28日午後3時25分ごろ、八街市八街はの市道で、歩いて下校途中の小学生の列にトラックが突っ込んだ。佐倉署と消防、市教委によると、同市立朝陽小の児童男女5人が巻き込まれ、うち2人が死亡。残る3人は6~10歳とみられ、1人が意識不明の重体、2人が重傷を負った。
佐倉署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いでトラックを運転していた梅沢洋容疑者(60)=同市八街は=を現行犯逮捕し、詳しい事故原因を調べている。容疑者からは呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出された。同署は道交法違反(酒気帯び運転)容疑でも立件する方針。
運転手は酒気帯び運転でした。
県警によると、事故後に容疑者の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたことなどから、正常な運転ができていなかった疑いがあると判断した。県警は、同法違反の過失傷害容疑で現行犯逮捕していたが、より罰則の重い危険運転致死傷容疑を適用したそうです。
危険運転致死傷罪が適用されると,死亡させた場合は1年以上20年以下の懲役 刑,負傷させた場合は15年以下の懲役刑となりますが,自動車運転過失致死傷罪 (この法律の過失運転致死傷罪)が適用されると,7年以下の懲役刑・禁錮刑か1 00万円以下の罰金刑となります。
2人を殺めてしまったことになりますが、危険運転致死傷罪が適用されても20年の懲役刑です。
2人の殺人をしたら無期懲役か死刑です。
どう考えても、この事故は過失とは思えません。
殺したい相手がいたなら、包丁で刺して殺すより、自動車で轢いて殺してしまったほうが、なんと!刑が軽いのです。
だって「よそ見して運転していたら轢いてしまいました。」って言えば、20年で刑務所かた出てこれるんですから驚きです。
千葉県も、通学路なのに、ガードレールも設置せず、路側帯もない状態でした。それを放置してきた県や市の責任は重いです。
5年前にも同様の事故がありました。
5年前の事故は2016年11月2日朝、同市文違(ひじかい)の国道409号で、集団登校中の列にトラックが後ろから突っ込み、児童4人が重軽傷を負ったというものです。
事故を受けて見守り活動を始めましたが、すぐに終わって忘れ去られます。
事業用自動車の運転者の飲酒運転を根絶するため、平成23年5月1日より、運送事業者が運転者に対して実施することとされている点呼において、運転者の酒気帯びの有無を確認する際にアルコール検知器を使用すること等が義務化されましたが、途中で飲んだら防げません。
車も検知器があって、基準以上の場合、運転できないという仕組み作りも一向に進みません。
メーカー、行政が一体となって、今こそ、この状況を改善しないといけません。
※最後に
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