を振り返ると、涙が出てひどいときは嘔吐しそうになります。あんな場所に置いてきた自分、あんな人物を信用してしまった自分の愚かさに腹が立ちます。人を信用し、かわいがられてきた猫たちが、叩きつけられた時の驚きや絶望感を想像してしまいます。チャムはどんな思いで息を引き取ったのか…自分が許せないと今でも思っています。自戒の意を込めて二度とこんな悲惨な事件が起きないことを祈ります」

❖サイトなどを通じた動物の譲渡で気を付けることとは?
 譲渡の際に気を付けることについて、これからサイトなどを通じて動物の譲渡などをご検討されている方にも読んでいただければ幸いです。

 ▽独身者への譲渡(結婚していると虚偽の申請の可能性もあるので、必ず譲渡の際はご夫婦揃って同席してもらえるようお願いする)。
 ▽譲渡契約書を必ず書いてもらう。
 ▽譲渡後、本人と動物との写真を撮ってもらうなど連絡報告を長期にわたり依頼。
 ▽ペット可のアパートやマンションかどうか確認を行うため、譲渡予定先に事前に足を運ぶ。
 ▽物腰が柔らかく、動物好きだと装っている人もいる。例えば、「親族に動物病院関係者がいる」「トイレを準備している」「ペットタワーもこれから買う」などと信用させるようなことを言う人には要注意。

インターネットによる動物の譲渡は、お互いのモラルや信頼関係によるところが大きいです。“命”を粗末に扱うような取引が行われないよう切に願います。

またしても悲惨な動物虐待事件がおきました。

自分よりも力が劣っている、弱い、小さい相手に対して非常に卑劣な事件だと思います。

ボランティアの方が1度や2度の対面による面接時間で、犯人の裏の顔、真の顔を見抜くのは、まず不可能ではないかと思いますので、ボランティアの方も非常にそんな人物に譲渡してしまったことを大変後悔して、犯人を何とか犯人に処罰を受けさせたい思いで警察に働きかけましたが、最終的には動物愛護法違反で70万円の罰金支払いの略式命令でした。

「動物愛護法」は、近年、悪質な動物の虐待等に関する事件が後を絶たない状況等を踏まえ、愛護動物のみだりな殺傷、虐待・遺棄についての罰則が強化されました。

令和2年6月1日から改正「動物の愛護及び管理に関する法律」が施行されたのです。罰則としては、愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金が科せられます。また、愛護動物を虐待又は遺棄した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。

そして、「略式手続」とは、通常の公開裁判によらず、書面の審理のみで罰金・過料を言い渡す特別な裁判手続です。略式手続が採用されるための要件は、刑事訴訟法第461条・第461条の2に規定されています。
 ・簡易裁判所の管轄に属する事件であること
 ・100万円以下の罰金または科料を科す事件であること
 ・被疑者が略式手続による審判に書面で同意していること

略式命令によって下される刑罰は「100万円以下の罰金または科料」に限られます。懲役・禁錮・拘留といった行動の自由を奪う刑罰が科せられることはありません。

略式手続に応じて略式命令として言い渡された罰金・科料を支払えば、直ちに身柄が解放されます。正式な公判手続が取られた場合は、起訴後も被告人として勾留を受けることになり、保釈が認められない限りは判決が下されるまで釈放されません。

ただし、たとえ罰金・科料であっても刑罰を受けた経歴がつくため、前科がついた状態になることは避けられません。

動物愛護法では、なかなか懲役刑までとはいきません。懲役刑になっても執行猶予がつきます。やはり圧倒的に罰金刑になるのが多いのが現状です。

ただし、前科がつきますので、ボランティアの方は何とか「前科持ち」にするのが精一杯の弔い合戦だったのかもしれません。

本当にこんな事件などは実名報道すればいいと思ってしまいます。

しかし、子供が子供なら親も親です。前科つくような事してるの自分の子供に前科持ちになるのを気にして和解を持ちかけました。

「この親にしてこの子あり」という言葉が相応しいですね。

気になるのが、最初は猫や犬などの小動物の虐待から始まり、エスカレートして子供達や弱い人達に危害加えるようになるのが、心配ですね。

十分にシリアルキラー、サイコパスの素質を備えております。

ボランティアの方は苦しい最後看取ってるから余計辛いと思います。せっかく助けた命なのに悔やんでいると思いますが、動物を助けるボランティアそのものの活動をやめないでほしいですね。

◆沖縄県那覇市 〜猫の変死と警察の対応〜許せない動物虐待とありえない警察官
 拡散希望だそうです。貼っておきます。





※最後に
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