※2023.04.19改題(旧題:情報処理安全確保支援士に受かる気がしないなら、合格サポートサイトで午後Ⅱ過去問題をひたすら解く!)
※2023.04.24修正(午前Ⅱを午後Ⅱの誤った文章が散見されたことで全面改訂)
※2023.04.25修正(文章がおかしいので再全面改訂)

IPAの情報処理安全確保支援士は、年2回受験できる情報処理の高度情報資格です。

高度情報処理技術者試験の中には、年1回のものがほとんどであり、年2回(春期・秋期)を受験できる情報処理安全確保支援士は、挑戦できる回数をとってみても貴重な試験です。

正直、受験動機までとはいけないまでも、年2回だからという要素もあり受験する方もいるのではないでしょうか。

この情報処理安全確保支援士は、合格率は20%前後と、若干、他の高度情報処理技術者試験(15%~17%程度)より高いのですが、それでも5人に1人しか合格できない試験でもあります。

私の会社で資格取得支援のサポートがあるので、受験熱は高いほうだとは思いますが、皆さん、はじき返されております。

私は、長い年月かかりましたので偉そうなことは言えないのですが、あきらめずに挑戦した結果、ようやく合格することができました(情報処理安全確保支援士に落ち続けて...あきらめずに合格した話)。

情報処理安全確保支援士を勉強する場合、基本的には参考書を購入して独力で勉強すると思います。中には有料の講座や模擬試験を活用して、合格圏内まで実力を上げていくということをしているかと思います。

しかしながら、受験勉強していて「なかなかレベルが上がっていかない」「覚えることが多すぎる」「どんな勉強をしていいか?わからない」といった場合もあるかと思います。

基本的に参考書を読んで覚えて過去問題を解いていく王道の受験勉強が基本なのですが、数百ページも参考書を全部読むのは骨が折れますし、ただ、読んでいても右から左へとすぐに忘れてしまうこともあるかと思います。

そこで、スマートフォンを利用して合格サポートサイトで問題を解いてみることをオススメします。

スマートフォンを利用すれば、家はもちろん、通勤途中の電車の中でも勉強することができますので、忙しい社会人にはピッタリの勉強方法ではないでしょうか。

そして、情報処理安全確保支援士の回答レベルを上げるには「午前Ⅱ」を徹底的に覚えることです。

「午前Ⅱ」を勉強すると何がメリットかと言いますと、「午前Ⅱ」には情報処理安全確保支援士の基礎の問題であり、この「午前Ⅱ」を完璧に覚えることで、同じ選択式問題である「午前Ⅰ」や、記述式問題の「午後Ⅰ」「午後Ⅱ」の回答レベルを一気にあげることができるからです。

❖「午前Ⅰ」

「午前Ⅰ」を受験する場合、「午前Ⅰ」の問題のなかに「午前Ⅱ」の問題が出題されています(もちろん「午前Ⅰ」の試験が免除されているのが一番いいです)。

実は「午前Ⅰ」の問題の半分程度は「午前Ⅱ」の問題が混じっています。「午前Ⅱ」を完璧にすることで「午前Ⅰ」でも、かなりの得点を稼ぐことができるのです。

「午前Ⅰ」の問題数は30問で、合格基準は60点以上です。

1問あたりの点数を問題数で割ると1問3.333・・・点と続くので、ここでは3.3点とします。1問3.3点で19問正解であれば62.7点で合格することができます。

「午前Ⅰ」の問題には、計算問題が5問程度は出題されます。私は、これを思い切って「捨て問題」にしていました。計算の問題でも知識を問われる問題でも同じ3.3点であれば、わざわざ公式を覚えて時間をかけて回答するより、知識を増やして回答できる問題数を増やした方が効率的だと思ったからです。

私が受験した時の「午前Ⅰ」の計算問題は、ほぼ間違っていたのに対し「午前Ⅱ」レベルの知識問題は全問正解で「午前Ⅰ」の合格基準に達していたのです。ちなみに私は「午前Ⅰ」と「午前Ⅱ」は不合格になったことはありません。

❖「午後Ⅰ」

「午後Ⅰ」で出題される文章問題は「午前Ⅱ」から出題されています。「午後Ⅰ」は出題カテゴリが絞られていますので「午前Ⅱ」を勉強することで回答できるレベルになるのです。

「午後Ⅰ」は、文章を読んで回答する記述式ですが、用語を書いたり、あるいは用語の意味を回答したりしますので「午前Ⅱ」の延長線上にあるといってもいいと思います。

❖「午後Ⅱ」

一番最後の「午後Ⅱ」も「午前Ⅱ」を完全に抑えることで、用語などを記述させるボーナス問題レベルは落とすことがなくなります。

もちろん「午後Ⅱ」に関しては、流石に「午前Ⅱ」をしっかり覚えただけでは回答することは難しいので、しっかり参考書を見て理論を抑えて過去問題を繰り返し解いておきたいところです。

❖ただ単に「午前Ⅱ」を暗記するだけでは駄目

具体的な「午前Ⅱ」の勉強方法は「午前Ⅱ」の過去問題をひたすら解いていくことになります。

覚え方は「午前Ⅱ」は選択式ですので、回答するときは、ひとつ選択して回答するとおもいますが、それが正解だからOK!できた!では自身のレベルは上がっていきません。

例えば、以下の選択式の問題があります。
問.リバースブルートフォース攻撃に該当するものはどれか。

ア)攻撃者が何らかの方法で事前に入手した利用者IDとパスワードの組みのリストを使用して,ログインを試行する。

イ)パスワードを一つ選び,利用者IDとして次々に文字列を用意して総当たりにログインを試行する。

ウ)利用者ID,及びその利用者IDと同一の文字列であるパスワードの組みを次々に生成してログインを試行する。

エ)利用者IDを一つ選び,パスワードとして次々に文字列を用意して総当たりにログインを試行する。
正解は「イ」なのですが、これで「覚えた!次行こう!」と終わってはいけません。反復で何回もやれば、問題自体を暗記で覚えてしまい、勉強にならなくなるからです。

そこで正解の「イ」は正解したから飛ばして、その他の「ア」「ウ」「エ」が何なのか?を頭の中で回答していくのです。

「ア」はパスワードリスト攻撃の説明だな!「ウ」はジョーアカウント攻撃の説明だな!「エ」はブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)の説明だな!という具合です。

こうすれば用語の意味を確実に覚えることができますし、「イ」のリバースブルートフォース攻撃の他に、パスワードリスト攻撃、ジョーアカウント攻撃、ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)の意味を、ひとつの問題で覚えることができます。

これを積み重ねていきます。すると用語と意味がわかるようになり、いつの間にか回答レベルがアップしていきます。

❖「午前Ⅱ」おススメサイトのご紹介

そして、忙しい社会人を支援してくれるオススメするサイトをご紹介します。

オススメするサイトは情報処理安全確保支援士ドットコムです。 

情報処理安全確保支援士ドットコムは、受験予定の方への情報の提供や、合格へのサポートを目的としたWebサイトだそうでして、過去問題が充実しており、その問題に対する回答や解説もしてくれる便利なサイトです。

また、ゲーム性も高く、難問連続正解!とかでてくるので「よしっ!次も正解にするぞ!」と、いつの間にか、引き込まれてしまいます。

過去問道場では、実力を試す事ができます。試験回を指定したり、分野を指定したりと、出題範囲を細かく指定することができます。

用語クイズといって、用語を記述して回答する問題もあります。

他にも掲示板で、わからないところを質問することができます。

ユーザ登録もできますが、ふらっと立ち寄って問題を解く(無料)で解くことができます。

「午前Ⅱ」を覚えることが『合格への近道』といっても過言ではありません。

とても便利なサイトですので、是非訪れてみてはいかがでしょうか。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。