❖はじめに
マンションに居住し始めますと、ぽっかり空いたベランダで何か育てたくなるかと思います。マンションによってベランダの広さはまちまちですが、何も置かないとなんだか殺風景ですので、ガーデニングをはじめる方もいれば、生き物の飼育をはじめる方もいるかと思います。
しばらくして気付くことになりますが、マンションには何年かに一度、定期的に『大規模修繕工事』が行われます。
この修繕に関する考え方が一軒家の住宅と大きく違いまして、集合住宅ですので修繕計画の長期計画をもとに「大規模修繕工事」が行われます。
本来ならば、マンションのベランダは「共用部」ですので、基本的に個人所有の物は置いてはいけません。しかしながら、実際はマンションのベランダに「物」を置いている方がほとんどであり、一種の「暗黙の了解」みたいなことになっていると思います。
「共用部」の背景もあり「大規模修繕工事」が近くに計画されていても「ベランダに置いてある物」の相談が表立ってしにくいと思いますので、自分で何とかしないといけません。
ガーデニングを行っている方は「鉢」や「プランター」が置けなくなりますし、生き物を飼っている方は「飼育容器」が置けなくなるのです。
「大規模修繕工事」がある場合、はたしてどうすればいいのか?を書いていいきますので、よろしければ覗いていってください。
マンションに居住し始めますと、ぽっかり空いたベランダで何か育てたくなるかと思います。マンションによってベランダの広さはまちまちですが、何も置かないとなんだか殺風景ですので、ガーデニングをはじめる方もいれば、生き物の飼育をはじめる方もいるかと思います。
しばらくして気付くことになりますが、マンションには何年かに一度、定期的に『大規模修繕工事』が行われます。
この修繕に関する考え方が一軒家の住宅と大きく違いまして、集合住宅ですので修繕計画の長期計画をもとに「大規模修繕工事」が行われます。
本来ならば、マンションのベランダは「共用部」ですので、基本的に個人所有の物は置いてはいけません。しかしながら、実際はマンションのベランダに「物」を置いている方がほとんどであり、一種の「暗黙の了解」みたいなことになっていると思います。
「共用部」の背景もあり「大規模修繕工事」が近くに計画されていても「ベランダに置いてある物」の相談が表立ってしにくいと思いますので、自分で何とかしないといけません。
ガーデニングを行っている方は「鉢」や「プランター」が置けなくなりますし、生き物を飼っている方は「飼育容器」が置けなくなるのです。
「大規模修繕工事」がある場合、はたしてどうすればいいのか?を書いていいきますので、よろしければ覗いていってください。
<目次>
大規模修繕工事とは(一般的に12年周期)
長期修繕計画とは
大規模修繕工事の開始と工期
ベランダの物はすべて撤去(頭の痛い話)
屋内に入れる(ガーデニング編)
屋内に入れる(アクアリウム編)
仮置き場に置く(ガーデニング編)
仮置き場に置く(アクアリウム編)
処分する(譲渡含む)(ガーデニング編)
処分する(譲渡含む)(アクアリウム編)
工事の数年前から繁殖させない・増やさない(アクアリウム)
大規模修繕工事とは(一般的に12年周期)
長期修繕計画とは
大規模修繕工事の開始と工期
ベランダの物はすべて撤去(頭の痛い話)
屋内に入れる(ガーデニング編)
屋内に入れる(アクアリウム編)
仮置き場に置く(ガーデニング編)
仮置き場に置く(アクアリウム編)
処分する(譲渡含む)(ガーデニング編)
処分する(譲渡含む)(アクアリウム編)
工事の数年前から繁殖させない・増やさない(アクアリウム)
大規模修繕工事とは(一般的に12年周期)
(分譲)マンションの「大規模修繕工事」は12年周期が一般的とされています。マンションに住んでいる限り頭のいたい問題が12年毎にやってくるということです。あくまで国土交通省のガイドラインで12年周期を謳っているので、改修施工業者が「右へならえ」で12年周期に計画していることが多いです。
「大規模修繕工事」は劣化を防いで居住環境を維持するとともに、資産価値の低下防ぐことであります。一軒家ですと「あばら家」でもいいなんて自由にできますが、集合住宅ですとそうはいきません。
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長期修繕計画とは
マンションであれば管理組合により1年に1回は行われる「総会」があり、そこで「工事の予算承認」「1年間の活動と収支報告」「次期役員の任命」「管理規約の見直し」などの審議が行われます。
「総会」に先駆けて配布される審議資料の中に「長期修繕計画」の資料があるはずです。「長期修繕計画」は毎年更新されていますので内容を確認しましょう。
また、毎月行われる選出された方々による管理組合の「理事会」があり「大規模修繕工事」の議題が議事録として配布されるので、目を通しておくと「大規模修繕工事」が近づいてきたことがわかるはずです。
前での「総会」は出席しなくても事前に資料は配付されているはずですので「大規模修繕工事」が何年に行われるかはわかるはずです。「大規模修繕工事」の年は修繕項目にほぼ予算が使われる記述があるはずです。
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大規模修繕工事の開始と工期
マンションにもよりますが「大規模修繕工事」は2~3ヶ月前に告知されます。我が家のあるマンションは毎年6月に「総会」が行われましたが、同じ月の6月に「臨時総会」があり、そこで説明されました(工事開始は8月)。
説明会では「工期」「スケジュール」「修繕項目」とともに「修繕工事中の制約事項や注意事項」などが説明されます。
「大規模修繕工事」の工期は3ヶ月~6ヶ月程度です。ガーデニングやアクアリウムを行っている方によいては、たとえ3ヶ月の間でも「鉢」「プランター」や「飼育容器」の場所換えをしなければなりません。これは育てている植物や動物にとって生育不良、そしてストレスや環境変化のより死なせてしまう大きな要因になってしまいます。
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ベランダの物はすべて撤去(頭の痛い話)
というのも、「大規模修繕工事」でベランダは床面の「防水補修工事」が行われます。長年の劣化により防水効力が薄れてきています。補修することでベランダの床部分に雨が浸透するのを防ぐのです。
また、ベランダの壁については外側だけでなく、室内側も外壁塗装などを実施する必要があります。他にも外壁にひび割れの箇所などがあれば樹脂で埋めて外壁を塗り直したりタイルを貼り替えたりして、こちらも長年の劣化より塗装がはげたり、タイルが剥がれた部分を補修するのです。
我が家のあるマンションは、工期が6ヶ月(8月~翌年1月)という長丁場でしたが、ベランダの撤去した時期は4ヶ月程度(撤去時期は9月中旬~1月初旬)でした。
事前の期日までの撤去ほしいとの連絡文書がきます。我が家のあるマンションは1ヶ月前の連絡でした。
ただし、ガーデニングの「鉢」には「植物」が、アクアリウムの「プランター」や「飼育容器」には「魚や昆虫などの生き物」がいます。『さて、どうしようか?』と頭を悩ますことになりますが、一般家庭では4通りでしょう。
❖「大規模修繕工事」で「鉢」「プランター」や「飼育容器」をどうするか?
・屋内に入れる
・仮置き場に置く(仮置き場対応をしない場合もあります)
・処分する(譲渡含む)
・繁殖させない、繁茂させない(数年がかりの取り組み)
・屋内に入れる
・仮置き場に置く(仮置き場対応をしない場合もあります)
・処分する(譲渡含む)
・繁殖させない、繁茂させない(数年がかりの取り組み)
ここからは「ガーデニング」と「アクアリウム(昆虫含む)」の観点で見ていきます。
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屋内に入れる(ガーデニング編)
窓際に置けば「太陽光」をひろうことができますが、この場合はベランダ以外の窓際です。ベランダは幕やシートで覆われておりますので、窓際に置いても日蔭であり「太陽光」の恩恵を受けることはできません。
「植物」の種類によって枯れてしまうものも出てしまうと思います。
また「鉢」の数が多かったり、大きくて重い「鉢」がありますと、部屋に置くスペースが限られていますので難しいと思います。
受け皿はしっかり設置して、下に防水シートを敷いたほうがいいです。「鉢」や「プランター」に水をあげすぎて受け皿から漏れてしまう場合があります。
あと、これは「大規模修繕工事」が始まる、かなり前からなのですが、肥料(追肥)を与えないでください。特に「鶏糞」「牛糞」「油かす」や「鶏糞」や「牛糞」はくさい肥料の代表的な存在で、もってのほかです。
まず肥料による臭いが部屋中に充満してしまう可能性があります。また、肥料からコバエやゴキブリが大量発生してしまう場合があります。屋内で大量発生してしまったら駆除できません。
屋内に入れると「植物」が枯れてしまったり、元気がなくなってしまうのは避けられません。屋内に取り込んでも元気なのは観葉植物ぐらいかと思いますが、それも窓際で「太陽光」を浴びているので、屋外で育てている植物を屋内で育てるのは非常に難しいことなのです。
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屋内に入れる(アクアリウム編)
そこで「水」をある程度捨てて「飼育容器」を軽くすることで運ぶことになると思います。魚たち水棲生物にとっては、この「水」がなくなってしまことによって大きな環境変化になってしまい死んでしまいかねませんので、他に容器があれば「水」を捨てないでとっておき、屋内に運び込んだら「水」を戻しましょう。
ようやく運び込んだとして「太陽光」がポイントになります。魚たち水棲生物は「太陽光」により丈夫な体を作っております。水槽用ライトで代替えすることになりますが「太陽光」には敵いません。
かなり数の魚たち水棲生物は環境変化によって死んでしまうことになります。
他にも水生植物が植わっている場合も「太陽光」が必要ですので水槽用ライトで「太陽光」をカバーできないと枯れてしまいます。
「飼育容器」の設置は「飼育容器」から「水」が漏れると大変なことになりますので、下に防水シートを敷いたほうがいいです。
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仮置き場に置く(ガーデニング編)
ただし「仮置き場」は、マンションごとに何処に作られるか、わかりません。駐車場の一角かもしれませんし、エントランスかもしれません。他に1階住民の駐車場(その時は移動してもらう)なんてこともあります。日向とは限りませんし、エントランスなんかは日蔭なところも多いかと思います。
ただし「太陽光」が屋内よりは照らしてくれると思いますので、屋内よりはましかと思います。
「仮置き場」の場所取りは早い者勝ちになりますが、奥から詰めて置いてくださいとなったりしますと、手前に沢山の「鉢」や「プランター」を置かれて世話ができなくなる場合があります。
「仮置き場」に置いた後の世話は、置いた人が行います。管理人さんはやってくれません。植物によって世話の仕方が違いますし、例えば、過剰に水やりにより、枯らしてしまうこともありえますので手を出さないと思います。
ベランダにあったものが「仮置き場」に置くことになりますので、居間からちょっとでて世話をするということができなくなりますので、目が行き届かなくなり、水やりを忘れたなんてことで枯れてしまうこともあります。
この「水やり」ですが、特に指定がありませんので、家からバケツに汲んで持って行くか、マンションんならば、ゴミ置き場近くに水道があるかもしれませんので、そこを使わしてもらうかになると思います。家から「水」を汲んでいくのは大変ですので、管理人さんに相談してみましょう(「総会」で尋ねてみるのも可です)。
他にも「鉢」を割られたり、枝を折られたり、葉をとられたりと、植物が痛んでしまうこともあります。
「仮置き場」は敷地外が多いと思いますので、誰でも侵入できる関係上、盗まれてしまうこともあります。あきらめるしかありません。
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仮置き場に置く(アクアリウム編)
ただし「仮置き場」は、マンションごとに何処に作られるか、わかりません。駐車場の一角かもしれませんし、エントランスかもしれません。他に1階住民の駐車場(その時は移動してもらう)なんてこともあります。日向とは限りませんし、エントランスなんかは日蔭なところも多いかと思います。
ただし「太陽光」が屋内よりは照らしてくれると思いますので、屋内よりはましかと思います。
「仮置き場」の場所取りは早い者勝ちになりますが、奥から詰めて置いてくださいとなったりしますと、手前に沢山の「鉢」や「プランター」を置かれて世話ができなくなる場合があります。
「仮置き場」に置いた後の世話は、置いた人が行います。管理人さんはやってくれません。植物でも世話は難しいのに魚たちの水棲生物の世話は更に難しいと思いますので手は出さないと思います。
ベランダにあったものが「仮置き場」に置くことになりますので、居間からちょっとでて世話をするということができなくなりますので、目が行き届かなくなり、エサやりを忘れたなんてことで死んでしまうこともあります。また足し水を忘れてしまうなんてこともあるかと思います。
この「水やり」ですが、特に指定がありませんので、家からバケツに汲んで持って行くか、マンションんならば、ゴミ置き場近くに水道があるかもしれませんので、そこを使わしてもらうかになると思います。家から「水」を汲んでいくのは大変ですので、管理人さんに相談してみましょう(「総会」で尋ねてみるのも可です)。
特にメダカなどの繁殖と稚魚を育てることは「仮置き場」では難しいと思います。繁殖は1年あきらめたほうが無難かと思います。
「仮置き場」は敷地外が多いと思いますので、誰でも侵入できる関係上、盗まれてしまうこともあります。あきらめるしかありません。生き物ですし、植物よりも高い確率であると思います。
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処分する(譲渡含む)(ガーデニング編)
まずゴミとして処分することですが「植物」と「鉢」を全て一緒に捨てることはできません。「植物」「鉢」「土」で捨てる方法が違います。
「植物」は大きければカットしてゴミ袋に入る大きさにします。樹木のような大きさであれば「粗大ゴミ」の費用がかかります。「粗大ゴミ」は自治体の指定されて方法で回収してもらいます。
「植物」を近くの公園や空き地に植えてはいけません。「外来種扱い」となり、そこに住んでいる生態系を破壊することになりますので注意しましょう(「外来種問題・駆除についての総合サイト(Q&A)」参照)。
「土」は自治体によって違いますので確認が必要です。「燃えるゴミ」で捨てられる自治体もあれば、「粗大ゴミ」の自治体もあります。
一番難点なのが「処理困難物」として自治体では処分していないことです。この場合は業者に費用を払って引き取ってもらうしかありません。
「土」だからといって近くの公園や空き地に捨てるのはやめましょう。「不法投棄扱い」となりますので注意しましょう。
「鉢」の場合は、陶器と素焼き(テラコッタ)か、プラスチックかの素材によって捨て方が違います。陶器と素焼き(テラコッタ)の場合は大きさによって違い、小さければ「燃えないゴミ」、大きければ「粗大ごみ」となります。
また、人に譲るということも選択肢です。ゴミとして捨てる前に友人、知人に尋ねてみて引き取ってもらえるか確認してみてください。
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処分する(譲渡含む)(アクアリウム編)
ゴミとして処分することは気が咎めると思います(いるかもしれません...)。
だからといって近くの池や川に捨てるのはいけません。「外来種扱い」となり、そこに住んでいる生態系を破壊することになりますので注意しましょう(「外来種問題・駆除についての総合サイト(Q&A)」参照)。
ペットショップに引き取ってもらいこともできます。すべてのペットショップで引き取りを行っているわけではありませんので事前に電話をして確認してみましょう。
ただし、基本的にペットショップが引き取ってもらいやすいのは人気の高額魚で他は断られることもあります。引き取る場合でも売れるまでの餌代などの維持管理費や生存率、病気のリスクなどを考慮してタダ同然の金額にしかなりません。
特にメダカのように簡単に増える魚は売れると思わない方がよいでしょう。高額のレアなメダカでも、タダ同然での引き取りとなります。レアな高額メダカならオークションなどで売った方がいいと思います。
そして安価なメダカなどの小型魚はおそらくは引き取っても販売には回りません。大型肉食熱帯魚のエサになると思います。
人に譲るということも選択肢です。友人、知人に尋ねてみて引き取ってもらえるか確認してみてください。
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工事の数年前から繁殖させない・増やさない(アクアリウム)
生き物が死んでしまうと、寂しくなって買い足してしまうことがあると思いますが、それは我慢します。アクアリウムの生き物は、大型な魚などは長生きですが、小型の魚は数年が多いので寿命になるまでしっかり面倒を見てあげます。
そして大規模修繕工事の年にミニマムな状態にしておくのです。
そうすれば屋内に取り込もうが、仮置き場に置こうが少ない作業量ですみます。
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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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