※2022.09.08更新(AIチャットによる相談追加)

インターネットで物を購入する、ホテルやレストラン、列車や飛行機などを予約するなど、言うまでもなく今やインターネットは24時間365日、思い立ったら即時に購入できる、予約できる便利なツールです。

そしてクレジットカードを使用したインターネットの決済は企業側も顧客側もとても便利な手段です。

しかしながら、インターネットでは不正アクセスが後を絶ちません。紛失盗難のカードや偽造カード、スキミング(※1)、フィッシング(※2)などによるカード情報の悪用も増え続けております。

※1スキミングでは、「スキマー」と呼ばれるカード情報を読み取る装置を用いて、クレジットカードの磁気情報を盗み取ります。その情報を基に偽造カードを作って不正に利用する手口です。

※2フィッシングは、クレジットカード会社や金融機関を装ったメールを送付し、リンク先にある偽のウェブサイト(フィッシングサイト)にメールの受信者を誘導し、カード番号や暗証番号などを入力させ、情報取得を謀る手口です。

不正を防止する側と不正を行う側のイタチごっこでして、企業側の不正を防止するシステムも日々進化しております。しかしながら、これは巷に言われてることではありますが『セキュリティを強化すると顧客側の操作が猥雑になり利便性が失われる』という相反する事態になるのも事実です。

一般的にはクレジットカードが不正利用され、カード会社の調査でも不正利用だと判明して、カード契約者本人に落ち度がないときは補償を受けられます。 ただし、カード会社に連絡した日からさかのぼって、カード会社によって違いますが60日前から生じた不正利用分についてだけ補償されます。

カード会社にとって保証は損失にあたりますので、何とか抑えたいのが正直なところです。

楽天に関して言えば、不正検知システムなるものを導入して、少しでもカード不正利用による被害や信用の失墜を下げようとしたいんだと思います。

楽天カードを使用して予約や購入した場合に、楽天カード側の不正検知システムによって、保留されてしまうことがあります。この保留条件はもちろん公開されていないのでわかりませんが「いつもと違う端末でアクセスする」「購入サイトでが久しぶりにカードを使用する」は王道ですので、ここでカード使用を保留されてしまう人が多いでしょう。

ここでは、カード利用のの保留された場合の解除方法を紹介いたします。

不正検知システムの流れと前提条件
カード利用の保留解除方法の前に不正検知システムの流れと前提条件を説明しておきます。

❖不正検知システムの流れ

 1.不正検知のご連絡

  不正検知システムで不正とみなされた決済は楽天カードから利用者へメールまたはSMSでお知らせがあります。通知から72時間以内に確認しないと決済は無効となります。

 2.楽天e-NAVIのご確認
  カードご利用制限明細一覧から利用確認を行います。「ご利用制限明細一覧」に表示された明細についてカード利用の覚えが「あり」「なし」を選択します。続いて「確認画面へ」、「利用内容を完了する」へ進んで完了です。
  利用の覚え「あり」の場合は、決済を行ったサイトで決済ができる許可をしましただけであり、決済そのものが許可されたわけではございません。保留された決済は無効となっていますので、再度、決済を行ったサイトに行き決済をやり直す必要があります。
  利用の覚え「なし」を選択し完了された場合、第三者による不正使用の可能性があるため楽天カードより連絡がきます。

❖不正検知システムの前提

不正検知システムの流れにもある通り、前提としては正しいメールアドレス、電話番号が
会員専用オンラインサービス楽天e-NAVIに登録されていることです。誤った情報では、不正検知システムで不正を検知しても利用者に伝われないからです。
メールアドレスや電話番号に変更があった場合は、速やかに会員専用オンラインサービス楽天e-NAVIにて変更をしてください。

誤ったメールアドレス、電話番号を登録してお知らせが来ない場合は、コールセンターにカード利用の保留有無を確認するしかありませんので連絡してみてください。



楽天カードの不正検知システムの説明サイトご紹介
不正検知システムの流れと前提は、楽天カードの不正検知システム説明サイトで説明されていますので、一度目を通すことをオススメします。

❖楽天カードの不正検知システムの説明サイト

楽天カードのホームにアクセスします。
楽天カード不正検知システム①_

楽天カードのホームの下に「セキュリティ」があるので【詳しくはこちら】をクリックします。
楽天カード不正検知システム②_

セキュリティのページに飛びます。
楽天カード不正検知システム③_

セキュリティのページの下に不正検知システムがあるので【詳しくはこちら】をクリックします。
楽天カード不正検知システム④_

不正検知システムの説明がありますので目を通しておきましょう。
楽天カード不正検知システム⑤_



不正検知システムへアクセス(カード利用の保留解除)
不正検知システムへのアクセスは、じつは平常ではできません。「不正検知システムの流れ」で説明した通りSMSまたはメールでお知らせがあり、そこにリンク先があるのでリンク先の不正検知システムにアクセスすることになります。

❖不正検知システムのアクセス

SMSにお知らせがきます。「【楽天カード】お客様カードのご利用を一部制限しております。詳細は下記URLをご確認ください。」とあり、URLが通知されますので、クリックして不正検知システムにアクセスします。一瞬フィッシングサイトかと思ってしまいますが、アクセス先のアドレスを
SMSメッセージ_

不正検知システムにアクセスできます。
楽天カード不正検知システム⑥_

不正検知システムの下には利用明細の確認ボタンがありますのでクリックします。
楽天カード不正検知システム⑦_

利用の覚えで「あり」「なし」を選択して確認画面で完了します。この例では「(利用に覚え)あり」で選択しています。
えきねっと楽天カード⑨_

これでカード利用の保留は解除されました。ただし、決済がすすんでいるわけではありませんので、再度、購入や予約を行うサイトに行って、再度購入や予約をやり直す必要があります。

❖SMSまたはメールでお知らせを受け取れない場合【2022.09.08】追記

AIチャットで相談しますと、不正検知システムでの保留を解除してくれます。困っている人は是非相談してみましょう。

e-NAVIにログインして「よくある質問」をクリックします。
AIチャット1_

よくある質問画面で「お問い合わせ」をクリックします。
AIチャット2_

お問い合わせ画面が表示されます。画面スクロールで下にいきます。
AIチャット3_

「AIチャットで質問する」をクリックしますとAIチャットによる問合せが始まりますので、不正検知システムの保留解除を相談してみましょう。
AIチャット4_



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。