竜ヶ崎竜之介のスマホ閲覧で通勤通学を有意義にするプログ

アクアリウムを中心として、他にもホラーやパソコンなどの趣味や仕事、他に日常の出来事について好き放題書いていこうと思います。虎ノ門虎之助でメダカのプログを書いていますが、他のことも書きたくなりましたので新しいプログを立ち上げました。

スポンサー広告
スポンサー広告

2023年08月

※2023.08.28改題(旧題:【改良メダカ最先端】レッドクリフメダカとミッドナイトフリルメダカという最高傑作)
※2023.08.30改題(旧題:【メダカ最前線】レッドクリフメダカとミッドナイトフリルメダカとは?)

最近、ネットを見ていると「レッドクリフ」と「ミッドナイトフリル」と「クラミツハ」いう単語のメダカを見るようになりました。実際には「クラミツハ」は2021年で2年前、「レッドクリフ」は2022年で1年前になるのですが、「ミッドナイトフリル」は最新の最高級メダカだそうです。

メダカというと緋・黒・白・青、楊貴妃やダルマ、あと幹之(みゆき)ぐらいしかしらないんですが、改良メダカの種類は今や930種類とも言われており、高価なものは100万円単位で取引されています。メダカブームも停滞するどころか定着しつつあり、ブリーダーが一攫千金を夢見てこぞって改良品種を作り出しています。

「レッドクリフ」と「ミッドナイトフリル」を作出したメダカ界の最先端を行く有名ブリーダー『垂水政治』さんが作出した最高級のメダカです。

「ミッドナイトフリル」を作出した『美心めだか』さんは、南国九州の佐賀県でサラリーマンをしながら趣味でめだかを育てているそうで、業界でも有名な方だそうです。

素晴らしいですね。こんなにも綺麗なメダカを品種改良するのには並大抵な探求心と生物学に詳しくないとできないと思います。ただ適当に品種をかけあわせては絶対にこのような綺麗なメダカはできません。

そんな綺麗なメダカたちを紹介いたします。

レッドクリフメダカ

レッドクリフメダカ
「レッドクリフメダカ」は2022年9月に販売開始された品種改良メダカの中でも高級に分類される1種です。数十万円で取引されることもあるメダカ商売にとってはロマンある種類ですが、作り方(固定率)の難易度が高いことで知られています。

レッドクリフには「紅白」タイプと「ダーク」タイプの2種類が存在します。

「紅白」タイプの赤色が特徴的な体色を持ち、さらにマリアージュキッシングワイドフィンという特性を持っています。 これは、背びれが広がる特性を持つ品種で、そのヒレの長さと紅白の体色が魅力的です。 また、体外光とのバランスが良く、その配色は見る者を引きつけ日本国内では「泳ぐ宝石」とも言われています。

「紅白」タイプとは2022年に垂水政治氏が作出した紅白体色でワイドフィン、ヒレ光、ロングフィンが特徴の品種です。

「紅白」タイプの作り方は、紅白ラメや紅白ラメ対外光とマリアージュの組み合わせと考えられます。

「ダーク」タイプは、茶色の色彩を持ち、同じレッドクリフの「紅白」タイプや赤一色に比べ、ロングフィンが強く発現するメダカで、ダーク系朱赤のエメキンと言えます。

ダーク系朱赤での色の固定を目指していましたが改良途中のため、子どもには、「紅白」タイプ、「赤一色」、「黄色」タイプが生まれてきます色変化がある方が楽しめるとのご意見をいただいたため、販売されたそうです。


一般的に、マリアージュなどのロングフィン系の特性は、第1世代(F1)では現れず、孫世代のF2で4分の1の確率で現れるとされています。

ただし、重ねた世代、飼育環境によって遺伝は変化するので、ヒレの伸長が止まってしまったり、紅白の色調や色の出現場所がどこにでるか分からないといったことがあります。

ミッドナイトフリルメダカ

ミッドナイトフリルメダカ
「レッドクリフメダカ」の熱が冷めない中、垂水政治さんの最新作である「ミッドナイトフリル」というメダカが販売開始となりました。

「ミッドナイトフリル」は「エメキン」「ブラックダイヤ」から誕生しました。

「名もなきメダカ」や、「ホワイトアウト」の兄弟品種になります。

ミッドナイトフリルは「体外光」「ラメ」「漆黒」の3種類があります。

「体外光」タイプは幹之のように背中が白く輝きます。「ラメ」タイプと識別しやすくするために普通体形です。

色飛びしない黒色と体外光の相性が悪いことから、両方の特徴を発揮するには、もうすこし世代を重ねる必要があるとのことです。

適正な温度管理をすることが出来れば「マリアージュ」や「エメキン」のようなロングフィンを目指すのに一番近いメダカです。

「ラメ」タイプはブラックダイヤのように横面にたくさんラメが入ります。「体外光」タイプと違いワイドフィン体系で改良を重ねています。
敷き詰められたラメを表現するため選別には黒いもの、ラメの多いものを選んで交配されました。

そして「漆黒」タイプは文字通り体色が真っ黒になります。「漆黒」タイプはミッドナイトフリルの中でも、色飛びしない黒色を一番重視して交配をすすめているメダカです。普通タイプ体形とワイドフィンの両方で改良を進めています。

現在は「対外光」タイプや「ラメ」タイプに比べ、ロングフィンの表現の難易度は高いを思いますが、種親には対外光タイプやラメタイプに引けをとらない青光ロングフィンを使用していますので今後に注目です。

垂水政治さんといえば2022年に発売された『レッドクリフメダカ』がヤフオクで150万円を超えたことで、大変話題となっています。

「ミッドナイトフリル」は、色飛びしない黒青光ロングフィンを目指して、選別交配を重ねて来たそうです。また、選別交配において①体外光タイプ②ラメタイプ③黒系(漆黒)に分けて特性の向上に努めたそうです。

クラミツハメダカ
『美心(びしん)めだか』さんの朱赤丹頂透明鱗ブラックリム系のオリジナル系統のメダカでして2021年販売開始となりました。

美心めだかさんのオリジナルのクラミツハは
・朱赤丹頂透明鱗ブラックリム背地反応薄(※)のクラミツハ茜
・黒透明鱗強ブラックリムヒレ長スワロー背地反応薄(※)のクラミツハ玄
・朱赤丹頂透明鱗ブラックリムヒレ長背地反応薄(※)のクラミツハ雅
・朱赤丹頂透明鱗ブラックリムスワロー長背地反応薄(※)のクラミツハ乱
の4つのバリエーションがあります。

作出課程そのものが全て異なっているので名前を変えてもよかったが、ベースが透明鱗ブラックリムで覚えてもられるようにクラミツハ1本に絞り2つ名でタイプ分けをしているそうです。

❖クラミツハ茜

クラミツハ茜
茜は作出課程は五色タイプR、黒蜂(こくほう)、紅薊(べにあざみ)です。

普通ヒレでオーソドックスな透明鱗ブラックリムになります。

ヒレの改良を加えた玄、雅、乱よりもオーソドックスな茜は人気があるそうです。

色素顆粒(しきそかりゅう)の凝集、拡散から起こる背地反応、いわゆる保護色ですが、背地反応そのものを無くし黒いままの個体と背地反応を起こしているにもかかわず凝集反応が起きても黒色素の顆粒量(かりゅうりょう)があまりにも多くて黒いままの個体がおります。

夜ライトをつけてビールを飲みながら鑑賞するのが最高だそうです。

❖クラミツハ玄

クラミツハ玄
玄は黒透明鱗強ブラックリムヒレ長スワロー背地反応薄(はいちはんのううす)です。

作出課程は五色タイプR、黒蜂(こくほう)、紅薊(べにあざみ)、透明鱗ブラックリムスワロー、卑弥呼です。

茜と比べるとヒレ長とかスワローが発現しているのが分かるそうです。

早熟でガンガン鰭(ひれ)伸びして累代しており、若魚の時から見ごたえがあります。

雅や乱のような朱赤丹頂も若干出てくるが圧倒的に黒色が多いそうです。

透明容器で撮影すると真っ黒で見えないので、バックに簾などを置くとうまく撮影できるそうです。

❖クラミツハ雅

クラミツハ雅
雅の形質は朱赤丹頂透明鱗ブラックリムヒレ長背地反応薄(はいちはんのううす)です。

作出課程は五色タイプR、黒蜂(こくほう)、楊貴妃透明鱗ヒレ長、ブラック透明鱗ヒレ長、卑弥呼です。

渋いブラックリムに朱赤のヒレ長をなびかせて優雅に泳ぐ改良を加えて早熟でヒレが伸びる個体の遺伝子を選別してきたそうです。

優雅さを出すために朱赤のヒレ美を残すことに重きをおいています。

ヒレ美にこだわった分、体色は明るくなるが、背地反応が薄い個体も一定数は出てくるそうです。

❖クラミツハ乱

クラミツハ乱
乱は朱赤丹頂透明鱗ブラックリムスワロー長背地反応薄(はいちはんのううす)です。

作出課程はクラミツハ雅とクラミツハ玄です。

スワローで固めたのでヒレ長はほぼ抜けているが、1割はヒレ長がでてきます。

オスに限ってはスワロー先端が色抜け個体が一定数でてきて先端が青白く光って独特な魅力があります。

スワロー形質は個性の塊で子供をたくさん採れば採るほど、いろんな魅力をもった個体に出会えるそうです。

※背地反応とは
背地反応ありなし
メダカの体色が、黒水槽ではより黒っぽく、白水槽ではより白っぽくなる現象を背地反応(はいちはんのう)と言います。

メダカの体色は4種類の色のついた細胞(色素細胞)によって表現されています。メダカなどの魚では、色素細胞のことを色素胞(しきそほう)と呼びます。

それぞれの色素胞は色素顆粒をもっており、この顆粒の色によって色素胞に色がついています。色素顆粒は発色化合物を保持しており、細胞内を移動することできます。

色素の拡散凝集反応によっておこる体色の変化を背地反応と言います。

例えば池や田んぼなどに棲むメダカ達は周りの土の色などに合わせて体色が濃くなっています。

連れて帰って来て薄い色の容器で飼育していると反対に体色が薄くなってきます。

これが保護色機能、拡散凝集反応というものになります。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告


【速報】OSO18駆除と判明 釧路町でハンター駆除のクマ DNA鑑定で特定 知らずに駆除か(2023年8月22日)
OSO18
 北海道東部の標茶町などで4年前から牛60頭以上を襲ってきたクマ「OSO18」が駆除されたことが関係者への取材で分かりました。

関係者によりますと先月30日、北海道・釧路町でハンターに駆除されたクマ1頭がOSO18であると判明したということです。ハンターはOSO18と知らずに駆除したとみられ道が体毛をDNA鑑定したところこのクマがOSO18であることが特定されました。

OSO18は標茶町や厚岸町などで2019年から少なくとも牛66頭を襲ったとされています。

ことしも標茶町で乳牛1頭が死ぬ被害が確認されていましたが警戒心が強く捕獲が難航していました。


【詳報】OSO18を駆除…普通のヒグマかと思ったらDNA鑑定でオソと判明 体長は2メートル10センチ 痩せていた(2023年8月22日)
捕獲されたOSO18
 北海道東部の標茶町や厚岸町で2019年からウシ66頭を襲ってきた「OSO18」が駆除されていたことが分かったと北海道が8月22日発表しました。

22日午後に会見を開いた道釧路総合振興局によりますと、2023年7月30日午前5時ごろ、北海道東部の釧路町仙鳳趾村オタクパウシで、釧路町のハンターがクマ1頭を捕獲しました。

このクマは数日にわたり、農地に頻繁に出没していて、人を見ても逃げないことから、出動したハンターが"問題個体"として駆除しました。

当初は捕獲したクマがOSO18とは考えていませんでしたが、念のため捕獲個体の試料を標茶町を通して北海道立総合研究機構に送りDNA検査を依頼。8月18日に分析の結果、OSO18のDNAと一致したということです。

駆除されたOSO18の体長は2メートル10センチ。前足の幅が20センチ。推定体重は330キロ。痩せていたということです。

北海道釧路総合振興局の杉山誠一くらし・子育て担当部長は「OSO18が捕獲されたということで、地域の方々が安心して営農できる日常を取り戻せてほっとしています」と話しました。


<最凶ヒグマOSO18遂に>駆除したのは役場職員の鹿撃ち「怪我で弱ってたんじゃないか」「オソに手傷を負わせる強いクマがまだいる」お手柄にもかかわらず、役場も本人も諸手を挙げて喜べない理由(2023年8月24日)
クマの襲撃
 2019年7月ごろから、北海道の標茶町や厚岸町で牛66頭を集中的に襲い、北海道庁が特別対策班を設置するほど世間を騒がせた最凶ヒグマ「OSO18」。最後に見かけられた標茶町から40㎞以上離れた釧路町の牧草地で発見され、駆除された。OSO18を追い続けた男たちの証言を聞いた。
(中略)
そんな「OSO18」を捕獲したのは猟友会のハンターではなく、釧路役場の有害鳥獣駆除対応を担当する部署に所属する40代の男性職員だった。役場に勤務しながら鉄砲撃ちとしての顔も持つ珍しい役人ハンターだが、釧路役場に取材の旨を伝えると「男性職員への直接取材は避けていただきたい」とのこと。

それには深い理由があり後述するが、とりあえずは捕獲時の様子を釧路役場の農林水産課の林務係に話を聞いた。

「捕獲された2日前の7月28日、釧路町に2軒ある酪農家のうちの1軒からクマの目撃情報がありました。

私ら役人と酪農家は顔見知りなので、職員が『んなら、見とくわ~』という感じで29日と30日にパトロールすることとなり、30日の朝5時ごろ、釧路町仙鳳趾村オタクパウシの牧草地で横たわっているところを発見したようです。

職員を見ても逃げなかったらしく、まず首に1発、近づくと動いたために頭部に2発撃つと、まもなく絶命しました」

捕獲当初、このクマが「OSO18」だとは思わなかったという。そのため、軽四駆のジムニーに積んだが、そのままの走行は無理と考え、処理業者が持つ荷台のある車両に積み替えて運び、解体したという。
(中略)
猟友会標茶支部支部長の後藤勲さん(78歳)いわく、「OSO18」はわからないことが多すぎた、という。

「クマは一晩中歩いて40キロも移動するのはよくあることだけど、縄張りの中に他の個体が侵入するのを嫌うから、行動圏は互いに遭遇しないという特徴があった。でもオソはその縄張り意識がなく、縦横無尽に徘徊していたうえに日中はまず姿を見せなかった。
(中略)
後藤さんは、「実はオソを仕留めた釧路役場の職員は近所で幼少期から知ってる子。4、5年前から猟銃免許を取って鉄砲撃ちになってたのは知ってたし、エゾシカ駆除にもかなり貢献してた。

ガタイはいいけど大人しくて口数も少ないタイプでね。酪農家にとって数千万円以上もの被害を出したクマを倒したヒーローにもかかわらず、役場も彼本人も『名前を伏せたい』『取材を控えたい』と言っている」
(中略)
「OSO18」の駆除に成功したとはいえ、後藤さんいわく「こんなのは氷山の一角に過ぎない」という。

「オソを倒したとき、その顔には2箇所の傷があったと聞いた。そこから菌が入ってなんらかの病気になり、弱ってたんじゃないか。でなければ朝5時に牧草地で横たわってるなんてことはない。

おそらく繁殖期に別のクマと喧嘩してつけられた傷でしょう。ということは、オソに手傷を負わせるほどの強いクマが他にいるということ。まだまだ安心はできない」
(後略)


忍者クマ「OSO18」が食材に ジビエで食べられていた(2023年8月25日)
OSO18ジビエ
北海道で牛66頭を襲った忍者グマ、コードネーム「OSO18」。駆除されたのは、7月30日のこと。

その後、しばらくこのクマが「OSO18」だとは誰も気づかなかったことで、「OSO18」の肉を使った「ヒグマのみそ煮込み」となった。駆除したあと、解体され、北海道などの飲食店で提供されていた。

OSO18を食べた人「シカとはまた違う感じ」、「もっと硬いのかと思っていたがすごくやわらかい、おいしい」

一方、写真を撮っていた男性は「牛を66頭も殺したクマだから、その牛たちの供養もかねておいしく食べてあげないと」と話した。

「OSO18」の肉は、東京・日本橋人形町にあるジビエ料理店でも出されていた。内ももの柔らかい部位を使った炭火焼き。

ジビエ料理 あまからくまから・林育夫店主「『やわらかくておいしい』、『全然臭みがない』とみんな言っている」

「OSO18」だと判明すると、店には問い合わせが相次ぎ、内ももの部位を使った炭火焼きは、すぐになくなってしまった。

一方で、9月8日からはクマ鍋での提供がスタート。すでに予約が殺到しているという。


あの「OSO18」が返り討ちにあって逃走…!最凶ヒグマに勝った、伝説の乳牛「リオン」と牧場主の「知られざる秘話」(2023年8月27日)

乳牛リオン
 「ようやく駆除されました。少しばかりですが、うちのリオンも貢献しましたね」

こう笑って話すのは、北海道・厚岸町にある久松牧場の久松昭治さんだ。
(中略)
リオンの両肩には、鋭い牙の痕が刻まれていて、ぬかるみを引きずられたのか全身泥だらけでした。襲われた時間はわかりませんが、リオンの体についた泥の乾き具合から見て、夜中だと思います」(久松さん)

久松牧場では基本的に乳牛の角を切り落とさないため、リオンには先端が鋭く尖った角が生えていた。

「リオンはまだ若いので角はカーブしていませんでした。鬼の角のような感じです。その左の角に、ゴワゴワとした茶色の毛が3本残っていたのです。DNA鑑定したところ、OSO18の毛だと特定されました。

おそらくリオンは、横からOSO18に噛まれた拍子に首を振って抵抗したのでしょう。反撃されたOSO18はそのときにケガをしたと思います」

OSO18は牛の背骨を折り、身体を真っ二つに引き裂くほどの怪力を持っていた。そんなバケモノを返り討ちするのは簡単なことではない。

「リオンは同じ月例の牛と比べると少し小さいのですが、とにかく気性が荒い。言うことを聞かないので困るほどです。また首が太く、あの首と鋭い角で反撃されたら、OSO18といえど、アバラくらい折れたはずです。

例年、9月ごろまではOSO18による被害が出ましたが、この年は返り討ちに遭って以降、OSO18はぱったりと姿を現さなくなりました。OSO18は初めて牛に反撃されたのではないかな。賢いOSO18は、牛は反撃することもあると学んだのかもしれません。

農家は皆、困っていましたからね。これで牛を襲うのをやめてくれればいいな、とひそかに期待していました」

久松さんの言葉通り、リオン襲撃失敗以降、OSO18による被害は劇的に減った。今年6月24日、標茶町の牧場で生後14ヵ月の乳牛1頭の死骸が見つかったが、この一件だけだ。
(後略)

乳牛66頭を襲った最凶ヒグマのOSO18が駆除されました。

OSO18は、北海道で2019年から2023年にかけて獣害を引き起こしていたエゾヒグマにつけられたコードネーム(※)でして、2019年7月に人間による唯一の目撃を伴って白昼に被害が発生した標茶町下オソツベツの地名と、前足の幅が18cmであることにより命名されました。

※コードネームは、ある事物や人物などを指す、一般にごく短い別名であるが、関係者だけなどといった特に限定された範囲でのみ、そのことを知っているような運用を目的としたものを特に指すこともある。

コードネームは獣害をした全ての熊につけられる訳ではありません。特別な熊のみ名付けられます。

過去にどんなコードネームをつけられた熊がいるか調べてみました。

OSO18
OSO18(オソじゅうはち、2008年から2012年ごろ - 2023年7月30日)は、北海道東部の標茶町・厚岸町一帯において、2019年から2023年にかけて家畜(乳牛)を襲撃していた雄ヒグマ1頭のコードネーム。

2019年7月に人間による唯一の目撃を伴って白昼に被害が発生した標茶町下オソツベツの地名と、前足の幅が18cmであることにより命名された。

2019年から2023年6月末までに標茶町と厚岸町でOSO18に襲われたとみられる牛は、残された体毛のDNA分析などから合計66頭と推定され、うち32頭が殺された。

写真は夜間に自動撮影されるなどした3枚と、2023年6月に撮影されたカラー写真1枚のみ。足跡から行動ルートを推定して、ハンターが朝夕待ち伏せたが捕捉できておらず、ハンターは(夜間の猟銃発砲を禁じられている)鳥獣保護法を知っているような用心深さと評している。放牧牛を狙うが、2022年に入り襲撃場所が牛舎や民家に近づいている。

2022年7月の襲撃例では、殺した牛の内臓をその場で食べ、翌朝に約100 m離れた沢まで引きずって行って肉も食べるなど、餌に執着するヒグマならではの習性も見てとれる一方、2023年では牛のロースのみを食べる偏食パターンも見せ、混乱を生んでいた。

2023年6月25日、標茶町内の町有林にて初めて昼間のカラー撮影に成功し、体毛のDNA型鑑定により写真に写る個体がOSO18であると断定された。写真から分析された体格は体長約2.2m、体高約1.2mと、従来想定されていた体格とほぼ一致している。

北海道はハンターによる銃猟では察知されて逃げられる可能性が高いことから、罠による無人での捕獲を目指していたが、2023年7月30日に釧路管内釧路町の牧場でハンター(釧路町役場の農林水産課職員)によって駆除され、同年8月21日に広く報道。釧路総合振興局もOSO18と同一個体であることを確認したと同月22日に発表した。

スーパーK

スーパーK
本州最悪となった「十和利山熊襲撃事件」

2016(平成28年)5月下旬から6月にかけて、秋田県鹿角市十和田大湯の十和利山山麓で発生したツキノワグマによる獣害事件。タケノコや山菜採りで入山した4人が死亡、4人が重軽傷を負った。

記録に残るものでは本州史上最悪、日本史上でも3番目の被害を出した獣害事件と言われる。人を襲った熊、食害した熊が複数存在する非常に稀な事例である。

鹿角市の頭文字をとって「スーパーK」と名づけられた。

◆スーパーKの犠牲者

・5月21日 第1犠牲者
 鹿角市十和田大湯字熊取平くまとりたいの竹藪でタケノコを採集していた男性(79)が前日行方不明となり、この日の朝、遺体で発見される。遺体は食害されていた。無残で、左半身の肩や太もも、そして内臓まで食い尽くされていたことが後にわかった。

・5月22日 第2犠牲者
 朝、第1犠牲者発見現場から北西500mの地点でタケノコ採りをしていた夫婦が熊に襲われる。妻(77)は逃げて無事だったが、夫(78)は午後、遺体で発見される。遺体は咬み傷等で激しく損傷していた。頭には大きなひっかき傷が、額にはかみ痕、そしてあろうことか、脇腹は、肉がえぐれていたというのだ。

・5月30日 第3犠牲者
 タケノコを採りに田代平たしろたいを訪れ25日から行方不明になっていた男性(65)が、この日の朝、遺体で発見される。遺体は複数の熊に食害されていたと推測される。両手両足はほとんど骨だけとなり、内臓も失われていたという。

・6月10日 第4犠牲者
 6月7日から行方不明になっていた女性(74)が、朝、遺体で発見される。遺体は広範囲にわたって食害されていたと推測される。同日午後、付近にいた熊が1頭射殺される。

関係者は、この事件の対応に失敗し、加害グマの特定も行なわず、また完全なる収束も見ず、騒動に幕を降ろしてしまった。

4人の犠牲者が出てもなお、山に入る理由……それは、あのタケノコ、ネマガリダケだった。旬のネマガリダケは、業者に売れば1キロ350円。1日1万円以上稼ぐ業者もいたという。さらに、この年は不作でさらに高い値がついたと言われている。

このタケノコは、クマの大好物でもあったのだ。この年は不作で、ただでさえ山に生えているネマガリダケが少ないのに、さらに人間たちに奪われてしまう……。

山に入った犠牲者たちは、自分たちが採ったネマガリダケを身に着けていた袋に入れていたという。次から次へと自分たちの貴重な餌が入っていく袋を、どんな思いでやぶの中からにらみをきかせていたのだろうか。

「数頭以上、関わっているのではないでしょうか」
人肉の味を知ってしまったクマは5頭のうち、今年も3頭が生き残った可能性が高いとみている。そしてまだあのエリアに息を潜めている恐れがあるという。

97B-5

ソーセージ
コードネーム97B-5、またの名はソーセージ。初めて出会ったのは1997年秋、彼女は母親からはなれ独立したばかりだった。

翌年の夏、彼女はたくさんの車が行きかう国立公園入口近くに姿を現すようになった。その後すぐ、とんでもない知らせが飛び込んできた。観光客が彼女にソーセージを投げ与えていたというのだ。

それからの彼女は同じクマとは思えないほどすっかり変わってしまった。人や車は警戒する対象から、食べ物を連想させる対象に変わり、彼女はしつこく道路沿いに姿を見せるようになった。そのたびに見物の車列ができ、彼女はますます人に慣れていった。

我々はこれがとても危険な兆候だと感じていた。かつて北米の国立公園では、餌付けられたクマが悲惨な人身事故を起こしてきた歴史があることを知っていたからだ。我々は彼女を必死に追い払い続け、厳しくお仕置きした。人に近づくなと学習させようとしたのだ。しかし、彼女はのんびりと出歩き続けた。

翌春、ついに彼女は市街地にまで入りこむようになった。呑気に歩き回るばかりだが、人にばったり出会ったら何が起こるかわからない。そしてある朝、彼女は小学校のそばでシカの死体を食べはじめた。

もはや決断の時だった。子供たちの通学が始まる前にすべてを終わらせなければならない。私は近づきながら弾丸を装填した。スコープの中の彼女は、一瞬、あっ、というような表情を見せた。そして、叩きつける激しい発射音。ライフル弾の恐ろしい力。彼女はもうほとんど動くことができなかった。瞳の輝きはみるみるうちに失われていった。

彼女は知床の森に生まれ、またその土に戻って行くはずだった。それは、たった1本のソーセージで狂いはじめた。何気ない気持ちの餌やりだったかもしれない。けれどもそれが多くの人を危険に陥れ、失われなくてもよかった命を奪うことになることを、よく考えてほしい。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告


雪ちゃん最後の戦い01_
雪ちゃん最後の戦い02_
雪ちゃん最後の戦い03_
「生きるとは何か」「なぜ生まれてきたのか」「死ぬとはどういうことか」

そして「自分の人生を生きる」とは、自分自身が心から喜び、納得し、幸せを感じられる状態のことです。 どんな出来事にも感謝する心をもち、“今、ここ”に生きています。 人の目を気にしたり、他者と比べたり、誰かの言いなりになることもありません。

これは人間の生きる意味を問いかけるものであり、金魚の『雪ちゃん』がどうなのかはわかりません。

金魚の『雪ちゃん』は金魚販売店で病気で元気のなく水槽の底でじっとしているのを見ていた飼い主様に、店主に「余命1週間なので飼いたければどうぞ。」と譲り受けます。

ここから、飼い主様は金魚の『雪ちゃん』の病状を確認して、自分の知識を総動員して治療にあたります。毎日のエサやりや水質調整(水替え)などは勿論、薬浴、塩水浴、水温調整、そして顕微鏡で寄生虫がいないかなどの検査まで行います。時には薬をエサに練りこんであげたりと、なんとか『雪ちゃん』を回復させようと努めます。

しかしながら、『雪ちゃん』は次から次へと病気を発症していきます。それも手探りで回復させていかなければならない病状で、『雪ちゃん』の現在の病状を回復させるには、どんな治療が適切なのか?と自問自答しながら、そして悩みながら、飼い主様は治療をすすめていきます。

しかしながら、飼い主様は打てる手を全て打ってしまったので、なすすべがなくなります。

そこで、ある大きな決断をします。その決断の為に金魚の『雪ちゃん』が命が奪われてしまう可能性があるのです。『最後の手段』をとるか、決断をせずに『最後を看取る』のか、飼い主様は悩み、苦しみ、決断していくのです。

そして、時には心を折れそうになり、弱音を吐きますが、飼い主様の家族の支えや相談をする先生との出会いに支えられるのです。

この動画は淡々と飼い主様と金魚の『雪ちゃん』の闘病の様子がすすんでいきます。最初は、いわゆる1匹の金魚の病気への対処方法なのかと思ってみていくと、それは単なる金魚の闘病記録を超えて『生きるとは何か』を問いかけてくれます。

でも一難去ってまた一難・・・。再び、本当の『最後の手段』の選択をしなければいけないのです。

この動画シリーズを金魚を飼う方は勿論、生き物を飼う方に是非見てもらいたいと思います。




※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告

寝台特急「四季島」という列車があるんだそうです。家族が北海道函館に来たので、ぜひ撮りたいということで通過する時間にあわせて撮影につきあうことになりました。

撮影ポイントは「道南いさりび鉄道」が通っている釜谷(かまたに)駅です。

道南いさりび鉄道は、木古内駅~五稜郭駅(五稜郭駅~函館駅間はJR線)間の約38キロを結ぶ路線です。

函館から木古内(上り)へは1日18本しか運行していません(2023年3月18日改正)。実際には9本は途中の上磯駅止まりですので、木古内へは9本しか行きません。この釜谷駅は上磯から3つ先の駅ですので、1日9本しか止まらないのです。

その線路を寝台特急「四季島」は通るのです。「四季島」のコースは色々あるんですが、その中で北海道に行くのは3泊4日コースです。コースの大まかな流れは、上野から出発して函館を経由して洞爺まで行き、新函館北斗、新青森に止まり、上野に戻る行程で、その間は車内泊であったり、ホテル泊であったりと途中下車できるのも特徴です。

私は鉄道を撮るのは興味ないので「どこでも撮れるじゃん!」と家族に言ったものの、「北海道で撮るのがいいんだ!」ということで釜谷駅に向かいました。

この釜谷駅が何故いいのか?と言いますと、まず無人駅であることと、そして少しカーブになっており、列車が撮りやすいとのことで、この駅がいいんだそうです。
IMG_1817
そして釜谷駅に着きましたが、「いやー無人駅って何だかすげぇな!」というのが第一声でした。駅は駅なんですけど、コンテナ1つです。生まれてから関東にしか住んでいないので、まずこのような駅にはお目にかかりません。
IMG_1830
釜谷駅は無人駅ですので、やはり誰もいません。もし乗客がいたとしても「道南いさりび鉄道」がこの駅から乗る時間にしかいないとですし、それも函館行きに乗るでしょう。

木古内から函館(下り)へは1日16本しか運行していません(2023年3月18日改正)。そのうち、釜谷駅から3つ先の上磯駅から7本、木古内からは9本ですので、ほとんど利用客もいないでしょう。
IMG_1822
反対側(函館行き)のホームに行くには線路を横切っていきます。踏切の警報機は鳴るのかな?と疑ってしまいますが、列車が近づくと自動で鳴動してくれます。
IMG_1823
釜谷駅に入りますと、もちろん駅員さんはおりません。ただ、定期的に来ているのか、直近に人がいた痕跡がありました。しかしながら、コンテナの駅は暑い!です。この日は最高気温33℃でしたから、釜谷駅の中はサウナのようでした。
IMG_1834
寝台特急「四季島」は、15時00分に木古内に到着しますが、この釜谷駅をいつ通過するのかは読めません。早めの14時00分に釜谷駅に到着しました。とにかく暑い日でしたので、駅の中に入って(座って)休んでいることはできません。駅の建物の陰に入って涼んでいるしかありません。14時22分に「道南いさりび鉄道」の木古内行きが来るようです。
IMG_1838
時刻表通りの14時22分に「道南いさりび鉄道」が釜屋駅に着きました。誰も降りないと思っていましたが、学生が降りてきました。「こんな所に住んでいるのかぁー。友達と会うのも大変だなぁ。」と思ってしまいましたが、令和の今は1人1台スマートフォンを持っており、SNSなどのコミュニケーションツールも沢山ありますので問題ないんでしょうね。
IMG_1855
「道南いさりび鉄道」の木古内行きが釜谷駅を出発してから待ちましたが寝台特急「四季島」はまだ来ません。しかし、とにかく暑いです。駅の建物の陰に入って涼んでいましたが、何と!アシナガバチに囲まれてしまいました(3匹くらい)。恐らく駅の建物の近くに巣があるんだと思います。襲ってはこないのですが、囲むように飛んでいるので、少しずつ逃げて何とか事なきをえました。

そしてついに警報機が鳴り始めました。
IMG_1848
ようやく寝台特急「四季島」が現れました。
IMG_1857
やっときたかと思いましたが、ゆっくりとして速度で釜谷駅を通過していきます。
IMG_1859
そして、あっという間に釜谷駅を通過していきました。かなり待ちましたが、通過するのはあっという間でした。寝台特急「四季島」が釜谷駅を通り過ぎたのは14時44分でした。そしてようやく涼しい車の中に入れたのでした。
IMG_1860



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告

洞爺湖に行きました。避暑のつもりでいきましたが、何と観測史上最高の気温33℃ですし、太陽に照り付けが何となく関東より強い感じがしました。

函館駅からJR特急北斗号に乗って役2時間で着きます。洞爺湖温泉へ行くバスは駅前にバス乗り場がありますが、私が乗った列車は洞爺駅到着の5分後に出発してしまいますので結構急がなくてはいけない乗り継ぎになります。

そして洞爺駅に着きましたが、そこから洞爺湖の遊覧船乗り場は歩いて10分程度です。

遊覧船乗り場では、カモメと大きなコイが泳いでおり、コイのエサが有料で販売されていますので、エサをあげることができますが、コイの反応が遅いので、水面に浮いたエサをカモメが横取りしていく光景が見れました。

遊覧船の運航時間は、4月下旬から10月31日までのシーズンは8:30~16:30で30分毎に運航しており、駅前桟橋~中島~駅前桟橋で、駅前桟橋-中島間は25分程度かかります。金額は一般料金で大人1,500円、小学生以下750円です。
IMG_1526
遊覧船が出発する前に遊覧船後方のデッキから湖を見るとカモメが集まっています。最初はわからなかったのですが、エサを貰いにきているのです。そしていざ出航しますので「カモメちゃーん、またね!」と挨拶しましたが、何と船をどこまでも追いかけてくるのです。船の中に売店がありますので、カモメのエサを購入してあげることができます(実際にはお菓子がカモメのエサ代わり)。
IMG_1550
乗船して20分過ぎると中島が見えてきます。船着き場に予備の船?は停泊しています。近くにカモメの集団が見えます。
IMG_1555
そして中島に下船できるのですが、洞爺湖の水は綺麗です。ヨシノボリが沢山泳いでいます。
IMG_1563
そして中島には「湖の森博物館」があります。この博物館は洞爺湖と中島の歴史や情報などを見ることができます・・・が、これだけです。
IMG_1571
他に見るところはありません。博物館の中に併設している喫茶店に入って「お茶」するぐらいです。中島を散策してみるところはないのです。

そのかわりに「トレッキングコース」があります。

IMG_1564

トレッキングとは、移動や旅行といった意味を持つ「Trek」が語源で、山登りのことを指します。あくまで、山の中を散策して無理せず自然を楽しむことが目的なので、難所を登ることはほとんどありません。国内にはない分類だそうで、山の登頂にはこだわらず山小屋またはテント泊をしながら山を縦走するスタイルと定義しています。

他に登山とハイキングがあり、この2つの違いは標高差500mが基準となり、標高差500m未満をハイキング、標高差500m以上は登山となります。 

この「トレッキングコース」が中島にはあり、1.3kmで45分、往復4㎞で2時間、7.6㎞で3時間の3コースがあります。

そうなりますと、トレッキングに相応しい服装や装備、シューズなどで山の中を歩くことになります。
トレッキング
これが、ハードルを上げている要因となり、ほとんどの人が観光できており、夏であれば半袖短パンできていますので「トレッキング」を行う服装ではきていないのです。また、ハイキングと登山は聞きなれていますが、「トレッキング?何ぞや?」となります。
IMG_1568
また、博物館で台帳に記帳してから入場できる仕組みとなっており、普段は入場ゲートが閉じられておりますので、気軽に観光するということはできないかなと思います。外国の方が受付で「How Mach?」と尋ねており、「No Money」と係員の方は答えておりましたが、わかりずらいです。

いっそのこと「トレッキングコース」をやめて気軽に立ち寄れる「遊歩道」にしてしまったほうがいいんではないかと思うのです。

皆さん、行くところがなくて、結局すぐに30分後(中島には20分と50分に船が着船します)の船に乗って戻ることになるからです。遊覧船自体は楽しめるので惜しいかなと思うんです。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告

大沼公園に行きました。

大沼公園の大沼は、北海道駒ケ岳の火山活動により出来た湖です。入りくんだ湖岸、大小126の島があり独特の景観をつくっています。春から秋には遊覧船やカヌー、湖岸の周遊道路(一周約14km)でサイクリングやウォーキング、ジョギングなど、冬は凍った湖の上で氷上スノーモービルや氷上ワカサギ釣りが楽しめます。

大沼という地名は、アイヌ語の「ポロ・ト」からきています。 「ポロ」は「大いなる」を意味し、「ト」は「湖沼」や「水溜まり」を意味します。 

大沼公園は過去に2度訪れています。実は1年前にも訪れたのですが、その時は大雨に降られまして、無理やり「島巡りの路」だけの強行軍をしましたが、途中、その道(路)が水浸しで歩くのがとても大変でしたし、すぐに退散してしまいました。今回はその『リベンジ』の意味もあります。

そして今回の天候はどうだったのか?といいますと、1年前とは真逆の「晴れ」は「晴れ」なんですが、真夏日の33℃を記録する暑さを伴う天気でした。関東から北海道へは「涼」を求めてはるばる来たのですが、これが大外れでして、特に太陽の照り付けが関東よりも厳しく感じます。

そんな大沼公園ですが、晴れたのはいいのですが何をしよう?となりますと、晴れたから「島巡りの路」を再度行うのは、あんまり乗り気になれず、遊覧船も以前に乗って「これだけ?」というような感じでしたので、ここはやはり大沼公園を1週する「サイクリング」をすることにしました。

真夏日という暑さの中、やや無謀な感じもしますが、一度やってみたかったので「家族」を何とか説得して、何とか「サイクリング」をすることになりました。

❖サイクリング情報
 レンタルサイクル 1時間500円、1日1,000円、電動アシスト自転車は1日2,000円
 1週の時間     大沼湖畔は1周約14km、約70~90分で周遊することができるのが公式ですが
            途中途中のビューポイントなどに立ち寄りますと2時間は見ておいた方が
            いいです。

IMG_1720
レンタルサイクルで自転車を借ります。電動アシスト自転車でもいいのですが、サイクリングコースの回り方次第ですが、普通の自転車でも問題ありません。坂があるので電動アシスト自転車を進めてきますが、無駄な出費は抑えた方がいいです。

サイクリングコースですが、左周り(反時計回り)を絶対にオススメします。

なぜならば、ほとんどが下り坂だからです(途中、一部上り坂あり)。普通の自転車でも勝手に坂でスピードが上がりますので、電動アシスト自転車はいらないのです。

これが、右周り(時計回り)になると、逆に上り坂ばかりになり、普通の自転車だったら地獄です。こちらは電動アシスト自転車が必須になると思います。でも『案内図』で左回りも右回りも案内があるのですが、右回りの案内があるのが全く意味がわかりません。右回りで回っても、何か特別な体験ができるのか?といいますと何もないように感じます。

是非、左回り(反時計回り)でサイクリングすることをオススメします。

左回りの注意点は、専用のサイクリングロードを走るのではなく、道道338号線沿いを走ります。途中まで大沼側(進行方向の左)に歩道が整備されているのですが、途中から森側(進行方向の右)になります。どうしても大沼や駒ケ岳を眺めながらサイクリングしたいので、そのまま大沼側を走行することになると思いますが、路側帯の線があるのみになりますので、車道に出ないように走行してください。
IMG_1639
途中、途中にVIEW POINTがあり、そこで自転車を止めて、駒ケ岳や大沼を眺めることができます。
IMG_1643
ただ、人工的に作ったVIEW PONTは、遠くにそびえ立つ駒ケ岳と大沼ばかりですので、飽きてきます。ただ、所々に自然が作り出したVIEW POINTがありますので、そこを見逃さないようにして見た方が楽しめるかと思います。何を重視するかで楽しみ方が違ってくるのかなと思いました。
IMG_1651
また、途中にカフェが何軒かあると観光案内所の方が言われていましたが、営業していたのは1軒だけでした。この場所で営業していくのは、なかなか難しいんでしょうね。

途中、湿地帯を通って大沼が見えるポイントがあるのですが、何だか熊が出てきそうで怖いですね。8月後半に行きましたが、赤トンボが沢山飛んでおりました。
IMG_1664
トンボが沢山飛んでおり、赤トンボだけでなく、ギンヤンマや糸トンボもおりました。あとモンシロチョウが多かったですね。
IMG_1668
森の中をサイクリングしますと、涼しい風が気持ちいいです。真夏日とは言え、秋の気配が感じられる森の風景でした。
IMG_1676
大沼国定公園に到着。ようやく半分の道のりをきたことになります。
IMG_1681
キャンプ場になっておりまして、BBQをしている方が多いのか、肉の臭いがたちこめておりました。
IMG_1683
やっぱりヒグマが出るんですね。後で両親に聞いたんですが「どこでも出るよ!」と言っておりました。遭遇したら自転車で逃げられるんだろうか?ヒグマは速いときには時速60kmのスピードで走りますし、ボルトは速いときでも最高時で時速45kmくらいなのでヒグマの方断然速いので、追い付かれて喰われちゃいますね。
IMG_1682
大岩園地です。近くにトイレがあります。道沿いにあるので入りやすいのですが、怖くて汚そうですね。
IMG_1699
男子トイレも女子トイレもありますが、トイレットペーパーもなければ、手洗いの水もありません。トイレの後に気付きましたので、ペットボトルの水と携帯用石鹸で洗いました。
IMG_1700
サイクリングコース唯一の上り坂(500mぐらい)です。ここだけペダルを思いっきり漕ぎます!
IMG_1706
森林公園。ゴールまであとわずか・・・。
IMG_1712
月見橋です。最後のポイントです。
IMG_1722
最後の一直線は、函館本線の線路と並走です。
IMG_1727
大沼公園駅が見えました。ゴールです!!!
IMG_1735



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告


函館空港到着ロビー
羽田空港14時40分発で函館空港16時00分着のAIRDOとANAの共同運航便に乗りました。到着が遅れた模様で出発は14時50分発になりました。

途中途中、積乱雲が多いとの事で、シートベルト着用ランプが点いたり消えたりしました。

函館空港と函館駅へ行く手段は、電車はありませんのでシャトルバスしかありません。

このシャトルバスが16時20分発と16時30分発があります。これが最短の乗り継ぎです。

しかしながら、函館空港に着いて、預けた手荷物をターンテーブルで受取り、(16時20分発のシャトルバスは乗り過ごしたとして)16時30分のシャトルバスに乗ることはできるのでしょうか。

その答えは『シャトルバスには乗ることはできます』なのですが、気を付けないといけないようです。

まず、手荷物のターンテーブルですが、ものの5分としないうちに荷物がターンテーブルに乗ってでてきます。函館空港では、手荷物が出てくるのがとても速いです。大きな空港のように「まだかー!まだかー!」というような待ち時間が長いことはありません。
函館空港到着バス乗り場へ
そして、地方空港ではバスに乗り遅れるようなことはしない工夫がしてあります。

基本的には、函館空港は航空便が限られていますので航空便の到着にうまく接続しないとバスが乗客を乗せずに走ることになると売上がなくなってしまいます。

何かに都合を優先させて遅れてしまわない限り、常識的な行動をしていればバスに乗れるように出発時刻は調整されています。

函館空港の場合は、羽田空港や新千歳空港に比べたら相当にコンパクトな空港ですので航空便も少なく乗客も限られていますので、シャトルバスとしてはできるだけ乗客を乗せたいと思っており、出発時刻は設定されているのですが、都会のように正確第一で出発するわけではありませんので安心していていいです。

バス会社の案内係が到着出口から手荷物のターンテーブルの様子や乗客の状況を見守っており、バスに乗る(雰囲気の)乗客がいないことを確認したうえに発車します。

しかしながら、さっさと出てきた乗客用に早めの時刻を設定しているバスの便もあり、そういった便は時刻になったら出発していくこともあります。

そしてバスの混雑具合によるところがあります。バスが満員の場合は、流石に乗客が乗り遅れるような状況をバス会社の案内係も確認することはありません。現金なものですが、バス会社も満員であれば、定刻で出発してしまいます。

函館空港から函館駅までの運賃は500円です。
函館空港の函館駅経由のホテルWBFグランデ函館と、函館駅行きのどちらでも函館駅に行くことが可能です。

ちなみに、ホテルWBFグランデ函館は、終点の「ホテルWBFグランデ函館」にはなく「函館駅」にあるそうで「函館駅」で降りるそうです。
函館空港バス乗り場へ



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告


粉砕機
粉砕機

粉砕機に巻き込まれて亡くなる事故の報道を耳にします。

粉砕機に巻き込まれて亡くなるのは大変痛ましい事故ですし、自分が「もし、粉砕機に巻き込まれてしまったら?」と少しでも想像してしまうと、ぶるっと身体が震えてしまいます。

❖交通事故のように具体的な画像があることはない

交通事故ですと、自分の頭の中でイメージする画像で鮮明に浮かんできます。それはそれで身体が震えてしまうのですが、この頭の中のイメージ画像は、学校で習う交通事故の映像だったり、ニュースなどの事故の映像や、映画などのカークラッシュ、そしてYoutubeの動画だったり、インプットされる情報が多いからだと思います。

それに比べて、粉砕機の事故は映像とはいきません。悲惨すぎますし、グロいですので、いくら厚生労働省の職場安全サイトでの労働災害事例でも、詳細は書いていません。「粉砕機に巻き込まれて死亡」と一文だけ書いてあります。

❖動物の死骸を粉砕する動画がヒントに

粉砕機事故の発覚の多くが「作業員が1名いなくなった」で始まり「粉砕機に肉片や血痕がついていた」というので「粉砕機に巻き込まれた」と結論づけられることが多いです。

工場にもよりますが、恐らく、そのような作業現場も監視カメラは設置されていると思います。従いまして、その瞬間の映像もあるかと思いますが、一般の人間が見たらトラウマになってしまいますので、門外不出となっているはずです。

粉砕機の巻き込まれると、どうなるのか?とありますが、一つの動画がヒントを与えてくれます。

それは『病気等で死んだ動物の死骸を大型シュレッダーで粉砕する動画』です。鋼鉄製の爪で肉や骨を丸ごと粉砕していく破砕機の動画です。

死骸が粉砕機に落とされると、3秒程度で粉砕されてしまいます。最初の1秒と言いますか、回転式の粉砕機ですので一回りとでもいいますか、かなり粉砕されてしまいますで、もし人間が落ちたら即死に近い状態になるとは思います。

もし、足から落ちたとしても、足から粉砕されて大量に出血します。急激な大量出血では全血液量の20%以上の血液がなくなるとショック症状が表れるようになります。

出血性ショックとは、出血により体から大量の血液が失われることで、全身の臓器障害が引き起こされる状態を指します。こうして人は亡くなりますが、その前に全身が粉々になっていますので、出血性ショック前に死んでしまうと思われます。

もし、運よく膝から下が巻き込まれただけで助かったとしますと、事故で「膝から下が無くなった方」によりますと『その瞬間は痛く無いけど病院で手術後、麻酔が切れたら激痛』ということらしいです。

粉砕機で巻き込まれた場合は身体が残るということは難しいですが、例えばプレス機に全身を挟まれて亡くなった場合は、通夜にはそのまま潰れた体を棺桶に入れるでしょうか。

流石にそのまま棺桶には入れられませんので、遺体の損壊が激しい場合は先に荼毘に付してお骨の状態で通夜になる場合もあるのです。

❖ベルトコンベアの事故は壮絶

粉砕機事故と同じ工での事故として「ベルトコンベアに挟まれた事故」を消防士の方が解説していた動画があります。

ベルトコンベアに挟まれると小学校の頃の理科室にある皮膚が全部溶けた人形みたいな状態になるそうなんです。人間の皮がずるむけになるのです。

この事故現場では、腕の皮膚がずるむけになっていたそうなんです。そして、肉や体液がでていおり、ベルトコンベアの金属や油の臭いに加えて、人の生肉の臭いで、その場にいるのが嫌になるような強烈な臭いがするんだそうです。

人体模型です。
人体模型

今、記事を書いていますが、気持ち悪くなって変な汗が噴き出しています。

現場に到着した消防士は、こう思ったんだそうです。

『どうやって救助する?』

危険と言われて久しい工場は労働災害を防止しようと対策にやっきになっておりますが、それでも工場は危険であふれています。工場の労働災害は消防の出勤件数でも上位に入っているそうです。
ベルトコンベアの事故ですが、『まず一般人は助けれない』ということを肝に銘じておきます。

それは事故現場を見た時の精神的なショックが大きいので一般人は事故現場をみないことが鉄則だそうです。

ベテランの消防士でも現場を見た後は食事などでの生肉がまともに見れなくなるそうで、現場を見てトラウマになる消防士が続出しているそうです。

もし近くにいた同僚が労働災害に見舞われたら、従業員も外に言わない方がいいとの事です。今朝、一緒に、今一緒に、働いていた同僚が『こんな姿に変貌してしまうのか!』と目を背けたてしまうそうです。従って消防への救援要請連絡をして、自らは救い出そうとせずに待っているのがいいとされています。

ただし、ベルトコンベアに詳しい従業員が必要で、特注品の工具を使用して逆戻しで出す、また工具で部品を外すなどは、流石に消防士ではできないそうなので、従業員と消防士が連携をしないといけないそうです。

❖労働災害は圧倒的に墜落事故が多い

また、労働災害は圧倒的に墜落事故が多いそうです。

消防士の方が仰るには、現場に駆け付けた時に太いパイプが作業員の太ももをつらい抜いていたそうです。そして救出現場の場所が1mぐらいしかなく、救出するのも命がけですし、救出作業がなかなか進まないそうです。しかし、作業員は大量出血しているので早く救助しないといけないそうで時間との勝負だったそうです。

❖正常性バイアスの「闇」

労働災害が起きた工場は安全管理がしっかりしている工場でした。そして『安全第一』の注意喚起をしていたのにも関わらずに、このような事故が起きてしまいます。

ベテランの作業員になるほど、作業に慣れてくるのと同時に、危険への感覚がマヒしてしまいます。

この時に「正常性バイアス」が起こり、本来であれば安全確保として墜落防止用保護具を装着してから作業をするのですが、墜落防止用保護具を装着せずに作業にあたって、墜落してパイプが太ももを貫通したのです。

正常性バイアスとは、何か事が起こるたびに反応していると精神的に疲れてしまい、ストレスを回避するために、自然と脳が働き、心の平安を守る作用です。

工場としては、しっかりルールを設けて注意喚起をしているのにも関わらずに、結局は全員につたわないという、工場の闇の部分なのです。

中堅など作業に慣れた人は油断してしまい、労働災害にあってしまうのです。そして、労働災害にあうと助かっても回復までの道のりは長く、もう身体は元に戻ることはありません。労働災害は悲惨なのです。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告

2023年(令和5年)4月29日に近所に公園がオープンしました。BBQ施設、カフェテリア、そして子供が遊ぶ公園に野球場といろいろな施設ができましたが、そこに『調整池』も作られました。

『調整池』とは開発に伴って失われた保水機能を補うため、雨水を一時的に貯めて河川への雨水の流出量を調節することにより洪水被害の発生を防止する施設であり、河川管理者及び下水道管理者以外の者が設置するものです。『調整池』に貯められた雨水は調整されながら河川に徐々に流れる為、河川へ流出する水量を調整できる仕組みです。
20230805_101017244
『調整池』とはいっても、周辺には水草を植えており、季節によりますが、トンボや燕が飛んでいたりします。そして周辺にベンチが置いてあり、のんびりと池を眺めて休むことができます。

そんな皆の憩いの場である『調整池』ですが、実はあることを危惧していました。そもそも、この『調整池』は、何と「沼」を埋め立てて造られたのですが、その「沼」は外来種の宝庫でした。アメリカザリガニ、カダヤシ、ミシシッピアカミミガメ、ウシガエル、ブルーギルと、特定外来種と呼ばれる生き物たちの宝庫だったのです。

在来種は、僅かにヌマエビやモツゴやクチボソが何とか生き抜いていた、そんな沼でした。

この「沼」には誰かが放流して、そのような状態になったとしか思えません。特にアメリカザリガニは豊富にいますので、休日などは親子ずれで釣りをしている姿をみかけたことがあります。

その後は、立ち入り禁止、釣り禁止になりました。

そんな外来種の「沼」を埋め立てて、『調整池』を作ったのですから、外来種の放流の危惧はありましたし、ウエシガエルは近くに「沼」があるので、そこから移動してくるのではと思っておりました。

そして、今日『調整池』を見ますと、金魚が放流されておりました。
20231013_124023677
これは大体想像がつきます。

夏になりますと、この辺りは自治体の祭りがあちこちで開催されます。出店の中に、当然、金魚掬いもあります。その金魚だと十中八九思っております。

この金魚たちは、エサがないので、あっという間に植えた水草を食べつくします。また、せっかくトンボが産卵してヤゴが生まれても、そのヤゴを食べてしまいます。そして動きがダイナミックなので、池の泥を巻き上げて、常に水が濁った状態になるでしょう。

非常に残念な限りです。この辺りには一部に民度の低い人間が棲んでいるのです。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告

※2023.08.15改題(旧題:【水の霊に引っ張られた3選】夏の水難事故で水の中に突如消えた)

小5男児が川で流され死亡 対岸に向け泳いだか 神奈川県相模原市(2023年8月2日)

 2日午後2時55分ごろ、相模原市南区新戸の相模川で男の子がおぼれたと、通行人から119番通報があった。男児は約40分後に水中で見つかり、病院に搬送されたが、死亡が確認された。

神奈川県警によると、亡くなったのは同区の小学5年生、近藤勇也さん(10)。小学校の同級生ら3人で対岸に向けて泳いでいたところ、途中でおぼれたとみられる。3人のうち2人は岸に引き返したという。

現場付近の河川敷には野球のグラウンドなどがある。グラウンドからはコンクリートの護岸伝いに水辺まで下りられる。護岸は水中まで続いており、近くで釣りをしていた男性は「人が泳いでいるのを見たことはないが、岸辺でもけっこう深い」と話した。
相模川


川で遊んでいた19歳の男子大学生が溺れ死亡 栃木 鹿沼(2023年8月5日)

 5日午後、栃木県鹿沼市の川で、友人らと遊んでいた19歳の男子大学生が溺れ病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

5日午後2時すぎ、鹿沼市を流れる大芦川で「友人が川に飛び込んだあと、浮かび上がってこない」と消防に通報がありました。

現場に駆けつけた消防がおよそ1時間後に近くの川底で沈んでいる男性を見つけ、病院に搬送しましたが、その後、男性は病院で死亡が確認されました。

警察によりますと、男性は、栃木県内に住む19歳の大学生で、当時、一緒に来ていた友人らのグループで川に飛び込むなどして遊んでいたところ、しばらくして姿が見えなくなったということです。

現場は立ち入りが禁止されている私有地の先の、鹿沼市の山あいを流れる幅15メートル、深さ3メートルほどの流れが急な川だということです。

警察は男性が溺れたとみて、死因や当時の状況を調べています。
大芦川


小学生の子どもが最後に見たのは父親が川に入っていく姿…2人で訪れたキャンプ場で45歳父親が行方不明 川に流されたか ダムの放流で増水していた 三重・熊野市 北山川(2023年8月13日)

 12日、三重県熊野市で男性が川に流されたとみられ、行方不明になっています。川はダムの放流で増水していました。

12日午後5時過ぎ、熊野市紀和町の小船キャンプ場で、「男性が川に流されたようだ」と家族から110番通報がありました。

警察によりますと、行方不明になっているのは大阪府の45歳の男性で、一緒に来ていた小学生の子どもが、正午頃に川に入っていく父親の姿を見ましたが、その後、行方がわからなくなったということです。

現場の北山川は、ダムの放流で増水していました。警察は男性が流されたとみて、13日午前8時から捜索を再開しています。
北山川

この3つの事故は、誰も溺れた瞬間を見ておりません。

川底にいる何かにいきなり引っ張られたのかもしれません。深みにはまって溺れるにしても、突如として消えてしまうのが気になります。

三途の川というものがありますね。三途の川とは、彼岸(あの世)と此岸(この世)を分かつ境界の川です。

三途の川の「三途」の意味は、生前の悪行を報いるために逝くという、仏教の世界では三つの苦しみがあるといわれている「三悪道」を指し、苦しみの世界となる「地獄」「餓鬼」「畜生」の三つの道があると考えられているのです。

三途の川と現世の川は繋がっているので、あの世の者たちはこの三途の川から現世の川に渡ってくるのです。

三途の川を越えると、もう戻ってこれません。

ご冥福をお祈り申し上げます。
三途の川



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
 
スポンサー広告

このページのトップヘ