竜ヶ崎竜之介のスマホ閲覧で通勤通学を有意義にするプログ

アクアリウムを中心として、他にもホラーやパソコンなどの趣味や仕事、他に日常の出来事について好き放題書いていこうと思います。虎ノ門虎之助でメダカのプログを書いていますが、他のことも書きたくなりましたので新しいプログを立ち上げました。

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2022年03月


2022年2月16日、オーストラリアのシドニーのビーチで海水浴客がサメに襲われた事故。動画が残っており、それはそれは恐ろしい死亡事故だったことがわかります。

そして目撃した人の証言を見ますと、さらにその襲撃事件の恐ろしさが倍増します。その言葉だけでも、本当にぞっとしますね。自分がその場面に出くわしたら、自分の最後がそうだったら、と思うとたまりません。

私が特に恐ろしいと感じたサメの襲撃事件を3件ご紹介します。

❖遊泳中サメに襲われた男性が死亡、釣り人は「目の前で体が半分に食いちぎられた」と証言(豪)(2022年2年19日)

豪ニューサウスウェールズ州シドニー郊外で今月16日、遊泳中の35歳の男性が釣り人の目の前でサメに襲われた。現場は家族連れなどで賑わう静かで美しいビーチで、地元コミュニティには衝撃が広がっている。

ニューサウスウェールズ州のリトル・ベイ・ビーチ(Little Bay Beach)で16日午後4時半頃、遊泳中の男性がサメに襲われて死亡した。当時の様子は現場から数メートル離れた岩場にいた釣り人が捉えており、目撃者はショックを露わにした。

動画では、サメが男性を襲い水しぶきが大きく上がった直後、海が血で赤く染まっており、釣り人の男性が「誰かがサメに食われたぞ! あれはホホジロザメだ!」と叫んでいる。

サメがいる周辺には海鳥が飛び回っており、男性の「オー! ノー! なんてことだ!」という叫び声が虚しく響いている。

当時、すぐそばの岩場で釣りをしていたというクリス・リントーさん(Kris Linto)は「サメは体長4、5メートルほどのホホジロザメで、海で泳いでいた男性に近づくと、上から覆いかぶさるように垂直に襲った」と明かし、生々しい襲撃の様子をこのように語った。

「男性の叫び声が聞こえて振り向くと、まるで水中に車が落ちたかのように大きな水しぶきが上がり、サメが男性に食らいついた。辺り一面血だらけだったよ。」

また別の釣り人は「サメは男性の体を半分に食いちぎり、戻ってくると男性の体の一部を飲み込んだ」と明かし、もう一人も「サメの襲撃の直前に、ウェットスーツを着た男性が湾を泳いでいるのが見えてね。彼は叫んだかと思うと、水中に引きずり込まれた。辺りには水しぶきがたくさん上がってね。サメの攻撃は執拗だったよ」とショック状態で語り、こう続けた。

「本当に恐ろしいことだ。私は震えが止まらず、ずっと嘔吐している。かなり動揺しているよ。彼は泳ぎに行って楽しんでいただけなのに、サメが命を奪ったんだ。」

現場では救急隊員らがヘリコプターやジェットスキーで捜索にあたったものの、発見されたのは遺体の一部と裂けたウェットスーツの一部だったという。ホホジロザメの体長は少なくとも3メートル以上はあったとみられており、ニューサウスウェールズ州救急隊のスポークスマンは「残念なことに男性の怪我は壊滅的で、我々ができることは何もなかった」と述べた。

なお『9News』は17日夕方、襲われた男性がダイビングインストラクターでイギリス人のサイモン・ネリストさん(Simon Nellist、35)であることを伝えた。サイモンさんは数年前からシドニーに暮らしており、今月20日に開催される予定だった

チャリティー・オーシャン・スイム(charity ocean swim)の訓練中だった。海が好きな冒険家で同ビーチをよく訪れており、近々結婚する予定だったという。

ちなみにサメによる死亡事故はシドニー周辺では1963年以来、59年ぶりとのことで、現場周辺は17日も閉鎖され、ライフガードはビーチのパトロールを続けた。

オーストラリアシドニー磯場

オーストラリアシドニー閉鎖

❖磯場にはいかない!

4,5メートルのサメに覆いかぶされるように上から襲撃されたようです。動画を見てしまいましたが、襲撃では叫び声みたいなものが聞えてくるわけでして、すぐに意識を失ったんだろうか?苦しまずに即死だったんだろうか?ということを考えてしまいます。自分がこの立場にいたらと思うとたまりません。ただ、動画を見ると、ビーチからそんなに離れていないようなのですが、いかにも出そうで磯場で釣りもできるそうなので、そうなると捕食者のサメに出くわうわけですので、自分は絶対行かないかなとも思います。

❖サメが21歳女性を襲う 四肢をボロボロに食いちぎられ死亡(2019年8月11日)

ナッソーのすぐ東に位置する北大西洋バハマ諸島の小さな島、ローズ島。ここは毎年夏の休暇を過ごす人々で賑わっている。

サンゴ礁が広がる美しいこの島に今年6月下旬、友人たちと遊びに来ていたカリフォルニア州トーランスの一家を大きな悲劇が襲った。海に入って遊んでいたロサンゼルスの大学に通う21歳の娘が、「人喰いザメ」として知られるイタチザメに襲われたもので、気づいた母親がすぐにそこまで泳ぎ、サメを撃退しようと試みたという。

母親は娘を襲ったサメの頭部に無我夢中でパンチを繰り返したが、そこにもう一頭のイタチザメが出現。そのサメが娘の右腕を食いちぎり、鋭くとがった歯で左腕、両脚と臀部に噛みつくと、娘の体からは真っ赤な血が大量にあふれ出し、海水を真っ赤に染めた。

出血性ショックを起こした娘はほどなくして意識を失い、母親はその娘を抱え、なかなか来ない救助のボートを待つしかなかった。全身をボロボロにされた娘はその後、病院に搬送される途中に母親の腕のなかで息絶えたという。

愛娘を失った両親が、このほどABC局の朝の情報番組『グッド・モーニング・アメリカ』に出演してインタビューに応じた。

そこで二人は、襲ってきたサメを追い払おうといくら攻撃に努めても、援護するサメが現れたらとても敵わないこと、そして秘境ともいわれる美しい小島は、救護体制がまるで整っていなかったことなどを語った。

さらに母親は、「美しい私の娘が全身血まみれになって息絶えた、その日の惨状が脳裏に生々しく焼き付いて離れません。いまだに毎晩泣いています」と添えている。

サメはやはり怖い。いくら評判のビーチであっても、サメが出るという情報を得てただちに遊泳禁止になるのは当然のこと。最近では「過去に1度でもサメの事故が発生した海には出かけない」という人も増えているようだ。

イタチザメ

❖1匹でも対処できないのに2匹も同時に現れたら無理!

襲撃事件の犯人はイタチザメですが全長は3m~5mだそうです。こんな大きなサメに出会うのも運がないと思いますが、襲撃されている途中でもう1匹が現れたらたまったものではありません。なすすべがないことがわかります。母親が娘を守りたい一心で勇敢にサメ2匹に立ち向かうのは、自分もできるだろうか?と自問自答してしまいます。また、リゾート地は元気な状態であれば楽しく過ごせますが、急な病気や怪我に対して改めて医療体制が脆弱なのがわかりました。

❖サメが18歳サーファーを襲う、体の半分を食いちぎり死亡(2004年12月16日)

オーストラリア南部、アデレードの海岸で2004年12月16日、サーフィンをしていた18歳の Nick Peterson が2匹のホオジロザメに襲われ死亡した。

スピードボートに乗っていた3人の友人が警察に語ったところでは、約300m沖合でサメはサーフボードに乗ろうとしていた少年の腕に咬みつき水中に引き込んだという。海岸にいた別の目撃者の話では1匹目のサメが少年の体の半分を噛みちぎり、2匹目が残りに咬みついた。

事件はアデレードから10kmほどの海で起こり、海岸には多数の観光客がいた。サメはそれぞれ5mと4.5mくらいあったといわれる。事件後、警察は海岸を閉鎖した。アデレード周辺ではサメの目撃が相次ぎ、2週間ほど前に警報が出されていた。しかしサメによる人身事故は14年ぶりのことだという。(www.channelnewsasia.com)

2匹のホオジロザメによる攻撃はめったにないことのようだ。18日の朝早く、サメを捜索中に Nick Peterson の遺体の一部が発見され、5mくらいのサメが2度目撃された。そして少年を襲ったサメは2匹と報告されたが、1匹だったのではないかとの専門家の談話も発表された。(www.heraldsun.news.com.au)

オーストラリアでサメに襲われた死亡事故は今年にはいって3件目。11日に世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフで釣りをしていた38歳の男性がサメに足をかまれて死亡したばかりだった。

ホオジロザメ
2匹のホオジロザメ_

❖2匹のホオジロザメは無理!

定かではありませんが、2匹のホオジロザメが出たとのことです。とても対処できませんし、逃げ切れるものではありません。偏った見方ですが「オーストラリア」「サーフィン」=『サメ』という図式が自分の中では確率されています。


❖最後に

「サメの死亡率が他の生き物と比べると低い!」とか、「サメで人が死亡する事故は何年ぶり!」とか、サメの襲撃事件があると話が持ち上がりますが、そんなのどうでもよく『死ぬときのインパクトが強烈すぎる!』とは思いませんか?サメよりはるかに死亡率が高いハチに刺されて死ぬ時は、もちろん苦しむと思いますが、サメの食べられて死ぬ時は『苦しみ!』プラス『恐怖!!!』です。

『白目をむいて恐ろしい形相で獲物に食らいつくサメ』の『白目』が生前最後の光景になるわけです。こんな恐ろしい死に方はありません。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがありま す。

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一発かます・・・相手に手痛い打撃を食らわせること

旭川中2中学生が「いじめ」を受けていたことで、市教育委員会や学校は「いじめ」を認めておらず、ようやく1年後に第三者委員会が認定したとのニュースです。

とても痛ましい事件であるにも関わらず「いじめ」をしている人たち、そして相談ののってもらいたい学校や市教育委員会の関係者たちも何事もなかったように過ごしております。

私は昭和生まれですが、令和になった今も「いじめ」問題は何も変わっていない印象でして、人生を絶望して自ら命を絶ってしまった人たちに対して、このような記事やニュースを見ることで悲しくなりますし、「いじめ」をしていた人たちや関係者たちに憤りを感じるのですが、結局のところ「死人に口なし」で事件が収束してしまうのが事実です。

毎日がつらい人生を送っている人たちに『何かいい方法がないのか?』と思う次第でして「死んでしまう」なら、「いじめ」をしていた人たちに『何か一発かまそう!(犯罪行為は駄目です!)』というという考えに持っていけないか?と思案してみました。

旭川中2凍死で「いじめ」認定 第三者委、遺族に報告

 北海道旭川市でいじめを受けた疑いがある中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が昨年3月に凍死した状態で見つかった問題で、事実関係を調査してきた第三者委員会が27日、「いじめとして取り上げる事実」があったと認定し、遺族側に報告したことを明らかにした。認定したのは6項目としたが、詳細は近日中に公表するとしている。

【画像】凍死の女子「私はいじめ受けていた」と投稿
投稿画像

 生前の広瀬さんや遺族は「いじめ」被害を訴えてきたが、第三者委を設置した市教育委員会や学校は認めておらず、第三者委の判断が注目されていた。

 遺族は「いじめがあったと訴え続け、認められるまで3年かかった。娘が生きている間であれば良かったと思う」と話した。


証跡(=記録)をとる
まず、遺書は駄目です。遺書だと「死人に口なし」で片付けられてしまいます。死んでも特はひとつもありません。「そうだったんだ!」と気付いてもらえるだけです。

とにかく後で証明できるように、何か証跡(=記録)、例えば、SNS、動画、音声、写真、手紙、怪我なら診断書など記録をとりましょう。後で「一発かます」時に有効な記録になります。

いきなりスマホを向けたら、相手は激怒していじめが激しくなりますので、音声や映像記録は気付かれないようにしましょう。音声だけならICレコーダー、動画撮影なら隠しカメラ付きメガネ、小型カメラ(予め設置が必要)などが販売されています。

もし音声や映像で記録するのなら、カツアゲされてお金に困っているかもしれませんが、何とかお金を確保して購入しましょう。

死ぬより不登校のほうがまし
自ら死を選ぶより不登校を選びましょう。死を選択してしまったら、自動的に不登校になりますので、生き続けて不登校になったほうがいいです。人生はそこで終了ではありません。

「いじめ」られたことにより、人生の回り道を余儀なくされてしまいますし、中学、高校、大学、就職とスムーズにできなくなりますので損をした気持ちになると思いますが、死んでしまったら、「いじめ」た人たちは、何のお咎めもなく生きていくことになり、やられ損になってしまいます。

もちろん挽回するのは大変です。定時制や他の学校に転向となりますと、1からスタートというより、0からスタートになります。とても苦しいと思いますが、その後はいい人生になるかもしれません。

どこかに相談する
「いじめ」られたら、自分のなかに溜めこんでおくのではなく、どこかに相談をしたほうがいいです。ここのかなりの勇気がいると思いますが、自分の中で溜めこんで、最後に死を選択してしまうより、相談したほうが、いくらか「ガス」抜きもできて心が晴れると思います。

相談にも勇気がいりますが「いじめ」ている人たちに一人で立ち向かうより遥かに楽かと思います。

家族に相談
「いじめ」られていることの話をできる家族であれば、すぐ相談しましょう。日頃から家族から「いじめられていないか?」「いじめられたら相談をしなさい。」などの話し易い雰囲気があれば話をできると思います。日頃から「いじめ」の話をしていない。また、何となくそのような話をしずらい家庭もあると思います。その場合は無理にしなくていいと思います。

友達
友達に相談するのも手だと思いますが、「ガス」抜きでしかありません。友達だと事態を解決する力はありませんし、友達が「いじめ」をしている人たちと友達かもしれませんし、何かの拍子で話が漏れてしまう場合があります。

たしかに、友達が「いじめ」をしている人たちに話をつけてくれるかもしれませんが、友達も巻き込んでしまう場合もありますので得策とは言えません。

担任の先生(か、信頼できる先生)に相談
いじめは大概、クラスの中の生徒同士で起きていますので、まず最初は担任の先生に相談すると思います。自分がどんな状況下のおかれており、毎日がつらいことを話す必要があります。

家族に話して家族についてきてもらい相談をするのがよいと思いますが、家族に話ずらい場合は一人で相談してみましょう。

話しずらい場合は無理に話をしなくてもいいですが、その場合は校長先生にも話はできないので、外部の相談室に相談することになるかと思います。

そこで対応に動いてくれる先生であればいいのですが、話をきいてくれても対応に動いてくれなかったり、『いじめは、いじめている人だけが悪いんじゃない。いじめられるあなたが悪い!』という考え方の先生であれば、話をするだけ無駄に終わります。そのような考え方を替えるのは無理と思い諦めます。

また、「いじめ」をしている人たちの対処方法が下手な先生もいるので、「いじめ」が大きくなる場合もあります。「いじめ」が大きくなったら、再度、担任の先生に相談してもいいですが、最初の対処方法がうまくないので、次の手も「火に油を注ぐ」結果になりかねません。その場合は「登校」をやめましょう。

その場合は、自分に信頼できる先生がいれば、その先生に相談してみてもいいと思います。最初に、正直に「担任の先生には話しずらい」ことを言いましょう。

最後にですが、担任の先生とは敵対しないようにしましょう。ここで誤ると動いてくれませんし、「いじめ」をしている人たちの対処のほかに、学校側への対処を模索することになってしまいます。

校長先生に相談
学年主任や副校長と選択肢がありますが、上司である校長先生に相談しましょう。校長先生は、担任の先生とは違う考え方の持ち主の場合かもしれません。担任の先生を指導して、一気に「いじめ」問題を解決してくれることもあります。

校長先生に一人で話をできる学校の体制であればいいのですが、大抵は、家族に相談して、家族についてきてもらい相談することになると思います。

しかしながら担任の先生と同じく、そこで対応に動いてくれる先生であればいいのですが、話をきいてくれても対応に動いてくれなかったり、『いじめは、いじめている人だけが悪いんじゃない。いじめられるあなたが悪い!』という考え方の先生であれば、話をするだけ無駄に終わります。そのような考え方を替えるのは無理と思い諦めます。

また、「いじめ」をしている人たちの対処方法が下手な先生もいるので、「いじめ」が大きくなる場合もあります。「いじめ」が大きくなったら、再度、校長先生に相談してもいいですが、最初の対処方法がうまくないので、次の手も「火に油を注ぐ」結果になりかねません。その場合は「登校」をやめましょう。

最後にですが、校長先生とは敵対しないようにしましょう。ここで誤ると動いてくれませんし、「いじめ」をしている人たちの対処のほかに、学校側への対処を模索することになってしまいます。

教育委員会
いじめに関する相談は教育委員会に窓口が設けられていると思いますので、その窓口に問い合わせてみましょう。電話相談もありますし、対面で相談できる窓口もあります。SNSでの相談も設けられています。

家族に話して家族についてきてもらい相談をするのがよいと思いますが、家族に話ずらい場合は一人で相談してみましょう。

ただ、教育委員会は、学校運営をサポートする組織なので、個別の案件に対応してくれないことも多く、学校に対して働きかけてくれる組織体ですので、「いじめ」をしている人たちに働きかけてはくれません。

最後にですが、教育委員会とは敵対しないようにしましょう。ここで誤ると動いてくれませんし、「いじめ」をしている人たちの対処のほかに、学校側への対処を模索することになってしまいます。

訴える
「いじめ」による損害賠償請求して社会的制裁を行います。「民事訴訟」です。いじめによる怪我の治療費などの請求、いじめにより受けた精神的苦痛の慰謝料の請求が主になると思います。

損害賠償請求は時効があるので注意が必要です。

そして裁判で勝たないといけませんので、ここで「証言してくれる人」か「証拠の提出」が必要になります。「証言してくれる人」は非常に難しいと思います。その人にとっては過ぎたことですし、何よりも関わりたくないと思います。

ここで「証拠」をとっていたことが生きてきます。弁護士に相談してみましょう。

「いじめ」をしている人たちを訴えてもいいのですが、裁判に勝ったとして支払い能力がない場合もありますので、「いじめ」をしている人たちの家族を訴えることもできます。また、学校が「安全配慮義務違反」を犯したとして債務不履行を理由に訴えることもできます。

「いじめ」のあったことを知らしめる為に、内容証明郵便を利用しましょう。

内容証明郵便とは、「いつ・誰が・誰に対して・どのような内容の書類を送ったか」を郵便局に証明してもらえる配達物です。一般的には弁護士に内容証明書類を書いてもらい、それを「いじめ」をしている人たちや学校に送ります。

「いじめ」をしている人たちの親に内容証明を送付することにより、その親は、いじめの事実を知らないとは言い逃れできなくなります。また、内容証明を送付された親には、いじめをやめるように指導監督する義務が生じることになります。

そして、この義務の履行を怠った場合、損害賠償の責任を負うことになる、というのが裁判所の判断です。

警察に行く
「いじめ」がいじめというよりは犯罪に近い場合、警察に相談したり、被害届を出すこともできます。

例えば、万引きの強要や集団で暴行された場合です。警察は刑事事件でないと動いてはくれませんが、学校で対処する問題をはるかに超えている場合は警察にかけこみましょう。問題を明るみに出した方が早期解決に向かいやすいため、少しでも犯罪ではないかと疑わしい場合は警察に相談します。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがありま す。

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※2020.10.10更新(全体、本番(試験)追加)

◆はじめに

IPAの情報処理安全確保支援士を受け続けて4年という長い歳月ですが見事に落ち続けました。

情報処理安全確保支援士は春(4月)と秋(10月)に受験できますので、回数にして8回は落ちたことになります。

インターネットを見ると、合格体験記は『1回で合格しましたぁ!』がほとんどですね。

そして、不合格でも合格できる!みたいなサイトでも、『1回落ちたけど、2回目で合格しましたぁ!』がほとんどですね。

皆さん、頭がよろしいようで、自分みたいな人間は情報処理技術者試験を受ける市民権すらないのかなぁと思った次第ですが、諦めずにルーチンワークのように試験を受け続けました。

冗談でなく「とにかく死ぬまでには受かろう!」といった気持ちでしたので、心折れずに毎期対策を行い受験してきました。

そして、こんな私でも合格することができたのです。

受験テクニックなるものは、他のサイトの方に任せるとして、こんなに長期間に受験し続けて、尚且つ、合格するまでの葛藤や乗り越え方を書いていきたいと思います。

もし、よろしければ覗いていってもらい『私も合格できるかも!』と思っていただいたら幸いです。


私の合格証書です。素直にうれしかったです。

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情報処理安全確保支援士とは
まず、情報処理技術者試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。

❖試験区分

●高度な知能・技能 情報処理安全確保支援士など9つの資格

●応用的知能・技能 応用情報技術者試験

●基本的知能・技能 基本情報技術者試験

「基本情報技術者試験」から「応用情報技術者」、そして「情報処理安全確保支援士など9つの資格」のある高度情報処理試験と徐々に難しくなっていく試験です。

なお「基本情報技術者試験」に合格していないと「応用情報技術者」が受験できないわけでもなく、「応用情報技術者」に合格していないと「情報処理安全確保支援士など9つの資格」が受験できないわけでもない、基本的に自分の目指す試験を受けることができます。

合格率ですが、大体平均しますと、受験者11,000人、合格者2,200人で合格率20%を見ておいてください。もちろん毎回前後しますが、大体上記のような水準です。

それでも他の8つに高度情報処理試験と比べて3ポイントぐらい高い合格率ですので、目指しやすい資格とも言えます。「他の高度情報処理試験に比べて価値がない!」とか、「合格しても意味あるの?」とか揶揄されている資格でもあります。

しかしながら情報処理安全確保支援士は合格率20%ですので、そうそう簡単に合格できません。「それを言っちゃーおしまいよー。」と思いますし、他の資格含めて価値ある価値ないを評価するのは意味ありません。

IPAの言葉を借りますと「サイバーセキュリティリスクを分析・評価し、組織の事業、サービス及び情報システムの安全を確保するセキュリティエンジニアや、技術・管理の両面から有効な対策を助言・提案して経営層を支援するセキュリティコンサルタントを目指す方に最適です。」とあります。

他の資格もそうですが、資格というのは「まぁ、最低限はこれぐらいの知識はあるよね。」というものであり、仕事ができるわけではありませんし、給料が高くなるわけではありません。

資格は特定の技術や技能がることを証明するものですが、それ以外にも過去に努力して取り組んだことの証となりますし、就活や転職時に最低限の能力があることを証明できるものかなと思います。

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私のレベル

❖試験時間・出題形式・出題数・合格基準・試験時間
午前Ⅰ⇒
午前Ⅱ⇒午後Ⅰ⇒午前Ⅱと進み、各試験で合格基準に見たないと切り捨て。

午前Ⅰ 多肢選択式(四肢選択式) 出題数30問 回答数30問 100点満点で60点   50分
午前Ⅱ 多肢選択式(四肢選択式) 出題数25問 回答数25問 100点満点で60点   40分
午後Ⅰ 記述式          出題数3問   回答数2問   100点満点で60点   90分
午後Ⅱ 記述式          出題数2問   回答数1問   100点満点で60点 120分

※午前Ⅰ試験はいずれかの条件を満たして、その後(2年間)の受験時に申請しますと免除
  ・情報処理技術者試験の高度試験のいずれかに合格
  ・情報処理技術者試験の高度試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績をとる

私のレベルとしては、午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰはいずれも合格できるレベルでした。

ただし、午後Ⅱに関しては、合格のレベル(100点満点中で60点)を大体2点~10点足りずに不合格となりました。最後の最後で不合格となってしまうのです。

これは、崖をフリークライミングで登っていき、頂上に手をかけたところで、手を踏まれて、崖下の真っ逆さまに落ちるイメージです。
悪党と崖

とにかくへこみます。メンタルやられます。

しばらく、やる気が起きなくなります。合格発表後の大体1ヶ月ぐらいは力がでなくなりますので、次の試験の申込が始まったぐらいから、再び挑戦がはじめるのです。

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合格するには?
受験1回目で合格した方がいいです。受験回数が多ければ多いほど合格が難しくなっていきます。

それは、他の高度情報処理試験もそうかもしれませんが、情報処理安全確保支援士の試験は、情報システムの企画・設計・開発・運用におけるセキュリティ確保に関する業務、情報及び情報システムの利用におけるセキュリティ対策の適用に関する業務に関することが出題されます。

情報セキュリティマネジメントを含むITの世界は日々変化しています。昨日までの常識が今日は通用しない世界ですし、日々新しい製品やサービスがでてきますし、技術進化や技術革命がおきるわけです。

特に情報セキュリティの世界は特に変化が激しく、日々進化するサイバー攻撃、マルウェアをはじめとするウィルスによる攻撃などセキュリティ対策やリスクに関する考え方は日々変化していきます。最新の動向や情報を抑えておかないといけません。

毎回、最新の情報セキュリティの動向や技術をふまえた形で出題されますので覚えないといけません。ただし、それだと合格率が下がってしまい、人気のない資格になってしまいますので、情報セキュリティでも普遍的な技術や考え方を中心に、最新の動向や技術などは極力抑えた形で出題されますので、ご安心ください。

そして、回数を重ねれば重ねるほど、モチベーションを維持するのが難しくなります。私はちょっと極端ですが『死ぬまでには合格したい。』の気持ちでしたので、なんとか気持ちを切らさずに受験し続けることができました。

❖やらなかったこと!【2022.10.25】追記
 合格するまでやらなかったことは『合格体験記』のプログの類を見ないことでした。自分で合格したプログの記事を書いておいてなんですが、とにかく皆さん1回、もしくは2回で合格している記事が多い事!多い事!。どうしてもメンタルが落ち込んでいる時に見ますと『上から目線』に見えますし、読んでもへこむだけなんですよね。

受験のテクニックも書いてあるんですけど、似たり寄ったりですし、結局のところ、自分で試行錯誤してやるしかないんだな・・・と思いました。

もしかしたら、私も『上から目線』の記事になっているかもしれません。この記事を見て、そう思ったなら、すぐにページを閉じちゃってください。

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振り返り『なぜ、不合格が続いたのか?』
一言でいうと勉強不足なのですが、それは誰でも言えることですので、自分なりに考えてみました。

それは『読解力』がないからでした。情報処理技術者試験含めてどんな試験に言えることですが、情報処理技術者試験には『読解力』はかなり重要だと感じます。


❖どちらを選択していいのか?わからない

一つ目は、午後Ⅱは出題2問に対して、1問選択するわけですが、これで毎回悩んでしまいました。他の受験生の方と同じく、はじめにどちらの問が回答しやすそうかをパッと見るわけですが、それでもどちらの問題を選択していいのか悩んでしまいます。

不合格になった午後Ⅱで選択しなかった問を回答してみたところ、合格していたということもありました。こればかりは最後までわからなかったです。

とくかく全ての問をざっとみて『自分に回答できそうだ!』という問が多い問題を選択していました。

午後Ⅰの場合は問題文が短いですし、出題範囲が絞られていますので、割と簡単に選択できるのですが、それでも難しい場合は、苦手な分野を選ばないといった選択方法もよいかと思います。


❖全部文章を読んでしまう

基本的に章ごとに設問が出題されているので、設問に出ている付近を文章を読めば回答できるのですが、最初のシステムの構成や概要の導入部から、空白部分の設問がでてくるまで、どうしても本文を読み込んでしまい時間を失ってしまいました。


❖考えすぎて回答を外す

実は設問に対して意外にも簡単な回答が結構ありました。最初に書いていた回答を「高度情報処理の試験でこんな簡単な回答があるわけない!」と思い考えすぎてしまい、最初の回答が正解であったのに別の回答に変更して点数を失ったことが多々ありました。


❖「具体的に述べよ」で具体的に回答しない

設問の中で「具体的に述べよ!」は本文中の語句を使用して具体的に回答すればよいのですが、抽象的に書いてしまい点数を失っていました。これに気付かずに抽象的な回答を繰り返しておりました。

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❖どう勉強したのか?
各カテゴリー毎に書きます。


❖午前Ⅰ

ひたすら過去問題を解きました。

私は情報処理安全確保支援士制度の開始となった平成21年度の春から前回試験までは一回り解いていました。

ただ、この方法は、試験に落ちれば落ちるほど、勉強の時間が長くなっていきますので、過去5年程度行えば賄えるとは思います。私は罰ゲーム的な意味合いもあり、一回り回答してから望んでいました。

基本的に一回りで大丈夫です。何度も同じ問題がでてきますし、二回りは時間的に難しいと思います。

そして午前Ⅰは午前Ⅱレベルの問題がかなり多く出題されます。午前Ⅱを完璧にしておけば、午前Ⅰでかなりの点数をとることができます。

私は午前Ⅰはあまり力を入れて勉強しておりませんでした。午前Ⅱを重点的に勉強しておりました。

そして、午前Ⅰは突破すれば、その後(2年間)の受験時に申請しますと午前Ⅰは免除になりますので、受験する機会自体少ないと思います。免除期間が切れて、再度受験したとしても、その間に忘れていることは多々ありますが、少しの勉強ですぐに思い出して割と楽々合格できるのではと思います。


❖午前Ⅱ

ひたすら過去問題を解きました。

私は情報処理安全確保支援士制度の開始となった平成21年度の春から前回試験までは二回り解いていました。

ただ、この方法は、試験に落ちれば落ちるほど、勉強の時間が長くなっていきますが、確実性を上げる為に過去10年は確実に行っておいた方がよいと思います。私は罰ゲーム的な意味合いもあり、二回り回答してから望んでいました。

問題は選択した答えが正解であればいいのではなく、残りの選択しなかった答えは、どのような意味なのかを答えていました。アは何のこと、イは何のこと、ウは何のこと、エは何のことという具合です。

例えば、SQLインジェクション攻撃の説明が問題に書いてあって、どのような攻撃なのかを選択した時にSQLインジェクション攻撃を回答して正解でよかったということでなく、他の選択しない、例えば、OSコマンドインジェクション攻撃、ディレクトリ・トラバーサル攻撃、クロスサイトスクリプティングが選択にあったとすると、この攻撃はどんな攻撃なのか?どのような対策が有効なのか?を頭で回答するようにしていました。

こうしないと何度も同じ問題をやると、この問にこの答えと単なる暗記になってしまい、勉強にならないからです。

そして、このような勉強をすると、午後Ⅰ、午後Ⅱの記述式で、せっかくのボーナス問題が書けなくなるといった事態を回避することができます。


❖午後Ⅰ

参考書を活用して一通り覚えました。午前Ⅱの勉強を並行しているので用語のついての意味や理解はすすんでいるので、仕組みや対策を中心に覚えていきました。

流石に情報処理安全確保支援士制度の開始となった平成21年度の春からは無理ですので、前回試験から過去5年程度で解いていきます。

できれば、
 ・暗号化、認証
 ・ネットワークセキュリティ
 ・アプリケーションセキュリティ、セキュアプログラミング、開発技術、規格
 ・マルウェア
にカテゴライズして、勉強、過去問を行うと効果的とは思います。

この中で特に暗号化はしっかり覚えたいです。公開鍵と共通鍵はもちろん、方式や両者の違い、鍵の管理方法など、午後Ⅰでも午後Ⅱでも出題されますので、しっかりと覚えておきましょう。

設問にかける時間は気にしません。じっくり考えて回答していきます。ただ、実際に問いてみますと試験時間の時間をかかることはないです。回答できなければ、一旦あきらめて回答と解説を見ましょう。


❖午後Ⅱ

午後Ⅰと同じく参考書を活用して一通り覚えました。午前Ⅱの勉強を並行しているので用語のついての意味や理解はすすんでいるので、仕組みや対策を中心に覚えていきました。

午後Ⅰは一部のカテゴリーしか出題されませんが、午後Ⅱは満遍なく出題されますので、参考書はしっかり覚えておかないといけません。今思えば偏って覚えていたのかもしれません。

『そして、午後Ⅱは本文が長いので、過去問でしっかりと長い本文に慣れておきます。』とは書いたものの一番苦労した部分かもしれません。

試験時間120分のボリュームですので、そうそう集中力が続きません。それでも本番の為に、自分を奮い立たせて過去問を解きました。午後Ⅰまでの勉強で網羅していると思いますので、あくまで午後Ⅱの長文問題に慣れる意味合いで勉強しておりました。

午後Ⅱは落ち続けたので、参考にならないかもしれません(笑)。

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本番(試験)
【2022.10.10】追記
試験当日は、ずらーっと頭のよさそうな人が並んで席についておりますが『この中の8割は落ちるから・・・』という感じで周りを見渡すぐらいの余裕がほしいところです。

休憩時間の過ごし方としましては、昼休憩も短いので、どこか食べに行く、食べ物を買いに行くではなく、予め用意しておき、席で食べた方がいいと感じます。

ただ、外に出て気分転換したいのではれば、この限りではありません。

当日は、席について参考書を読んでもあまり頭に入らないと思います。ただ、午前Ⅱで新しい分野が出た時は、稀にですが午後Ⅰ、午後Ⅱで同じような問が出ることもありましたので、新しい分野についてスマートフォンで検索して頭に入れておきました。短い休憩時間ですので大事かと思います。

本番(試験)

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◆さいごに

とにかく諦めずに何度も挑戦して合格することができました。私のように試験に落ちまくった人でも合格できるので、『私(俺)なら大丈夫!受かる!』と、このサイトを見て自信を持っていただけたらと思います。

吉報をお待ちしております!




※最後に
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ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。現地からのメディアの取材映像がニュースで度々流されておりますが、それにもまして、現地の様子を事細かに市民レベルで情報を伝えてくれるのはインターネットであり、インターネットを利用したSNSによる情報発信です。

このSNSを利用した情報発信は、メディアも放送しきれないリアルな戦争の状況を世界各自に情報を届けることもできまし、支援を仰ぐこともできるはずです。そして、ウクライナ市民間で情報共有ができます。

インターネットを活用したSNSがなければ、人づてで情報をえることしかできませんし、戦時下で情報は錯綜しております。そして流言、デマといった類の情報もあるはずです。インターネットによるSNSがあるおかげで、信頼の高い情報を共有することができます。

もちろん、フェイク動画、炎上動画なども拡散されますので、人々は注意を払う必要があります。しかしながら、現地の正確な情報を得ることができるSNSに勝るものはありません。

そして、日本の報道機関に現地の市民がインタビューを受ける機会も、インターネットが発展した大きな恩恵であります。今、大変なこと、足りないもの、困っていることなど、リアルな声が直接に茶の間に届くのです。

それもこれもインターネットというネットワークがもたらしたものなのです。

❖インターネットとは

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インターネットは、世界中のコンピュータなどの情報機器を接続するネットワークです。1990年ごろから、世界的に広く使われ始め、近年はその利活用が目覚しく進展してきました。現在では、私たちの生活や仕事などのさまざまな場面で使われる、不可欠な社会基盤(インフラ)となっています。

インターネットはだれが運営しているのでしょうか。 実は、特定の団体が運営しているわけではないのです。

唯一、資源管理の観点で言いますと、 長らく南カリフォルニア大学情報科学研究所(ISI)がアメリカ政府からの委託を受けIPアドレスとドメイン名を管理しており、 後にそのプロジェクトをIANA(Internet Assigned Numbers Authority)と呼ぶようになりました。

インターネットの原形となるのがARPNET(アーパネット、Advanced Research Projects Agency NETwork、高等研究計画局ネットワーク)です。世界で初めて運用されたパケット通信タイプのコンピュータネットワークでして、複数のネットワークを相互に接続できるネットワークを開発しました。アメリカ国防総省の高等研究計画局(略称ARPA、後にDARPA)が資金を提供し、いくつかの大学と研究機関でプロジェクトで開発されたのです。

インターネットが軍事目的で開発されたと思われている点でもあります。

ARPANETが発明される以前は、ネットワークは存在せずメインフレームという名前の大規模なコンピューターが使用されていました。当時のメインフレームは、同時に複数のコンピューターを接続出来ない不便なものでした。

もし、今の世界でもそのままでしたら、ロシアはメインフレームをつぶしてネットワークに接続できないようにすると思います。

ARPNET以降、様々な独自のネットワークが乱立しており、中にはARPANETのように複数のネットワークをつなげるというものもありましたが、当時出回っていたネットワークのほとんどは独自のものばかりでした。当然独自のネットワークであるため、使い勝手もよくありません。このような乱立が問題となっており、一部ではこの問題を解決するための方法を考えていました。

そこで誕生したものがTCP/IPです。インターネット・プロトコル・スイートと呼ばれているTCP/IPは、大多数の商業目的のネットワークで利用可能な通信規約のことです。1982年にはこのTCP/IPが標準化され、これによりインターネットという概念が誕生し、普及スピードが急激に上昇しました。

当初のインターネットは、ネットワークの相互通信が可能になりましたが、通信は全てテキストベースで行なわれており、文字を識別するだけでも一苦労だったのです。

そこで、欧州原子核研究機構(CERN)に勤めていたティム・バーナーズ=リー氏は、CERNの研究者たちが研究データを共有するために開発された「ENQUIRE」というシステムをさらに発展させたハイパーテキストシステム「WorldWideWeb」を開発しました。先述のHTTPや「URL」「HTML」もこの時に生み出されたものです。

こうした背景もあり、インターネットは一気に普及していったのです。

ただし、ゴア元副大統領の提唱した情報スーパーハイウェイ構想がインターネットを爆発的に普及させたのは事実です。

ウクライナのサービスプロバイダは?
インターネットは、家や会社、学校などの単位ごとに作られた1つ1つのネットワークが、さらに外のネットワークともつながるようにした仕組みです。外のネットワークと接続するために、ルータと呼ばれる機器や、インターネットサービスプロバイダと呼ばれる通信事業者のサービスを利用します。

このサービスプロバイダが、インターネットの玄関口になり世界中を接続されていますが、インターネットを行う場合には必ずどこかのサービスプロバイダに加入していると思います。

ウクライナには2つの大手通信事業社のサービスがあり、Ukrtelecom(日本語読みがわかりません)とTriolan(日本語読みがわかりません)の2社です。

さきほど、インターネットの運営団体はなく、1つのメインコンピュータが通信を制御しているのではないので、このような戦争状態であってもSNSで発信する、プラウザで情報を取得することができるなど、世界に接続しております。

しかしながら、サービスプロバイダが物理的な攻撃を受ける、またはサイバー攻撃を受けるといった状態になる、または発電設備に対して物理攻撃を受ける、そして運営するスタッフが攻撃を受けるなどでサービスプロバイダが停止してしまいますと、サービスプロバイダ経由で接続できているユーザたちは現実的に使用できなくなってしまうのも事実であります。

ただし、ウクライナのインターネット協会の広報担当者によりますと、2021年12月の時点で国内に4,900のISPがあるらしいです。いくつかのプロバイダ―は、こうした危機を見越して共同で準備を進めてきたそうで、ひとつの会社の回線が落ちても確実にネットに接続できるよう対策を講じており、予備のネットワークセンターを用意しているそうです。

戦争がはじまると増加?サイバー攻撃!
松野官房長官 より
「ウクライナ情勢を含む昨今の情勢から、サイバー攻撃事案のリスクは高まっており、企業への被害が発生する懸念が強まっています。産業界においては、あらためてサイバーセキュリティー対策の強化に努めていただきたいと考えております」
と発番がありました。

何で戦争が始めるとサイバー攻撃が増加するのでしょうか?

IoTに特化しているセキュリティー会社に話を聞くと、「一般的に戦争がはじまると、通常よりもサイバー攻撃が増える」ということがわかっているといいますが、詳しくは述べてくれておりません。

あくまで一般的にサイバー攻撃が多くなるということであり、過去の実績から見ての発言だと思います。

正直なところ、具体的な因果関係ははっきりしていないと思われますが、戦争が始まると、物理的な戦争に注力するあまり、サイバー攻撃に対するセキュリティが甘くなるか、また攻撃を受けても対応が遅くなるといった、いわゆる『火事場泥棒』が増えるのではないかと考えています。

トヨタ自動車は2022年3月1日、部品の仕入れ先の会社が、サイバー攻撃を受けたため、国内全工場の稼働を停止に追い込まれました。

小島プレス工業で、トヨタに部品を納入している会社です。 

小島プレス工業によると、「今回の攻撃には、身代金要求型の不正プログラム『ランサムウエア』が使われた可能性がある」ということです。 

企業や政府機関がターゲットになりやすいのですが、一般家庭にあります『ルーター』は要注意です。

ルーターはインターネット接続の窓口役になっており、いわば全世界に見られていて、さらされている機械です。初期設定のまま使っていると、誰でも乗っ取ることが簡単にできてしまいます。 

しかも、ルーターは常時電源ONとなっていますが、パソコンのようにルーターにログインして使用することは滅多にないので攻撃されていることにも気付きづらいという問題があります。では、ルーターが狙われると、その先、何をされてしまうおそれがあるのでしょうか。 

ルーターに接続されている一般家庭の機器にアクセスできますので、いくらパスワードをかけていても、パスワードを特定されて機械を操作されてしまう恐れがあります。

そして、大切な個人情報が盗まれてしまうことが考えられますし、Webカメラを使用して室内を覗き見されたり、外出を狙って泥棒に入られることもあります。

進むか?次世代インターネット「宇宙インターネット」
そこで俄かに脚光を浴びていますのが「宇宙インターネット」です。

これは、小型の衛星の集団により構成された低軌道衛星インターネット、いわゆる宇宙インターネットの最大の長所は、インターネットの死角地帯をなくせるという点です。数千個の衛星が地球全体を覆って回り、データをどの地域からもやり取りできるのが特徴です。

衛星携帯電話のインターネット版ですね。

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ロシアの侵攻により通信インフラが破壊されたウクライナの一部地域で、スペースXの宇宙インターネットのスターリンク・サービスを開始したそうです。

ウクライナ政府の救援要請を受け、分野のトップランナーであるイーロン・マスク氏はただちにスターリンク・サービスを活性化させるための装備を送りました。

フェドロフ長官はツイッターを通じて「スターリンクが、命を救う都市連結網と緊急サービスを維持させてくれた」とし、「ウクライナと全世界の平和を支持してくれたことに対して感謝する」と述べたのです。

ただし、諸刃の剣で、専門家は戦時に衛星インターネットサービスを利用することは、むしろ危険かもしれないと述べています。敵が衛星信号を利用し位置を把握できるからです。

実際、1996年、ロシアは衛星電話の電波信号からチェチェンのジョハル・ドゥダエフ大統領の位置を把握した後、ミサイルで彼を攻撃し殺害したことが知られています。

なかなか難しい課題です。敵に悟られないように、信号を察知されない技術が必要となりますが、それを察知しようとする技術もでてくると思いますので、イタチごっこが続くと思われます。



※最後に
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ロシア軍は4日未明、ザポロジエ原発の一帯を攻撃し、原発の近くにある訓練用建物で火災が発生。その後、原発はロシア軍に占拠されたました。

先にロシア軍がチェルノブイリ原発を占拠していたので気にはなっていましたが「核攻撃」でなく「核施設」の攻撃により、メルトダウンを引き起こして放射能汚染という、これまた最悪なシナリオにつきすすもうとしています。

メルトダウンとは?
そもそも、メルトダウンは炉心溶融(ろしんようゆう)とも呼ばれる原子炉の重大事故の一つ。原子炉の中心にある炉心が、冷却系統の故障により炉心の温度が異常に上昇し、核燃料が融解(ゆうかい)すること。

これでもよくわかりませんよね?

分解していきましょう。

まずは、炉心融解(ろしんゆうかい)です。

炉心(ろしん)とは『原子炉の核分裂連鎖反応が起きてエネルギーを発生する部分。燃料集合体・制御棒・冷却材などのある所。』という意味だそうです。

融解(ゆうかい)とは『物理学で固体が液体に変化すること。また、そうさせるために加熱することである。』だそうです。

原子炉(げんしろ)って?となるので、

原子炉(げんしろ)とは『火力発電所のボイラー(水を沸かし湯や水蒸気をつくりだす設備や装置のこと)にあたるものが原子炉で、この中でウラン燃料が核分裂を起こして熱をつくっています。 この熱により水を水蒸気に変え、タービンを回し、電気をつくっているのです。 わずかな量の燃料で大量のエネルギーを生み出し、一度燃料を入れると、少なくとも1年間連続運転ができます。』となります。

ウランは中性子にぶつかると分裂する性質で、核分裂して熱を発生させます。この時に放射線が発生します。中性子を入れた鉄の棒を制御棒といい、これを近づけたり遠ざけたりすることで核分裂の量を調整します。

ウラン燃料は焼き固めた小さい固形物でペレットと呼ばれており、これを複数入れた燃料被覆管と呼ばれる金属の棒に入れています。

核分裂は、とても高温となるので、ウラン燃料を入れた燃料被覆管や中性子を入れた制御棒は冷却水に浸かっており、原子炉内から放射性物質が漏れださないように管理されています。

そして、何らかの原因で冷却水が供給されなくなりますと、ウラン燃料を入れた燃料被覆管が溶けだして漏れ出します。そして原子炉、正確にいいますと原子炉格納容器内の底にこぼれおちて、放射性物質が大量に発生して原子炉格納容器に圧力がかかり破裂して、原子炉格納容器がある原子炉建屋に充満していき、原子炉建屋から放射能が漏れ出します。

これがメルトダウンです。

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スリーマイル島原子力発電所事故
1979年3月28日、アメリカ合衆国東北部ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で発生した重大な原子力事故。国際原子力事象評価尺度(INES)※においてレベル5の事例です。

定期メンテナンス時のトラブルにより、水が原子炉内の設備に漏れ出して、給水排水設備とタービンが停止しました。

トラブルが進むにつれて、水位計も故障したため、正確な水位をオペレーターが判断できなくなりました。

また、オペレーター達は原子炉通常運転時は冷却水過剰による燃料棒表面での核沸騰停止(これによる熱交換性能低下)は絶対避けるよう教育されていました。上記の誤った情報から炉内は冷却水過剰気味と考え、核沸騰停止に近いと考え、緊急給水ポンプを停止してしまいました。

そしてメルトダウンが発生となりました。

※国際原子力事象評価尺度(INES)
h28kiso-02-02-01

チェルノブイリ原発事故
1986年4月26日午前1時23分(モスクワ標準時)に、ソビエト社会主義共和国連邦(旧ソ連)の構成国、ウクライナ・ソビエト社会主義共和国のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故です。国際原子力事象評価尺度(INES)※においてレベル7の事例です。

・根本的設計の欠陥
・運転員の教育不足
・試験準備が遅れて、試験短答が早番から遅番担当になったが運転試験に関して十分な教育や引き継ぎがなされていなかった。
・特殊な運転を行ったために事態を予測できなかった。
・低出力では不安定な炉で低出力運転を続けた。
・計画とは異なる状況になったが実験を強行した。
・実験のために安全装置を無効化した。

上記に複合的な要因にも関わらずに、試験を進めた結果、発生した事故となっています。

福島第一原子力発電所事故
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波により、東京電力の福島第一原子力発電所で発生した原子力事故。1986年4月のチェルノブイリ原子力発電所事故以来、最も深刻な原子力事故となりました。国際原子力事象評価尺度(INES)において、7段階レベルのうち、当初はレベル5に分類されましたが、のちに最上位のレベル7(深刻な事故)に引き上げられました。

2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分18.1秒[17]に、日本の三陸沖の太平洋を震源として発生した超巨大地震が発生しました。

地震の規模はマグニチュード (Mw) 9.0から9.1で、日本の観測史上最大規模でした。また宮城県栗原市で最大震度7が観測されました。

地震により一部電源設備が損傷しましたが、地下に設置されていた非常用ディーゼル発電機(略称:DC)が起動しました。

そして地震の約50分後、遡上高14 m~15 mの津波が発電所を襲いました。この津波により非常用ディーゼル発電機が津波の海水により故障しました。さらに電気設備、ポンプ、燃料タンク、非常用バッテリーなど多数の設備が損傷するか、または流出で失うかしたため、全電源喪失(ステーション・ブラックアウト、略称:SBO)に陥りました。このため、ポンプを稼働できなくなり、原子炉内部や使用済み核燃料プールへの注水が不可能となったことで、核燃料の冷却ができなくなりました。



※最後に
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