❖第三次世界大戦による核戦争突入
ロシアのウクライナ侵攻に伴い「第三次世界大戦」が現実味を帯びてきました。

「第三次世界大戦」となると、ロシア対NATO連合になるためにロシアは加盟国全ての多国籍軍を相手にしないといけない為、そんな戦力は流石に持ち合わせていませんので、一気に叩いてい来ることが想定されます。それが「核戦争」に突入するシナリオです。

「核ミサイル」は、アメリカ、ロシア双方の重要な政権中枢施設や軍事施設を狙い撃ちして軍事的に無力化した後で、移動式発射台や潜水艦から発射も含めて、人口が密集する主要都市、特にNATO連合国やアメリカと親交がある国など、人口が密集する大都市に虐殺目的に「核ミサイル」を着弾させます。

アメリカの同盟国である日本も例外ではありません。「核ミサイル」が着弾する可能性は十分にあります。

もし、日本に核ミサイルが着弾するとどうなるのでしょうか。いろいろな情報をまとめてみました。シュミレーションですので、あくまで参考までに見てください。


❖日本に核ミサイル着弾
「核ミサイル」が着弾する場所の候補としては、東京で間違いないでしょう。政治、経済、文化のあらゆる分野で中心である首都東京を叩けば、無政府状態、経済活動停止状態となりますので効果絶大です。

日本に「核ミサイル」が着弾するのは、虐殺目的という側面もあります。東京の人口は1,398万人(※1)、神奈川923万人(※1)、千葉627万人(※2)、埼玉733万人で(※1)、日本の人口が1億2,534万人ですので、4県で日本人口の29%です。

※1 2022年1月現在
※2 2021年12月現在


❖東京に核ミサイルが着弾すると
仮に東京の国会議事堂あたり向けて核ミサイル5メガトン(広島、長崎の300倍)が発射するとしましょう。

まず、全国瞬時警報システム(Jアラート)がスマートフォンに届きますので事実を知ることになります。仮にロシアより「核ミサイル」が発射されると10~20分後には東京に着弾すると想定されます。

地上では爆発させずに2km上空で爆発させます。爆風でより広範囲に深刻なダメージを与えられるからです。

爆発後、0.5秒程度で5,000℃にもなる半径数百メートルの火の玉と、衝撃波が発生します。

着弾わずか1秒で、半径2㎞圏内の千代田区で数千℃で一瞬で蒸発します。そして、秒速300mの衝撃波で吹き飛ばされることになります。複雑骨折、内臓破裂、頭蓋骨骨折、体に物が突き刺さるなどで死亡に至ります。その後のことを考えると、ここで一瞬で蒸発するか、衝撃波で吹き飛ばされて即死するのが一番楽な死に方となります。

爆心地から12㎞圏内では、衝撃波と熱線にさらされてます。東京23区は崩壊し廃墟となります。そして、火災旋風(※)を巻き起こして崩壊した建物に閉じ込められ人々を焼き尽くします。

例えば、エレベーターやどこかの部屋にいて閉じ込められても誰も助けにきてくてません。生きたまま焼かれていきます。

※地震などの自然災害や空襲などの人災による都市部での広範囲の火災や、山火事などによって、炎を伴う旋風(つむじ風)が発生し、大きな被害をもたらす現象である。しかし、旋風の発生条件や発生メカニズムは未解明である。

この時点で2度から3度の火傷を負い25%~30%の人間が死亡します。

爆心地から半径25㎞圏内の松戸市、市川市、川崎市、川口市あたりでは熱線で1度熱傷を負います

爆心地から半径35㎞圏内の横浜市、柏市、松戸市でも、屋外や窓の近くにいると突風によるガラス片などで網膜障害となります。

キノコ雲を撮ってSNS上げようとして窓の近くにいて、突風で窓ガラスが割れる、物が飛んできてぶるかるなどで怪我を負う人もいるでしょう。

「核ミサイル」の着弾から20分後、重油のような黒い雨や、死の灰が関東全域(拡大)に降り注ぎます。爆心地から放射能が拡散していきます。

爆心地から半径2㎞周辺で助かったわずかな生存者も高線量の放射線を浴びて急性放射線症の脳浮腫の重度な症状がでてきます。

爆心地から2km周辺で高線量の放射線を浴びたら48時間以内に死亡します。

爆心地から5㎞周辺で熱傷を負うと1日で死亡します。熱傷を負わなくても数日で体調の変化、熱、嘔吐などの症状が発生して2週間程度で死亡率90%となります。

この間、救助はほぼ来ません。火傷や怪我の治療もままなりません。食料や水の配給もありません。無傷であれば、できるだけ爆心地から離れる必要がありますが、スマートフォンも動きませんので、そもそも爆心地がどこだか情報も得ることができません。

「核ミサイル」着弾から2~3ヶ月が一番のピークで死亡者が大量に出てきます。死者を弔って火葬にすることもできません。もしかしたら、死体安置所が出来て何処かに運ばれるかもしれませんが、放射能もあるので救援部隊やボランティアも入ってこれませんので、そのまま放置されます。

生きるのに必死か、瀕死の重傷を負っているので、それが知人、友人、親戚や兄弟、親であっても動かすことができません。どうすることもできません。

そこにやってくるのが、ネズミとハエ、ゴキブリです。ネズミやハエ、ゴキブリは人間の死体に群がって食料にしていきます。

「核ミサイル」着弾後の半年から1年後にガンや白血病などを発症していく人が多く現れます。

爆心地から半径10~15㎞圏内は重大な放射線障害により、次々に人間が死んでいきます。

すでに地上は大量の煤(すす)が覆っており「核の冬」になっています。

これから数年から20年は続く「核の冬」を過ごさないといけません。


❖生き残ったとしても「核の冬」が待っている
「核の冬」は数年から20年と続きます。その間「放射能障害」「飢え」「寒さ」に耐え忍んで生きていかねばなりません。あまりにも悲惨な状況で、『あの時、死んでおけばよかった。』と思う人もいるかもしれません。

そんな状況になりませんように祈っています。



※最後に
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