
川に異変、クレソンが大繁殖 専門家が懸念するポイントは(2026年4月12日)
外来種の植物の一種で、スーパーマーケットの野菜売り場に「クレソン」として並ぶ「オランダガラシ」が、愛媛県内各地の川で大繁殖している。松山市内の住宅街を流れる川では、この時期に水面が見えないほど繁茂していることから、専門家は川の流れを妨げる危険性に加え、生態系への影響についても心配している。
オランダガラシはヨーロッパ原産のアブラナ科の多年草で、明治時代の初めに日本に入ってきたとされる。ステーキの付け合わせなどに使われ、ピリッとした辛みがある。
日当たりのよい水辺を好み、ちぎれた茎からもどんどん再生するほど繁殖力が旺盛なことから、全国各地に広がっている。環境省などがまとめた生態系被害防止外来種リストでは重点対策外来種の一つとして掲載されている。
松山市内の住宅街を流れる吉藤川。市立潮見小学校付近では水面がほとんど見えないほどの植物で一面が覆われている。
大きなものは草丈が1メートルほどもあり、小さなジャングルのよう。試しに手近な茎を一本手折ってかじってみると、口の中に独特の辛みが広がった。確かにクレソンの味だ。
川沿いの住宅で長年暮らしているという男性に声をかけると、「この時期にこれほど繁茂するようになったのは、ここ10年ぐらいかな。大雨が降って流されるまで待つしかない」と嘆く。
吉藤川を管理する県中予地方局河川砂防課の担当者によると、吉藤川の現場では昨年度に洪水対策の土砂の除去を実施したばかりだという。ただクレソンなどの草は、土砂と一緒に取り除くことはあるものの、漂流物が引っかかりやすい樹木とは異なり、河川管理上で特に問題視はしていないという。
一方、植物の専門家で松山東雲短期大学名誉教授の松井宏光さんによると、クレソンが繁茂して根を張ることで川底に土砂がたまりやすくなり、川の流れが悪くなる可能性があるという。またクレソンが繁茂すると水中に光が届きにくくなり、在来の生き物の生息にも影響が大きいという。
クレソンの繁茂は吉藤川だけにとどまらず、愛媛県内各地で見られた。記者は八幡浜市の宮内川や伊方町の伊方大川のほか宇和島市内の水路でも確認した。
松井さんはクレソンが繁茂する原因について、生活排水や農地の肥料由来の栄養分が川に流れ込み、クレソンの成長を促している可能性を指摘する。
また今後の対策について松井さんは、「繁茂する前の春先に除去するのが効果的で、地元住民も参加して官民共同でやってはどうか」と提案している。
クレソン――それはアブラナ科オランダガラシ属に属する多年草です。
ヨーロッパからアジア、そしてロシアへと広がる大地を原産とし、古くから人々の食卓に寄り添ってきた植物です。肉料理の脇にそっと添えられたり、サラダの彩りとして姿を見せたりと、その使われ方は実に多彩なのです。
日本へ渡ってきたのは明治の初め頃といわれています。
和名の「オランダガラシ」は、“オランダから来た辛味のある菜”という意味を込めて名付けられたものです。異国からの来訪者にふさわしい、どこか物語めいた響きを持ちますね。
そして、その小さな葉には、抗酸化作用をもつカロテンやビタミンE、さらにカルシウム、ビタミンC、葉酸、カリウムなど、体に嬉しい栄養がぎゅっと詰まっている。見た目の控えめさに反して、実に頼もしい存在です。
そして何より、クレソンは強い生命力なのです。
暑さにも寒さにも耐え、旺盛な繁殖力で広がっていきます。明治の渡来以来、平地から高冷地まで、今や日本各地の水辺でその姿を見ることができます。
近年では、かつて田んぼだった土地を利用して栽培されることも多いです。
清らかな水が流れる元田んぼは、クレソンにとって格好の住処だ。管理された水温と水質のもとで育ったクレソンは、柔らかく、香りもよく、料理に使えばその存在感をしっかりと発揮してくれます。
一方で、自然の水路や湧き水のそばに勝手に生えているクレソンもあります。
だが、そうした野生のものは往々にして“とうが立ち”、茎は硬く、辛味ばかりが強くなってしまいます。見た目こそ勢いがあるが、食べてみれば栽培ものとはまるで別物です。
静かに広がる生命力の裏で、味わいは環境に大きく左右される――それもまた、クレソンという植物のしたたかさなのでしょうね。
◆基本情報
【品種名】 : クレソン(オランダガガシ)
【分類】 : 抽水性植物(温帯性)
【草丈】 : 50cm~60cm程度
【分布地】 : 日本含むアジア、南北アメリカ、オセアニア
【原産】 :ヨーロッパ・中央アジア
【開花期】 : 4月~6月
【価格】 : 種200円~300円、サラダ1パック200円~300円
【冬場】 : 冬は葉が赤みがでることがある
【繁殖】 : 地下部でランナーを伸ばして芽を出す、
切っても根を伸ばす
【水管理】 :鉢植えの場合は鉢ごと水につけ、
株元が必ず水につかる水位で生育
【日当たり】: 半日以上、直射日光があたる
ところに置く
【用土】 : 水生植物の土(土の配合が難しいので
水生植物の土を使用したほうがよい)
【肥料】 :少ない肥料でも育つ
【シーズン】: 4~5月(旬以外でも育ち1年中)
【鉢サイズ】: 4~6号程度
※参考:鉢サイズ
号数 鉢の直径(cm) 土の量(L)
3号鉢 9 0.3
4号鉢 12 0.6
5号鉢 15 1.3
6号鉢 18 2.2
7号鉢 21 3.5
8号鉢 24 5.2
9号鉢 27 7.8
10号鉢 30 8.4
11号鉢 33 10
12号鉢 36 14
【品種名】 : クレソン(オランダガガシ)
【分類】 : 抽水性植物(温帯性)
【草丈】 : 50cm~60cm程度
【分布地】 : 日本含むアジア、南北アメリカ、オセアニア
【原産】 :ヨーロッパ・中央アジア
【開花期】 : 4月~6月
【価格】 : 種200円~300円、サラダ1パック200円~300円
【冬場】 : 冬は葉が赤みがでることがある
【繁殖】 : 地下部でランナーを伸ばして芽を出す、
切っても根を伸ばす
【水管理】 :鉢植えの場合は鉢ごと水につけ、
株元が必ず水につかる水位で生育
【日当たり】: 半日以上、直射日光があたる
ところに置く
【用土】 : 水生植物の土(土の配合が難しいので
水生植物の土を使用したほうがよい)
【肥料】 :少ない肥料でも育つ
【シーズン】: 4~5月(旬以外でも育ち1年中)
【鉢サイズ】: 4~6号程度
※参考:鉢サイズ
号数 鉢の直径(cm) 土の量(L)
3号鉢 9 0.3
4号鉢 12 0.6
5号鉢 15 1.3
6号鉢 18 2.2
7号鉢 21 3.5
8号鉢 24 5.2
9号鉢 27 7.8
10号鉢 30 8.4
11号鉢 33 10
12号鉢 36 14
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。






















