PASMO


PASMO定期券を使用して通勤しています。コロナ禍になって通勤は様変わりして、1週間に2日行けばよく、全国的にコロナ感染者が増えたり、社内で感染者が出たりしますと、社長から「在宅が可能な方はできるだけリモートワーク(=テレワーク)でお願いします!」というお達しが出まして、しばらく会社に出社しなくてよいということになります。

そんな会社も昨年12月末にオフィス移転となりまして、新オフィスには全社員の70%しか席が用意されておりませんので、在宅が推奨されているのです。

在宅勤務ができる業種ということもあり、パソコンさえあれば何処でも仕事ができるのですが、世間の在宅勤務率は30%程度となっており、朝もギリギリまで寝ておられて、起きてすぐに仕事に就ける在宅勤務はありがたい働き方であります。

しかしながら、家にずっと仕事をしているのもどうかと思い、気晴らし?に出社もするわけです。通勤も始発とあいて座ることができまずし、乗り換えは1回で、乗り換え後の電車もすいておりますので、大変恵まれた通勤環境なのであります。

そんな通勤時にはPASMO定期券を会社負担で使用しているわけであります。PASMOも最初は通勤の改札だけ使用しておりましたが、次第にコンビニでの買い物や自動販売機で使用することが多くなりました。

2007年3月18日にPASMOのサービスが開始されてから、はや15年。未だに通勤通学に使用している方が多いかと思います。

PASMO使用で困ったことはあまりないものの、今更ながらということも、おさらいとしてまとめてみました。


PASMO定期券でチャージはできるのか?
PASMO定期券でもPASMOの機能であるチャージは有効ですので、チャージして自動販売機などでの買い物に使用することができます。

定期券で有効な範囲(駅の区間、有効期限)で改札を通れば、チャージしているお金が減ることはありません。

もし乗り越した場合は、PASMO定期券は自動改札機にタッチするとチャージ残高から乗り越し分が自動的に精算されます。

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PASMOに2つの定期券を登録することはできるのか?
2つの鉄道事業者の区間が完全に離れている(どこかの駅で連絡できない)場合は、ICカード・磁気に関わらず、1枚の定期券にすることはできません。従いまして2枚PASMOを購入して、それぞれのPASMOに登録するしかありません。

いわゆる連絡定期券(2社、3社の鉄道を乗り換える)ということであれば、各鉄道事業者ごとに適応範囲が定められているので「連絡定期券」のキーワードで検索してみてください。

例えばJR東日本では

「2社にまたがる連絡定期券の発売範囲は、JR線側は首都圏定期券発売範囲内の全駅、連絡会社線側は乗り換え駅から全駅とします。」
「3社にまたがる連絡定期券の発売範囲は、JR線側は首都圏定期券発売範囲内の各駅とします。」

となっています。

他に「2区間定期券」というものがありますが、これは別の意味を持っています。

小田急線で販売している「2区間定期券」は、小田急線(東北沢以西の各駅~新宿駅間)と代々木上原駅~東京メトロ線各駅、2つの乗車区間を利用できる通勤定期券です。

東京メトロで販売している「2区間定期券」は、東京メトロと東武東上線をご利用の方については和光市~池袋間で有楽町線・副都心線および東武東上線を、東京メトロと西武池袋線をご利用の方については小竹向原~池袋間で有楽町線・副都心線および西武池袋線を1枚の定期券で利用できる定期券です。

東京メトロですと連絡定期券のページに記載されています。

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PASMO定期券の有効期限がわからなくなった(券面の文字がかすれて)
東京メトロの場合ですが、定期券うりばにて定期券券面の再印字が可能ですので、近くの東京メトロ定期券うりばにお申し出れば再印字してくれます。 

ただし、再印字をした場合、定期券券面の定期券番号(右上の番号)、発行駅番号(右下)、発券日(左下の日付)が変わりますのでご注意ください。 

また、カードの券面が摩耗している場合、再印字をしてもうまく印字されない可能性があります。その際はカード交換も可能なので、定期券売り場で相談となります。

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PASMO定期券更新の際、券面印字が薄くなってきたら交換は無料か?
PASMO(Suicaも)は、最初にカード代としてのデポジット(保証金)を500円払います。
デポジット(保証金)とは、使い捨て防止(資源保護)と、カード不良があったら無償で交換してくれる代金なのです。

PASMOの交換は、カードが読み込めないカード不良はもちろん無料交換対象ですが以下の場合も、無償交換対象となります。

・裏のカードID(※)が削れて見えない場合
 ※カード不良で使えない場合、そのカードIDを元に再発行する為です。

・表面の定期印刷や名前の部分が再印字しても目視で確認できない場合
 券面の印刷は車掌や駅員が、キセル・不正乗車していないか「目視で確認」できるように印刷されていますので、印字が見えなくなってしまっているものは無償交換対象となります。
 尚、定期券うりばや駅の窓口で再印字してくれますので、再印字しても券面の印字が見えなければ無料交換してくれます。

なお、カード紛失や盗難は、元のカードがなく確認ができない為、本当に紛失したのか、故意に新しいものと交換したいから申し出たのかの確認ができません。鉄道事業者として、何度も交換されたら困りますので、カード代としての再発行手数料がかかります。

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4月のPASMO通学定期券は継続では購入できない
4月に購入する通学定期券は継続で購入できません。学生(学割対象者)の身分確認が必要な為です。学校から貰える「通学証明書」が必要です。

学生証を提示を求められる場合もあるので、それも持っていきましょう(事前に各鉄道事業者のサイトで不要とわかればいりません)。

「通学証明書」の有効期間は、発⾏の⽇から1ヶ⽉間です。ここは気を付けて購入しないといけません。

予断ですが、2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大により、各学校の休校延長が実施されているほか、2020 年 4 月7 日に日本政府から緊急事態宣言が発令されたことに伴い、各鉄道事業者では通学証明書の有効期限が切れても今回に限り購入ができる措置がとられました。

年度内であれば、継続として購入することができますが、あくまで3月31日までです。年度を越えて購入することはできません。例えば、3月に継続で9月までの6ヶ月継続定期券を購入することはできません。

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※最後に
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