竜ヶ崎竜之介のスマホ閲覧で通勤通学を有意義にするプログ

アクアリウムを中心として、他にもホラーやパソコンなどの趣味や仕事、他に日常の出来事について好き放題書いていこうと思います。虎ノ門虎之助でメダカのプログを書いていますが、他のことも書きたくなりましたので新しいプログを立ち上げました。

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カテゴリ: 生き物、外来種


にゃんぱく宣言
子猫を殴りつけ死なせる→虐待の男性に罰金70万円 譲渡したボランティアの嘆き「信用してしまった自分の愚かさに腹が立つ」(2025年10月25日)

 沖縄区検が9月26日付けで、沖縄県うるま市の自宅アパートで子猫2匹を繰り返し殴打するなど虐待して死傷させたとして、当時ホテル従業員の20代男性を動物愛護法違反と器物損壊の罪で略式起訴し、その後、男性は罰金70万円の略式命令を受けていたことが関係者への取材で分かりました。

関係者によると、2022年2月初旬、猫の保護活動をしている個人ボランティアが、地域の情報サイト「ジモティー」を通じて子猫の譲渡を希望する男性に出会ったとのこと。まずは譲渡に先立ち子猫との相性を見るトライアルを行うため、男性に子猫2匹を引き渡したところその直後に事件が起きました。子猫は兄弟で、命を落としたのがチャムくん大けがをしたのがヨリくん当時2匹は生後約3カ月でした。当時のことをボランティアはこう振り返ります。

「2月3日、妹と2人で環境調査のために里親候補の男性に会ったんです。脱走防止の対策や先住の子猫を見て、また同居する人がいると申告があったり…最終的に優しそうな人物だと判断。保護猫2匹をトライアルで引き渡しました。いつもは最初、私の自宅に来てもらいますが、彼は東京から仕事のために転入したばかりで車がないということでした。私の家まで来てもらうようお願いしにくかったため、私の方から出向きました。

トライアル期間中はLINEなどで状況報告をするようお願いしたのですが…その日夕方になっても連絡がなかったので、不安になりジモティーサイトに連絡したり、本人にも電話して、ようやく翌日の昼過ぎに連絡が取れたんです。男性は、夜連絡できなかったことに『猫が怖がっていて、おもらしをしてお尻を洗っていた』と答え、写真を送ってきたんです。そこに写っていたのは血が付いたチャムの姿…これは危険な状況だと思い、すぐにトライアルを終わらせてチャムたちを返してもらおうと夫とともに男性の自宅へ向かいました」
チャムくん
❖兄弟の子猫2匹を男性に引き渡した 翌日自宅に向かうと血を流した子猫の姿が…
 男性の自宅に到着したところ、室内にはキャリーの中に横たわり、お尻から血を流していたというチャムくん。そこにはヨリくんも一緒にいました。「返さない」と言われないよう、とりあえず男性を責めるようなことは一切言わず。ボランティアは「おもらしなどをして大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ございません」と謝罪の言葉を口にしながら、チャムくんたちをキャリーごと受け取り、急いで車中で状態を確認しながら帰宅。移動中、ぐったりするチャムくんの体をヨリくんが一生懸命なめていたそうです。

「連れ帰った日は既に夜だったので病院に連れていけず、翌朝に病院へ行くつもりでした。でも帰宅後、チャムは血を流したままのたうち回り、夜中に息を引き取りました。夜が明けてかかりつけの動物病院に行き、診察そしてレントゲンを撮ってもらったところ、チャムの死因は肺に開いた穴でした。獣医師によると、肺に穴が開くほど殴られたり、壁に叩きつけられたりされた可能性があり虐待が疑われるとのこと。ヨリも片足を粉砕骨折し、手術のため入院することになりました」

翌日、愛護センターと、虐待が疑われるため動物病院から最寄りの沖縄県警石川署に通報したといいます。

「石川署の担当の方が自宅に来て、チャムの遺体を確認してくれました。虐待が疑われる際の解剖をしてくれるという日本獣医生命科学大学の研究室で検死解剖をしてもらえないかと、署の担当者にお願い。その後遺体を引き取っていただき、大学に送っていただくことができました。結果、1日室内で過ごした中では起こりえないけがの状態で虐待も考えられるというものでした。ただその結果が男性を虐待犯であると決定づける証拠にはならないと言われてショックを受けました」

❖肺に穴が開いて死んだ子猫…ボランティア、動物愛護法違反などで刑事告訴
 悔やんでも悔やんでもチャムくんは戻らない。泣いても何にもならない。ボランティアは、とにかく犯人を法で罰してもらうことを目標に行動を起こしたと言います。

「トライアルに出した私が、殺したも同然です。私の譲渡のあり方や人を判断する基準が責められるのは当然だし、覚悟の上です。だからといって男性のしたことが許されるはずもありません。私は被害届を石川署に出し絶対に受理してもらい、犯人逮捕まで持ち込みたいと決意しました。何度も警察に足を運び、調書を取ってもらったりして最終的には動物愛護法違反と器物損壊で4月に告訴を受理してもらえたんです。

また私の猫以外にもジモティーを通じて被害にあった方が数人いるとの情報を得て、その方たちに連絡を取り、石川署に情報提供をしたりしました。他にもアパートがペット可であるとの虚偽の申し出をしていたことや同居人がいなかったことも判明。被害の拡大を抑えるため、本人の親の連絡先を調べたりと、自分自身でもいろいろ動いたんです」

❖1年経過した今年5月に男性を書類送検 9月に罰金刑が出された
 とはいえ、事件が起きてから数カ月後の6月、体調を崩してしまい3週間入院したというボランティア。退院後、再び石川署へ足を運びました。

「その間に、本人から虐待だったかもしれないという自白を得たとのことで、詳細を聞くため急いで警察に出向きました。男性は『チャムを殴った。自分の手が赤く腫れるくらい強く殴った。ヨリくんを足が折れるほど強く壁に叩きつけた』という自白があったということを聞いたんです。それを耳にした途端、怒りに体が震え、絶対に許さないとあらためて思いました。また男性の親から『息子は若く、前科がつくのは忍びないので、それで和解してもらえないか』などと何度も示談の申し出がありましたが、許すつもりはないと伝えました」

そして事件が起きてから1年を経過した今年5月25日、石川署は動物愛護法違反と器物損壊の容疑で男性を那覇地検沖縄支部に書類送検。9月、男性は罰金70万円の略式命令を受けました。今回の罰金刑について、ボランティアはこう訴えます。

彼には前科がつきます。また私はSNSでこの事件について投稿し、拡散しました。動物を虐待したら、社会的にも痛い目にあうということを知らしめて、少しでも虐待の歯止めにしたいと思ったからです。この1年半を振り返ると、涙が出てひどいときは嘔吐しそうになります。あんな場所に置いてきた自分、あんな人物を信用してしまった自分の愚かさに腹が立ちます。人を信用し、かわいがられてきた猫たちが、叩きつけられた時の驚きや絶望感を想像してしまいます。チャムはどんな思いで息を引き取ったのか…自分が許せないと今でも思っています。自戒の意を込めて二度とこんな悲惨な事件が起きないことを祈ります」

❖サイトなどを通じた動物の譲渡で気を付けることとは?
 譲渡の際に気を付けることについて、これからサイトなどを通じて動物の譲渡などをご検討されている方にも読んでいただければ幸いです。

 ▽独身者への譲渡(結婚していると虚偽の申請の可能性もあるので、必ず譲渡の際はご夫婦揃って同席してもらえるようお願いする)。
 ▽譲渡契約書を必ず書いてもらう。
 ▽譲渡後、本人と動物との写真を撮ってもらうなど連絡報告を長期にわたり依頼。
 ▽ペット可のアパートやマンションかどうか確認を行うため、譲渡予定先に事前に足を運ぶ。
 ▽物腰が柔らかく、動物好きだと装っている人もいる。例えば、「親族に動物病院関係者がいる」「トイレを準備している」「ペットタワーもこれから買う」などと信用させるようなことを言う人には要注意。

インターネットによる動物の譲渡は、お互いのモラルや信頼関係によるところが大きいです。“命”を粗末に扱うような取引が行われないよう切に願います。

またしても悲惨な動物虐待事件がおきました。

自分よりも力が劣っている、弱い、小さい相手に対して非常に卑劣な事件だと思います。

ボランティアの方が1度や2度の対面による面接時間で、犯人の裏の顔、真の顔を見抜くのは、まず不可能ではないかと思いますので、ボランティアの方も非常にそんな人物に譲渡してしまったことを大変後悔して、犯人を何とか犯人に処罰を受けさせたい思いで警察に働きかけましたが、最終的には動物愛護法違反で70万円の罰金支払いの略式命令でした。

「動物愛護法」は、近年、悪質な動物の虐待等に関する事件が後を絶たない状況等を踏まえ、愛護動物のみだりな殺傷、虐待・遺棄についての罰則が強化されました。

令和2年6月1日から改正「動物の愛護及び管理に関する法律」が施行されたのです。罰則としては、愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金が科せられます。また、愛護動物を虐待又は遺棄した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。

そして、「略式手続」とは、通常の公開裁判によらず、書面の審理のみで罰金・過料を言い渡す特別な裁判手続です。略式手続が採用されるための要件は、刑事訴訟法第461条・第461条の2に規定されています。
 ・簡易裁判所の管轄に属する事件であること
 ・100万円以下の罰金または科料を科す事件であること
 ・被疑者が略式手続による審判に書面で同意していること

略式命令によって下される刑罰は「100万円以下の罰金または科料」に限られます。懲役・禁錮・拘留といった行動の自由を奪う刑罰が科せられることはありません。

略式手続に応じて略式命令として言い渡された罰金・科料を支払えば、直ちに身柄が解放されます。正式な公判手続が取られた場合は、起訴後も被告人として勾留を受けることになり、保釈が認められない限りは判決が下されるまで釈放されません。

ただし、たとえ罰金・科料であっても刑罰を受けた経歴がつくため、前科がついた状態になることは避けられません。

動物愛護法では、なかなか懲役刑までとはいきません。懲役刑になっても執行猶予がつきます。やはり圧倒的に罰金刑になるのが多いのが現状です。

ただし、前科がつきますので、ボランティアの方は何とか「前科持ち」にするのが精一杯の弔い合戦だったのかもしれません。

本当にこんな事件などは実名報道すればいいと思ってしまいます。

しかし、子供が子供なら親も親です。前科つくような事してるの自分の子供に前科持ちになるのを気にして和解を持ちかけました。

「この親にしてこの子あり」という言葉が相応しいですね。

気になるのが、最初は猫や犬などの小動物の虐待から始まり、エスカレートして子供達や弱い人達に危害加えるようになるのが、心配ですね。

十分にシリアルキラー、サイコパスの素質を備えております。

ボランティアの方は苦しい最後看取ってるから余計辛いと思います。せっかく助けた命なのに悔やんでいると思いますが、動物を助けるボランティアそのものの活動をやめないでほしいですね。

◆沖縄県那覇市 〜猫の変死と警察の対応〜許せない動物虐待とありえない警察官
 拡散希望だそうです。貼っておきます。





※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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※2023.08.28改題(旧題:【改良メダカ最先端】レッドクリフメダカとミッドナイトフリルメダカという最高傑作)
※2023.08.30改題(旧題:【メダカ最前線】レッドクリフメダカとミッドナイトフリルメダカとは?)

最近、ネットを見ていると「レッドクリフ」と「ミッドナイトフリル」と「クラミツハ」いう単語のメダカを見るようになりました。実際には「クラミツハ」は2021年で2年前、「レッドクリフ」は2022年で1年前になるのですが、「ミッドナイトフリル」は最新の最高級メダカだそうです。

メダカというと緋・黒・白・青、楊貴妃やダルマ、あと幹之(みゆき)ぐらいしかしらないんですが、改良メダカの種類は今や930種類とも言われており、高価なものは100万円単位で取引されています。メダカブームも停滞するどころか定着しつつあり、ブリーダーが一攫千金を夢見てこぞって改良品種を作り出しています。

「レッドクリフ」と「ミッドナイトフリル」を作出したメダカ界の最先端を行く有名ブリーダー『垂水政治』さんが作出した最高級のメダカです。

「ミッドナイトフリル」を作出した『美心めだか』さんは、南国九州の佐賀県でサラリーマンをしながら趣味でめだかを育てているそうで、業界でも有名な方だそうです。

素晴らしいですね。こんなにも綺麗なメダカを品種改良するのには並大抵な探求心と生物学に詳しくないとできないと思います。ただ適当に品種をかけあわせては絶対にこのような綺麗なメダカはできません。

そんな綺麗なメダカたちを紹介いたします。

レッドクリフメダカ

レッドクリフメダカ
「レッドクリフメダカ」は2022年9月に販売開始された品種改良メダカの中でも高級に分類される1種です。数十万円で取引されることもあるメダカ商売にとってはロマンある種類ですが、作り方(固定率)の難易度が高いことで知られています。

レッドクリフには「紅白」タイプと「ダーク」タイプの2種類が存在します。

「紅白」タイプの赤色が特徴的な体色を持ち、さらにマリアージュキッシングワイドフィンという特性を持っています。 これは、背びれが広がる特性を持つ品種で、そのヒレの長さと紅白の体色が魅力的です。 また、体外光とのバランスが良く、その配色は見る者を引きつけ日本国内では「泳ぐ宝石」とも言われています。

「紅白」タイプとは2022年に垂水政治氏が作出した紅白体色でワイドフィン、ヒレ光、ロングフィンが特徴の品種です。

「紅白」タイプの作り方は、紅白ラメや紅白ラメ対外光とマリアージュの組み合わせと考えられます。

「ダーク」タイプは、茶色の色彩を持ち、同じレッドクリフの「紅白」タイプや赤一色に比べ、ロングフィンが強く発現するメダカで、ダーク系朱赤のエメキンと言えます。

ダーク系朱赤での色の固定を目指していましたが改良途中のため、子どもには、「紅白」タイプ、「赤一色」、「黄色」タイプが生まれてきます色変化がある方が楽しめるとのご意見をいただいたため、販売されたそうです。


一般的に、マリアージュなどのロングフィン系の特性は、第1世代(F1)では現れず、孫世代のF2で4分の1の確率で現れるとされています。

ただし、重ねた世代、飼育環境によって遺伝は変化するので、ヒレの伸長が止まってしまったり、紅白の色調や色の出現場所がどこにでるか分からないといったことがあります。

ミッドナイトフリルメダカ

ミッドナイトフリルメダカ
「レッドクリフメダカ」の熱が冷めない中、垂水政治さんの最新作である「ミッドナイトフリル」というメダカが販売開始となりました。

「ミッドナイトフリル」は「エメキン」「ブラックダイヤ」から誕生しました。

「名もなきメダカ」や、「ホワイトアウト」の兄弟品種になります。

ミッドナイトフリルは「体外光」「ラメ」「漆黒」の3種類があります。

「体外光」タイプは幹之のように背中が白く輝きます。「ラメ」タイプと識別しやすくするために普通体形です。

色飛びしない黒色と体外光の相性が悪いことから、両方の特徴を発揮するには、もうすこし世代を重ねる必要があるとのことです。

適正な温度管理をすることが出来れば「マリアージュ」や「エメキン」のようなロングフィンを目指すのに一番近いメダカです。

「ラメ」タイプはブラックダイヤのように横面にたくさんラメが入ります。「体外光」タイプと違いワイドフィン体系で改良を重ねています。
敷き詰められたラメを表現するため選別には黒いもの、ラメの多いものを選んで交配されました。

そして「漆黒」タイプは文字通り体色が真っ黒になります。「漆黒」タイプはミッドナイトフリルの中でも、色飛びしない黒色を一番重視して交配をすすめているメダカです。普通タイプ体形とワイドフィンの両方で改良を進めています。

現在は「対外光」タイプや「ラメ」タイプに比べ、ロングフィンの表現の難易度は高いを思いますが、種親には対外光タイプやラメタイプに引けをとらない青光ロングフィンを使用していますので今後に注目です。

垂水政治さんといえば2022年に発売された『レッドクリフメダカ』がヤフオクで150万円を超えたことで、大変話題となっています。

「ミッドナイトフリル」は、色飛びしない黒青光ロングフィンを目指して、選別交配を重ねて来たそうです。また、選別交配において①体外光タイプ②ラメタイプ③黒系(漆黒)に分けて特性の向上に努めたそうです。

クラミツハメダカ
『美心(びしん)めだか』さんの朱赤丹頂透明鱗ブラックリム系のオリジナル系統のメダカでして2021年販売開始となりました。

美心めだかさんのオリジナルのクラミツハは
・朱赤丹頂透明鱗ブラックリム背地反応薄(※)のクラミツハ茜
・黒透明鱗強ブラックリムヒレ長スワロー背地反応薄(※)のクラミツハ玄
・朱赤丹頂透明鱗ブラックリムヒレ長背地反応薄(※)のクラミツハ雅
・朱赤丹頂透明鱗ブラックリムスワロー長背地反応薄(※)のクラミツハ乱
の4つのバリエーションがあります。

作出課程そのものが全て異なっているので名前を変えてもよかったが、ベースが透明鱗ブラックリムで覚えてもられるようにクラミツハ1本に絞り2つ名でタイプ分けをしているそうです。

❖クラミツハ茜

クラミツハ茜
茜は作出課程は五色タイプR、黒蜂(こくほう)、紅薊(べにあざみ)です。

普通ヒレでオーソドックスな透明鱗ブラックリムになります。

ヒレの改良を加えた玄、雅、乱よりもオーソドックスな茜は人気があるそうです。

色素顆粒(しきそかりゅう)の凝集、拡散から起こる背地反応、いわゆる保護色ですが、背地反応そのものを無くし黒いままの個体と背地反応を起こしているにもかかわず凝集反応が起きても黒色素の顆粒量(かりゅうりょう)があまりにも多くて黒いままの個体がおります。

夜ライトをつけてビールを飲みながら鑑賞するのが最高だそうです。

❖クラミツハ玄

クラミツハ玄
玄は黒透明鱗強ブラックリムヒレ長スワロー背地反応薄(はいちはんのううす)です。

作出課程は五色タイプR、黒蜂(こくほう)、紅薊(べにあざみ)、透明鱗ブラックリムスワロー、卑弥呼です。

茜と比べるとヒレ長とかスワローが発現しているのが分かるそうです。

早熟でガンガン鰭(ひれ)伸びして累代しており、若魚の時から見ごたえがあります。

雅や乱のような朱赤丹頂も若干出てくるが圧倒的に黒色が多いそうです。

透明容器で撮影すると真っ黒で見えないので、バックに簾などを置くとうまく撮影できるそうです。

❖クラミツハ雅

クラミツハ雅
雅の形質は朱赤丹頂透明鱗ブラックリムヒレ長背地反応薄(はいちはんのううす)です。

作出課程は五色タイプR、黒蜂(こくほう)、楊貴妃透明鱗ヒレ長、ブラック透明鱗ヒレ長、卑弥呼です。

渋いブラックリムに朱赤のヒレ長をなびかせて優雅に泳ぐ改良を加えて早熟でヒレが伸びる個体の遺伝子を選別してきたそうです。

優雅さを出すために朱赤のヒレ美を残すことに重きをおいています。

ヒレ美にこだわった分、体色は明るくなるが、背地反応が薄い個体も一定数は出てくるそうです。

❖クラミツハ乱

クラミツハ乱
乱は朱赤丹頂透明鱗ブラックリムスワロー長背地反応薄(はいちはんのううす)です。

作出課程はクラミツハ雅とクラミツハ玄です。

スワローで固めたのでヒレ長はほぼ抜けているが、1割はヒレ長がでてきます。

オスに限ってはスワロー先端が色抜け個体が一定数でてきて先端が青白く光って独特な魅力があります。

スワロー形質は個性の塊で子供をたくさん採れば採るほど、いろんな魅力をもった個体に出会えるそうです。

※背地反応とは
背地反応ありなし
メダカの体色が、黒水槽ではより黒っぽく、白水槽ではより白っぽくなる現象を背地反応(はいちはんのう)と言います。

メダカの体色は4種類の色のついた細胞(色素細胞)によって表現されています。メダカなどの魚では、色素細胞のことを色素胞(しきそほう)と呼びます。

それぞれの色素胞は色素顆粒をもっており、この顆粒の色によって色素胞に色がついています。色素顆粒は発色化合物を保持しており、細胞内を移動することできます。

色素の拡散凝集反応によっておこる体色の変化を背地反応と言います。

例えば池や田んぼなどに棲むメダカ達は周りの土の色などに合わせて体色が濃くなっています。

連れて帰って来て薄い色の容器で飼育していると反対に体色が薄くなってきます。

これが保護色機能、拡散凝集反応というものになります。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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【速報】OSO18駆除と判明 釧路町でハンター駆除のクマ DNA鑑定で特定 知らずに駆除か(2023年8月22日)
OSO18
 北海道東部の標茶町などで4年前から牛60頭以上を襲ってきたクマ「OSO18」が駆除されたことが関係者への取材で分かりました。

関係者によりますと先月30日、北海道・釧路町でハンターに駆除されたクマ1頭がOSO18であると判明したということです。ハンターはOSO18と知らずに駆除したとみられ道が体毛をDNA鑑定したところこのクマがOSO18であることが特定されました。

OSO18は標茶町や厚岸町などで2019年から少なくとも牛66頭を襲ったとされています。

ことしも標茶町で乳牛1頭が死ぬ被害が確認されていましたが警戒心が強く捕獲が難航していました。


【詳報】OSO18を駆除…普通のヒグマかと思ったらDNA鑑定でオソと判明 体長は2メートル10センチ 痩せていた(2023年8月22日)
捕獲されたOSO18
 北海道東部の標茶町や厚岸町で2019年からウシ66頭を襲ってきた「OSO18」が駆除されていたことが分かったと北海道が8月22日発表しました。

22日午後に会見を開いた道釧路総合振興局によりますと、2023年7月30日午前5時ごろ、北海道東部の釧路町仙鳳趾村オタクパウシで、釧路町のハンターがクマ1頭を捕獲しました。

このクマは数日にわたり、農地に頻繁に出没していて、人を見ても逃げないことから、出動したハンターが"問題個体"として駆除しました。

当初は捕獲したクマがOSO18とは考えていませんでしたが、念のため捕獲個体の試料を標茶町を通して北海道立総合研究機構に送りDNA検査を依頼。8月18日に分析の結果、OSO18のDNAと一致したということです。

駆除されたOSO18の体長は2メートル10センチ。前足の幅が20センチ。推定体重は330キロ。痩せていたということです。

北海道釧路総合振興局の杉山誠一くらし・子育て担当部長は「OSO18が捕獲されたということで、地域の方々が安心して営農できる日常を取り戻せてほっとしています」と話しました。


<最凶ヒグマOSO18遂に>駆除したのは役場職員の鹿撃ち「怪我で弱ってたんじゃないか」「オソに手傷を負わせる強いクマがまだいる」お手柄にもかかわらず、役場も本人も諸手を挙げて喜べない理由(2023年8月24日)
クマの襲撃
 2019年7月ごろから、北海道の標茶町や厚岸町で牛66頭を集中的に襲い、北海道庁が特別対策班を設置するほど世間を騒がせた最凶ヒグマ「OSO18」。最後に見かけられた標茶町から40㎞以上離れた釧路町の牧草地で発見され、駆除された。OSO18を追い続けた男たちの証言を聞いた。
(中略)
そんな「OSO18」を捕獲したのは猟友会のハンターではなく、釧路役場の有害鳥獣駆除対応を担当する部署に所属する40代の男性職員だった。役場に勤務しながら鉄砲撃ちとしての顔も持つ珍しい役人ハンターだが、釧路役場に取材の旨を伝えると「男性職員への直接取材は避けていただきたい」とのこと。

それには深い理由があり後述するが、とりあえずは捕獲時の様子を釧路役場の農林水産課の林務係に話を聞いた。

「捕獲された2日前の7月28日、釧路町に2軒ある酪農家のうちの1軒からクマの目撃情報がありました。

私ら役人と酪農家は顔見知りなので、職員が『んなら、見とくわ~』という感じで29日と30日にパトロールすることとなり、30日の朝5時ごろ、釧路町仙鳳趾村オタクパウシの牧草地で横たわっているところを発見したようです。

職員を見ても逃げなかったらしく、まず首に1発、近づくと動いたために頭部に2発撃つと、まもなく絶命しました」

捕獲当初、このクマが「OSO18」だとは思わなかったという。そのため、軽四駆のジムニーに積んだが、そのままの走行は無理と考え、処理業者が持つ荷台のある車両に積み替えて運び、解体したという。
(中略)
猟友会標茶支部支部長の後藤勲さん(78歳)いわく、「OSO18」はわからないことが多すぎた、という。

「クマは一晩中歩いて40キロも移動するのはよくあることだけど、縄張りの中に他の個体が侵入するのを嫌うから、行動圏は互いに遭遇しないという特徴があった。でもオソはその縄張り意識がなく、縦横無尽に徘徊していたうえに日中はまず姿を見せなかった。
(中略)
後藤さんは、「実はオソを仕留めた釧路役場の職員は近所で幼少期から知ってる子。4、5年前から猟銃免許を取って鉄砲撃ちになってたのは知ってたし、エゾシカ駆除にもかなり貢献してた。

ガタイはいいけど大人しくて口数も少ないタイプでね。酪農家にとって数千万円以上もの被害を出したクマを倒したヒーローにもかかわらず、役場も彼本人も『名前を伏せたい』『取材を控えたい』と言っている」
(中略)
「OSO18」の駆除に成功したとはいえ、後藤さんいわく「こんなのは氷山の一角に過ぎない」という。

「オソを倒したとき、その顔には2箇所の傷があったと聞いた。そこから菌が入ってなんらかの病気になり、弱ってたんじゃないか。でなければ朝5時に牧草地で横たわってるなんてことはない。

おそらく繁殖期に別のクマと喧嘩してつけられた傷でしょう。ということは、オソに手傷を負わせるほどの強いクマが他にいるということ。まだまだ安心はできない」
(後略)


忍者クマ「OSO18」が食材に ジビエで食べられていた(2023年8月25日)
OSO18ジビエ
北海道で牛66頭を襲った忍者グマ、コードネーム「OSO18」。駆除されたのは、7月30日のこと。

その後、しばらくこのクマが「OSO18」だとは誰も気づかなかったことで、「OSO18」の肉を使った「ヒグマのみそ煮込み」となった。駆除したあと、解体され、北海道などの飲食店で提供されていた。

OSO18を食べた人「シカとはまた違う感じ」、「もっと硬いのかと思っていたがすごくやわらかい、おいしい」

一方、写真を撮っていた男性は「牛を66頭も殺したクマだから、その牛たちの供養もかねておいしく食べてあげないと」と話した。

「OSO18」の肉は、東京・日本橋人形町にあるジビエ料理店でも出されていた。内ももの柔らかい部位を使った炭火焼き。

ジビエ料理 あまからくまから・林育夫店主「『やわらかくておいしい』、『全然臭みがない』とみんな言っている」

「OSO18」だと判明すると、店には問い合わせが相次ぎ、内ももの部位を使った炭火焼きは、すぐになくなってしまった。

一方で、9月8日からはクマ鍋での提供がスタート。すでに予約が殺到しているという。


あの「OSO18」が返り討ちにあって逃走…!最凶ヒグマに勝った、伝説の乳牛「リオン」と牧場主の「知られざる秘話」(2023年8月27日)

乳牛リオン
 「ようやく駆除されました。少しばかりですが、うちのリオンも貢献しましたね」

こう笑って話すのは、北海道・厚岸町にある久松牧場の久松昭治さんだ。
(中略)
リオンの両肩には、鋭い牙の痕が刻まれていて、ぬかるみを引きずられたのか全身泥だらけでした。襲われた時間はわかりませんが、リオンの体についた泥の乾き具合から見て、夜中だと思います」(久松さん)

久松牧場では基本的に乳牛の角を切り落とさないため、リオンには先端が鋭く尖った角が生えていた。

「リオンはまだ若いので角はカーブしていませんでした。鬼の角のような感じです。その左の角に、ゴワゴワとした茶色の毛が3本残っていたのです。DNA鑑定したところ、OSO18の毛だと特定されました。

おそらくリオンは、横からOSO18に噛まれた拍子に首を振って抵抗したのでしょう。反撃されたOSO18はそのときにケガをしたと思います」

OSO18は牛の背骨を折り、身体を真っ二つに引き裂くほどの怪力を持っていた。そんなバケモノを返り討ちするのは簡単なことではない。

「リオンは同じ月例の牛と比べると少し小さいのですが、とにかく気性が荒い。言うことを聞かないので困るほどです。また首が太く、あの首と鋭い角で反撃されたら、OSO18といえど、アバラくらい折れたはずです。

例年、9月ごろまではOSO18による被害が出ましたが、この年は返り討ちに遭って以降、OSO18はぱったりと姿を現さなくなりました。OSO18は初めて牛に反撃されたのではないかな。賢いOSO18は、牛は反撃することもあると学んだのかもしれません。

農家は皆、困っていましたからね。これで牛を襲うのをやめてくれればいいな、とひそかに期待していました」

久松さんの言葉通り、リオン襲撃失敗以降、OSO18による被害は劇的に減った。今年6月24日、標茶町の牧場で生後14ヵ月の乳牛1頭の死骸が見つかったが、この一件だけだ。
(後略)

乳牛66頭を襲った最凶ヒグマのOSO18が駆除されました。

OSO18は、北海道で2019年から2023年にかけて獣害を引き起こしていたエゾヒグマにつけられたコードネーム(※)でして、2019年7月に人間による唯一の目撃を伴って白昼に被害が発生した標茶町下オソツベツの地名と、前足の幅が18cmであることにより命名されました。

※コードネームは、ある事物や人物などを指す、一般にごく短い別名であるが、関係者だけなどといった特に限定された範囲でのみ、そのことを知っているような運用を目的としたものを特に指すこともある。

コードネームは獣害をした全ての熊につけられる訳ではありません。特別な熊のみ名付けられます。

過去にどんなコードネームをつけられた熊がいるか調べてみました。

OSO18
OSO18(オソじゅうはち、2008年から2012年ごろ - 2023年7月30日)は、北海道東部の標茶町・厚岸町一帯において、2019年から2023年にかけて家畜(乳牛)を襲撃していた雄ヒグマ1頭のコードネーム。

2019年7月に人間による唯一の目撃を伴って白昼に被害が発生した標茶町下オソツベツの地名と、前足の幅が18cmであることにより命名された。

2019年から2023年6月末までに標茶町と厚岸町でOSO18に襲われたとみられる牛は、残された体毛のDNA分析などから合計66頭と推定され、うち32頭が殺された。

写真は夜間に自動撮影されるなどした3枚と、2023年6月に撮影されたカラー写真1枚のみ。足跡から行動ルートを推定して、ハンターが朝夕待ち伏せたが捕捉できておらず、ハンターは(夜間の猟銃発砲を禁じられている)鳥獣保護法を知っているような用心深さと評している。放牧牛を狙うが、2022年に入り襲撃場所が牛舎や民家に近づいている。

2022年7月の襲撃例では、殺した牛の内臓をその場で食べ、翌朝に約100 m離れた沢まで引きずって行って肉も食べるなど、餌に執着するヒグマならではの習性も見てとれる一方、2023年では牛のロースのみを食べる偏食パターンも見せ、混乱を生んでいた。

2023年6月25日、標茶町内の町有林にて初めて昼間のカラー撮影に成功し、体毛のDNA型鑑定により写真に写る個体がOSO18であると断定された。写真から分析された体格は体長約2.2m、体高約1.2mと、従来想定されていた体格とほぼ一致している。

北海道はハンターによる銃猟では察知されて逃げられる可能性が高いことから、罠による無人での捕獲を目指していたが、2023年7月30日に釧路管内釧路町の牧場でハンター(釧路町役場の農林水産課職員)によって駆除され、同年8月21日に広く報道。釧路総合振興局もOSO18と同一個体であることを確認したと同月22日に発表した。

スーパーK

スーパーK
本州最悪となった「十和利山熊襲撃事件」

2016(平成28年)5月下旬から6月にかけて、秋田県鹿角市十和田大湯の十和利山山麓で発生したツキノワグマによる獣害事件。タケノコや山菜採りで入山した4人が死亡、4人が重軽傷を負った。

記録に残るものでは本州史上最悪、日本史上でも3番目の被害を出した獣害事件と言われる。人を襲った熊、食害した熊が複数存在する非常に稀な事例である。

鹿角市の頭文字をとって「スーパーK」と名づけられた。

◆スーパーKの犠牲者

・5月21日 第1犠牲者
 鹿角市十和田大湯字熊取平くまとりたいの竹藪でタケノコを採集していた男性(79)が前日行方不明となり、この日の朝、遺体で発見される。遺体は食害されていた。無残で、左半身の肩や太もも、そして内臓まで食い尽くされていたことが後にわかった。

・5月22日 第2犠牲者
 朝、第1犠牲者発見現場から北西500mの地点でタケノコ採りをしていた夫婦が熊に襲われる。妻(77)は逃げて無事だったが、夫(78)は午後、遺体で発見される。遺体は咬み傷等で激しく損傷していた。頭には大きなひっかき傷が、額にはかみ痕、そしてあろうことか、脇腹は、肉がえぐれていたというのだ。

・5月30日 第3犠牲者
 タケノコを採りに田代平たしろたいを訪れ25日から行方不明になっていた男性(65)が、この日の朝、遺体で発見される。遺体は複数の熊に食害されていたと推測される。両手両足はほとんど骨だけとなり、内臓も失われていたという。

・6月10日 第4犠牲者
 6月7日から行方不明になっていた女性(74)が、朝、遺体で発見される。遺体は広範囲にわたって食害されていたと推測される。同日午後、付近にいた熊が1頭射殺される。

関係者は、この事件の対応に失敗し、加害グマの特定も行なわず、また完全なる収束も見ず、騒動に幕を降ろしてしまった。

4人の犠牲者が出てもなお、山に入る理由……それは、あのタケノコ、ネマガリダケだった。旬のネマガリダケは、業者に売れば1キロ350円。1日1万円以上稼ぐ業者もいたという。さらに、この年は不作でさらに高い値がついたと言われている。

このタケノコは、クマの大好物でもあったのだ。この年は不作で、ただでさえ山に生えているネマガリダケが少ないのに、さらに人間たちに奪われてしまう……。

山に入った犠牲者たちは、自分たちが採ったネマガリダケを身に着けていた袋に入れていたという。次から次へと自分たちの貴重な餌が入っていく袋を、どんな思いでやぶの中からにらみをきかせていたのだろうか。

「数頭以上、関わっているのではないでしょうか」
人肉の味を知ってしまったクマは5頭のうち、今年も3頭が生き残った可能性が高いとみている。そしてまだあのエリアに息を潜めている恐れがあるという。

97B-5

ソーセージ
コードネーム97B-5、またの名はソーセージ。初めて出会ったのは1997年秋、彼女は母親からはなれ独立したばかりだった。

翌年の夏、彼女はたくさんの車が行きかう国立公園入口近くに姿を現すようになった。その後すぐ、とんでもない知らせが飛び込んできた。観光客が彼女にソーセージを投げ与えていたというのだ。

それからの彼女は同じクマとは思えないほどすっかり変わってしまった。人や車は警戒する対象から、食べ物を連想させる対象に変わり、彼女はしつこく道路沿いに姿を見せるようになった。そのたびに見物の車列ができ、彼女はますます人に慣れていった。

我々はこれがとても危険な兆候だと感じていた。かつて北米の国立公園では、餌付けられたクマが悲惨な人身事故を起こしてきた歴史があることを知っていたからだ。我々は彼女を必死に追い払い続け、厳しくお仕置きした。人に近づくなと学習させようとしたのだ。しかし、彼女はのんびりと出歩き続けた。

翌春、ついに彼女は市街地にまで入りこむようになった。呑気に歩き回るばかりだが、人にばったり出会ったら何が起こるかわからない。そしてある朝、彼女は小学校のそばでシカの死体を食べはじめた。

もはや決断の時だった。子供たちの通学が始まる前にすべてを終わらせなければならない。私は近づきながら弾丸を装填した。スコープの中の彼女は、一瞬、あっ、というような表情を見せた。そして、叩きつける激しい発射音。ライフル弾の恐ろしい力。彼女はもうほとんど動くことができなかった。瞳の輝きはみるみるうちに失われていった。

彼女は知床の森に生まれ、またその土に戻って行くはずだった。それは、たった1本のソーセージで狂いはじめた。何気ない気持ちの餌やりだったかもしれない。けれどもそれが多くの人を危険に陥れ、失われなくてもよかった命を奪うことになることを、よく考えてほしい。



※最後に
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雪ちゃん最後の戦い01_
雪ちゃん最後の戦い02_
雪ちゃん最後の戦い03_
「生きるとは何か」「なぜ生まれてきたのか」「死ぬとはどういうことか」

そして「自分の人生を生きる」とは、自分自身が心から喜び、納得し、幸せを感じられる状態のことです。 どんな出来事にも感謝する心をもち、“今、ここ”に生きています。 人の目を気にしたり、他者と比べたり、誰かの言いなりになることもありません。

これは人間の生きる意味を問いかけるものであり、金魚の『雪ちゃん』がどうなのかはわかりません。

金魚の『雪ちゃん』は金魚販売店で病気で元気のなく水槽の底でじっとしているのを見ていた飼い主様に、店主に「余命1週間なので飼いたければどうぞ。」と譲り受けます。

ここから、飼い主様は金魚の『雪ちゃん』の病状を確認して、自分の知識を総動員して治療にあたります。毎日のエサやりや水質調整(水替え)などは勿論、薬浴、塩水浴、水温調整、そして顕微鏡で寄生虫がいないかなどの検査まで行います。時には薬をエサに練りこんであげたりと、なんとか『雪ちゃん』を回復させようと努めます。

しかしながら、『雪ちゃん』は次から次へと病気を発症していきます。それも手探りで回復させていかなければならない病状で、『雪ちゃん』の現在の病状を回復させるには、どんな治療が適切なのか?と自問自答しながら、そして悩みながら、飼い主様は治療をすすめていきます。

しかしながら、飼い主様は打てる手を全て打ってしまったので、なすすべがなくなります。

そこで、ある大きな決断をします。その決断の為に金魚の『雪ちゃん』が命が奪われてしまう可能性があるのです。『最後の手段』をとるか、決断をせずに『最後を看取る』のか、飼い主様は悩み、苦しみ、決断していくのです。

そして、時には心を折れそうになり、弱音を吐きますが、飼い主様の家族の支えや相談をする先生との出会いに支えられるのです。

この動画は淡々と飼い主様と金魚の『雪ちゃん』の闘病の様子がすすんでいきます。最初は、いわゆる1匹の金魚の病気への対処方法なのかと思ってみていくと、それは単なる金魚の闘病記録を超えて『生きるとは何か』を問いかけてくれます。

でも一難去ってまた一難・・・。再び、本当の『最後の手段』の選択をしなければいけないのです。

この動画シリーズを金魚を飼う方は勿論、生き物を飼う方に是非見てもらいたいと思います。




※最後に
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雪ちゃんの注射01_
『雪ちゃん』と呼ばれる金魚と飼い主様が次々と発症する病気と立ち向かっていく動画を紹介します。

これは、飼い主様と1匹の金魚の単なる動画を超えて、ひとつのドキュメンタリー映画と言っても過言ではありません。

「余命一週間」と店頭で言われた『雪ちゃん』をタダで譲り受けた飼い主様は、『雪ちゃん』の病気を治そうと自分の持っているありとあらゆる魚に対しての知識をいかして、そして行動力をもって、懸命に治療にあたっていきます。

金魚の『雪ちゃん』は話すことはできません。「お腹が痛い」「尾っぽが痒い」とかも言えませんし、飼い主様の治療に対して「痛い!」「やめて!」とかも言うことができません。

飼い主様は、それでも『雪ちゃん』に寄り添い、心の声をききながら、『雪ちゃん』の為に、一つ一つ治療に対して決断をしていきます。誰にも結末はわかりません。

ただし、周りの人間、特に優しい旦那様や子供たち、そして治療の相談に乗ってくれる先生など、周りの人たちに支えられて治療にあたります。

病状が回復したホッとしたのも束の間、違う病状がでてきたり、病気の進行が進み、飼い主様も時々落ち込むこともありますが、気を取り直して治療にあたります。

しかしながら、飼い主様の豊富な知識も『雪ちゃん』の病状をよくすることができません。飼い主様の「打てる手は、すべて打った」ことで、遠方にいる免疫学の先生に相談をしますが、ここで大きな決断をすることになります。

この決断が吉とでるか凶とでるかの未来は誰にもわかりません。この決断をすることで『雪ちゃん』は、あの世に旅立ってしまいます。しかしながら、決断をしなけければ「最後を看取る」ことになってしまいます。

心が揺れ動く飼い主様はどんな選択をするのでしょうか?

そしてこれは、まだ飼い主様と金魚の『雪ちゃん』が完全復活に向けての長い長い道のりのまだ途中の動画なのです。

金魚の『雪ちゃん』の未来は誰も知ることはできません。動画を見る我々は見守るしかないのです。

それでも是非見ていただきたい動画なのです。





※最後に
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金魚の『雪ちゃん』
純粋に1つの動画を紹介したくて記事を書きました。

ぜひ、観ていただきたい動画なのです。

動画の内容ですが、飼い主様は近くの観賞魚ショップにいったところ、一つの水槽の底で動けなくなっている白い金魚がおりました。よく見ると尾びれに酷い傷があり衰弱しているようでした。

ショップのオーナーは熱心に見ている飼い主様に対して『余命1週間だからただでお譲りしますよ』ということで、飼い主様は2万5千円の高級金魚をもらいます。

飼い主様は白い金魚のことを『雪ちゃん』となずけて治療に入ります。

飼い主様は豊富な知識をもとに『雪ちゃん』を何とか元気にしようと、時には薬浴させて、特にはエサに薬を練りこんで食べさせて内服させる、そして塩浴、また粘膜などから寄生虫などの特定を顕微鏡で行うなど、涙ぐましい努力で治療にあたります。

しかしながら『雪ちゃん』は病状が進んでいきます。

飼い主様は、次々に決断を迫られて選択していきます。そこに正解はないのです。答えのない道を『雪ちゃん』と歩んでいくのです。

金魚の病気の治療の動画を探していて、最初は偶然にもこの動画を見つけたのですが、いつの間にか、金魚という枠を超えて『雪ちゃん』と飼い主様を応援している自分がいます。

これから生き物を飼いたいと思う人に、この動画を是非観ていただきたいです。

犬でも猫でも金魚でも昆虫でも「命に責任を持つ」とは、この動画のようなことなのではないか?

毎日の水替えやエサやりなどの世話だけじゃなく、生き物のために答えのない難しい選択を自分の判断で決めていかなくてはいけない時があるのです。

この動画はシリーズであり、『雪ちゃん』は治療の最中なのです。『雪ちゃん』の非常に病状が重く、飼い主様は、大きな決断を迫られるのです。

もし、家で静かに看取る選択でも治療を受ける選択でも雪ちゃんの命に責任ある行動だと思いました。

どんな結果であれ、飼い主様と出会えなければ死んでしまった命ですから、どんな結果になっても『雪ちゃん』は幸運の金魚かと思います。

犬でも猫でも金魚でも昆虫でも、みんな人と話す事が出来れば、その子の望みを聞く事が出来るにと思ってしまいます。どちらの選択でも『雪ちゃん』を生かそう、助けたい!と言う飼い主様の気持ちは絶対に『雪ちゃん』に伝わってることを祈ります。

そして『雪ちゃん』が元気になりますように。

❖金魚の『雪ちゃん』の動画(ここからシリーズが始まります)




※最後に
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カブトムシ_
7月末ですね。いよいよ8月に入ります。8月に入ると、お盆ですので、お盆を中心に夏場のレジャーで海・川や山登りやキャンプ、そして帰省で田舎に帰る、そして祭りや花火大会とイベント目白押しの夏のシーズンが本格化します。普段はスマフォゲームやSNSに夢中の子供たちも、流石に夏のイベントの魅力には勝てないでしょう。

その中には生き物を捕るということも含まれていると思います。何といってもメジャーで魅力に満ちているのはカブトムシですよね。

そんなカブトムシですが、捕る場所、タイミングを間違えてしまいますと、1匹も捕れないといった事態に陥ります。

カブトムシを捕る場所は、よく言われているクヌギ、コナラの木、他にもハルニレ、そして外来種のシマトネリコ(野生ではないです)があります。ただ、クヌギ、コナラの木や葉の特徴覚えるのが精一杯ですので、この2種類だけ覚えておけばいいと思います。

昼間にクヌギやコナラの雑木林に下見に行きましょう。とにかく樹液のでているところでないと、いませんのでポイントを探しておきます。樹液が出ていると、カナブンやスズメバチがきているのでわかります。スズメバチはいたずらしなければ襲ってきませんので、騒ぎ立てないようにしましょう。
ノコギリクワガタ・スズメバチ・カナブン
他にも夜だと山の斜面で滑落しそうなポイント、沼があってハマってしまうと溺れてしまうポイント、足長バチの巣のあるポイント、ヘビがでてくるポイント(昼間に出会っても夜は別のポイントに移動していますが、少なくともヘビが出ることがわかります)など、危険なポイントを見ておきます。
雑木林に沼
カブトムシの捕る時間は、夕方から夜(明け方まで)になりますが、夜は真っ暗でライトで照らしても広い範囲がよく見えませんので、ここで昼間に下見に行ったことが役に立ちます。

そして、カブトムシを捕る時期ですが、まさに7月末の今が最後です。早ければ6月初旬から羽化して7月にピークを迎えます。ちょうど夏休みになる7月20日前後が最盛期といったも過言ではありません。

野生でカブトムシが時期遅く羽化するのはありませんので、後は今年羽化するカブトムシは出てきませんので、寿命で死んだり捕獲されて徐々に減っていくだけとなります。

一般に「お盆」とされる期間は、毎年8月13日から16日までの4日間ですが、この頃に田舎に帰省すると思いますが『それでは遅い!』となります。ほぼ、カブトムシは寿命を迎えて、生きている数は少ないのでなかなか捕まえられないか、生きていても弱っている、寿命が短くすぐに死んでしまうとなります。

カブトムシを捕まえたければ、7月最後の週末ですので、今すぐぞ雑木林へGO!!!なのです。



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※2023.07.23改題(旧題:体温超えの暑さ・災害級の猛暑による屋外生き物飼育(メダカ・金魚・カブトムシなど))

猛暑日(最高気温が35℃以上の日)が続いております。とにかく蒸し暑く、ベランダに出てみますと出た瞬間は海からくる生温い風が吹いているので『そんなに暑くないな。大丈夫そう。』と思ってしまうのですが、それは直前までクーラーの効いた涼しい部屋にいたからであって、少しベランダに留まっていますと汗がじわりと出てきた後にダラダラと止めどなく流れでてきます。

各地では猛烈な暑さが続いていて、昨日の11日も特に気温が上がったのが、関東甲信や東海で、山梨県甲州市勝沼で38.0℃を観測しました。

一昨日10日では、今年全国で最も高い気温(38.7℃)を記録した山梨県大月市で37.6℃まで上がりました。

また、群馬県桐生市と山梨県甲府市で37.1℃、埼玉県鳩山町で37.0℃、静岡市で36.9℃など、関東甲信や東海では、体温を上回る危険な暑さになった所もあり、千葉県市原市の牛久で36.4℃、神奈川県小田原市で35.5℃など、猛暑日となった地点が多くなりました。

一方、九州では、少し前の10日の午前10時で24時間降水量の日最大値は福岡県添田町の英彦山で423.0ミリ、久留米市の耳納山で402.5ミリとなっており、24時間で400ミリを超える記録的な大雨になりました。添田町の英彦山では1988年の統計開始以降、久留米市の耳納山では1976年の統計開始以降、観測史上最も多く、24時間で初めて400ミリを超えたそうです。

異常気象と言えば異常気象なのですが、日本で公式の気象観測が開始されたのは1872年(明治5年)で、まだ100年ちょっと、地球が生まれて46億年前ですので、まだ気候変動のサイクルを捉えられていないのかもしれません。

本当は暑すぎて一歩も外に出たくはないのですが、それでもベランダに出るのは、ベランダで飼育しているメダカや金魚、カブトムシやクワガタなどが、災害級の暑さ、体温超えの暑さでも体調を崩さないかどうかを確認しているのです。

災害級の暑さ、体温超えの暑さでも、生き物が元気で過ごすことができる方法は何かあるのでしょうか。

それは、以下に『日陰』を作り出すことができるかにかかってきます。

メダカ
水温20℃以上で日光に13時間以上当たると産卵するメダカも、暑すぎると産卵はしません。メダカの耐えられる水温は36℃までです。それ以上の水温になりますと煮えてしまいます。そんなメダカの入った水温を上げないようにするには、手っ取りはやくであれば、簾(すだれ)を飼育容器にかけて日陰を作ってあげるのがいいかもしれません。

ただし、ずっと簾をかけっぱなしというわけにはいきません。簾をかけっぱなしですと日光が届かないので、メダカはもちろん水中に棲んでいるバクテリア、水草の成長には日光がかかせませんので、どこかで日光は当ててあげないといけません。

その点、水草を入れておけば、日除けになります。抽水植物(葉や茎を水上にだす植物)のオモダカであれば、水上に伸びれば伸びるほど影を作ってくれますし、浮遊性植物(水底の土に根をはらずに水面 に浮かんでいる植物)のホテイ草であれば、影を作るのと同時に産卵床(卵を産む場所)にもなってくれます。また、浮葉性植物(葉を水に浮かべている植物)のハスであれば葉っぱの上でメダカが休んでいる光景が見られます。水草で影を作り出すことができれば大体3℃程度の水温を下げることができます。

暑さによる水温の上昇だけでなく、水中の酸素(溶存酸素)の減少も見逃せません。酸素不足はメダカの酸欠を引き起こし、ひどければ衰弱して死んでしまいます。

メダカは酸欠は水面に浮いて口をパクパクさせていることですが、元々水面で泳いでいる魚ですので違いがわからないかもしれません。しかしよく見ると口をパクパクさせていますので酸欠状態であることがわかります。

酸欠になる原因は暑さで酸素量を消費するのが多くなってくることと、水草をいれている場合は、日中は日光による光合成をしているので酸素を作り出してくれますが、夜になると日光がありませんので光合成をしなくなり酸素を作り出すどころか、水草自体が呼吸をするために水中の酸素を消費してしまうのです。

水草を間引きしても、メダカの棲んでいる環境破壊と陰になってくれる場所がなくなってしまうので意味はありません。

水草を間引きするより、メダカの数を減らした方がいいです。メダカを分散して飼育容器内の酸素を抑える方法が現実的であります。

金魚
金魚の場合は暑さによる水温上昇対策は基本的にメダカと同じ対策でいいと思います。

問題なのは、水中の酸素の減少のほうです。

金魚のほうがメダカより大型で酸素の消費量が多い事であること、品種改良により内臓が強いとは言えないので、酸欠になりやすいです。

これは一択でろ過機を使用することです。

屋外ですから、屋内のように機械に頼るのはどうか?邪道ではないか?と思われるかもしれませんが、ろ過機を導入すると何がいいのかといいますと、夏場は新陳代謝のサイクルの速さやエサの消費量が増えること、また排泄物による水質の悪化を防げること、そして水流により水が攪拌(かくはん)されるときに酸素を取り込んでくれますので、水中の溶存酸素が増えるからです。

ろ過機を導入しなかったときは、金魚は特に夜に酸欠でパクパクと遠くから音が聞こえるぐらいで苦しそうでしたが、ろ過機のおかげで酸欠特有の動きがなくなりました。ろ過機の水流の排出口の上を通って涼しそうです。

問題は電源ですが、屋外にそうそう電源はないと思います。電源のない場合はソーラーパネルによる電源供給とモバイルバッテリーによる24時間ろ過機稼働を実現します。特に酸欠に陥りやすい夜中に、ろ過機が動いていることが必然です。

一体型の充電型ソーラーシステムがありますし、そこに水中ポンプ(ろ過機ではないです)がついていますが、すぐに壊れますのでオススメしません。

ソーラーシステム、モバイルバッテリー、ろ過機、それぞれ単体で購入することをオススメします。確かに値段はかかりますが、品質のよいものが購入できます。







私も長い間、屋外で飼うのであれば、止水環境でろ過機などの機会に頼らないで金魚を育てておりました。こまめに水替えや、水量を増やしたりとしましたが、酸欠や水質悪化に悩まされておりました。ろ過機を導入してからは全てが解決しました。他の有識者の方のプログや動画を見ても屋外ではろ過機やエアレーション、水中ポンプなどを導入されておりますので、やはり先人たちの辿り着いた『ひとつの結論』なのだと思います。

カブトムシ
カブトムシを夏場の屋外で育てるのは、もうこれは如何に日中の直射日光を当てないということにつきると思います。

夏は必ず日陰に飼育ケースを置くようにします。

カブトムシは、むしろ暑いぐらいが元気に動き回る気温でありますし、昼は動きを止めていますので、直射日光のあたらないようにしてあげれば、夜が熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上の日のこと)であっても、何か対策するようなことはありません。

日中、日陰でも災害級の暑さであれば、飼育ケース内は暑いと思いますが冷やす必要もありません。ただし、エネルギー補給であるゼリーなどの食事は毎日、たくさん与えてください。カブトムシの成虫が生きる期間は1ヶ月程度で、オス同士で喧嘩もしますし繁殖もします。エネルギーを消費しますので、たくさんのエサを食べる大食漢ですので、エネルギーを補給してあげないといけません。

エサは必ず毎日あげます。市販されているゼリーがオススメで、ゼリーを与える量(個数)は翌日(1日経過)にゼリーが全て空っぽであれば足りませんのでゼリーを増やしてあげてください。残っていればゼリーが多いので減らしてあげてください。

タニシ
タニシの場合は種類によって違います。ヒメタニシはある程度の水質汚染に耐えれますし、かなりの高温に耐えれます。

オオタニシやマルタニシの場合は違います。水質汚染には弱いですし、高温には耐えれない種類です。水温30℃以上(適温は25℃程度まで)を超えると死んでしまうことが多くなります。タニシ自体は直射日光は避けたいところです。ただし、エサとなる植物プランクトンやコケの生育にある程度の日光も必要ですので、ここが難しいところです。



※最後に
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2023年6月1日より(ミシシッピ)アカミミガメ(以下、アカミミガメ)・アメリカザリガニの規制が始まります。アカミミガメとアメリカザリガニは「条件付特定外来生物」に指定されるのです。

「特定外来生物」は、今や全国的に外来生物の脅威や被害が認知されている中でありまして、またテレビでも取り上げられたり、YoutubeやTwitterなどのSNS、そして政府(環境省)や自治体、学校などでの教宣により、かなり浸透されてきました。
アメリカザリガニ

ミシシッピアカミミガメ

❖特定外来種とは

「特定外来生物」は、海外から移入してきた生き物が、人に危害を加えたり、農林水産業に経済的に影響を与えたり、在来の生態系に影響を与えることを防ぐために、飼養(食料(栄養)を与えて育てること)、栽培、保管、運搬、輸入といった取扱いを規制し、特定外来生物の防除(予防したり駆除すること)を目的として分類(哺乳類、爬虫類、鳥類など)されて管理されています。

この「特定外来種」の取り扱いに関しては「外来生物法」で厳しく規制されておりまして、法律を破ると罰則があります。分類毎(輸入、販売、飼養、放出)と個人・法人で罰則が違いますが、個人で法律を破ると、例えば個人が許可なく販売しますと、3年以下の懲役、もしくは300万円以下の罰金となります。

❖条件付特定外来生物とは

そして、2023年6月1日に、アカミミガメ・アメリカザリガニが特定外来生物の仲間入りとなります。しかしながら、この2種類は「日本の生き物」と言ってもいいぐらいに全国各地に生息しており、飼育者も多く、もし特定外来生物に指定してしますと、飼育するのに手続きが必要となりますが、お上の事務手続きは煩雑であることが間違いないのですので、わざわざ煩雑な手続きをするより、池や川などの放流してしまった方が簡単ですので、全国各地で更に増えてしまい、在来の生態系の被害が進んでしまいますので、「条件付特定外来生物」になったのです。

条件付特定外来種であれば、池や川で捕ることもできますし、家庭で飼育することもできます。そして無償であれば譲渡することもできるのです。特定外来生物はこれらも禁止されていますので、かなり緩和されています。本当は特定外来生物に指定したかったのですが、苦肉の策で、条件付がついたのだと思います。

❖バレる?バレない?

実際に特定外来生物を家で黙って隠れて飼育したり、誰もいないところで捕獲したり、または飼っていた生き物を逃がしたりしても、目撃者がいないので捕まることはないでしょう。特定外来生物は「性善説(人間の本性は善であるという説)」で成り立っていますので、捕まることもなければ罰せられることもないでしょう。

もし捕まるとしたら通報、タレコミの類だと思います。例えば、家で隠れて飼っていた生き物が、その生き物が、どんな生き物であることが判別できないですし、その生き物が飼育や捕獲が禁止されていることがわかる人が少ないと思います。

まずはガー飼育による全国初の摘発!情報提供により発覚!

❖特定外来生物ガー科魚類を飼育、静岡で店長逮捕(2018年10月23日)


特定外来生物に指定されているガー科の魚類を販売目的で飼育したとして、県警静岡中央署は23日、特定外来生物法違反(販売目的の飼養)の疑いで、静岡市清水区高橋のペットショップ店長の井上繁樹容疑者(57)を現行犯逮捕した。ガー科は今年4月から無許可での飼育や販売が禁じられている特定外来生物に指定されており、ガー科の飼育による同法違反を摘発するのは全国初という。

逮捕容疑は23日午前11時ごろ、同区内のペットショップで、中米原産の「トロピカルジャイアントガー」7匹を販売目的で無断飼育したとしている。いずれも幼魚で値札もついていたが、井上容疑者は「販売ではなく、展示目的だった」と容疑を否認している。

同署によると、ガー科の魚類を販売していると情報提供があり、同署員が店舗内を調査し、現行犯逮捕。同署はこのほか、約3メートルほどにまで成長する米国原産の「ワイルドアリゲーターガー」など計4種類24匹の幼魚を押収。約1万~4万円ほどで販売されていたとみられる。
ガー

次はちょっと古いですがブラックバスを運搬して逮捕された人のニュース!もともと禁漁区域で釣りをしていてマークされていた!

❖釣ったブラックバスを車に=「彼女に見せたかった」、男逮捕(2009年8月19日)

 特定外来生物のオオクチバス(ブラックバス)を生きたまま車に運んだとして、奈良県警吉野署は19日、特定外来生物法違反容疑で大阪市生野区生野東の電気工事士中田盛央容疑者(42)を現行犯逮捕した。容疑を認め、「釣った魚を彼女に見せたかった」と供述しているという。

オオクチバスは特定外来生物に指定されており、生態系を壊す恐れがあるため、運搬や飼育が同法で禁止されている。県警によると、生きたバスを運んだとして、逮捕されたのは全国でも珍しいという。

逮捕容疑は、同日午前11時10分ごろ、奈良県下北山村の池原ダムで釣ったオオクチバス2匹を生きたまま、水を張ったクーラーボックスに入れ、車に運搬した疑い。

中田容疑者は、18日から彼女と釣りに来ていたという。

バス釣り愛好家の間では、池原ダムは人気スポットとして知られている。男は6月ごろ、ダムそばの禁漁区域で釣りをし、署員から注意を受けていた。この署員が19日、同じ禁漁区域で釣りをしている男を見かけ、職務質問をして発覚したという。
ブラックバス

次はSNSを使った取引で発覚して逮捕!

❖特定外来生物オオヒキガエルをペットとして飼育か、容疑で男を逮捕 「保護しただけ」否認 沖縄・石垣市(2023年3月14日)

 沖縄県警八重山署は13日、生態系への影響が懸念される大きさ約5センチのオオヒキガエル(中南米原産)1匹を石垣市内の宿泊施設で飼育していたとして、外来種被害防止法違反(飼養等の禁止)容疑で自称同市のアルバイトの男(21)を逮捕した。「保護しただけで、飼育していない」と容疑を否認している。同容疑での摘発は、2004年の統計開始以来、初めて。

逮捕容疑は13日午後4時55分ごろ、石垣市内でオオヒキガエルを飼養した疑い。容疑者の部屋には、特定外来生物に指定外の複数の生物がケージなどで個別に飼育されていて、ペットとしてオオヒキガエルも飼育されていたとみられる。

オオヒキガエルは大型のカエルで、サトウキビの害虫駆除目的で日本に移入された。生態系に悪影響を及ぼす可能性があることから、環境省は特定外来生物として、飼育や保管、運搬などを禁止している。沖縄県は防除重点対策種に指定。西表島では22年5月、2年ぶりに雌の成体1匹が現地調査員によって捕獲された。

逮捕容疑は13日午後4時55分ごろ、許可なくオオヒキガエル1匹を飼養した疑い。小さな透明の容器の中に入れられていたという。SNSを使用して販売をしており情報提供で発覚した。
オオヒキガエル



※最後に
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カブトムシVSスズメバチ どっちが強い? 研究者が”常識”を覆す新発見!(2023年5月3日)

 力強くてかっこよく、「昆虫の王者」ともいわれるカブトムシ。生態は夜行性で、「昼の樹液場ではオオスズメバチが最強、夜の樹液場ではカブトムシが最強」といわれてきたが、2022年、そんな常識を覆すような発見があった。小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」(朝日新聞出版)4月号からお届けする。

❖早朝のクヌギ林での争いはスズメバチがカブトムシに圧勝!

 カブトムシの生態を研究する山口大学講師の小島渉さんは、2022年8月の早朝5時ごろ、山口県内のクヌギ林で樹液をなめていたカブトムシの集団と、そこへ飛んできたオオスズメバチの群れが争う場面に遭遇した。

観察を続けると、オオスズメバチはカブトムシのあしにかみつき、投げ落とすような行動をして、数分でそこにいたカブトムシ十数匹をすべて樹液の出ているところ(樹液場)から追い払ってしまった。こうした争いは、この日を含め、3日観察したすべてで見られ、いずれもオオスズメバチの圧勝だった。

小島さんはこれまでに、昼間に両者が出合って小競り合いを起こす場面は何回か見たことがあった。でも、ここまで徹底的にオオスズメバチがカブトムシを追い払うのを見たのは初めてだった。

「早朝に観察する人は少ないし、追い払いは数分で終わるので、これまでオオスズメバチが圧勝する争いに誰も気づかなかったのかもしれません」(小島さん、以下同)

カブトムシは夜になるとクヌギ林に集まってくる。幹から出る樹液をなめるためだ。樹液場にはほかの昆虫も集まってくる。その中でも手ごわいのが、鋭い大アゴを持つオオスズメバチだと知られていたが、カブトムシは夜行性、オオスズメバチは昼行性なので、昼の樹液場ではオオスズメバチが最強、夜の樹液場ではカブトムシが最強といわれてきた。今回の発見は、そんな常識に疑問を投げかけるものだ。
カブトムシとスズメバチw

❖カブトムシが夜行性なのはスズメバチのいる昼を避けるため!?

小島さんには、ここ数年の研究を通して、すでに、カブトムシは完全な夜行性ではないことが見えてきていたという。そこで、こんな疑問がわいてきた。「オオスズメバチがいない状況をつくりだしたら、カブトムシはいつまで樹液場にいつづけるのだろうか?

この疑問に答えを出すため、スズメバチよけのスプレーを使って、飛んできたオオスズメバチが樹液場に降りられないようにした。すると半分以上のカブトムシが、少なくとも昼ぐらいまで樹液場にとどまって、樹液をなめ続けることが確かめられた。

「カブトムシは、状況によっては明るくなっても活動を続けることがわかりました。夜が明けてから昼までの活動は、オオスズメバチに妨げられている可能性があります。それにより、カブトムシは本来の性質以上に夜行性が強いと見られていたのかもしれません。

動物は自分の意思で、夜行性か昼行性を決めていると思われがちです。しかし、今回観察したカブトムシは、本当は昼まで樹液場で活動していたいのに、無理やり追い出されていたように思われます。競争者であるオオスズメバチの影響によって活動時間が変化しているという点に、私は強く興味をひかれました」

ただし、今回の結果から直ちに、スズメバチがカブトムシより強いと言い切れるわけではない。

「こうした現象は特殊な環境・状況でしか起こらない可能性もあります。いくつかある仮説の一つは、今回観察した樹液場をつくったのがオオスズメバチだったというケースです。樹液場のできかたはさまざまですが、まれにオオスズメバチが大アゴで木をかじってつくることがあるんです。今回観察したのはそんな樹液場で、ハチが朝来てみたらカブトムシがいたので、これは許せないと力ずくで追い払ったのかもしれません」

小島さんは今後、同じ現象がほかの場所でも起こっているのかどうか、どんな条件でこういう現象が起こるのかを詳しく調べたいと考えている。結びに、みんなへのメッセージも伝えておこう。

「身近なカブトムシにも、まだわかっていないことがたくさんあります。これまで正しいと思われてきたことが間違いだったということも珍しくありません。カブトムシの生態は、君たちの自由研究が新発見につながることもあるので、興味がわいたらぜひ、挑戦してみてください」
カブトムシとスズメバチww

カブトムシを捕りにいっていました少年時代ですが、たしかに昼間に友達と捕りにいっていました。夜間に出歩くのも、割と許容されたおおらかな時代でしたが、それでも親に「いつ、だれと、どこに行く」という許可をなんとかとって出かけていたものです。

やはり子供心に「夜間外出許可」はハードルが高いですので、昼間にクヌギやナラの生えている森や林に出かけてカブトムシを捕ることが多かったと思います。

たしかに昼間に出かけても、樹液が出ているポイントでカブトムシが捕れることがありました。ただし、いくら日中だったとはいえ、直射日光が当たるような場所ではなく、薄暗い感じの場所でした。

たしかにカブトムシを飼っていますと飼育ケースでは日中でもマットの上に出ていることも多く、ゼリー(スイカかも?)を食べている光景も普通ではありました。

逆にマットに潜っているカブトムシも多く、人間の生活環境のあわせて昼行性になっているカブトムシもいるのかもと思いました。

カブトムシを捕るポイントで、やっかいな生き物と言えば、まずは「ヘビ」ですね。以外にも遭遇する率が高く、樹液にいるわけでなく、木に絡みついていることが多いです。「ヘビ=毒」でしたので、実際は違うのかもしれませんが、近寄りませんでした。

次に「ムカデ」です。ムカデは触らない分には問題ないのですが、ムカデには毒があり、噛まれますと毒は蜂と同じヒスタミンという成分ですので激痛が走ります。

「ムカデ」に咬まれると激しい痛みがあり、赤く腫れてきます。対処として、まずは患部の毒を絞りだしながら、水で冷やして洗い流しましょう。抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏を塗り、腫れがひかない場合は、なるべく早く専門の病院へ行くことになります。病院に行きたくないので避けるようにカブトムシを採集しておりました。

最後にもっともやっかいなのが「スズメバチ」です。なんせ樹液ポイントにカブトムシと一緒にいますし、ライトにも反応していきますし、カブトムシを捕ろうとしますとテリトリーを侵されることで襲ってきます。

「スズメバチ」の毒は強く、複数の化学物質で構成されていて、痛みやかゆみ、筋肉の萎縮、組織の破壊、心臓や呼吸の麻痺などを引き起こすおそれがあります。ただし水に溶けやすいものなので、刺されたらすぐに水で患部をよく洗うことが効果的です。

毒針と呼ばれる部分は、産卵管を固く変化させたもの。ミツバチなどは1度しか刺すことができませんが、スズメバチは何度でも刺すことが可能です。1匹のハチが持つ毒は微量であっても、群れに襲われて複数のハチに同時に刺されることによって、毒性分も増します。

スズメバチによる刺傷事故は、時に死に至ることもある、非常に危険なものです。毎年20名前後が命を落としています。

とにかく「スズメバチ」に遭遇する確率も高いのですが、「スズメバチ」がいたら、泣く泣くあきらめることが何度もありました。カブトムシのために無理をしないほうがいいです。

日本の小学生が大発見!外来植物によりカブトムシが「昼行性」になると明らかに

 カブトムシは夜行性の昆虫です。
夜中にカブトムシを捕まえに行ったことのある方も多いでしょう。
しかし、外来植物に注目すれば、昼でも簡単に捕まえられるかもしれません。

埼玉県杉戸町の柴田さん(6年生)は、独自の調査で、外来植物のシマトネリコに集まるカブトムシが昼間も活動を続けることを発見しました。

共同で研究を発表した山口大学の小島渉氏は「カブトムシが夜行性であるという常識を覆す重要な発見」と述べています。

研究は、4月13日付けで『Ecology』に掲載されました。

カブトムシは普通、夕方頃にクヌギの樹液に飛来し、深夜0〜2時に数がピークを迎えます。そして、早朝の5時頃には大部分がクヌギから離れていきます。

しかし近年、東南アジアを原産とする外来植物「シマトネリコ」が日本に入ってくるようになりました。シマトネリコはクヌギ同様に多くのカブトムシを惹きつけます。

柴田さんは、庭木のシマトネリコに集まるカブトムシの個体数を、2019年と2020年の2シーズンにわたって計測しました。計測は1日に3〜5回、早朝から深夜まで続けたとのことです。

また2020年には、各個体の詳しい活動パターンを知るため、162匹に番号をつけて追跡調査。

結果、カブトムシの多くが夜間に飛来し、数が最も少なくなる正午頃でも、ピーク時の半分が採餌や交尾を続けていました。中には24時間以上も同じ場所に留まった個体もいたようです。

こうした活動パターンは、クヌギで見られるものとはまったく違います。興味深いことに、台湾に自生するシマトネリコに集まるカブトムシはすべて夜行性です。

つまり、日本のカブトムシでは、これまで利用しなかったシマトネリコによって活動パターンが変化したことを意味します。
シマトリネコとカブトムシ

外来種「シマトネリコ」が移入してきたことで、カブトムシの生態が変わったのか、元々昼行性の性質があったのであれば、「シマトリネコ」が移入してきたことで浮き彫りになったのかは定かではありませんが、非常に面白い発見ですし、やはり外来種は在来種の生態系に少なからず影響を与えることがわかります。

カブトムシは酸味があり糖質があるそんな樹液を好むことはわかっていますが、「シマトリネコ」は樹皮が薄く樹液が出やすい木でありことで、クヌギのような樹液を出すのでカブトムシが寄ってくると言われています。

しかしながら「シマトネリコ」の樹液はクヌギなどと比べると栄養価が低いといわれています。これがカブトムシが昼夜ともにいつづける理由ではないかと考えられているのです。樹皮が薄く汁が出やすい木でありいつまで食べても満足しないためそこから離れられなくなってしまっていると思われています。

「シマトネリコ」の樹液はカブトムシだけではなく、クワガタにも人気がある木であります。そしてクヌギの樹液と同じように、危険なスズメバチが集まってきます。

そして「シマトネリコ」を植えれば必ずカブトムシが寄ってくるわけではないこと、近くにカブトムシのいる森や林がない都会では、寄ってくるカブトムシがそもそもいません。また樹液を出していないとカブトムシがきません。

また「シマトネリコ」は害虫がつきやすい樹木であり、ハマキムシやスズメガなどの大きい蛾の幼虫がつきます。

それでも庭に植えた樹木にカブトムシがやってくるというのはカブトムシ好きには夢ですよね。



※最後に
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