海や川遊び、小中高校生の死亡事故相次ぐ 6月以降6件「子供だけで近づかない」呼びかけ(2025年7月8日)
神奈川県藤沢市の海岸で海水浴中におぼれて搬送され、治療を続けていた男子中学生(14)が7日、死亡が確認された。このように、今夏も子供同士で川や海に遊びに行き、おぼれて命を落とす事故が各地で相次ぎ、6月以降だけで少なくとも6件も発生し、児童や生徒計6人が犠牲になっている。事故の現場となった自治体の担当者らは「危険な場所に子供だけで近づかせないようにしてほしい」と注意を強く呼びかける。
藤沢市での水難事故は、片瀬東浜海岸で5日に起きた。海水浴場を訪れていた中学生3人が溺れ、ライフセーバーに救助されたが、そのうち横浜市の中学2年生(14)が心肺停止の状態で搬送された。治療を続けていたが、7日未明に死亡した。
神奈川県では6月22日にも、鎌倉市の由比ガ浜で高校生の水難死亡事故が起きていた。亡くなったのは横浜市の高2の男子生徒(17)で、友人と河口付近の波打ち際で遊んでいたところ沖合に流されたという。当時、強風注意報が発令されており、近くにいたサーファーに救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
26日には、福岡県の三苫海岸で小学6年の男児(11)が亡くなった。友人6人で泳いでおり、4人は岸にたどり着いたが、男児を含む2人がおぼれた。2人は約20メートル離れた岩礁まで遊泳しており、男児は海底3メートル付近に沈んでいた状態で見つかった。岸に戻った1人は「足の届かない深い場所があり、皆に注意していた」と語っていたという。現場付近には「水泳禁止」の掲示があった。
海ばかりではない。川遊び中に犠牲になるケースもある。
6月11日、岡山市内を流れる川の河川敷で遊んでいた中学2年の女子生徒2人=ともに(13)=のうち、1人が溺れ、搬送先の病院で死亡が確認された。救助に入った男性(69)も死亡した。自力で川から上がり、軽いけがをしたもう一人の女子生徒は、「遊んでいたら浅瀬から転落した」と状況を振り返った。
18日には兵庫県姫路市の川で、中学2年の男子生徒が川の中に沈んでいるのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。中学生4人で飛び石を渡って遊んでいたという。28日には、宮崎県延岡市の川で、6人で遊んでいた高校生のうち、高校1年の男子生徒(15)が溺れているのを仲間が発見。川から引き上げ、心肺停止の状態で病院に運ばれたが、死亡が確認された。
神奈川県藤沢市の海岸で海水浴中におぼれて搬送され、治療を続けていた男子中学生(14)が7日、死亡が確認された。このように、今夏も子供同士で川や海に遊びに行き、おぼれて命を落とす事故が各地で相次ぎ、6月以降だけで少なくとも6件も発生し、児童や生徒計6人が犠牲になっている。事故の現場となった自治体の担当者らは「危険な場所に子供だけで近づかせないようにしてほしい」と注意を強く呼びかける。
藤沢市での水難事故は、片瀬東浜海岸で5日に起きた。海水浴場を訪れていた中学生3人が溺れ、ライフセーバーに救助されたが、そのうち横浜市の中学2年生(14)が心肺停止の状態で搬送された。治療を続けていたが、7日未明に死亡した。
神奈川県では6月22日にも、鎌倉市の由比ガ浜で高校生の水難死亡事故が起きていた。亡くなったのは横浜市の高2の男子生徒(17)で、友人と河口付近の波打ち際で遊んでいたところ沖合に流されたという。当時、強風注意報が発令されており、近くにいたサーファーに救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
26日には、福岡県の三苫海岸で小学6年の男児(11)が亡くなった。友人6人で泳いでおり、4人は岸にたどり着いたが、男児を含む2人がおぼれた。2人は約20メートル離れた岩礁まで遊泳しており、男児は海底3メートル付近に沈んでいた状態で見つかった。岸に戻った1人は「足の届かない深い場所があり、皆に注意していた」と語っていたという。現場付近には「水泳禁止」の掲示があった。
海ばかりではない。川遊び中に犠牲になるケースもある。
6月11日、岡山市内を流れる川の河川敷で遊んでいた中学2年の女子生徒2人=ともに(13)=のうち、1人が溺れ、搬送先の病院で死亡が確認された。救助に入った男性(69)も死亡した。自力で川から上がり、軽いけがをしたもう一人の女子生徒は、「遊んでいたら浅瀬から転落した」と状況を振り返った。
18日には兵庫県姫路市の川で、中学2年の男子生徒が川の中に沈んでいるのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。中学生4人で飛び石を渡って遊んでいたという。28日には、宮崎県延岡市の川で、6人で遊んでいた高校生のうち、高校1年の男子生徒(15)が溺れているのを仲間が発見。川から引き上げ、心肺停止の状態で病院に運ばれたが、死亡が確認された。
10年に1度の猛暑を記録した6月ですが、暑ければ川や海に行って涼みたくなるのが必然であります。
今年は、6月から水難事故が多発しており、連日テレビや新聞のニュースを賑わせております。2025年は例年になく水難事故が相次いでおり、過去10年間で最多の件数になったと報じられています。
警察庁によりますと、2024年の1年間に全国の海や川などで発生した水の事故は前の年よりも140件あまり増えて1535件にのぼり、過去10年で最も多くなりました。
2025年はこれを大幅に上回るとの予測もあるぐらいです。
川や海に入ってはいけないとはいいませんが、入るのであれば安全対策をするのはもちろんのこと、注意事項をよく守り、自己防衛しないといけませんし、それが難しい子供たちは大人が近くで見守っていなければいけません。
もう少し先のお盆ですが、お盆には古くから言い伝えられている「お盆に川や海に入ってはいけない」という言い伝えがあります。
「お盆に川や海に入ってはいけない」と言われる理由には、大きく分けて 宗教的・文化的な理由 と 自然・安全面での実際的な理由 の2つがあります。
🌿 1. 宗教的・文化的な理由(日本の風習・迷信)
・先祖の霊が帰ってくる時期だから
お盆(通常8月13〜16日)は、亡くなった人の霊がこの世に戻ってくるとされる期間です。この時期に水辺に行くと、霊に連れて行かれる・足を引っ張られるなどと昔から言い伝えられてきました。
・「迎え火」や「送り火」に関連
お盆では霊を迎えたり送ったりする火を焚きますが、水辺は「あの世とこの世の境」と考えられており、霊に近づきすぎることを避ける意味もあります。
・水辺は「霊が集まりやすい場所」とされている
昔から水辺は霊的な力が強いとされ、特にお盆の時期にはその力が増すと信じられていました。
⚠️ 2. 実際的な理由(自然・安全面)
・水温の急変・クラゲの増加
夏の終わりにかけて水温が下がったり、クラゲが大量発生するため、水難事故が増えやすくなります。
・台風や増水などによる水難リスク
お盆の時期は天候が不安定で、川の増水や波の高まりが起きやすいです。見た目に静かでも流れが速い場合があります。
・遊びに行く人が増えて事故が多発する時期
お盆は夏休み期間中で人出が多くなり、事故の件数も自然と増える傾向にあります。
これらはお盆の話ですが、お盆前の時期でも当てはまるものがありますし、子供だけでなく大人でも希気を付けなければならないことなのです。大人でも河原でBBQなどで飲酒した後に涼みに川に入って亡くなるケースもあるのです。
特に、川遊びは一見安全そうに見えても、急な深みや流れの変化など多くの危険が潜んでいます。特に洗掘による川底のくぼみや、上流の雨による急な増水は命に関わる危険です。
水難事故は、「みんなで行けば安心」「今日は大丈夫」という油断が原因になることもあります。子どもだけで水辺に行かせないこと、危険を“自分ごと”として捉え、近づかない・入らないという判断を徹底することが大切です。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。