2023年6月1日より(ミシシッピ)アカミミガメ(以下、アカミミガメ)・アメリカザリガニの規制が始まります。アカミミガメとアメリカザリガニは「条件付特定外来生物」に指定されるのです。
「特定外来生物」は、今や全国的に外来生物の脅威や被害が認知されている中でありまして、またテレビでも取り上げられたり、YoutubeやTwitterなどのSNS、そして政府(環境省)や自治体、学校などでの教宣により、かなり浸透されてきました。
❖特定外来種とは
「特定外来生物」は、海外から移入してきた生き物が、人に危害を加えたり、農林水産業に経済的に影響を与えたり、在来の生態系に影響を与えることを防ぐために、飼養(食料(栄養)を与えて育てること)、栽培、保管、運搬、輸入といった取扱いを規制し、特定外来生物の防除(予防したり駆除すること)を目的として分類(哺乳類、爬虫類、鳥類など)されて管理されています。
この「特定外来種」の取り扱いに関しては「外来生物法」で厳しく規制されておりまして、法律を破ると罰則があります。分類毎(輸入、販売、飼養、放出)と個人・法人で罰則が違いますが、個人で法律を破ると、例えば個人が許可なく販売しますと、3年以下の懲役、もしくは300万円以下の罰金となります。
❖条件付特定外来生物とは
そして、2023年6月1日に、アカミミガメ・アメリカザリガニが特定外来生物の仲間入りとなります。しかしながら、この2種類は「日本の生き物」と言ってもいいぐらいに全国各地に生息しており、飼育者も多く、もし特定外来生物に指定してしますと、飼育するのに手続きが必要となりますが、お上の事務手続きは煩雑であることが間違いないのですので、わざわざ煩雑な手続きをするより、池や川などの放流してしまった方が簡単ですので、全国各地で更に増えてしまい、在来の生態系の被害が進んでしまいますので、「条件付特定外来生物」になったのです。
条件付特定外来種であれば、池や川で捕ることもできますし、家庭で飼育することもできます。そして無償であれば譲渡することもできるのです。特定外来生物はこれらも禁止されていますので、かなり緩和されています。本当は特定外来生物に指定したかったのですが、苦肉の策で、条件付がついたのだと思います。
❖バレる?バレない?
実際に特定外来生物を家で黙って隠れて飼育したり、誰もいないところで捕獲したり、または飼っていた生き物を逃がしたりしても、目撃者がいないので捕まることはないでしょう。特定外来生物は「性善説(人間の本性は善であるという説)」で成り立っていますので、捕まることもなければ罰せられることもないでしょう。
もし捕まるとしたら通報、タレコミの類だと思います。例えば、家で隠れて飼っていた生き物が、その生き物が、どんな生き物であることが判別できないですし、その生き物が飼育や捕獲が禁止されていることがわかる人が少ないと思います。
「特定外来生物」は、今や全国的に外来生物の脅威や被害が認知されている中でありまして、またテレビでも取り上げられたり、YoutubeやTwitterなどのSNS、そして政府(環境省)や自治体、学校などでの教宣により、かなり浸透されてきました。
❖特定外来種とは
「特定外来生物」は、海外から移入してきた生き物が、人に危害を加えたり、農林水産業に経済的に影響を与えたり、在来の生態系に影響を与えることを防ぐために、飼養(食料(栄養)を与えて育てること)、栽培、保管、運搬、輸入といった取扱いを規制し、特定外来生物の防除(予防したり駆除すること)を目的として分類(哺乳類、爬虫類、鳥類など)されて管理されています。
この「特定外来種」の取り扱いに関しては「外来生物法」で厳しく規制されておりまして、法律を破ると罰則があります。分類毎(輸入、販売、飼養、放出)と個人・法人で罰則が違いますが、個人で法律を破ると、例えば個人が許可なく販売しますと、3年以下の懲役、もしくは300万円以下の罰金となります。
❖条件付特定外来生物とは
そして、2023年6月1日に、アカミミガメ・アメリカザリガニが特定外来生物の仲間入りとなります。しかしながら、この2種類は「日本の生き物」と言ってもいいぐらいに全国各地に生息しており、飼育者も多く、もし特定外来生物に指定してしますと、飼育するのに手続きが必要となりますが、お上の事務手続きは煩雑であることが間違いないのですので、わざわざ煩雑な手続きをするより、池や川などの放流してしまった方が簡単ですので、全国各地で更に増えてしまい、在来の生態系の被害が進んでしまいますので、「条件付特定外来生物」になったのです。
条件付特定外来種であれば、池や川で捕ることもできますし、家庭で飼育することもできます。そして無償であれば譲渡することもできるのです。特定外来生物はこれらも禁止されていますので、かなり緩和されています。本当は特定外来生物に指定したかったのですが、苦肉の策で、条件付がついたのだと思います。
❖バレる?バレない?
実際に特定外来生物を家で黙って隠れて飼育したり、誰もいないところで捕獲したり、または飼っていた生き物を逃がしたりしても、目撃者がいないので捕まることはないでしょう。特定外来生物は「性善説(人間の本性は善であるという説)」で成り立っていますので、捕まることもなければ罰せられることもないでしょう。
もし捕まるとしたら通報、タレコミの類だと思います。例えば、家で隠れて飼っていた生き物が、その生き物が、どんな生き物であることが判別できないですし、その生き物が飼育や捕獲が禁止されていることがわかる人が少ないと思います。
まずはガー飼育による全国初の摘発!情報提供により発覚!
❖特定外来生物ガー科魚類を飼育、静岡で店長逮捕(2018年10月23日)
特定外来生物に指定されているガー科の魚類を販売目的で飼育したとして、県警静岡中央署は23日、特定外来生物法違反(販売目的の飼養)の疑いで、静岡市清水区高橋のペットショップ店長の井上繁樹容疑者(57)を現行犯逮捕した。ガー科は今年4月から無許可での飼育や販売が禁じられている特定外来生物に指定されており、ガー科の飼育による同法違反を摘発するのは全国初という。
逮捕容疑は23日午前11時ごろ、同区内のペットショップで、中米原産の「トロピカルジャイアントガー」7匹を販売目的で無断飼育したとしている。いずれも幼魚で値札もついていたが、井上容疑者は「販売ではなく、展示目的だった」と容疑を否認している。
同署によると、ガー科の魚類を販売していると情報提供があり、同署員が店舗内を調査し、現行犯逮捕。同署はこのほか、約3メートルほどにまで成長する米国原産の「ワイルドアリゲーターガー」など計4種類24匹の幼魚を押収。約1万~4万円ほどで販売されていたとみられる。
次はちょっと古いですがブラックバスを運搬して逮捕された人のニュース!もともと禁漁区域で釣りをしていてマークされていた!
❖釣ったブラックバスを車に=「彼女に見せたかった」、男逮捕(2009年8月19日)
特定外来生物のオオクチバス(ブラックバス)を生きたまま車に運んだとして、奈良県警吉野署は19日、特定外来生物法違反容疑で大阪市生野区生野東の電気工事士中田盛央容疑者(42)を現行犯逮捕した。容疑を認め、「釣った魚を彼女に見せたかった」と供述しているという。
オオクチバスは特定外来生物に指定されており、生態系を壊す恐れがあるため、運搬や飼育が同法で禁止されている。県警によると、生きたバスを運んだとして、逮捕されたのは全国でも珍しいという。
逮捕容疑は、同日午前11時10分ごろ、奈良県下北山村の池原ダムで釣ったオオクチバス2匹を生きたまま、水を張ったクーラーボックスに入れ、車に運搬した疑い。
中田容疑者は、18日から彼女と釣りに来ていたという。
バス釣り愛好家の間では、池原ダムは人気スポットとして知られている。男は6月ごろ、ダムそばの禁漁区域で釣りをし、署員から注意を受けていた。この署員が19日、同じ禁漁区域で釣りをしている男を見かけ、職務質問をして発覚したという。
次はSNSを使った取引で発覚して逮捕!
❖特定外来生物オオヒキガエルをペットとして飼育か、容疑で男を逮捕 「保護しただけ」否認 沖縄・石垣市(2023年3月14日)
沖縄県警八重山署は13日、生態系への影響が懸念される大きさ約5センチのオオヒキガエル(中南米原産)1匹を石垣市内の宿泊施設で飼育していたとして、外来種被害防止法違反(飼養等の禁止)容疑で自称同市のアルバイトの男(21)を逮捕した。「保護しただけで、飼育していない」と容疑を否認している。同容疑での摘発は、2004年の統計開始以来、初めて。
逮捕容疑は13日午後4時55分ごろ、石垣市内でオオヒキガエルを飼養した疑い。容疑者の部屋には、特定外来生物に指定外の複数の生物がケージなどで個別に飼育されていて、ペットとしてオオヒキガエルも飼育されていたとみられる。
オオヒキガエルは大型のカエルで、サトウキビの害虫駆除目的で日本に移入された。生態系に悪影響を及ぼす可能性があることから、環境省は特定外来生物として、飼育や保管、運搬などを禁止している。沖縄県は防除重点対策種に指定。西表島では22年5月、2年ぶりに雌の成体1匹が現地調査員によって捕獲された。
逮捕容疑は13日午後4時55分ごろ、許可なくオオヒキガエル1匹を飼養した疑い。小さな透明の容器の中に入れられていたという。SNSを使用して販売をしており情報提供で発覚した。
❖特定外来生物ガー科魚類を飼育、静岡で店長逮捕(2018年10月23日)
特定外来生物に指定されているガー科の魚類を販売目的で飼育したとして、県警静岡中央署は23日、特定外来生物法違反(販売目的の飼養)の疑いで、静岡市清水区高橋のペットショップ店長の井上繁樹容疑者(57)を現行犯逮捕した。ガー科は今年4月から無許可での飼育や販売が禁じられている特定外来生物に指定されており、ガー科の飼育による同法違反を摘発するのは全国初という。
逮捕容疑は23日午前11時ごろ、同区内のペットショップで、中米原産の「トロピカルジャイアントガー」7匹を販売目的で無断飼育したとしている。いずれも幼魚で値札もついていたが、井上容疑者は「販売ではなく、展示目的だった」と容疑を否認している。
同署によると、ガー科の魚類を販売していると情報提供があり、同署員が店舗内を調査し、現行犯逮捕。同署はこのほか、約3メートルほどにまで成長する米国原産の「ワイルドアリゲーターガー」など計4種類24匹の幼魚を押収。約1万~4万円ほどで販売されていたとみられる。
次はちょっと古いですがブラックバスを運搬して逮捕された人のニュース!もともと禁漁区域で釣りをしていてマークされていた!
❖釣ったブラックバスを車に=「彼女に見せたかった」、男逮捕(2009年8月19日)
特定外来生物のオオクチバス(ブラックバス)を生きたまま車に運んだとして、奈良県警吉野署は19日、特定外来生物法違反容疑で大阪市生野区生野東の電気工事士中田盛央容疑者(42)を現行犯逮捕した。容疑を認め、「釣った魚を彼女に見せたかった」と供述しているという。
オオクチバスは特定外来生物に指定されており、生態系を壊す恐れがあるため、運搬や飼育が同法で禁止されている。県警によると、生きたバスを運んだとして、逮捕されたのは全国でも珍しいという。
逮捕容疑は、同日午前11時10分ごろ、奈良県下北山村の池原ダムで釣ったオオクチバス2匹を生きたまま、水を張ったクーラーボックスに入れ、車に運搬した疑い。
中田容疑者は、18日から彼女と釣りに来ていたという。
バス釣り愛好家の間では、池原ダムは人気スポットとして知られている。男は6月ごろ、ダムそばの禁漁区域で釣りをし、署員から注意を受けていた。この署員が19日、同じ禁漁区域で釣りをしている男を見かけ、職務質問をして発覚したという。
次はSNSを使った取引で発覚して逮捕!
❖特定外来生物オオヒキガエルをペットとして飼育か、容疑で男を逮捕 「保護しただけ」否認 沖縄・石垣市(2023年3月14日)
沖縄県警八重山署は13日、生態系への影響が懸念される大きさ約5センチのオオヒキガエル(中南米原産)1匹を石垣市内の宿泊施設で飼育していたとして、外来種被害防止法違反(飼養等の禁止)容疑で自称同市のアルバイトの男(21)を逮捕した。「保護しただけで、飼育していない」と容疑を否認している。同容疑での摘発は、2004年の統計開始以来、初めて。
逮捕容疑は13日午後4時55分ごろ、石垣市内でオオヒキガエルを飼養した疑い。容疑者の部屋には、特定外来生物に指定外の複数の生物がケージなどで個別に飼育されていて、ペットとしてオオヒキガエルも飼育されていたとみられる。
オオヒキガエルは大型のカエルで、サトウキビの害虫駆除目的で日本に移入された。生態系に悪影響を及ぼす可能性があることから、環境省は特定外来生物として、飼育や保管、運搬などを禁止している。沖縄県は防除重点対策種に指定。西表島では22年5月、2年ぶりに雌の成体1匹が現地調査員によって捕獲された。
逮捕容疑は13日午後4時55分ごろ、許可なくオオヒキガエル1匹を飼養した疑い。小さな透明の容器の中に入れられていたという。SNSを使用して販売をしており情報提供で発覚した。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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