竜ヶ崎竜之介のスマホ閲覧で通勤通学を有意義にするプログ

アクアリウムを中心として、他にもホラーやパソコンなどの趣味や仕事、他に日常の出来事について好き放題書いていこうと思います。虎ノ門虎之助でメダカのプログを書いていますが、他のことも書きたくなりましたので新しいプログを立ち上げました。

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2021年12月

12月30日は『鳥ぎん銀座本店』に行きました。「釜めし」「焼き鳥」の店です。この店はメインストリートにような場所に店を構えておらず、ビルの合間の道に入っていき『ニューギンザビルの地下1階』に店を構えております。

銀座を普通に散策していても見つかりませんが、たまたま歩いていて見つけた店なのです。

店の名のとおり鳥がメインの店ですが、「釜めし」も「焼き鳥」もすべて素晴らしい味です。定番は「鳥釜めし」で「釜めし」と「おすまし」だけですが、「釜めし」のボリュームが多いので十分にお腹が一杯になります。そして値段が銀座という立地であるにリーズナブルだと思います。

「鳥釜めし」は、運ばれてきたら釜が熱いのでやけどに注意しましょう。そして釜の蓋を開けて釜のへりにご飯がつかないように「しゃもじ」でしっかりと削ぎ落としましょう。後々、ご飯が釜のへりにくっついてとるのが大変です。

そして、じっくりと「しゃもじ」で「お茶碗」に鳥めしを入れて味わいましょう。とても美味しいですよ。

「焼き鳥」は好きな物を頼めばいいです。ハズレはありません。ただ、どれを頼めばわからない場合は、少し値が張りますが「焼き鳥盛り合わせ」を頼むといいです。Aコース(焼き鳥5種)、Bコース(焼き鳥8種)、Cコース(焼き鳥14種)とあります。

繰り返しますが、少し値が張りますが「Cコース」を頼んで、沢山の種類の焼き鳥を味わいましょう。感覚的に2.5人前ぐらいなボリュームです。大人3人で味わいましょう。「釜めし」もあるので十分にお腹が膨れます。

「焼き鳥」は鳥はもちろん美味しいですが「ぎんなん焼き」「青唐焼き」「野菜焼き」も美味しいんです。この3つは是非オススメします。

お店の店員さんも御親切です。外国の店員さんもおります。ちょっとぶっきらぼうですが異国に地で、年配者を相手に一生懸命やっております。

最後に「今年もどうもありがとうございました!」「また来年よろしくお願いいたします!」と深々とお礼をされてしまいましたが、そんな事言われなくて、また訪れたいと思う店なのであります。



Aコース(焼き鳥14種)です。
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「釜めし」と「焼き鳥」を美味しくいただきます。
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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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また痛ましい動物虐待事件が発生しました。

❖『地域猫』6匹が殺される

 千葉県市川市大洲の江戸川の河川敷で今月、地域住民が世話をしていた猫6匹が殺されているのが見つかった。千葉県警市川署が動物愛護法違反容疑で調べている。
 同署によると、5日朝、通行人が6匹の死骸を発見した。一部は腹を切り裂かれた状態だった。
 現場は、JR市川駅から約1キロ南の河川敷遊歩道。殺された猫は、野良の状態だが、住民有志が去勢手術の費用を負担したり、餌やりしたりして「地域猫」のように面倒を見ていたという。
 付近には、小中学校や幼稚園がある。同署は、防犯カメラの確認や聞き込み捜査を進め、学校周辺のパトロールを強化する。

本来、人間が守ってあげなくてはいけない『命』をないがしろにする事件であり、このような事を起こす犯人の思考回路は全く理解できず怒りを覚えます。

こうした動物虐待事件に日本の法律はとても甘く事件があとをたちません。安易にペットショップなどで入手できる環境、殺処分場(保健センター)に持ち込まれ年間4万頭(犬、猫合算)が犠牲になっている、飼い主に圧倒的有利の法律が問題です。犬、猫を所有物でしか見ていない根幹、血の通った法律とは到底思えません。

特に深刻なのが、この手の犯罪をきっかけに犯罪行為がエスカレートすることです。シリアルキラー予備軍と言っても過言ではありません。

想像してみてください。自分の前にいる猫を殺すなんてことができますか?できるはずがないです。

❖シリアルキラー

 シリアルキラーとは、一般的に異常な心理的欲求のもと、複数の殺人を行う「連続殺人犯」のことである。

ほとんどの連続殺人は心理的な欲求を満たすためのもので、被害者との性的な接触も行われるが、動機は必ずしもそれに限らない。猟奇殺人や快楽殺人を繰り返す犯人を指す場合もある。
自らの犯行であることを示す手口やなんらかの固有のサインを残すこともあり、その被害者たちの外見や職業、性別などに何らかの共通点が見られる場合もある。

 Serial(=連続の、ひと続きの、通しの)+Killer(=殺人者、殺し屋)。
シリアルキラーという単語は、テッド・バンディ(1970年代の誘拐、強姦、殺人、強盗犯)を表現するために、元FBI捜査官のロバート・K・レスラーにより考案された。

 特徴として
  ・ほとんどが男性。
  ・家族関係が悪く、犯罪者や薬物中毒者がいる。
  ・幼少期に児童虐待/性的虐待の被害を受けている。
  ・未成年期に窃盗・放火・動物虐待などを行っている。
  ・性的倒錯者が多く通常の性交では満足しない。殺害すること自体で性欲を満たす場合もある。
  ・犯罪に対する罪悪感がなく、良心が欠如している。いわゆるサイコパス。
 などがある。

  強盗殺人や保険金殺人など、金銭目的の場合はシリアルキラーとして扱われないが、殺害方法が異常な場合はシリアルキラーとして扱われる。

シリアルキラーの多くが、最初は虫や鳥から始まり、次に犬や猫等大きな動物が対象になって、その後、人に興味を持つ確率が高いと言うから、たかが野良猫と言うのでは無く、弱い子供や女性、老人に
対象が移らないよう、未然に防ぐためにもきちんと捜査すべきだと思います。

そして捕まえてからの治療も重要です。こういった精神障碍者の精神医療を精神病院を受けることになるかと思いますが、現在、日本の精神医療の現状がきわめて劣悪なために、十分な治療が受けられずに数十年も病院にとじこめられたり、治療が不十分なまま社会に放り出さ れ、地域社会におけるケア体制も不十分なまま放置され、再び罪を犯すという事態が起きています。

精神障害者の犯罪そのものは、一般の犯罪とくらべて少ない とはいえ、あってはならないことです。現状を放置しておくことは、犯罪被害者にとってあまりにむごいことであると同時に、加害者=患者にとっても悲劇だと いわなければなりません。


❖小動物虐待から人間を殺傷する残虐な事件

・1997年 神戸連続児童殺傷事件
 1997年(平成9年)2月 - 5月にかけて兵庫県神戸市須磨区で発生した連続殺傷事件(少年犯罪)。男子中学生(事件当時14歳:神戸市立友が丘中学校3年生)が相次いで小学生5人を殺傷した。犯人の少年が酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)と名乗っていたことから、「酒鬼薔薇事件」「酒鬼薔薇聖斗事件」とも呼ばれる。
 【抜粋】Aはそれまでに何十匹もの猫を殺し、首を切り落としていたが、猫だとナイフ1本で簡単に切れるため、人間を切ってみたいと思った。そこで、明日は再びタンク山に向かい、隠している糸ノコギリで男児の首を切ろうと考え再び眠りについた。

2019年茨城一家殺傷事件
 2019年(令和元年)9月23日未明に茨城県猿島郡境町若林の民家で、一家4人が殺傷された殺人・殺人未遂事件。
 【抜粋】本事件の被疑者Oは、16歳だった2011年(平成23年)11月18日に、埼玉県三郷市内で下校中の中学3年生の女子生徒[注 2]に背後から包丁であごを刺し、その約2週間後の同年12月1日には千葉県松戸市内で小学2年生の女児のわき腹を複数回刺していずれも重傷を負わせた連続通り魔事件を起こした犯人であり[16]、同月12月5日に銃刀法違反の容疑で現行犯逮捕された[17]。このほかにも、Oは三郷市で車などに放火したり、猫を殺したりする事件も起こしていた。そして自ら切断した猫の首とナイフを高校に持参していた。

必ずしも動物を虐待することが犯罪に結びつくわけではないと思いますが、きっかけは動物を虐めていたケースであることが多いのではないでしょうか。

幼少期に子供は最初、虫との関わりから始まると思います。虫を殺してしまうこともあるかもしれません。それは幼いからです。そこで『命というもの』を教えてあげるのです。

そして、子供が大きくなるにつれて、鳥、犬や猫との関わりをよく見てみるのです。虐待しているようなこと、虐待はしていなくても悪戯して苦しんでいるような様子を面白がっていることがあったら見逃してはいけないのです。

子供となぜそんなことをするのか?話をしなくてはいけません。放っておいてはいけません。そして親がそのような子供を怖がってはいけません。子供には親がどういうふうに見ているのか敏感に察知します。子供自身理解できなくても、その瞬間の親の顔が記憶に残ります。


動物を虐待していることを喜んでいる場合、苦しむ姿を見てうれしそうにしていたら各県にある法務少年センターという専門機関に相談してください。親だけで解決するのは難しい問題です。

また、自分の子を信じたい親が多いので黙認してしまうことがあると思います。でも、ここで相談しないと将来大変なことになると思って相談した方がいいと思います。子供がシリアルキラーになるかならないかは親や周囲の行動にかかっています。

ひとりで抱え込まないことが大事です。親だけでなく周囲で子供をよく観察して『犯罪の芽』をつみとることをしていきましょう。



※最後に
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ある日突然、自分が死んでしまった場合、はたしてどうなるのでしょうか?

突然死んでしまうのは自分では避けられません。未来が自分が死んでしまうのは自分では予測できないですし、予防もできないです。

自分が死んだ後は、一般的な流れとして通夜や葬式を行ってもらい、火葬場につれて行かれて自分の体が焼かれて、お骨に入ってお墓に入って終わりとなります。そして、死後の世界があるのであれば、三途の川を渡って天国か地獄に行くことになるでしょう。

ここで書きますのは、おそらく自分が行くであろう『あの世の世界』ではなく『自分のいなくなった現実世界の話』です。

もっと言いますと『自分が死んでいなくなった現実世界の残された家族の話』となります。

残された家族たちは突然この世を去ってしまった自分の為に少しの悲しみにくれた後に、自分の残した数多くの『物の整理』に入らないといけません。

物の整理には、いわゆる自分が一生懸命働いて稼いだ資産がありますし、家や会社に置いている私物などもあります。

「たいした物なんかないよ。」と思うかもしれませんが、資産はなくても私物は多くあると思います。自分が突然死んでしまうと、残された家族に『物の整理』に膨大な労力と時間をかけさせることになります。

自分が突然死する可能性があるから、必要最低限な物で生活しましょうなんてことを書くつもりはありません。ただ『突然死んでしまうと、残された家族はこんな状況になるんだな。』と感じていただければと思います。


 自分が何を残しているのか?わからない問題

自分が突然死してしまった場合、家族は、たとえ家族であっても自分の物がどれくらいあるのか?わからないと思います。残された家族は大変です。全体像がわからないですので、まずは自分の遺産から手をつけることになると思います。

一人暮らしをしていますと住んでいる家の中を整理すればよいと思いますが、家族で住んでいますと、自分の部屋があればとてもわかりやすいのですが、自分の部屋もないと共有物だか私物だかわからない場合もあるかと思います。

まずは生前に残した自分の遺産を家族が相続することになり、手続きに入ると思います。

❖相続対象になる物一覧
  ・現預金
  ・外国通貨
  ・不動産(自宅用の建物と土地、賃貸用の建物と土地、店舗、田畑、山林、空き地、立木など)
  ・有価証券(株式、投資信託、公社債など)
  ・債権(売掛金、貸付金、立替金、被相続人が受取人の生命保険金請求権など)
  ・借家権・借地権
  ・家庭用財産(車、家具、宝石、宝飾品、絵画、書画、骨とう品など)

自分の遺産が資産だといいですが、負債だった場合は、家族が背負い込むことになるので大迷惑になります。相続開始を知った時から3ヶ月で相続放棄や限定承認(財産が1000万あり、負債が500万あるのであれば、財産500万、負債500万を相続)をしないといけません。

特に負債が多い場合は要注意です。法定相続人である親族が負債を相続しないためには、配偶者や子だけではなく第二順位の親や第三順位の兄弟姉妹の全員が相続を放棄する必要があります。

お父さんが亡くなった場合に財産を配偶者、お母さんに譲りたいということで子供たちが相続放棄した場合、相続の権利がお父さんの親、つまりおじいさん、おばあさんになり、親がなくなっていれば、お父さんの兄弟、姉妹に権利が移動しますので相続分割で法定相続分を払わないといけないことです。

不本意は結果に終わってしまうこともありますので、安易に素人考えで事をすすめてはいけないということですね。


 本題は物の整理、処分

相続の話を書きましたが、詳細は専門家サイトにお願いしまして、ここからは自分の生前に残した物の整理についての話です。

自分が生前に残した物の整理は大変です。まず残された家族は自分が突然この世からいなくなってしまい、その物を整理や処分することができるかというと、なかなかできないと思います。自分が家族から愛されているほど、家族は自分の物に手をつけることがなかなかできないでしょう。

家族が自分の物を整理するにしても、物が多い場合はどこから手をつけていいいのかわかりませんし、意を決して整理や処分を行うことになって一つ一つ手にとってみても、どうしても思い出の品として保存しておこうとしますし、自分との思い出に浸りながらの作業となりますので遅々として進まないと思います。

遺産相続は法的な手続きをしないと、自分の残した遺産を残された家族が使用できません。自分が一家の主である場合は残された家族が現実的に生活がたちいかなくなりますので早めに相続手続きを行うと思います。

これが、自分の所有物の場合はどうでしょうか?高価な物もありますが、生活していく上で所有していた物である場合は法的な手続きはいりませんし期限もありませんので当然後回しになります。そして前述した自分と家族の『思い出』が物によっては込められていますので、整理や処分がなかなかできないでしょう。

それでも自分の物の整理や処分を進めようとしても現実的にも多大な労力と時間が必要になります。


 パソコン・スマートフォン・サイトのID、パスワード、データ

自分のパソコンをIDとパスワードでロックされているとしたら、まず家族がパソコンにログインすることができません。最近は生体認証による顔認証や指紋認証もありますので自分が死んでしまった場合は生体認証でログインすることはできません。

ただし生体認証でログインできない場合は、代替手段としてIDやパスワード用意されていますので本人でなくても大丈夫ではあります。いずれにせよ、自分のIDやパスワードを家族が知らない限りパソコンにログインすることができません。

几帳面にID、パスワード一覧を手帳にでも記入していれば別ですが、セキュリティ上気になると思いますので頭の中で記憶している方が多いと思います。

家族が自分のパソコンにログインできないとどうなるのでしょうか?

パソコン内部のHDD(SSD)にあるデータが見れないです。データがいわゆる大人の写真とか動画、好きな音楽や映画やアニメの動画などであれば、自分しかアクセスしないファイルですので家族にパソコンにログインできなくても問題ないと思います。

ただし、家族で撮った写真や動画が保存してあった場合、特に写真のプリントしていない場合は取り出すことができず、思い出は日の目を見ることがありません。

有料アプリケーションやサイトの使用を継続している場合、契約の解除をサイトから行うことが多いので、それまでは使用料を払い続けることになります。サイトにログインすることができない場合は解約することもできません。

それどころか有料アプリケーションやサイトの使用料の支払いをカード払いとしており、支払い明細を郵送ではなくサイトで明細を見る場合は、何にいくら払っているのか?確認することもできないのです。

スマートフォンもパソコンと同様な問題に直面するでしょう。ただ、スマートフォンはキャリアの支店に行き解約を申し出ればよいと思います。有料アプリケーションの場合は買い取りですし、キャリアの課金システムで月額料金に追加されるので月額で払い続けることはないと思います。


 生き物(ペット)

自分が生前に生き物(=ペット)を飼っていると大変です。生前は自分が好きな生き物を飼っていたと思います。

犬や猫の哺乳類、インコなどの鳥類、トカゲやヘビ、カメなどの爬虫類、カエルなどの両生類、金魚、メダカなどの魚類、カブトムシ、クワガタなどの昆虫と様々だと思います。種類がどうであれ、自分が愛情をこめて育ててきた生き物たちです。

でも家族にとっては決してそうではありません。あくまで自分が愛しただけであって、家族にとっては単なる生き物でしかないかもしれません。生き物嫌いな家族が残されると世話どころじゃありません。

もちろん家族にとって自分と同じように生き物に愛情があるかもしれません。それでも自分が死んで当日から直面する『生き物の世話』という重要な任務を担うことになります。

「食べ物を与える」「棲み家の掃除をする」「排泄物の処理をする」「食べ物を購入する」「飼育用品を購入して取り替える」などです。これらの飼育のノウハウは残された家族にはありません。食べ物を例にとってみても、いつ、どれくらい、どの種類を与えるのかがわかりません。

飼育全般にも言えることですのでネットを見たり、本を読んだりしてノウハウを習得しようとしますが、自分が実際に世話をしてきた感覚やさじ加減は、家族も実際に世話をしないと習得できないものです。

毎日の世話がしっかりできないと病気になったり衰弱したり、さらに死なせてしまうことになるでしょう。日に日に元気がなくなっていく生き物を見て困り果てると思います。

いま書いたことは家族と一緒に住んでいた場合です。一人暮らしで生き物を飼っていた場合に自分が突然死んでしまいますと、生き物たちの存在自体が認識されませんので、生き物たちにとって「死へのカウントダウン」が始まります。

この問題でもっとも困るのは自分に世話をしてもらっていた生き物たちということを忘れてはいけません。自分が突然死んでしまうことは、周りの家族だけでなく生き物たちにも不幸なのです。


 何に価値があるのかわからない問題

自分が生前に残した沢山の所有物を家族が整理、処分するとなると、誰かに贈与したり、廃棄したりすると思います。そして売却することもあると思います。

自分が生前に大枚をはたいて購入した品物があるとしても、家族にとっては価値のある物かがわからずに、ガラクタとまではいきませんが、生活必需品と変わりない価値でしか捉えられないかもしれません。

家族が一見して価値があるとわかるのは、電化製品、IT機器類だけでしょう。絵画や壺みたいな、いかにも価値のありそうな感じですとわかりますが、コレクターズアイテムですとマニアしかわからないものですので価値はわからないと思います。

そのような場合は廃棄してしまわれることがあると思います。



※最後に
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野焼きで亡くなる事故が多いとの事です。

❖野焼きとは
 野焼きには2通りあります。
 ・新しい草がよく生えるように、春のはじめに枯れ草に火をつけて野を焼くこと。
 ・地面、素掘りの穴、ドラム缶、ブロック囲いや、法に定められた基準を満たしていない焼却炉など、適法な焼却施設以外で廃棄物(ごみ)を燃やすことを「野焼き」といいます。

 多くの自治体では、野外焼却(野焼き)は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により原則禁止となっています。自治体毎に基準は違うと思いますが下記のように例外として扱われているはずです。

 ・風俗習慣上又は宗教上の行事を行うために必要な廃棄物の焼却
 ・農業、林業又は漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却

 農家の方が枯れ草を焼く行為は例外ということなんですね。

農林水産省の統計では、野焼き作業中の事故は近年10年間で185件発生しており、このうち2~4月で半数を占めているそうです。まさに春の枯草の野焼きで事故が発生しているのです。

❖事件例

◆2021年10月5日 女性死亡(火災の煙によりガス中毒死または窒息死)
 5日午後7時半ごろ、南九州市頴娃町牧之内のあぜ道で「女性が畑で倒れている」と近くの人から119番があった。女性はその場で死亡が確認された。南九州署によると、女性は身長約145センチの中肉で、60~80歳くらい。短い白髪で、青色の長ズボンを履いていた。上半身は焼けていて、周囲の畑は野焼きした跡があった。同署が身元や死因を調べている。

◆2021年3月7日 パパアニューギニア死者98人、負傷者616人(野焼きの火が火薬庫に引火)
 西アフリカ・赤道ギニアの商業の中心地バータ(Bata)にある軍基地で7日、4度にわたり爆発が起き、国営テレビによると30人が死亡、約600人が負傷した。基地に隣接した住宅地が壊滅的な被害を受けており、犠牲者は増える恐れがある。
 テオドロ・オビアン・ヌゲマ(Teodoro Obiang Nguema)大統領は事故原因について、地元農家の野焼きと、軍基地の弾薬庫の「ずさんな管理」にあると説明。「バータ市は、ダイナマイトや弾薬などの保管場所を警備する担当班による怠慢の犠牲になった」「(これらの爆発物に)農家の野焼きの残り火が引火し、一連の爆発につながった」と述べた。

◆2017年2月9日 男性(焼死)
19日午前10時10分ごろ、山口県美祢(みね)市秋芳町(しゅうほうちょう)の秋吉台で行われていた山焼きで、消防団員から「煙にまかれて人が倒れている」と美祢市消防本部の現地本部に通報があった。駆け付けた消防隊員が同県防府市伊佐江の会社員、村木臣次(しんじ)さん(48)を発見したが、現場で死亡を確認した。

◆2021年11月19日 男性(焼死)
 19日午後、岩手県軽米町で雑木林を焼く火事があり、焼け跡からこの雑木林を所有する96歳の男性が遺体で見つかりました。
 19日午後2時半前、軽米町軽米にある雑木林が燃えていると近くの人から消防に通報がありました。火はおよそ0.2ヘクタールを焼いて、およそ1時間半後に消し止められましたが、焼け跡からこの雑木林を所有する近くの無職・宮本武雄さん(96)が倒れているのが見つかり、宮本さんはその場で死亡が確認されました。
 現場には野焼きをした跡があったということで、警察は野焼きの火が燃え広がったと見て調べています。


野焼きの火が下草に延焼し、人が炎に巻かれ死亡する事故が度々発生している。 また、野焼きは山火事を引き起こす原因となっています。他にも野焼きによる大量の煙は車の視界を遮り交通事故を誘発する事態も発生しています。


野焼き事故の予防

 ◆風がある日はやめましょう。風向きが悪いと自分の方に火がきます。

 ◆一人でやらずに複数人で行いましょう。声かけで身を守りましょう。

 ◆飛び火で服が燃える可能性があるので燃えにくい服装にしましょう。



※最後に
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かなり昔の話ですが「関西人の方」と、ある定食屋に入りました。

大分昔の記憶で自分は何を頼んだのかは覚えていないのですが、何でもある定食屋でして「そばのセット」「うどんのセット」「かつ丼のセット」「ラーメンのセット」などなど、いろいろなセットがありました。

そこで初めて知ったのですが『きつねそば』は関西に存在しないことを知りました。

関西人の方『注文お願いします。』
店員がテーブルに来ました。
関西人の方『きつねセット1つ。』
店員『きつねセットですねー。きつねはどちらになさいますか?』
関西人の方『!?』『どちらって?』
店員『...』
関西人の方『...』
関西人の方『なにか選ぶんですか?』
店員『うどんか、そばになります。』
関西人の方『きつねだと、うどんでしょ?』
店員『...』

何とか『きつねうどん』で注文してもらいましたが、とてもびっくりしておりました。あまり家族で「外食」に行かなかった方(貧乏な方はありません、家族揃って家で食事するしっかりした人です)ですので驚かれたのだろうと思います。

何でも関西では
 ・お揚げ、天かす、ネギの乗ったそば ⇒ たぬきそば
 ・お揚げ、天かす、ネギの乗ったうどん ⇒ きつねうどん
なんだそうです。

関東ですと
 ・天かす、ネギの乗ったそば ⇒ たぬきそば
 ・天かす、ネギの乗ったうどん ⇒ たぬきうどん(関西人には!?)
 ・お揚げ、ネギの乗ったそば ⇒ きつねそば(関西人には!?)
 ・お揚げ、ネギの乗ったうどん ⇒ きつねうどん
なんです。

実際には関東でいう「きつねそば」はあるそうなんですけど、関西では「たぬきそば」なので、実際にはあるようですので、
なお、天かすをのせた関東の「たぬきうどん・そば」を、関西では「ハイカラうどん・そば」と呼びます。それも『関西人』に言わせると「かけそば・すうどん」に天かすを乗せただけとも言っておりました。

「きつねうどん」は関西(大阪)、「たぬきそば」は関東が発祥とのことですが、関西から関東には拡がったのですが、関東から関西へは拡がらなかったそうです。

なぜ「きつね」なのかというと、油揚げが稲荷神の使い「キツネ」の好物とされていることや油揚げがキツネ色だからという説があります。

また、なぜ「たぬき」なのかというと、天かすには天ぷらのタネがないため「タネを抜いた=たぬき」という説や、濃い色のだし汁を含んだ天かすの色が「タヌキ色」だからという説もあります。

他にも関東では「お汁粉」、関西では「ぜんざい」と違う名前のものもあり、とても奥が深いですね。


きつねそばです。
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きつねうどんです。
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❖はじめに

 マンションに居住し始めますと、ぽっかり空いたベランダで何か育てたくなるかと思います。マンションによってベランダの広さはまちまちですが、何も置かないとなんだか殺風景ですので、ガーデニングをはじめる方もいれば、生き物の飼育をはじめる方もいるかと思います。

 しばらくして気付くことになりますが、マンションには何年かに一度、定期的に『大規模修繕工事』が行われます。

 この修繕に関する考え方が一軒家の住宅と大きく違いまして、集合住宅ですので修繕計画の長期計画をもとに「大規模修繕工事」が行われます。

 本来ならば、マンションのベランダは「共用部」ですので、基本的に個人所有の物は置いてはいけません。しかしながら、実際はマンションのベランダに「物」を置いている方がほとんどであり、一種の「暗黙の了解」みたいなことになっていると思います。

 「共用部」の背景もあり「大規模修繕工事」が近くに計画されていても「ベランダに置いてある物」の相談が表立ってしにくいと思いますので、自分で何とかしないといけません。

 ガーデニングを行っている方は「鉢」や「プランター」が置けなくなりますし、生き物を飼っている方は「飼育容器」が置けなくなるのです。

 「大規模修繕工事」がある場合、はたしてどうすればいいのか?を書いていいきますので、よろしければ覗いていってください。

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大規模修繕工事とは(一般的に12年周期)
「大規模修繕工事」とは、マンションの劣化、老朽化を防ぐために行われる工事です。国土交通省のガイドラインに「大規模修繕工事」は「マンションの修繕工事や改修工事のうち、工事内容が大規模、工事費が高額、工事期間が長期間にわたるもの。」と記載されています。

(分譲)マンションの「大規模修繕工事」は12年周期が一般的とされています。マンションに住んでいる限り頭のいたい問題が12年毎にやってくるということです。あくまで国土交通省のガイドラインで12年周期を謳っているので、改修施工業者が「右へならえ」で12年周期に計画していることが多いです。

「大規模修繕工事」は劣化を防いで居住環境を維持するとともに、資産価値の低下防ぐことであります。一軒家ですと「あばら家」でもいいなんて自由にできますが、集合住宅ですとそうはいきません。

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長期修繕計画とは
「長期修繕計画」はマンションを購入する前に策定されており、10年後、20年後を見据えて、マンションを定期的に修繕する計画のこと。 マンションの寿命を延ばし、快適な居住環境を確保し、資産価値を維持するためには、適時、適切な修繕工事を行うことが必要なのです。

マンションであれば管理組合により1年に1回は行われる「総会」があり、そこで「工事の予算承認」「1年間の活動と収支報告」「次期役員の任命」「管理規約の見直し」などの審議が行われます。

「総会」に先駆けて配布される審議資料の中に「長期修繕計画」の資料があるはずです。「長期修繕計画」は毎年更新されていますので内容を確認しましょう。

また、毎月行われる選出された方々による管理組合の「理事会」があり「大規模修繕工事」の議題が議事録として配布されるので、目を通しておくと「大規模修繕工事」が近づいてきたことがわかるはずです。

前での「総会」は出席しなくても事前に資料は配付されているはずですので「大規模修繕工事」が何年に行われるかはわかるはずです。「大規模修繕工事」の年は修繕項目にほぼ予算が使われる記述があるはずです。

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大規模修繕工事の開始と工期
「大規模修繕工事」はマンションの管理組合による「総会」での説明か、または「臨時総会」が開かれて個別の説明会があると思います。

マンションにもよりますが「大規模修繕工事」は2~3ヶ月前に告知されます。我が家のあるマンションは毎年6月に「総会」が行われましたが、同じ月の6月に「臨時総会」があり、そこで説明されました(工事開始は8月)。

説明会では「工期」「スケジュール」「修繕項目」とともに「修繕工事中の制約事項や注意事項」などが説明されます。

「大規模修繕工事」の工期は3ヶ月~6ヶ月程度です。ガーデニングやアクアリウムを行っている方によいては、たとえ3ヶ月の間でも「鉢」「プランター」や「飼育容器」の場所換えをしなければなりません。これは育てている植物や動物にとって生育不良、そしてストレスや環境変化のより死なせてしまう大きな要因になってしまいます。

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ベランダの物はすべて撤去(頭の痛い話)
「大規模修繕工事」の間は、ベランダのものを全て撤去しなくてはいけません。ガーデニングやアクアリウムの「鉢」「プランター」や「飼育容器」、他にアクアリウム用品や園芸用品、他に資材や物置など『ベランダに置いてある全ての物』です。

というのも、「大規模修繕工事」でベランダは床面の「防水補修工事」が行われます。長年の劣化により防水効力が薄れてきています。補修することでベランダの床部分に雨が浸透するのを防ぐのです。

また、ベランダの壁については外側だけでなく、室内側も外壁塗装などを実施する必要があります。他にも外壁にひび割れの箇所などがあれば樹脂で埋めて外壁を塗り直したりタイルを貼り替えたりして、こちらも長年の劣化より塗装がはげたり、タイルが剥がれた部分を補修するのです。

我が家のあるマンションは、工期が6ヶ月(8月~翌年1月)という長丁場でしたが、ベランダの撤去した時期は4ヶ月程度(撤去時期は9月中旬~1月初旬)でした。

事前の期日までの撤去ほしいとの連絡文書がきます。我が家のあるマンションは1ヶ月前の連絡でした。

ただし、ガーデニングの「鉢」には「植物」が、アクアリウムの「プランター」や「飼育容器」には「魚や昆虫などの生き物」がいます。『さて、どうしようか?』と頭を悩ますことになりますが、一般家庭では4通りでしょう。

❖「大規模修繕工事」で「鉢」「プランター」や「飼育容器」をどうするか?

 ・屋内に入れる
 ・仮置き場に置く(仮置き場対応をしない場合もあります)
 ・処分する(譲渡含む)
 ・繁殖させない、繁茂させない(数年がかりの取り組み)

ここからは「ガーデニング」と「アクアリウム(昆虫含む)」の観点で見ていきます。

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屋内に入れる(ガーデニング編)
ベランダに育てている「植物」を屋内に入れます。ここでのポイントは「太陽光」です。「太陽光」を多く必要とする植物は非常に難しいと思います。「植物育成ライト」で、ある程度代替えすることはできますが完全ではありません。自然の「太陽光」には敵いません。

窓際に置けば「太陽光」をひろうことができますが、この場合はベランダ以外の窓際です。ベランダは幕やシートで覆われておりますので、窓際に置いても日蔭であり「太陽光」の恩恵を受けることはできません。

「植物」の種類によって枯れてしまうものも出てしまうと思います。

また「鉢」の数が多かったり、大きくて重い「鉢」がありますと、部屋に置くスペースが限られていますので難しいと思います。

受け皿はしっかり設置して、下に防水シートを敷いたほうがいいです。「鉢」や「プランター」に水をあげすぎて受け皿から漏れてしまう場合があります。

あと、これは「大規模修繕工事」が始まる、かなり前からなのですが、肥料(追肥)を与えないでください。特に「鶏糞」「牛糞」「油かす」や「鶏糞」や「牛糞」はくさい肥料の代表的な存在で、もってのほかです。

まず肥料による臭いが部屋中に充満してしまう可能性があります。また、肥料からコバエやゴキブリが大量発生してしまう場合があります。屋内で大量発生してしまったら駆除できません。

屋内に入れると「植物」が枯れてしまったり、元気がなくなってしまうのは避けられません。屋内に取り込んでも元気なのは観葉植物ぐらいかと思いますが、それも窓際で「太陽光」を浴びているので、屋外で育てている植物を屋内で育てるのは非常に難しいことなのです。

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屋内に入れる(アクアリウム編)
ガーデニングより難しいです。何せ「飼育容器」に「水」が入っておりますし、水生植物が植わっています。また、レイアウトをつかさどる流木や石もあります。「飼育容器」の大きさにもよりますが、かなり重たいといいますか、まず持ち運べないと思います。

そこで「水」をある程度捨てて「飼育容器」を軽くすることで運ぶことになると思います。魚たち水棲生物にとっては、この「水」がなくなってしまことによって大きな環境変化になってしまい死んでしまいかねませんので、他に容器があれば「水」を捨てないでとっておき、屋内に運び込んだら「水」を戻しましょう。

ようやく運び込んだとして「太陽光」がポイントになります。魚たち水棲生物は「太陽光」により丈夫な体を作っております。水槽用ライトで代替えすることになりますが「太陽光」には敵いません。

かなり数の魚たち水棲生物は環境変化によって死んでしまうことになります。

他にも水生植物が植わっている場合も「太陽光」が必要ですので水槽用ライトで「太陽光」をカバーできないと枯れてしまいます。

「飼育容器」の設置は「飼育容器」から「水」が漏れると大変なことになりますので、下に防水シートを敷いたほうがいいです。

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仮置き場に置く(ガーデニング編)
「仮置き場」が作られて「鉢」を置かせてくれる場合があります。全てのマンションではありません。我が家のあるマンションはありがたいことに「仮置き場」を作ってくれました。

ただし「仮置き場」は、マンションごとに何処に作られるか、わかりません。駐車場の一角かもしれませんし、エントランスかもしれません。他に1階住民の駐車場(その時は移動してもらう)なんてこともあります。日向とは限りませんし、エントランスなんかは日蔭なところも多いかと思います。

ただし「太陽光」が屋内よりは照らしてくれると思いますので、屋内よりはましかと思います。

「仮置き場」の場所取りは早い者勝ちになりますが、奥から詰めて置いてくださいとなったりしますと、手前に沢山の「鉢」や「プランター」を置かれて世話ができなくなる場合があります。

「仮置き場」に置いた後の世話は、置いた人が行います。管理人さんはやってくれません。植物によって世話の仕方が違いますし、例えば、過剰に水やりにより、枯らしてしまうこともありえますので手を出さないと思います。

ベランダにあったものが「仮置き場」に置くことになりますので、居間からちょっとでて世話をするということができなくなりますので、目が行き届かなくなり、水やりを忘れたなんてことで枯れてしまうこともあります。

この「水やり」ですが、特に指定がありませんので、家からバケツに汲んで持って行くか、マンションんならば、ゴミ置き場近くに水道があるかもしれませんので、そこを使わしてもらうかになると思います。家から「水」を汲んでいくのは大変ですので、管理人さんに相談してみましょう(「総会」で尋ねてみるのも可です)。

他にも「鉢」を割られたり、枝を折られたり、葉をとられたりと、植物が痛んでしまうこともあります。

「仮置き場」は敷地外が多いと思いますので、誰でも侵入できる関係上、盗まれてしまうこともあります。あきらめるしかありません。

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仮置き場に置く(アクアリウム編)
「仮置き場」が作られて「飼育容器」を置かせてくれる場合があります。全てのマンションではありません。我が家のあるマンションはありがたいことに「仮置き場」を作ってくれました。

ただし「仮置き場」は、マンションごとに何処に作られるか、わかりません。駐車場の一角かもしれませんし、エントランスかもしれません。他に1階住民の駐車場(その時は移動してもらう)なんてこともあります。日向とは限りませんし、エントランスなんかは日蔭なところも多いかと思います。

ただし「太陽光」が屋内よりは照らしてくれると思いますので、屋内よりはましかと思います。

「仮置き場」の場所取りは早い者勝ちになりますが、奥から詰めて置いてくださいとなったりしますと、手前に沢山の「鉢」や「プランター」を置かれて世話ができなくなる場合があります。

「仮置き場」に置いた後の世話は、置いた人が行います。管理人さんはやってくれません。植物でも世話は難しいのに魚たちの水棲生物の世話は更に難しいと思いますので手は出さないと思います。

ベランダにあったものが「仮置き場」に置くことになりますので、居間からちょっとでて世話をするということができなくなりますので、目が行き届かなくなり、エサやりを忘れたなんてことで死んでしまうこともあります。また足し水を忘れてしまうなんてこともあるかと思います。

この「水やり」ですが、特に指定がありませんので、家からバケツに汲んで持って行くか、マンションんならば、ゴミ置き場近くに水道があるかもしれませんので、そこを使わしてもらうかになると思います。家から「水」を汲んでいくのは大変ですので、管理人さんに相談してみましょう(「総会」で尋ねてみるのも可です)。

特にメダカなどの繁殖と稚魚を育てることは「仮置き場」では難しいと思います。繁殖は1年あきらめたほうが無難かと思います。

「仮置き場」は敷地外が多いと思いますので、誰でも侵入できる関係上、盗まれてしまうこともあります。あきらめるしかありません。生き物ですし、植物よりも高い確率であると思います。

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処分する(譲渡含む)(ガーデニング編)
できれば避けたい選択肢ですが「植物」を処分する方法もあります。

まずゴミとして処分することですが「植物」と「鉢」を全て一緒に捨てることはできません。「植物」「鉢」「土」で捨てる方法が違います。

「植物」は大きければカットしてゴミ袋に入る大きさにします。樹木のような大きさであれば「粗大ゴミ」の費用がかかります。「粗大ゴミ」は自治体の指定されて方法で回収してもらいます。

「植物」を近くの公園や空き地に植えてはいけません。「外来種扱い」となり、そこに住んでいる生態系を破壊することになりますので注意しましょう(「外来種問題・駆除についての総合サイト(Q&A)」参照)。

「土」は自治体によって違いますので確認が必要です。「燃えるゴミ」で捨てられる自治体もあれば、「粗大ゴミ」の自治体もあります。

一番難点なのが「処理困難物」として自治体では処分していないことです。この場合は業者に費用を払って引き取ってもらうしかありません。

「土」だからといって近くの公園や空き地に捨てるのはやめましょう。「不法投棄扱い」となりますので注意しましょう。

「鉢」の場合は、陶器と素焼き(テラコッタ)か、プラスチックかの素材によって捨て方が違います。陶器と素焼き(テラコッタ)の場合は大きさによって違い、小さければ「燃えないゴミ」、大きければ「粗大ごみ」となります。

また、人に譲るということも選択肢です。ゴミとして捨てる前に友人、知人に尋ねてみて引き取ってもらえるか確認してみてください。

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処分する(譲渡含む)(アクアリウム編)
「ガーデニング」のように「魚たち水棲生物」は処分することはできないと思います。

ゴミとして処分することは気が咎めると思います(いるかもしれません...)。

だからといって近くの池や川に捨てるのはいけません。「外来種扱い」となり、そこに住んでいる生態系を破壊することになりますので注意しましょう(「外来種問題・駆除についての総合サイト(Q&A)」参照)。

ペットショップに引き取ってもらいこともできます。すべてのペットショップで引き取りを行っているわけではありませんので事前に電話をして確認してみましょう。

ただし、基本的にペットショップが引き取ってもらいやすいのは人気の高額魚で他は断られることもあります。引き取る場合でも売れるまでの餌代などの維持管理費や生存率、病気のリスクなどを考慮してタダ同然の金額にしかなりません。

特にメダカのように簡単に増える魚は売れると思わない方がよいでしょう。高額のレアなメダカでも、タダ同然での引き取りとなります。レアな高額メダカならオークションなどで売った方がいいと思います。

そして安価なメダカなどの小型魚はおそらくは引き取っても販売には回りません。大型肉食熱帯魚のエサになると思います。

人に譲るということも選択肢です。友人、知人に尋ねてみて引き取ってもらえるか確認してみてください。

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工事の数年前から繁殖させない・増やさない(アクアリウム)
工事の数年前から繁殖させずに増やさないという手があります。いわゆる自然減です。メダカは1~2年の寿命ですので、繁殖さえさせなければ自然に減っていきます。

生き物が死んでしまうと、寂しくなって買い足してしまうことがあると思いますが、それは我慢します。アクアリウムの生き物は、大型な魚などは長生きですが、小型の魚は数年が多いので寿命になるまでしっかり面倒を見てあげます。

そして大規模修繕工事の年にミニマムな状態にしておくのです。

そうすれば屋内に取り込もうが、仮置き場に置こうが少ない作業量ですみます。

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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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品種改良されて今や500種類を超えたと言われているメダカですが、初心者でも簡単に飼えて繁殖もたやすいこともあり、ブームとなって久しいです。金魚や鳥などを超えた人気となっています。

室町時代に中国から伝来し、江戸時代に一般に広まった歴史ある金魚と比べて、メダカが品種改良を重ねて市民権を得られてきたのは、まだまだ20~30年ぐらいではないでしょうか。

まだまだ未開の地でありますので、誰もがビジネスチャンスがあると言っても過言ではありません。

現在、日本にいるメダカは「キタノメダカ」と「ミナミメダカ」の2種類です。親となるメダカの外見や組み合わせにより、突然変異で親とは違う特徴のメダカが生まれてくることがありますが、この一匹のみでは偶然の産物に過ぎません。

品種改良は違います。人為的に時間をかけて同じ特徴を持つものを選別して交配させ、その特徴が安定して次の世代にも引き継がれるようにすれば、愛好家などの間で「新品種」として認められます。

変わった体形や模様など様々な特徴を持つものがこれまでに生み出されます。「楊貴妃メダカ」が品種改良メダカの火付け役と見られており、「幹之(みゆき)メダカ」「ダルマメダカ」など呼ばれる種類もいます。

メダカ愛好家や業者が労力をかけて作り出した人を挽きつける体型や模様の種、そして珍しく(新種はもちろん)流通していない種は高価になります。

メダカが1匹数万円といった高価なメダカが流通し始めますと投機目的となり、更に値がつりあがりといった具合になりますので、よからぬ輩が跋扈することになります。

メダカブームが過熱することで、どんな犯罪がでてきているかを学習しておきましょう。

メダカが盗まれる
販売店や飼育場から高級メダカが盗まれています。犯人は夜中にやってきて根こそぎメダカをさらっていきます。高級メダカだけでなく、家で飼育していて割と手広くやっている方なんかは盗まれる危険性が高いです。一度味をしめると同じ場所に2度、3度とやってくるので悪質です。

侵入されない為のセキュリティ、防犯カメラや入退室管理システムを取り付ければ、もちろん犯罪を抑止できますが、メダカ飼育は薄利多売の世界ですので、銀行やコンピュータのデータセンターでもない限り、強固なセキュリティの為にあんまりお金をかけることができません。

メダカの飼育は屋外の広い場所で飼育している場合が多いので入退室システムは導入できません。そこで防犯用の柵やフェンスの設置と監視カメラ設置となるかと思います。

しかし泥棒は難なく突破してきます。防犯カメラでも犯人の顔を捕らえることができればいいのですが、夜間なので難しい場合が多いです。そして大切なメダカが盗まれてしまうことには変わりマりません。24時間365日見張っているわけにはいきませんので、防犯対策は頭を悩まされると思います。

オークションサイトで高額に値をつりあげる
オークションサイトを見ると、品種改良を重ねたレアなメダカが大量に販売されております。レアな品種を手に入れようとする心理を逆手にとって値をつりあげるような行為を行われ、市場価格よりも高値でつかまされることがあります。

また、高額品種のメダカの卵が親メダカの写真とともに販売されていますが、購入していざ手元に届き孵化させてみると、親メダカの体型や模様などと似ても似つかないメダカであることがあります。

余談:カダヤシ
メダカにお金をかけずに野生のメダカを採取して育てることにしよう!という考え方もあるかと思います。保護している場所や採取禁止の場所ならともかく、採取するのは問題ありません。

ただし、環境省の発表しましたレッドデータブック(※)には、2020年現在、メダカ(キタノメダカ、ミナミメダカ)は絶滅危惧II類(VU)に指定されておりますので、都会ではほぼ皆無、ちょっとした田舎でもなかなか捕まえることができないと思います。

※レッドリストとは絶滅のおそれのある野生生物の種のリストです。これに対して、レッドデータブックとは、レッドリストの解説として掲載種の生息状況等をとりまとめ編纂した書籍です。

ホームセンターやペットショップでは、たくさんのメダカが販売されているのに、野生のメダカは絶滅危惧種に指定されているとは皮肉なものです。

でも、近所の川や池、沼や用水路などで網で掬って見ますとメダカが大量に入ります。「なんだ!いるじゃん!」と思うのではないのでしょうか。

それはメダカではありません。メダカによく似た「カダヤシ」です。

「カダヤシ」は北アメリカ原産の外来種なのです。カダヤシはオスは3㎝、メスは5cmになります。メダカは4cmですので、「カダヤシ」のメスでも「大きなメダカだな!」ぐらいにしか思わないと思います。

カダヤシは、その名の「蚊ダヤシ」であり、ボウフラ捕食と水質浄化の期待で明確な根拠なしの理由により輸入されて放たれました。あっという間に日本全国に分布を拡げることになりました。

メダカより水質汚染に強く、繁殖力も胎生(子供を親の中で孵化して産む)で1回100匹から300匹を産みます。メダカは1回10個~50程度ですので、繁殖力で到底かないません。メダカは水質汚染に弱いので、メダカの棲み処だった場所は、あっという間にカダヤシの棲み処になってしまいました。

「カダヤシ」は、繁殖力とメダカを駆逐したしまうなど生態系への影響から「特定外来種」に指定されており、捕って持って帰る、飼育するなど、違反をすると、最高3年以下の懲役、または300万円以下の罰金となりますので注意しましょう。



※最後に
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◆ドキュメント
作成日付:2021/12/02
更新日付:2021/12/04


◆はじめに

「外来種問題」が取り上げられて久しいです。テレビやYoutubeなどで「外来種」の駆除を取り上げられておりますし、各地の自治体などで「外来種」の駆除を行う取り組みも盛んになってきています。

しかしながら、一向に「外来種」が減少することもなく、逆に増えているというのが実態なのではないでしょうか。「外来種」も種類によっては取り除いても繁殖が勝り、焼け石に水の状態となっています。

国もただ手をこまねいているわけではなく、環境省による「外来種対策」を推し進めて「特定外来生物」指定による飼育、栽培や保管、運搬の禁止や輸入の禁止など「外来種」が移入しないような対策をとっておりますが、もっと規制をしなければならないですし、すでに移入して繁殖してしまっている生き物の駆除など課題は山積です。それでも徐々に法律が適正に厳しくなっており、少しずつ対策前進をしております。

一方、古くから移入している生き物など、いわゆる「市民権」といいますか、すでに「在来種」のような扱いを受けている「外来種」もおりますので、親しみ慣れていたり、在来種と思っている方々にとっては「何で外来種を駆除するの?」「外来種の何が問題なの?」といった感情もあるかと思います。

外来種問題をどう捉えるか?どのような未来がいいのか?といった一助になればと思い書いております。もしよろしければ、寄っていってください。




◆外来種とは
「外来種」とは、人間によって棲息していなかった場所(地域、国)に持ち込まれた「生き物」です。すでにその場所(地域・国)に棲息している生き物は「在来種」といいます。

ここでのポイントは『人間によって』です。人間が輸入したものが逃げ出した、人間が飼っていたものが逃げ出した、飼えなくなって逃がした、というものです。

自力で風や鳥によって空から来たもの、海を泳いで渡ってきたものは「外来種」になりません。

これは、あくまで人間側の視点によるものです。

人間がその場所にいない生き物を解き放つことによって、その場所の生態系を変えてしまった、本来そこにある自然を破壊してしまった。その原因となるものであり、言い方を変えれば異物であるものを、取り除かなくてはいけないといった一種の謝罪や懺悔の気持ちからという側面があるのかもしれません。

もう一つは、実際に外来種の魚が在来種の魚を食べつくしたことによる漁業の不漁、外来種の水草が繁茂し川の排水溝につまり、大雨にで排水能力が起きて洪水が発生してしまうなど、何らか人間の経済活動を停滞させてしまう、被害をだしてしまうので、駆除しなくてはいけにといった側面もあります。

いずれにせよ、人間側の視点でそこは線を引いており「外来種」という言葉を使用しているのです。

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進化の歴史(現代は移動できない?)
かつて、パンゲア大陸(※)といった超大陸がありました。陸地は一つですので生き物たちは歩行して移動できました。1億8千万年から分裂しはじめました。その過程でも陸地続きの時は歩行して移動しました。1億5千万年前のジュラ紀に鳥が誕生し、飛んで移動することもできるようになりました。

こうして、生き物はなんなく大陸を移動することができました。

そして現代はどうかというと、大陸は分裂しており生態系は各大陸で独自に進化しております。

かつてのように自ら移動して移動先の大陸で進化していくというのは困難であります。

そこで交通手段が発達した現在は人間による移動手段で生き物たちが大陸間を移動するという考え方です。船や飛行機による輸入、または紛れての移動です。「外来種」の考え方と逆行していますが、このような人を介した生き物の大陸間移動も一つの進化の歴史になるのかもしれません。

人の手を介して輸入された生き物が移動先の自然に解き放たれることによって、その地域で繁栄と新たな進化、新たな生態系を築いていくという考え方もありなのかもしれません。

※約3億年から2億年前の古生代石炭紀後期から中生代三畳紀にかけて存在していた超大陸のこと。

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外来種の問題点
外来種の何が問題なのでしょうか?

1つ目は、在来種とのエサの取り合いで在来種のエサがなくなってしまう、または在来種を食べてしまうなど在来種を減らしてしまい、生態系が崩れてしまうことです。

生態系のバランス?ってなると思います。

要は、ある生き物(個体Aとします)の個体数が外来種に食べられて大きく減少するとします。

その生き物(個体A)は減少すると生き物(個体A)を食べたりする生き物(個体Bとします)、その生き物(個体A)に食べられたりする生き物(個体Cとします)にも及びます。

そうして個体数が大きく変化した生き物(個体Bや個体C)も、更にほかの生き物と食べたり食べられたりで繋がっています(これが食物連鎖です)。

外来種がそこ(個体Aの減少)をキレイに埋めて、個体Bに食べられたり、個体Cを食べてくれれば問題は少ないでしょうが、まずそうはならないので、密接に関わっている生き物たちも大きく個体数を変化させてしまうのが問題なのです。

2つ目は、農作物を食べてしまう、また、人間の食べる生き物を食べてしまうなど、経済活動を停滞させてしまうことです。

3つ目は、毒を刺されたり、噛まれたりして人間に危害を加える。糞尿やウィルス(保持の場合)により、人間が感染症などの病気になってしまう可能性がある為です。

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ジュラシックパーク
映画「ジュラシックパーク」では、ある経営者が琥珀(※)に閉じ込められた蚊から抽出した恐竜のDNAに現在の生き物のDNAを補正して復活させた恐竜のパークを建設して一般公開しようとします。投資家たちは不安になった為、各分野の権威である学者を招待してパークに問題がないことを証明しようとします。

しかしながら、恐竜たちを見た招待された各分野権威の学者たちは、恐竜復活に対して異口同音に『反対』を唱えるのです。

その中のやりとりの中で以下のやりとりがあります。

経営者「絶滅に瀕してるコンドルを作ったとしたら?」
   「コンドルなら君だって反対しないだろ?」
学者 「恐竜は森林破壊やダム建設で絶滅したのではない」
   「地球上での生命期間を全うして自然淘汰された生き物だ」
経営者「科学者の口からそんな意見が出るとは(嘆き)」

ここでのポイントは、自然淘汰されたか、人間によって絶滅まで追い込まれたかということですが、やはり「人間」が関わることによって自然界の生き物に影響を与えることをよしとしていません。

※琥珀とは、数千万年~数億年前、地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したもの

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特定外来生物
環境省が2005年に『外来生物法』を施行しました。端的に言いますと『特定外来生物』による日本古来からの生態系の保護、人間の生命・身体の保護、農林水産業の保護が目的です。

『外来生物法』で定義されている『特定外来生物』とは外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。特定外来生物は、生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。

特定外来生物に指定されたものは以下の規制されております。

❖特定外来生物に指定された場合の規制
 ・飼育、栽培、保管及び運搬することの原則禁止
 ・輸入することの禁止
 ・野外へ放つ、植える及び撒くことの原則禁止
 ・許可を受けて飼育(=飼養)する者が、許可されていない者に譲渡、引渡し、売買の原則禁止

❖罰則(個人の場合で代表的なもの)
 ・販売目的で許可なく飼育した場合・・・懲役3年以下、罰金300万以下
 ・ペットとして許可なく飼育した場合・・・懲役3年以下、罰金100万以下
 ・許可なく野外に放ったり、植えたり、まいたりした場合・・・懲役3年以下、罰金300万以下
 ・許可なく輸入した場合・・・懲役3年以下、罰金300万以下

実際に検挙される人はおります。犯罪を抑制するだけためにある法律ではありません。

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国内外来種とは
【2021.12.03】追記
最初に『「外来種」とは、人間によって棲息していなかった場所(地域、国)に持ち込まれた「生き物」です。』と書きました。

何故、こう書いたかと言いますと「外来種」という言葉は、その字の通り海外から日本に持ち込まれた外来生物(国外由来の外来種)のことを表すと思われがちです。

しかし「在来種」でも、日本国内のある地域から、もともと棲息していなかった地域に持ち込まれた場合には「外来種」扱いとなり、もとからその地域にいる生き物に影響を与える場合があります。このような「外来種」のことを「国内外来種」と呼んでいます。

そして外国からきた外来種と同じく問題とされています。

一つの例として、日本固有種のニホンイタチは全国に広く棲息していますが、本来は本州、四国、九州などに棲息していました。

人間によって、ネズミの天敵として、また毛皮利用の目的で本来棲息していない地域(北海道、沖縄諸島(※)、伊豆諸島など)に導入されました。ニホンイタチは、小さな島では強力な捕食者として生態系に影響を及ぼすことがわかりました。

琉球列島の与論島ではヘリグロヒメトカゲ、クロイワトカゲモドキ(固有亜種ヨロントカゲモドキ)、キノボリトカゲ等の爬虫類の絶滅を引き起こし、オキナワアオガエルの絶滅もニホンイタチの捕食が原因のひとつと考えられています。

※沖縄諸島( 本島周辺離島、久米島、慶良間列島、粟国・渡名喜島、硫黄鳥島)、先島諸島(宮古列島、八重山列島、尖閣諸島)

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日本の在来種は外来種に負けているのか?
【2021.12.03】追記
まず「外来種」は沢山の種類が輸入されてきており、おそらくですが沢山の「外来種」が逃げ出す、放たれていると思います。それでも全ての「外来種」が生きられないのは、日本の野生では生きられない為です。

熱帯、温帯の生き物は、日本の寒い冬を越すことができません。逆に寒帯の生き物は日本の暑い夏を越すことができません。人間によって適切な環境で飼育されていることで生きていられるのです。

日本の野生で生きながらえるには、日本の四季でも適応できる生き物です。

次に天敵がいないことです。天敵がいますと繁殖して増えていく前に捕食されてしまいますので「在来種」を駆逐する前に自分たちが駆逐されてしまいます。

そしてニッチ(隙間)領域があることです。天敵もいない、生存競争する相手もいない、種を増やせる最適な環境があるとなると、あとは繁殖して種を増えるのみです。

最後に繁殖力が強い事です。一度に生まれる数が多い、あるいは頻繁に繁殖するようでないと(外来種にとって)未開の地で種を増やすことができません。天敵や「在来種」と生存競争をしないといけませんので、種を増やすことが繁栄への近道です。

一部の「外来種」が狭い日本の中で爆発的に増えて「在来種」を駆逐したり、農林水産業などに被害をもたらしているのです。

もし「外来種」が強い、「在来種」が弱いという構図であれば、狭い日本の中はすでに外来種だらけになってしまっています。

「外来種」が強いも弱いもないと思います。

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日本の在来種は猛威を振るっていないのか?⇒いる!
【2021.12.04】追記
日本の「在来種」が外国で爆発的に増えてしまっている例はないのか?日本の「在来種」は島国で進化してきたので外国で放たれたとしても暴威を振るうことはないのではないだろうか?ということですが、日本の「在来種」が外国で猛威を振るっている例はあります。

ワカメ、キヒトデ

ワカメは、日本人の食卓にのぼる海藻ですが、ワカメの増え方ですが根元には6~7月ころに胞子葉(ほうしよう、通称:めかぶ(生殖器官))が出来ます。 この胞子葉から配偶子と呼ばれる胞子が放出されます。 この配偶子が海底に付いて発芽します。

キヒトデは、日本でもカニ、ウニ、ホタテガイやアサリなどの漁業資源を捕食して被害を与えている存在です。

ヒトデは、メスとオスがそれぞれ卵と精子を海中に放ってそこで受精し、ヒトデとは形の違う「幼生」が海の中を漂いながら数回変態して(形を変えて)、ヒトデの形になるという繁殖をおこないます。

双方とも、アメリカ、フランス、イタリア、オーストラリア、ニュージーランド、黒海、地中海など世界中の海域に移送されて繁殖していることが確認されています。

原因は「バラスト水」です。日本で荷揚げしたタンカーが船体の安定を保つために、空になった船倉に「バラスト水」という海水を取り込むのです。日本で海水を取り込んだ際にワカメの胞子やヒトデの幼生が紛れ込みます。そして、現地の海でバラスト水を放出して軽くなった分荷物を載せるのです。そこで爆発的に増えてしまうという構図です。

ワカメが増えたら、日本人から見れば食料が増えてうれしく思いますが、海外ではワカメを食べる習慣はほとんどありませんので刈り取られることがありません。そのため、増え続けた侵入ワカメが養殖のカキや、ホタテ、ムール貝、イセエビなどの成長を阻害したり、漁業用の機械にからまったりするなど、水産業に重大な影響をもたらしており『世界の侵略的外来種ワースト100』に指定されています。

金魚

金魚は実は中国原産です。中国のフナの突然変異種であるヒブナを改良したことがはじまりです。

日本に初めて金魚がやって来たのは、室町末期です。最初は高級品で、一部の貴族の間でしか飼うことができませんでした。

そして江戸中期になると金魚養殖が始まり、一般でも手に入れられる値段になり庶民にひろがっていきました。

観賞魚として輸入された金魚ですが、巨大化して持て余した人たちが水辺に逃がした結果、アメリカやオーストラリアなどで繁殖して爆発的に増えたことにより、在来種が激減し、排泄物による水質汚染とそれを栄養とする藻の繁茂により、水辺が汚れてしまうことも起きています。

クズ

クズはマメ科ツル属の多年草です。その名の通りツルを伸ばして成長します。秋の七草(秋の七草は食べられません)の一つに数えられております。ただし、クズの根は漢方薬になり、効能としては、発汗、解熱、鎮痙(ちんけい:痙攣を鎮める)です。血行促進や発汗作用などがあり、風邪や発熱などの症状を和らげるといわれています。

アメリカ合衆国独立100周年記念として1896年のフィラデルフィア万国博覧会で、明治政府が日本館を出展した際に飼料作物および庭園装飾用としてクズが持ち込まれました。

そして庭園やポーチなどの装飾として人気になりました。そのうちに他の外来種と変わりマりませんが、爆発的な繁殖力で広範囲に広がり、取り除けなくなりました。何しろ、クズは地上部で10mに達します。そして地上部だけを取り除いても駆除することはできません。地下にある長さ1.5mにも達する塊根(かいこん:植物の根が肥大して養分を蓄える働きをする貯蔵根)を取り除かない限り完全に駆除したとはいえないのです。

クズが繁茂することにより、樹木に巻き付くことにより樹木の枝が曲がり枯死(こし:草木が枯れること)し、他の草花より成長が速いので、クズの生えた地域はクズだらけになります。このような状態を「緑の砂漠」といいます。こうしてクズは森林を破壊していきます。

また、アメリカではクズを「グリーンモンスター」と呼んでおり『世界の侵略的外来種ワースト100』に指定されています。



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