今日は久しぶりにメインオフィスに出社しました。久しぶりというのもコロナウィルスのワクチン接種の副反応で熱はないのですが全身のだるさと筋肉痛により30分と座っていることもできずに寝たきりになっていたからです。ようやく起きることができたのは2日半後でした。いやー辛かったです。

久しぶりに朝に出社した感じですが、最近の日中は暖かく20℃前後の安定した暖かさでしたが、朝はさすがに肌寒くなってきましたと感じました。

いよいよ天気予報では冬が訪れるそうで、最高気温は20℃と今までとそう変わらないものの、最低気温は一桁台となるそうです。

屋外でメダカなどの水棲生物を飼育している方は、メダカは気温が10℃以下になりますと冬眠状態になって動かなくなってしまいますし、タニシやドジョウも用土に潜ってしまい姿を消してしまいます。

そうなると冬は屋内でヒーターやろ過機などの設備を用意した水槽のでしか飼うしかないとなりますが、屋外で水棲生物を飼うことはできないのでしょうか?

❖条件はありますが冬でも屋外で水棲生物を飼うことができます

❖条件
 ・水面が氷るような寒さでは難しく水温1℃以上
 ・シーズン中(春~秋)のようにエサをあげれません
 ・日中だけです

ミナミヌマエビ
ミナミヌマエビは冬でも元気に泳いでくれる姿をずっと見ることができる代表格の水棲生物です。なんと冬の寒い夜でも泳いでいる姿を見ることができるのです。ミナミヌマエビには越冬対策などは不要です。

ただ、よくよく考えますと日本の野生下で越冬しているわけですので、この姿を見たことがないだけなのかもしれません。よっぽど好きでない限り、寒い冬に水辺へ網を持って水棲生物を捕りに行くことはありませんのでミナミヌマエビを見る機会がないのです(Youtubeの所謂「ガサガサ」の動画ではエビが捕れています)。

そして、うまく行くと抱卵している姿を冬でも見ることができます。「うまく行くと」とは暖かい日が続いた場合です。ミナミヌマエビは水温20℃以上から繁殖をしますが、水温15℃以上の日が3~4日続けば抱卵する可能性は十分になります。

難点と言えば難点ですが、稚エビがうまく育っているかは春まで確認することができません。春の大掃除(大掃除で水替えを行う方)で、親のミナミヌマエビと比べて明らかに小さいエビがいた場合は冬に産まれた個体です(もちろん冬前に産まれた個体の可能性もあります)。

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ゴールデンバルブ
コールデンバルブは熱帯魚です。熱帯魚ですが屋外でヒーターなしで飼える熱帯魚なのです。

ゴールデンバルブは古くから知られる小型のコイの仲間です。黒斑を持つ黄色のボディと赤く発色する各ヒレが特徴で、飼育が容易なため古くから入門種として知られています。中国に生息するグリーン・バルブの改良品種であるとされていますが、実際のところ原種は不明です。

グリーンバルブ自体が寒さに強い品種(グリーンバルブは屋外飼育は無理です)でしたが、品種改良されて更に強まったと言ってもいいのかもしれません。

ゴールデンバルブは、屋外の冬でもメダカのように水底にひっそりとしているわけではなく、シーズン中と同様に泳ぐ姿を見ることができます。さすがにシーズン中のようにスピードにある泳ぎはできませんが、元気に泳ぐことができます。

むしろ、屋外では真夏日における高水温に弱く、水温35℃を超えると死んでしまうことがあります。この点はメダカの方が高水温に強いです。

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コリドラス・パレアタス
コリドラス・パレアタスは熱帯魚です。ゴールデンバルブと同様に熱帯魚ですが屋外でヒーターなしで飼える熱帯魚です。

コリドラスは南米に生息するナマズの仲間で水中の底でじっとしている魚でして底砂に落ちている食べ残した他の魚が餌を食べてくれる掃除屋さんです。アクアリウム初心者でも飼うことができて有名な魚です。

コリドラス・パレアタスは、シーズン中は水底にいて、息継ぎで水面にでてくる魚ですが、屋外の冬の日中は日光浴をする為に水面にでてくることが多いので、シーズン中より冬のほうが泳ぐ姿を見ることができる魚です。

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※最後に
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