◆ドキュメント
作成日付:2022/10/17
更新日付:2023/01/31(パート1)
更新日付:2023/03/06(パート2)
※事件数が多くなりましたので、プルダウンメニューに対応しました。
※事件数が多くなり、文字数制限を越えましたので分割しました。


◆はじめに

最近、Youtubeで犯罪や事件などの紹介動画をよく見るのですが、動画の中やコメントで結構な確率で言われているのが『犯罪者の刑期が短い!』というものです。罪の内容によって大きく左右されるのですが、私自身も「えっ」と思うような懲役刑の判決結果があります。

動画の中でもよく警告しており『〇〇は早くて〇〇年には出所する』ということ語っています。

罪を償って世の中にでてくるわけです。

もちろん罪を償って改心された人もいるでしょう。でも怖くありませんか?

全員が全員、そんな人間ではありません。

そして、もしかしたら自分の隣に住んでいる、偶然に遭遇してしまう、なんてことがあるかもしれません。

満期出所者のうち、およそ2人に1人は再び犯罪を犯し、刑務所に再入所しているデータもあるぐらいです。

最悪の例として、三菱銀行人質事件(1979年(昭和54年)1月26日)があります。三菱銀行北畠支店に猟銃を持って押し入り、客と行員30人以上を人質にした銀行強盗および人質・猟奇殺人事件)の梅川昭美みたいな極悪人もおります。銀行員2名、警察官2名が死亡したのです。

梅川昭美は、殺人(大竹市強盗殺人事件)を当時15歳でおこしましたが、当時16歳になるまで2ヶ月ほどを残していた梅川は未成年に当たったため、少年法が適用されて少年院送致となり、僅か1年半で退院となったのです。

そして、収監した少年院は梅川の性格を「このような資質の少年を社会に放任することはきわめて危険であり、積極的に規制する必要がある。この病的な人格はすでに根深く形成されており、矯正は困難であり、些細なことで反社会的行動や犯罪に結びつきやすく、累犯の可能性が極めて高い」と鑑定しているのにも関わらず、再び世に解き放たれて、予想通りに前出の人質・猟奇殺人事件をおこすわけです。

アメリカのミーガン法(ミーガンほう、英:Megan's Law)は、性犯罪者の情報公開がされています。内容は各州によって差がありますが、出所(仮釈放)時や転入・転出に際して、住居周辺の住民への告知が行われるのです。

ミーガン法は性犯罪者の情報公開ですが、日本はどうでしょうか?

そんな犯罪者の情報公開を行う制度はまったくありません。

あくまで被害者の方などが、検察庁に申出をすれば、犯人の出所の予定時期などを事前に通知してくれるぐらいです。

一般人は、隣人や知人が凶悪犯罪を犯しているとしても、それを知る術はないのです。

※以下の事件は除外としています。
 ・未解決事件
 ・指定暴力団殺人事件
 ・公訴時効
 ・不起訴処分
※以下の書き方をしています。
 ・無期懲役は仮釈放30年と仮定
 ・冗長になるのを避ける為、事件背景は書かず、犯罪内容と判決内容を記載
  (ただし、犯罪内容だけだと意味不明になる場合は、事件背景は記載)
 ・主犯を主に記載(共犯者多い場合は省略)
 ・主犯を実名で記載

<目次>・・・プルダウンで事件簿にジャンプします!








※最後に
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