ソフトバンク・甲斐野が西武へ移籍 FA山川の人的補償で 「こっそり僕だけ応援して」と鷹党にメッセージ(2024年1月11日)
国内フリーエージェント(FA)権を行使して西武からソフトバンクへ移籍した山川穂高内野手(32)の人的補償として、甲斐野央投手(27)が西武へ移籍することが11日、両球団から発表された。
甲斐野は球団を通じて「ホークスには本当にお世話になり感謝しかありません」と感謝のコメント。新天地の西武について「チームの雰囲気が明るくファンの方も熱いイメージがありますので、ベルーナドームでプレーするのが今から楽しみです」と意気込んだ。
甲斐野は1996年11月16日、兵庫県生まれ。東洋大姫路、東洋大を経て18年ドラフト1位でソフトバンクに入団。1年目から65試合に登板するなど救援としてプロ5年間で通算160試合に登板し、7勝8敗11セーブ、41ホールドを挙げた。昨季は46試合で3勝1敗2セーブ8ホールド、防御率2・53の成績だった。
甲斐野のコメント全文は以下の通り。
突然のことではありましたが、ホークスには本当にお世話になり感謝しかありません。ドラフト1位で獲ってもらったものの、期待に沿えるような活躍はできなかったと思いますが、チームメイト・監督・コーチ・スタッフ・フロントに皆さんには温かく見守ってもらい感謝しています。
今回僕を評価・指名してくれた西武球団にも感謝しています。チームの雰囲気が明るくファンの方も熱いイメージがありますので、ベルーナドームでプレーするのが今から楽しみです。
最後にホークスファンの皆さんにも感謝を伝えたいです。良い時も悪い時も声援を送ってくれ、福岡の街を歩いていてもよく声をかけてもらいました。ケガから復帰した時にマウンドで受けた声援はずっと忘れません。今後のホークス戦でも、こっそり僕だけ応援して欲しいです。
これからも野球人としてやるべきことは変わりませんので、ブレずに自分らしく頑張っていきたいと思います。
国内フリーエージェント(FA)権を行使して西武からソフトバンクへ移籍した山川穂高内野手(32)の人的補償として、甲斐野央投手(27)が西武へ移籍することが11日、両球団から発表された。
甲斐野は球団を通じて「ホークスには本当にお世話になり感謝しかありません」と感謝のコメント。新天地の西武について「チームの雰囲気が明るくファンの方も熱いイメージがありますので、ベルーナドームでプレーするのが今から楽しみです」と意気込んだ。
甲斐野は1996年11月16日、兵庫県生まれ。東洋大姫路、東洋大を経て18年ドラフト1位でソフトバンクに入団。1年目から65試合に登板するなど救援としてプロ5年間で通算160試合に登板し、7勝8敗11セーブ、41ホールドを挙げた。昨季は46試合で3勝1敗2セーブ8ホールド、防御率2・53の成績だった。
甲斐野のコメント全文は以下の通り。
突然のことではありましたが、ホークスには本当にお世話になり感謝しかありません。ドラフト1位で獲ってもらったものの、期待に沿えるような活躍はできなかったと思いますが、チームメイト・監督・コーチ・スタッフ・フロントに皆さんには温かく見守ってもらい感謝しています。
今回僕を評価・指名してくれた西武球団にも感謝しています。チームの雰囲気が明るくファンの方も熱いイメージがありますので、ベルーナドームでプレーするのが今から楽しみです。
最後にホークスファンの皆さんにも感謝を伝えたいです。良い時も悪い時も声援を送ってくれ、福岡の街を歩いていてもよく声をかけてもらいました。ケガから復帰した時にマウンドで受けた声援はずっと忘れません。今後のホークス戦でも、こっそり僕だけ応援して欲しいです。
これからも野球人としてやるべきことは変わりませんので、ブレずに自分らしく頑張っていきたいと思います。
やはり何度読んでもわからない制度です。
FAと書き、フリーエージェント読みます。選手にチーム移籍の自由を与える制度だそうです。
一方、トレードがあります。選手の意思とは関係なしに球団間の合意のもと、選手を交換する制度なんだそうです。
トレードにはいくつか方法があって、選手同士の交換トレードがありまして、これが基本的なトレードです。次に金銭トレードがあり、一方の球団が選手を出して、一方の球団が金銭を払います。他にも無償トレードがあり、一方の球団が選手をもらいますが、選手を出した球団に選手も金銭の補償もしないでいいトレードです。
FAとは、繰り返しますがFree Agent(フリーエージェント)の略でして、選手の1軍登録が7~8年を超えると、選手は自らの意思で、新たにどの球団とも契約を結ぶことができる権利なのです。
FA権を得るには、所属球団で活躍していないといけません(1軍登録期間が必要なため)
つまり、FA権を行使する選手は所属球団にとって主力の選手でして、出ていかれると困る選手でもあります。サラリーマンの優秀な人が転職するのと近いですね。
そして主力の選手は、欲しい球団が、いい条件の金銭(給料)を提示して獲得しようとします
選手も自分を評価してくれる球団(給料が高い球団)に移籍しようとするのです。
ここで問題が起きます。
このFAでは、資金の豊富(金持ち球団)に優秀な選手ばかりが揃ってしまい、プロ野球リーグ全体に戦力均衡が崩れて、その球団ばかりが優勝ばかりすると野球が面白みが薄れて人気が下火になったり、人気のない球団は、入場料、球場内の物販、放映権、ライセンス、スポンサーの収入減少につながり、球団経営がたちいかなくなる可能性もあります。
そこで1993年FA制度が始まると同時に、FA宣言により選手が他球団に移籍した場合、戦力低下の補償として人的補償_金銭補償が始まりました。
所属球団の年俸1位〜10位までの選手がFA宣言をした場合のみ、人的補償が発生します。なお、11位以下の選手がFA宣言をした場合には、人的補償は発生しません。
また、1位〜10位の中でもランクが分かれています。
年俸1位〜3位がAランク、4位〜10位がBランク、11位以下がCランクです。
このランクによって、人的補償と金銭補償の額が決められています(なお、外国人選手の年俸は年俸順位に含めません)。
❖FAの人的補償と金銭補償
ランク 年俸順位 補償
ランク 年俸順位 補償
Aランク 年俸1位〜3位 選手1名+年俸の0.5倍の金銭
Bランク 年俸4位〜10位 選手1名+年俸の0.4倍の金銭
Cランク 年俸11位〜 なし
また、人的補償にいい選手がいなかった場合には、選手をもらわない代わりに金銭補償を増やすこともできます。
❖トレードと変わらない半FA制度
これがわかりません。
人的補償では、人的補償になった選手に意思がないので、トレードと変わらないのです。選手も行きたくない球団に行かされる可能性もありますので、今回のように、最初は、和田選手でしたが、蓋を開けてみると甲斐野選手になりました。
真相は定かではありませんが、和田選手は「西武に行くなら引退する」という話も出てきています。和田選手は最後のダイエーホークスの選手の一人で開幕を迎えると43歳で通算158勝のレジェンド級の選手で、入団したホークスでキャリアを終わらせたいと考えているかもしれません。
西武ライオンズもソフトバンクホークスも、和田選手を人的補償ということで、スポーツ新聞にすっぱ抜かれてから、影響を考慮してと変更というきな臭い話もあります。
こうなると、FAでも何でもなく、単なる球団間の話し合いによるトレードを変わらないんではないか?とも思います。
❖プロテクトの意味がない・・・
FA制度における「プロテクト」とは、FAで発生する人的補償の際に、流出しないよう選手を守る行為のことを言います。
「プロテクト」には、人数制限があり1球団あたり28名という制限があります。
人的補償をする場合、FAで流出する球団は、譲渡先の球団の「プロテクト外」の28名以外の選手から選択することになります。
このFA制度ではプロテクトリストを流出する球団に渡して、プロテクトから外れた選手の中から指名して獲得します。
球団間で話し合って人的補償選手を決めるのなら、そもそもプロテクトリストというものが意味を成さなくなってしまいます。
これではトレードと何ら変わりありません。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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