竜ヶ崎竜之介のスマホ閲覧で通勤通学を有意義にするプログ

アクアリウムを中心として、他にもホラーやパソコンなどの趣味や仕事、他に日常の出来事について好き放題書いていこうと思います。虎ノ門虎之助でメダカのプログを書いていますが、他のことも書きたくなりましたので新しいプログを立ち上げました。

スポンサー広告
スポンサー広告

カテゴリ: 戦争、紛争、内戦


イスラエル閣僚、ガザ地区への核兵器使用「選択肢の一つだ」…ネタニヤフ首相は即座に否定(2023年11月5日)

 イスラエルのアミハイ・エリヤフ文化遺産担当相は5日放送の民間ラジオ番組で、パレスチナ自治区ガザへの核兵器使用は「選択肢の一つだ」と発言した。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は「現実とかけ離れている」と即座に否定し、エリヤフ氏の閣議参加を停止したが、発言が物議を醸している。

エリヤフ氏はネタニヤフ政権が連立を組む極右政党「ユダヤの力」の所属で、「ガザに核兵器を落とす必要があるか」との問いに答えた。「ガザには240人以上の人質がいる」と指摘されると「戦争には代償が伴う」とも主張した。イスラエルは核兵器を保有しているとされるが、肯定も否定もしていない。
イスラエル閣僚、ガザ地区への核兵器使用「選択肢の一つだ ...

ロシアのウクライナとの戦争で、プーチンが核攻撃をほのめかしてましたが、今のところ、回避できています。

しかしながら、地球上に核爆弾があり、核保有国の指導者が、このスイッチを押したがっています。

このスイッチは間違いなく、いずれ押されると思います。押したら最後、万が一、核攻撃が限定的で地球規模にならなくても、核攻撃した現実に地球上の人々が脅威に感じてしまい、一気に世界恐慌に陥ってしまうと思います。

その時が近づいている。そんな感じがするのです。

❖第三次世界大戦で核戦争による地球滅亡シナリオ(World War III)
第三次世界大戦で核戦争による地球滅亡シナリオ(World War III)

❖第三次世界大戦で日本に核ミサイル投下シナリオ(World War III)
第三次世界大戦で日本に核ミサイル投下シナリオ(World War III)

❖第三次世界大戦で核攻撃から身を守る方法(World War III)
第三次世界大戦で核攻撃から身を守る方法(World War III)



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告

※2022.11.18改題(旧題:【空想と現実世界】世界の人口が80億人突破!空想の世界に答えはある!)

世界の人口が80億人に 12年間で10億人増(2022年11月15日)

世界の総人口が15日、国連の推計で80億人に達した。2010年8月から10億人増えた。今後も増え続け、30年には85億人になる見通し。ただ、増えている国はアフリカやアジアなど一部地域への偏りが顕著で、日本のように少子高齢化などの課題を抱える国も多い。

国連の「世界人口推計」によると、今年7月1日現在、最も人口が多いのは中国で14億2588万人。だが、2位のインド(14億1717万人)が来年にも中国を抜く見込みだ。

3位以下は米国3億3829万人▽インドネシア2億7550万人▽パキスタン2億3582万人――と続く。日本は1億2395万人で11位となっている。


世界の人口80億人突破 80年代に104億人でピーク―国連(2022年11月15日)

 国連人口基金によると、世界の総人口が15日、推計で80億人を突破した。2011年に70億人を超えてから、11年間で10億人増えた。国連は急激な人口増加が社会経済発展の負担になっているとして、各国に警鐘を鳴らしている。

 国連のまとめによれば、1950年に25億人だった世界人口は、87年に50億人に達した。増加ペースは近年鈍化しているものの、2030年には85億人、50年には97億人まで増える見通し。58年に100億人に達し、80年代に約104億人のピークに到達すると予想されている。

 人口増加の背景には、医療の発達や生活環境の向上がある。19年の世界の平均寿命は72.8歳で、1990年に比べて約9年延びた。

 現在、アジア圏には約44億人が住む。そのうち、中国とインドが共に14億人を超え、両国だけで世界人口の約35%を占める。インドは来年、中国を抜いて世界最多の人口大国になるとみられている。

世界人口が80億を超えました。ピークでは104億になるとの事です。それも予想ですので、もしかしたら増加ペースがもっと早くなり、200億になるかもしれませんし、逆に減少して50億に戻るかもしれません。

未来はどうなるのか誰も想像はできませんが、現在の地球は人間が増え過ぎは明らかで、そして人間による温暖化促進、環境汚染、他の生物の絶滅へ追いやるなど地球環境に全くいいことはありません。

人口爆発の問題は、食糧危機や資源枯渇など様々な問題を引き起こす要因となりますが、残念ながら、この問題に対して、現実の人類は極めて無力であり、答えを持ち合わせておりませんし、どうなるかもはっきりわかっておりません。

現実の世界では難しい問題でも、空想の世界では実はうまく対処していたりします。そんな空想の世界を見て見ましょう。

ガンダム 人類の第2の故郷-スペースコロニー
ガンダムの世界では西暦1999年で110億ですので、現実の世界に比べますと人口増加のペースはかなり早いです。

その代わりに人類が宇宙に住める「スペースコロニー」という技術を確立しており、90億人は移民となって移住しております。

現実の世界では、人が宇宙に住める技術どころか、宇宙に行くのがようやく民間で宇宙旅行が始まりましたが、それでも90分程度と一般人が宇宙に住めるのは、いつになるやらという状況ですね。
❖あらすじ
西暦1999年、地球連邦政府が樹立し、同時に人類宇宙移民計画が発表された。スペースコロニー第1号の建設は2045年に着手され、さらにコロニーへの移民開始をもって暦は宇宙世紀UC(ユニヴァーサル・センチュリー)へと移行した。

宇宙世紀0050には人類の総人口は110億人に達していたが、そのときまでに200基以上のコロニーが建設され,90億人がコロニーへの移住を完了していた。

また月面にも多くの恒久都市が築かれ、約10億人が居住していた。しかしそのころから宇宙への移民者は急速に減少し、地球に残った支配階級(アースノイド)と宇宙移民者(スペースノイド)の関係が悪化していく。

そしてついにUC0079、地球からもっとも離れた月の裏側のスペースコロニー・サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に対して独立戦争を挑んだのである。ここからガンダムの世界は始まった。
ガンダムスペースコロニー

トータル・リコール(1990年映画)火星
『トータル・リコール』(原題: Total Recall)は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の1990年のアメリカ映画です。

西暦は2084年で人類は火星に移住している世界です。地球の人口は不明ですが、人口増加で必要に迫られて移住というより、地球環境悪化と資源の枯渇による火星移住という世界です。

地球だろうが火星だろうが、この映画で、どこに行っても穏やかな生活ができることはありません。

「旅行の記憶を売る」というリコール社(REKALL)の存在は必然なのかもしれません。
❖あらすじ
西暦2084年。火星には植民地が築かれ、多くの人類が居住しているが、酸素が薄く気圧が低いため防護服無しでは建物の外に出られなかった。地球の植民地となっていた火星では、エネルギー鉱山の採掘を仕切るコーヘイゲンとそれに対抗する反乱分子の小競り合いが続いていた。
トータルリコール

セブン・シスターズ(2017年映画)地球規模の一人っ子政策
『セブン・シスターズ』(原題: What Happened to Monday、別題: Seven Sisters)は、2017年制作のイギリス、アメリカ合衆国、フランス、ベルギーのSF映画です。

地球規模の人口増加で、政府(地球?)が1家に1子という法律を施行。中国の一人っ子政策の地球版ですね。

現実の世界での人口爆発はアジア、アフリカの一部の地域ですから、地球規模で法律を施行するのはちょっと無理がありますけど、これぐらいしないと人口増加は止められないということですね。

現実の世界では、各国の政策判断であり、そこに宗教や思想などが絡んできますので、とても難しい問題となっております。
❖あらすじ
人口増加の問題が深刻となった世界。政府は1家1子という児童分配法を施行。そんな中、七つ子の姉妹は1人の人間として生きることで法の統制から逃れてきた。だがある日、姉妹の1人が帰宅せず、平穏だった生活が一変していく。
セブンシスターズ

宇宙戦艦ヤマト 宇宙人との戦争による人口激減
『宇宙戦艦ヤマト』(うちゅうせんかんヤマト)は、1974年に讀賣テレビ放送・日本テレビ放送網で放送されたSFアニメが最初で、1977年に劇場公開された総集編のアニメーション映画が公開されたのを皮切りに、その後も多くのテレビシリーズ、映画が公開されている有名なアニメです。

この『宇宙戦艦ヤマト』の世界の人口増加のペースは実際の世界に近いかもしれません。

しかしながら、戦艦型で宇宙で戦闘する技術は夢のまた夢ですし、その前に宇宙人自体がいるいないという論戦が、たぶんここ50年ぐらい続いているんじゃないかなと思います。

そして移住という考え方はありません。あくまで地球に全人類が住んでいる設定になっています。人口減少は戦争によるものであり、これは現実の世界に似ているかもしれません。
❖あらすじ
ガミラス戦役前(ヤマト年表では2192年)、200億人という規模を誇っていた地球人口は、戦役終結時(ヤマト年表では2200年)には20億人あまりに激減していた。実に生存率10%という破滅的な惨状であった。
宇宙戦艦ヤマト

ブレードランナー(1982年映画)アンドロイド
『ブレードランナー』(原題:Blade Runner)は、1982年公開のSF映画です。

『ブレードランナー』の世界では地球環境の悪化で多くの人類がどこかの惑星に移住した設定です。宇宙開拓は「レプリカント」と呼ばれる人造人間たちに奴隷扱いして強制労働をしいており、この「レプリカント」たちに自我が生まれて反乱を起こされます。

現実の世界では、ロボット開発は道半ばですが、徐々にブレードランナーの世界に近づいてきております。そのうちに人間の代わりに労働をするロボットがでてくると思われます。

このロボットの普及は、地球人口を大きく減らす可能性があると考えられます。

正確には人間そっくりのアンドロイドの登場です。

人間にとってアンドロイドは、ただの奴隷ではありません。アンドロイドは、親にもなるし、子供にもなる、そして友人にもなるし、恋人になるかもしれません。

そうなれば、生身の人間同士の付き合いなんてまどろっこしいだけですので、特に「居心地のよい彼氏、彼女」となれば、人間同士の子供を作る行為は自然と減っていきます(だって、アンドロイドと・・・するでしょう?)ので、地球人口は大きく減少していくのではないでしょうか。

現実の世界の人口増加はアジア、アフリカの一部の地域であり、先進国の大半は少子高齢化となっていきますので、必ず労働力を確保しなくてはいけません。一部の人口爆発した国から先進国への移住も考えられますが、なかなか進まないと思います。そして老人の一人暮らしの友達、恋人としてのアンドロイドの普及から一般家庭への普及と言う流れになると思います。

❖あらすじ
2019年、地球環境の悪化により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ都市部での生活を強いられていた。

宇宙開拓の前線では遺伝子工学により開発された「レプリカント」と呼ばれる人造人間が、奴隷として過酷な作業に従事していた。レプリカントは、外見上は本物の人間と全く見分けがつかないが、過去の人生経験が無いために「感情移入」する能力が欠如していた。

ところが製造から数年経てば彼らにも感情が芽生え、人間に反旗を翻す事態にまで発展した。しばしば反乱を起こし人間社会に紛れ込む彼等を「処刑」するために結成されたのが、専任捜査官“ブレードランナー”である。
ブレードランナー



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告


北朝鮮がミサイル、日本上空通過 過去最長4600キロ飛行―17年以来、被害なし(2022年10月4日)

 日韓両政府によると、北朝鮮が4日午前7時22分ごろ、弾道ミサイル1発を内陸部慈江道舞坪里一帯から発射した。日本の東北地方上空を通過して同44分ごろ、太平洋上の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。松野博一官房長官は記者会見で、飛距離が過去最長の約4600キロ、最高高度が約1000キロと推定されると説明。航空機や船舶などに被害は確認されていない。

 防衛省によると、ミサイルは午前7時28~29分ごろにかけて青森県上空を通過した後、岩手県釜石市から東に約3200キロの地点に落下したとみられる。

 日本政府は、全国瞬時警報システム(Jアラート)を通じて、北海道と青森県などに避難を呼び掛けた。北朝鮮のミサイルが日本上空を通過したのは、2017年9月に北海道上空を越えた「火星12」以来5年ぶり。Jアラートの発動もそれ以来となる。「日本に飛来する恐れはない」として破壊措置は取らなかった。

 岸田文雄首相は記者団に「暴挙であり、強く非難する」と述べ、情報収集・分析に努める考えを示した。政府は国家安全保障会議(NSC)を首相官邸で開催。首相はアキリーノ米インド太平洋軍司令官と会談し、緊密な連携を確認した。

 松野氏は、北朝鮮に対し北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議したと説明。声明も発表し、国民に平常通りの生活を呼び掛けるとともに、反撃能力保有の検討を含め「防衛力を抜本的に強化する」との意向を重ねて示した。

 防衛省によると、北朝鮮が発射したのは中距離弾道ミサイル以上で、火星12と同型の可能性がある。韓国軍によると、速度はマッハ約17だった。

 林芳正外相はブリンケン米国務長官、韓国の朴振外相と電話でそれぞれ会談し、国連安全保障理事会でのさらなる対応に向け、日米、日米韓で連携することを確認した。

 北朝鮮は今年に入りミサイル発射を繰り返し、巡航ミサイルを含めて今年23回目。

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合には、全国瞬時警報システム (Jアラート)により、24時間364日、緊急情報を国民に通報してくれます。

実際に日本のどこか弾道ミサイルが着弾するとなった場合は、このJアラートでは日本のどこに着弾するのかはわかりませんので、Jアラートを受け取った全国民は、どこに着弾するのかわからずにじっと物陰に隠れて、自分のいる近くに着弾しないようにと祈ることになるのです。

このJアラート自体も発報が遅いので、Jアラートを受けとった時点で猶予が1~2分ですので、隠れる場所を探して着弾に備えるのには間に合わないのです。

ミサイル到達まで「1分でも助かる可能性ある」 Jアラート、本当の問題と改善策とは?専門家に聞く(2022年10月8日)

(前略)
 防衛省の発表によれば、10月4日7時22分頃、北朝鮮は同国の内陸部から東方向に向けて、1発の弾道ミサイルを発射。ミサイルは7時28~29分頃にかけて青森上空を通過し、7時44分頃に日本の東約3200キロメートルの太平洋上に落下した。

 Jアラートが最初に発令されたのは、同日7時27分。「北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます」とし、北海道と東京都の島しょ部9町村に警戒を呼びかけた。

 続く7時29分の警報では、警戒を呼びかける地域が青森県と東京都の島しょ部に変更された。そして7時42分、北海道と青森県に対し「先程のミサイルは、07時29分頃、太平洋へ通過したものとみられます」と報告している。

 最初のJアラートから1~2分後には、弾道ミサイルが日本上空を通過した事態に対し、ネット上では「逃げようがない」といった声が相次いだ。国民民主党の玉木雄一郎代表も4日午前の記者会見で、Jアラートが鳴った時点で「被害が生じるような地域への着弾、弾道の予測であれば防ぎようがない」と述べている。

 また、東京都の島しょ部に発令されたJアラートが誤発信だったことについて、松野博一官房長官は5日午前の会見で、「システム上の不具合」が原因だったと説明したうえで謝罪し、「再発防止をはかるべくしっかりと取り組んでまいりたい」と述べた。
(後略)
Jアラート

実際に着弾するとなった場合は、たった1分で「自分のところに着弾しないように!」と祈るしかないということです。そして自分のいる場所の近くに隠れる場所があるのかというところが運任せになるわけです。

地下鉄や地下街であれば隠れ家としては一番最高ですし、大きなビルであれば着弾地点にもよりますが爆風に耐えれる強度かもしれません。一方、公園など隠れ場所が少ない場所であれば、探しているうちに着弾してしまうでしょう。

弾道ミサイルを撃ち落とせるか?
実際に日本に弾道ミサイルが着弾するといった場合は、弾道ミサイルを撃ち落とせるのか?というのが鍵となります。

日本の防衛システムは2段階の迎撃できる仕組みが整っています。

第一段階ではイージス艦からの迎撃ミサイルです。

「迎撃ミサイル」をイージス艦から発射しますので、日本に着弾する弾道ミサイルが1発であり、宇宙空間を通って放物線を描いて着弾する弾道ミサイルを迎撃できれば着弾を回避できるかもしれません。

1発だと的を外れれば終わりですので、何発か発射して迎撃したいと思いますが、一隻のイージス艦からは1発の迎撃ミサイルしかコントロールすることができません(一隻に8発装備)ので、2発目はもう一隻のイージス艦が必要になります。現在、海上自衛隊が保有するイージス艦は8隻です。うまくすれば、8発迎撃ミサイルを打てることになります。

迎撃ミサイルはSM-3と呼ばれるものでして、日本のイージス艦に装備されているものは2種類ありまして、SMー3ブロック2AとSMー3ブロック1Bです。

SM-3ブロック2Aは1発当たり約40億円、SMー3ブロック1Bは1発当たり約20億円と、一般的な迎撃ミサイルの十倍から数十倍の価格となる非常に高価な迎撃ミサイルです。

肝心のSMー3の命中率ですが、日本も参加しました発射実験では米ミサイル防衛局により2002年1月25日から開始、2015年12月9日までに40回の発射実験を行いました(SMー6ミサイルなど含む)。そして迎撃に成功したのは33回で、成功率は82.5%でした。

迎撃がうまくいかずに日本の領土、領空に着弾するとなると、再度Jアラートの通知があります。
迎撃システム
迎撃は第二段階があり、防衛範囲20~30㎞の迎撃システム(PACー3:パック3)があるそうです。全国15ヵ所に配備されているそうです。ただし、防衛範囲20~30㎞ですので、射程距離内でないとアウトです。「核ミサイル」が首都圏に着弾する可能性が高いと予測されているので首都圏には5台が配備されているそうです。地上から15㎞(旅客機の巡航高度10㎞)の高さが射程範囲です。

最後の盾のPACー3は、1997年開始の弾道ミサイル迎撃実験計35回(2013年末まで)のうち、成功は29回と成功率は約83%でした。

それでも防衛システムに不安はつきません。

防衛システムに対して懐疑的な見方も多いと思いますが、不信感の根源は1991年の湾岸戦争です。当時PACー3の1世代前のPACー2が、イラクのスカッドミサイルを迎撃するため実戦投入されました。米政府は当初、スカッドのほぼ全てを撃ち落としたと発表しましたが、後の米議会などの調査で命中率はわずか9%だったことが明らかになりました。

この失敗から大改良を重ねて、進化したミサイル「PACー3」は、2003年のイラク戦争で実戦に投入されて弾道ミサイル2発の迎撃に成功して、その高性能を証明しました。

迎撃を決断できるかがカギ・・・決断力の乏しい日本人にできるか?
防衛省・自衛隊のホームページには、こう書かれています。

日本の領域に向けてミサイルが発射された場合には・・・

 ・人工衛星やレーダーで瞬時に察知して直ちに落下地点を予測、
 ・数分内に、国民に警報を発して、避難を呼びかけ、
 ・発射されてから総理の判断を仰いでいては間に合わないため、
  現場指揮官が躊躇なく迎撃できる仕組みを整備済(自衛隊法82条の3)

弾道ミサイルを迎撃する指令を出すのは内閣総理大臣ではなく、現場指揮官なんだそうです。

この現場指揮官がどういう階級の方かは存じませんが、いざ日本に向けて弾道ミサイルが発射された場合、迎撃ミサイルを発射することを一人で決断することができるのでしょうか?

そして、この現場指揮官の号令に部下たちは従って迎撃ミサイルを発射することができるのでしょうか?

発射までの機械の操作はスムーズにできるのでしょうか?マニュアルを見ていてはとても間に合いません。弾道ミサイルは6~7分で日本に着弾するのですから。

はたして・・・・・。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。現地からのメディアの取材映像がニュースで度々流されておりますが、それにもまして、現地の様子を事細かに市民レベルで情報を伝えてくれるのはインターネットであり、インターネットを利用したSNSによる情報発信です。

このSNSを利用した情報発信は、メディアも放送しきれないリアルな戦争の状況を世界各自に情報を届けることもできまし、支援を仰ぐこともできるはずです。そして、ウクライナ市民間で情報共有ができます。

インターネットを活用したSNSがなければ、人づてで情報をえることしかできませんし、戦時下で情報は錯綜しております。そして流言、デマといった類の情報もあるはずです。インターネットによるSNSがあるおかげで、信頼の高い情報を共有することができます。

もちろん、フェイク動画、炎上動画なども拡散されますので、人々は注意を払う必要があります。しかしながら、現地の正確な情報を得ることができるSNSに勝るものはありません。

そして、日本の報道機関に現地の市民がインタビューを受ける機会も、インターネットが発展した大きな恩恵であります。今、大変なこと、足りないもの、困っていることなど、リアルな声が直接に茶の間に届くのです。

それもこれもインターネットというネットワークがもたらしたものなのです。

❖インターネットとは

internet-of-things-devices-and-connectivity_36402-328

インターネットは、世界中のコンピュータなどの情報機器を接続するネットワークです。1990年ごろから、世界的に広く使われ始め、近年はその利活用が目覚しく進展してきました。現在では、私たちの生活や仕事などのさまざまな場面で使われる、不可欠な社会基盤(インフラ)となっています。

インターネットはだれが運営しているのでしょうか。 実は、特定の団体が運営しているわけではないのです。

唯一、資源管理の観点で言いますと、 長らく南カリフォルニア大学情報科学研究所(ISI)がアメリカ政府からの委託を受けIPアドレスとドメイン名を管理しており、 後にそのプロジェクトをIANA(Internet Assigned Numbers Authority)と呼ぶようになりました。

インターネットの原形となるのがARPNET(アーパネット、Advanced Research Projects Agency NETwork、高等研究計画局ネットワーク)です。世界で初めて運用されたパケット通信タイプのコンピュータネットワークでして、複数のネットワークを相互に接続できるネットワークを開発しました。アメリカ国防総省の高等研究計画局(略称ARPA、後にDARPA)が資金を提供し、いくつかの大学と研究機関でプロジェクトで開発されたのです。

インターネットが軍事目的で開発されたと思われている点でもあります。

ARPANETが発明される以前は、ネットワークは存在せずメインフレームという名前の大規模なコンピューターが使用されていました。当時のメインフレームは、同時に複数のコンピューターを接続出来ない不便なものでした。

もし、今の世界でもそのままでしたら、ロシアはメインフレームをつぶしてネットワークに接続できないようにすると思います。

ARPNET以降、様々な独自のネットワークが乱立しており、中にはARPANETのように複数のネットワークをつなげるというものもありましたが、当時出回っていたネットワークのほとんどは独自のものばかりでした。当然独自のネットワークであるため、使い勝手もよくありません。このような乱立が問題となっており、一部ではこの問題を解決するための方法を考えていました。

そこで誕生したものがTCP/IPです。インターネット・プロトコル・スイートと呼ばれているTCP/IPは、大多数の商業目的のネットワークで利用可能な通信規約のことです。1982年にはこのTCP/IPが標準化され、これによりインターネットという概念が誕生し、普及スピードが急激に上昇しました。

当初のインターネットは、ネットワークの相互通信が可能になりましたが、通信は全てテキストベースで行なわれており、文字を識別するだけでも一苦労だったのです。

そこで、欧州原子核研究機構(CERN)に勤めていたティム・バーナーズ=リー氏は、CERNの研究者たちが研究データを共有するために開発された「ENQUIRE」というシステムをさらに発展させたハイパーテキストシステム「WorldWideWeb」を開発しました。先述のHTTPや「URL」「HTML」もこの時に生み出されたものです。

こうした背景もあり、インターネットは一気に普及していったのです。

ただし、ゴア元副大統領の提唱した情報スーパーハイウェイ構想がインターネットを爆発的に普及させたのは事実です。

ウクライナのサービスプロバイダは?
インターネットは、家や会社、学校などの単位ごとに作られた1つ1つのネットワークが、さらに外のネットワークともつながるようにした仕組みです。外のネットワークと接続するために、ルータと呼ばれる機器や、インターネットサービスプロバイダと呼ばれる通信事業者のサービスを利用します。

このサービスプロバイダが、インターネットの玄関口になり世界中を接続されていますが、インターネットを行う場合には必ずどこかのサービスプロバイダに加入していると思います。

ウクライナには2つの大手通信事業社のサービスがあり、Ukrtelecom(日本語読みがわかりません)とTriolan(日本語読みがわかりません)の2社です。

さきほど、インターネットの運営団体はなく、1つのメインコンピュータが通信を制御しているのではないので、このような戦争状態であってもSNSで発信する、プラウザで情報を取得することができるなど、世界に接続しております。

しかしながら、サービスプロバイダが物理的な攻撃を受ける、またはサイバー攻撃を受けるといった状態になる、または発電設備に対して物理攻撃を受ける、そして運営するスタッフが攻撃を受けるなどでサービスプロバイダが停止してしまいますと、サービスプロバイダ経由で接続できているユーザたちは現実的に使用できなくなってしまうのも事実であります。

ただし、ウクライナのインターネット協会の広報担当者によりますと、2021年12月の時点で国内に4,900のISPがあるらしいです。いくつかのプロバイダ―は、こうした危機を見越して共同で準備を進めてきたそうで、ひとつの会社の回線が落ちても確実にネットに接続できるよう対策を講じており、予備のネットワークセンターを用意しているそうです。

戦争がはじまると増加?サイバー攻撃!
松野官房長官 より
「ウクライナ情勢を含む昨今の情勢から、サイバー攻撃事案のリスクは高まっており、企業への被害が発生する懸念が強まっています。産業界においては、あらためてサイバーセキュリティー対策の強化に努めていただきたいと考えております」
と発番がありました。

何で戦争が始めるとサイバー攻撃が増加するのでしょうか?

IoTに特化しているセキュリティー会社に話を聞くと、「一般的に戦争がはじまると、通常よりもサイバー攻撃が増える」ということがわかっているといいますが、詳しくは述べてくれておりません。

あくまで一般的にサイバー攻撃が多くなるということであり、過去の実績から見ての発言だと思います。

正直なところ、具体的な因果関係ははっきりしていないと思われますが、戦争が始まると、物理的な戦争に注力するあまり、サイバー攻撃に対するセキュリティが甘くなるか、また攻撃を受けても対応が遅くなるといった、いわゆる『火事場泥棒』が増えるのではないかと考えています。

トヨタ自動車は2022年3月1日、部品の仕入れ先の会社が、サイバー攻撃を受けたため、国内全工場の稼働を停止に追い込まれました。

小島プレス工業で、トヨタに部品を納入している会社です。 

小島プレス工業によると、「今回の攻撃には、身代金要求型の不正プログラム『ランサムウエア』が使われた可能性がある」ということです。 

企業や政府機関がターゲットになりやすいのですが、一般家庭にあります『ルーター』は要注意です。

ルーターはインターネット接続の窓口役になっており、いわば全世界に見られていて、さらされている機械です。初期設定のまま使っていると、誰でも乗っ取ることが簡単にできてしまいます。 

しかも、ルーターは常時電源ONとなっていますが、パソコンのようにルーターにログインして使用することは滅多にないので攻撃されていることにも気付きづらいという問題があります。では、ルーターが狙われると、その先、何をされてしまうおそれがあるのでしょうか。 

ルーターに接続されている一般家庭の機器にアクセスできますので、いくらパスワードをかけていても、パスワードを特定されて機械を操作されてしまう恐れがあります。

そして、大切な個人情報が盗まれてしまうことが考えられますし、Webカメラを使用して室内を覗き見されたり、外出を狙って泥棒に入られることもあります。

進むか?次世代インターネット「宇宙インターネット」
そこで俄かに脚光を浴びていますのが「宇宙インターネット」です。

これは、小型の衛星の集団により構成された低軌道衛星インターネット、いわゆる宇宙インターネットの最大の長所は、インターネットの死角地帯をなくせるという点です。数千個の衛星が地球全体を覆って回り、データをどの地域からもやり取りできるのが特徴です。

衛星携帯電話のインターネット版ですね。

sr_img_a

ロシアの侵攻により通信インフラが破壊されたウクライナの一部地域で、スペースXの宇宙インターネットのスターリンク・サービスを開始したそうです。

ウクライナ政府の救援要請を受け、分野のトップランナーであるイーロン・マスク氏はただちにスターリンク・サービスを活性化させるための装備を送りました。

フェドロフ長官はツイッターを通じて「スターリンクが、命を救う都市連結網と緊急サービスを維持させてくれた」とし、「ウクライナと全世界の平和を支持してくれたことに対して感謝する」と述べたのです。

ただし、諸刃の剣で、専門家は戦時に衛星インターネットサービスを利用することは、むしろ危険かもしれないと述べています。敵が衛星信号を利用し位置を把握できるからです。

実際、1996年、ロシアは衛星電話の電波信号からチェチェンのジョハル・ドゥダエフ大統領の位置を把握した後、ミサイルで彼を攻撃し殺害したことが知られています。

なかなか難しい課題です。敵に悟られないように、信号を察知されない技術が必要となりますが、それを察知しようとする技術もでてくると思いますので、イタチごっこが続くと思われます。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告


ロシア軍は4日未明、ザポロジエ原発の一帯を攻撃し、原発の近くにある訓練用建物で火災が発生。その後、原発はロシア軍に占拠されたました。

先にロシア軍がチェルノブイリ原発を占拠していたので気にはなっていましたが「核攻撃」でなく「核施設」の攻撃により、メルトダウンを引き起こして放射能汚染という、これまた最悪なシナリオにつきすすもうとしています。

メルトダウンとは?
そもそも、メルトダウンは炉心溶融(ろしんようゆう)とも呼ばれる原子炉の重大事故の一つ。原子炉の中心にある炉心が、冷却系統の故障により炉心の温度が異常に上昇し、核燃料が融解(ゆうかい)すること。

これでもよくわかりませんよね?

分解していきましょう。

まずは、炉心融解(ろしんゆうかい)です。

炉心(ろしん)とは『原子炉の核分裂連鎖反応が起きてエネルギーを発生する部分。燃料集合体・制御棒・冷却材などのある所。』という意味だそうです。

融解(ゆうかい)とは『物理学で固体が液体に変化すること。また、そうさせるために加熱することである。』だそうです。

原子炉(げんしろ)って?となるので、

原子炉(げんしろ)とは『火力発電所のボイラー(水を沸かし湯や水蒸気をつくりだす設備や装置のこと)にあたるものが原子炉で、この中でウラン燃料が核分裂を起こして熱をつくっています。 この熱により水を水蒸気に変え、タービンを回し、電気をつくっているのです。 わずかな量の燃料で大量のエネルギーを生み出し、一度燃料を入れると、少なくとも1年間連続運転ができます。』となります。

ウランは中性子にぶつかると分裂する性質で、核分裂して熱を発生させます。この時に放射線が発生します。中性子を入れた鉄の棒を制御棒といい、これを近づけたり遠ざけたりすることで核分裂の量を調整します。

ウラン燃料は焼き固めた小さい固形物でペレットと呼ばれており、これを複数入れた燃料被覆管と呼ばれる金属の棒に入れています。

核分裂は、とても高温となるので、ウラン燃料を入れた燃料被覆管や中性子を入れた制御棒は冷却水に浸かっており、原子炉内から放射性物質が漏れださないように管理されています。

そして、何らかの原因で冷却水が供給されなくなりますと、ウラン燃料を入れた燃料被覆管が溶けだして漏れ出します。そして原子炉、正確にいいますと原子炉格納容器内の底にこぼれおちて、放射性物質が大量に発生して原子炉格納容器に圧力がかかり破裂して、原子炉格納容器がある原子炉建屋に充満していき、原子炉建屋から放射能が漏れ出します。

これがメルトダウンです。

q6_02

スリーマイル島原子力発電所事故
1979年3月28日、アメリカ合衆国東北部ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で発生した重大な原子力事故。国際原子力事象評価尺度(INES)※においてレベル5の事例です。

定期メンテナンス時のトラブルにより、水が原子炉内の設備に漏れ出して、給水排水設備とタービンが停止しました。

トラブルが進むにつれて、水位計も故障したため、正確な水位をオペレーターが判断できなくなりました。

また、オペレーター達は原子炉通常運転時は冷却水過剰による燃料棒表面での核沸騰停止(これによる熱交換性能低下)は絶対避けるよう教育されていました。上記の誤った情報から炉内は冷却水過剰気味と考え、核沸騰停止に近いと考え、緊急給水ポンプを停止してしまいました。

そしてメルトダウンが発生となりました。

※国際原子力事象評価尺度(INES)
h28kiso-02-02-01

チェルノブイリ原発事故
1986年4月26日午前1時23分(モスクワ標準時)に、ソビエト社会主義共和国連邦(旧ソ連)の構成国、ウクライナ・ソビエト社会主義共和国のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故です。国際原子力事象評価尺度(INES)※においてレベル7の事例です。

・根本的設計の欠陥
・運転員の教育不足
・試験準備が遅れて、試験短答が早番から遅番担当になったが運転試験に関して十分な教育や引き継ぎがなされていなかった。
・特殊な運転を行ったために事態を予測できなかった。
・低出力では不安定な炉で低出力運転を続けた。
・計画とは異なる状況になったが実験を強行した。
・実験のために安全装置を無効化した。

上記に複合的な要因にも関わらずに、試験を進めた結果、発生した事故となっています。

福島第一原子力発電所事故
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波により、東京電力の福島第一原子力発電所で発生した原子力事故。1986年4月のチェルノブイリ原子力発電所事故以来、最も深刻な原子力事故となりました。国際原子力事象評価尺度(INES)において、7段階レベルのうち、当初はレベル5に分類されましたが、のちに最上位のレベル7(深刻な事故)に引き上げられました。

2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分18.1秒[17]に、日本の三陸沖の太平洋を震源として発生した超巨大地震が発生しました。

地震の規模はマグニチュード (Mw) 9.0から9.1で、日本の観測史上最大規模でした。また宮城県栗原市で最大震度7が観測されました。

地震により一部電源設備が損傷しましたが、地下に設置されていた非常用ディーゼル発電機(略称:DC)が起動しました。

そして地震の約50分後、遡上高14 m~15 mの津波が発電所を襲いました。この津波により非常用ディーゼル発電機が津波の海水により故障しました。さらに電気設備、ポンプ、燃料タンク、非常用バッテリーなど多数の設備が損傷するか、または流出で失うかしたため、全電源喪失(ステーション・ブラックアウト、略称:SBO)に陥りました。このため、ポンプを稼働できなくなり、原子炉内部や使用済み核燃料プールへの注水が不可能となったことで、核燃料の冷却ができなくなりました。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告


❖第三次世界大戦による核戦争突入
ロシアのウクライナ侵攻に伴い「第三次世界大戦」が現実味を帯びてきました。

「第三次世界大戦」となると、ロシア対NATO連合になるためにロシアは加盟国全ての多国籍軍を相手にしないといけない為、そんな戦力は流石に持ち合わせていませんので、一気に叩いてい来ることが想定されます。それが「核戦争」に突入するシナリオです。

「核ミサイル」は、アメリカ、ロシア双方の重要な政権中枢施設や軍事施設を狙い撃ちして軍事的に無力化した後で、移動式発射台や潜水艦から発射も含めて、人口が密集する主要都市、特にNATO連合国やアメリカと親交がある国など、人口が密集する大都市に虐殺目的に「核ミサイル」を着弾させます。

アメリカの同盟国である日本も例外ではありません。「核ミサイル」が着弾する可能性は十分にあります。

もし、日本に核ミサイルが着弾するとなると身を守る方法はないのでしょうか。いろいろな情報をまとめてみました。シュミレーションですので、あくまで参考までに見てください。


❖核ミサイル着弾から身を守る方法
「核ミサイル」の発射されると「全国瞬時警報システム(Jアラート)」からスマートフォンに通知があります。ここで大多数の国民が気付くことになります。

「核ミサイル」が発射されますと、アメリカの衛星が赤外線センターで24時間監視しており、検知するとアメリカ本土の基地とオーストラリアの衛星基地に通知されます。情報としては、発射地点、発射時刻、着弾予想時刻、着弾予想地点、ミサイルの種類です。

そして、日本の在日米軍基地(横田基地)を経由して、弾道ミサイル指令部である航空総隊司令部に伝わり、その後、政府が全国瞬時警報システム(Jアラート)を流します。国民にJアラートが届くまで数分のタイムラグがあります。

仮にロシアから「核ミサイル」が発射されてから10~20分後に着弾しますので、元々少ない避難時間は、更に少なくなるのです。

ただし、「迎撃ミサイル」をイージス艦から発射しますので、日本に着弾する「核ミサイル」が1発であり、宇宙空間を通って放物線を描いて着弾する「核ミサイル」を迎撃できれば着弾を回避できるかもしれません。

1発だと的を外れれば終わりですので、何発か発射して迎撃したいと思いますが、一隻のイージス艦からは1発の迎撃ミサイルしかコントロールすることができません(一隻に8発装備)ので、2発目はもう一隻のイージス艦が必要になります。現在、海上自衛隊が保有するイージス艦は8隻です。うまくすれば、8発迎撃ミサイルを打てることになります。

迎撃がうまくいかずに日本の領土、領空に着弾するとなると、再度Jアラートの通知があります。

迎撃は第二段階があり、防衛範囲20~30㎞の迎撃システム(PAC-3:パック3)があるそうです。全国15ヵ所に配備されているそうです。ただし、防衛範囲20~30㎞ですので、射程距離内でないとアウトです。「核ミサイル」が首都圏に着弾する可能性が高いと予測されているので首都圏には5台が配備されているそうです。地上から15㎞(旅客機の巡航高度10㎞)の高さが射程範囲です。

「核ミサイル」から身を守る方法は、シンプルに『爆発地点から遠く、地下深くにいること』です。

屋外にいる場合は頑丈な建物や地下に避難することになりますが、自分のいる場所にもよりますが、事実上、避難は不可能でしょう。

『近くに身を守る建物がない場合は、物陰に身を隠すか、地面に伏せ頭部を守る。』とありますが、何かの冗談と思っちゃいます。

屋内にいる場合は、衝撃波によるガラス片で怪我をしない為、窓から離れる、窓のない部屋に移動します。
「核ミサイル」が着弾して爆発後、0.5秒程度で5,000℃にもなる半径数百メートルの火の玉と、衝撃波が発生します。

着弾わずか1秒で、半径2㎞圏内の千代田区で数千℃で一瞬で蒸発します。そして、秒速300mの衝撃波で吹き飛ばされることになります。複雑骨折、内臓破裂、頭蓋骨骨折、体に物が突き刺さるなどで死亡に至ります。
地上部にいると生き残るのが難しいです。一番は、地下鉄、ビル地下に行くことですが、わずかな時間で、近くにそのような場所があるかということになりますので、その時にどこにいるのかの「運」にかなり左右されることになります。

ただし、地下に逃げおおせても真上で爆発すると生存できるかはわかりません(衝撃波、熱風、致死量の放射線)。
運よく地下に逃げて生き残ったとしても「核ミサイル」が着弾して爆発しても、すぐに外に出ないことです。
放射線は7時間で10分の1、48時間で100分の1に減少しますので、48時間はその場で待機しましょう、

放射線は原発のように長期にわたって残らない(理論的な予想と広島の原爆投下後に1年でほぼ他地域とかわらない放射線のデータによるもの)と想定されています。


❖怪我をしてはいけない
「そんなの無理に決まってんだろ!」と思われますが、「核ミサイル」が着弾したら、何としても自分の身を怪我をしないように守らないといけません。

なんせ、放射能汚染と、熱線による火災、衝撃波によるがれきの山で、救助は来ないからです。救助を阻むも一番は放射能汚染で、放射能汚染のある場所に、わざわざ来る救助部隊やボランティアはいません。

放射能汚染を防護する防護服を持っている人間は、自衛隊ぐらいしかいません。そして安全が確認できるまでは、被災地には入ってきません。

「核ミサイル」が着弾した後に怪我をしてしまうと、医療用具や医薬品など手に入りませんし、医者ではありませんので治療ができません。

水は食料もありませんし、放射能汚染で体が蝕まれてしまいますので、自力で避難しないといけませんが、怪我をしていたら自力で避難もできません。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告


❖第三次世界大戦による核戦争突入
ロシアのウクライナ侵攻に伴い「第三次世界大戦」が現実味を帯びてきました。

「第三次世界大戦」となると、ロシア対NATO連合になるためにロシアは加盟国全ての多国籍軍を相手にしないといけない為、そんな戦力は流石に持ち合わせていませんので、一気に叩いてい来ることが想定されます。それが「核戦争」に突入するシナリオです。

「核ミサイル」は、アメリカ、ロシア双方の重要な政権中枢施設や軍事施設を狙い撃ちして軍事的に無力化した後で、移動式発射台や潜水艦から発射も含めて、人口が密集する主要都市、特にNATO連合国やアメリカと親交がある国など、人口が密集する大都市に虐殺目的に「核ミサイル」を着弾させます。

アメリカの同盟国である日本も例外ではありません。「核ミサイル」が着弾する可能性は十分にあります。

もし、日本に核ミサイルが着弾するとどうなるのでしょうか。いろいろな情報をまとめてみました。シュミレーションですので、あくまで参考までに見てください。


❖日本に核ミサイル着弾
「核ミサイル」が着弾する場所の候補としては、東京で間違いないでしょう。政治、経済、文化のあらゆる分野で中心である首都東京を叩けば、無政府状態、経済活動停止状態となりますので効果絶大です。

日本に「核ミサイル」が着弾するのは、虐殺目的という側面もあります。東京の人口は1,398万人(※1)、神奈川923万人(※1)、千葉627万人(※2)、埼玉733万人で(※1)、日本の人口が1億2,534万人ですので、4県で日本人口の29%です。

※1 2022年1月現在
※2 2021年12月現在


❖東京に核ミサイルが着弾すると
仮に東京の国会議事堂あたり向けて核ミサイル5メガトン(広島、長崎の300倍)が発射するとしましょう。

まず、全国瞬時警報システム(Jアラート)がスマートフォンに届きますので事実を知ることになります。仮にロシアより「核ミサイル」が発射されると10~20分後には東京に着弾すると想定されます。

地上では爆発させずに2km上空で爆発させます。爆風でより広範囲に深刻なダメージを与えられるからです。

爆発後、0.5秒程度で5,000℃にもなる半径数百メートルの火の玉と、衝撃波が発生します。

着弾わずか1秒で、半径2㎞圏内の千代田区で数千℃で一瞬で蒸発します。そして、秒速300mの衝撃波で吹き飛ばされることになります。複雑骨折、内臓破裂、頭蓋骨骨折、体に物が突き刺さるなどで死亡に至ります。その後のことを考えると、ここで一瞬で蒸発するか、衝撃波で吹き飛ばされて即死するのが一番楽な死に方となります。

爆心地から12㎞圏内では、衝撃波と熱線にさらされてます。東京23区は崩壊し廃墟となります。そして、火災旋風(※)を巻き起こして崩壊した建物に閉じ込められ人々を焼き尽くします。

例えば、エレベーターやどこかの部屋にいて閉じ込められても誰も助けにきてくてません。生きたまま焼かれていきます。

※地震などの自然災害や空襲などの人災による都市部での広範囲の火災や、山火事などによって、炎を伴う旋風(つむじ風)が発生し、大きな被害をもたらす現象である。しかし、旋風の発生条件や発生メカニズムは未解明である。

この時点で2度から3度の火傷を負い25%~30%の人間が死亡します。

爆心地から半径25㎞圏内の松戸市、市川市、川崎市、川口市あたりでは熱線で1度熱傷を負います

爆心地から半径35㎞圏内の横浜市、柏市、松戸市でも、屋外や窓の近くにいると突風によるガラス片などで網膜障害となります。

キノコ雲を撮ってSNS上げようとして窓の近くにいて、突風で窓ガラスが割れる、物が飛んできてぶるかるなどで怪我を負う人もいるでしょう。

「核ミサイル」の着弾から20分後、重油のような黒い雨や、死の灰が関東全域(拡大)に降り注ぎます。爆心地から放射能が拡散していきます。

爆心地から半径2㎞周辺で助かったわずかな生存者も高線量の放射線を浴びて急性放射線症の脳浮腫の重度な症状がでてきます。

爆心地から2km周辺で高線量の放射線を浴びたら48時間以内に死亡します。

爆心地から5㎞周辺で熱傷を負うと1日で死亡します。熱傷を負わなくても数日で体調の変化、熱、嘔吐などの症状が発生して2週間程度で死亡率90%となります。

この間、救助はほぼ来ません。火傷や怪我の治療もままなりません。食料や水の配給もありません。無傷であれば、できるだけ爆心地から離れる必要がありますが、スマートフォンも動きませんので、そもそも爆心地がどこだか情報も得ることができません。

「核ミサイル」着弾から2~3ヶ月が一番のピークで死亡者が大量に出てきます。死者を弔って火葬にすることもできません。もしかしたら、死体安置所が出来て何処かに運ばれるかもしれませんが、放射能もあるので救援部隊やボランティアも入ってこれませんので、そのまま放置されます。

生きるのに必死か、瀕死の重傷を負っているので、それが知人、友人、親戚や兄弟、親であっても動かすことができません。どうすることもできません。

そこにやってくるのが、ネズミとハエ、ゴキブリです。ネズミやハエ、ゴキブリは人間の死体に群がって食料にしていきます。

「核ミサイル」着弾後の半年から1年後にガンや白血病などを発症していく人が多く現れます。

爆心地から半径10~15㎞圏内は重大な放射線障害により、次々に人間が死んでいきます。

すでに地上は大量の煤(すす)が覆っており「核の冬」になっています。

これから数年から20年は続く「核の冬」を過ごさないといけません。


❖生き残ったとしても「核の冬」が待っている
「核の冬」は数年から20年と続きます。その間「放射能障害」「飢え」「寒さ」に耐え忍んで生きていかねばなりません。あまりにも悲惨な状況で、『あの時、死んでおけばよかった。』と思う人もいるかもしれません。

そんな状況になりませんように祈っています。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告


❖最も第三次世界大戦に近づく
ロシアのウクライナ侵攻に伴い「第三次世界大戦」が現実味を帯びてきました。

昭和時代に生まれてから半世紀が過ぎましたが、その間に世界中で内戦、紛争の類はいろいろとありました。その中で自分の記憶に残っている戦争は下記のものです。

❖記憶に残る戦争

1980年~1988年 - イラン・イラク戦争・・・初めて認識した戦争

1990年~1991年 - 湾岸戦争

2001年~2021年 - アメリカのアフガニスタン侵攻(対テロ戦争)

幼少時に認識した最初の戦争は「イラン・イラク戦争」からです。もちろん、戦争になった背景、歴史などは幼少時にはわかりませんが、小学生でしたので、テレビ画面で連日放映されていたのをおぼろげながらに覚えています。

「第三次世界大戦」の話は、何度も起りえる可能性の話を番組や新聞などで見聞きましたが、正直、絵空事であり、現代社会において人種や宗教による紛争、内線は各地ではありえるものの、世界を巻き込む専用は現実にはありえないものとしてとらえておりました。

しかしながら、今回は自分が生きてきた中で一番「第三次世界大戦」が勃発する事態に近づいた、現実的になったという感じを受けます。

ロシア軍が侵攻開始!プーチン氏「核」に言及し世界を威嚇

 ロシアのプーチン大統領はモスクワ時間の24日早朝、「住民を保護するため」との理由でウクライナ東部における特殊な軍事作戦の遂行を決断したと発表。テレビ演説で「外部からの邪魔を試みようとする者は誰であれ、そうすれば歴史上で類を見ないほど大きな結果に直面するだろう」と語り、核兵器の使用も辞さない構えを再び示唆した。

publicdomainq-0014140tojdgf

プーチン大統領の精神状態が危険な感じですね。大国の指揮官が核攻撃を匂わしています。

核保有国が「伝家の宝刀(=核攻撃)」を抜いたら最後、地球規模の破壊となりますし、地球は丸くて全世界が繋がっており、ロシアだけが助かることはまずありえません。それでも核兵器を使用するという意思を貫く可能性もあります。

(平和ボケの)日本人感覚として「伝家の宝刀(=核攻撃)」は、

『どんなにすごい宝刀でも、いったん抜いて手の内を晒してしまえばその限界や弱点も知れてしまうので、次からは対策を取られて負けてしまう。
それよりはわざと抜かずにおいて相手に「抜いたらこちらがただでは済まない」と思わせ続け、威嚇や牽制の道具として使い続けることで、いつまでも安心していることができる。』

との意味合いであると捉えておりました。

しかしながら、プーチン大統領の政治的駆け引きによる発言や軍事行動を見ていると、暴走して映画のように核ミサイルの「発車ボタン」を簡単に押してしまうということも十分にありえます。

この「第三次世界大戦」は「第二次世界大戦」のように長引く(1939年~1945年)ことはありません。何故ならば「第三次世界大戦」は言い換えれば「核戦争」だからです。

「核戦争」になれば、地球規模の破壊が起きて3日程度で壊滅的なダメージを受けて、誰も得をすることなく終わりを告げます。この「第三次世界大戦」は勝者はありません。

❖第三次世界大戦では「核」のシナリオしかない

第三次世界大戦では、核を使用する第三次世界大戦か、核を使用しない第三次世界大戦というシナリオがあると言われていますが、世界大戦ですので核を使用しない第三次世界大戦はありません。勝利したい国は、一気に決めにかかりますので、核ミサイルの投下を躊躇なく行います。

核を持っていない国が戦争しても世界大戦とはなりません。ちまちま戦うのは、単なる戦争でしかありません。

後にも記述しますが、核を実戦配備している国、特に大量保有している国は、アメリカとロシアですので事実上、一騎打ちに戦いとなり、世界中が巻き込まれるという構図です。

このウクライナ情勢により、皆さんも有事に備えて色々な書籍や報道、またSNSなどのシュミレーション動画を見る機会が増えてきたのではないでしょうか?

はたして「核戦争」になったら人類はどうなるのでしょうか?いろいろな情報をまとめてみました。シュミレーションですので、あくまで参考までに見てください。


❖核戦争になると地球上の人類は9割以上死滅、まず助からない
「核戦争」になったら、ほぼ生き残るのは無理です。地球上の90%の人類は死滅してしまいます。死亡率90%なので、生き残る人もわずかにいるそうなんです。ただ、希望的観測のようであります。核ミサイルが着弾する北半球の西洋諸国(ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、ロシア)は地球から消え去ります。

東アジア、オーストラリアなどの連合国や敵対国も核爆弾が着弾するそうです。

生存率10%となっていますが実際はわかりません。また、シェルターを持っている富裕層や政府関係者などの特権階層が生き残るのでは?と思いますが、そうでもないらしいです。

シェルターに避難すれば確かに直撃による被害は避けられる可能性は高いです。その後の長い避難生活がありますが、いずれ食料がなくなりシェルターを出なくてはいけませんので、そこで放射性物質を浴びることになります。

もし、シェルターに食料が5年分あっても、シェルターという限られた狭い空間の中で見知らぬ他人と暮らしていくのです。そこでは発作や病気の発症、またメンタルがやられてしまうなど、偶発的な備えはシェルターでもできていません。シェルターの生活を耐えることができすでしょうか。

「じゃあ、どうすればいいんだよ!」となりますが、ここに回答はないです。

核シェルター自体も冷戦終了とともに構築や維持管理をやめてしまったことも多く、ほとんどの人が避難できません。まずは核ミサイルが着弾する場所が自分の住んでいる場所から遠いことを祈るだけです。


❖最初の攻撃では電子機器を破壊
現在の核ミサイルすべてを発射すると広島、長崎の14万倍の威力(一発は50倍~1,500倍)をもっていると言われています。日本人であれば、広島、長崎の核爆発時の映像を見たことがあると思いますが、あの威力でも驚きを禁じ得ないですが、その14万倍ですので、もはや想像が難しいのですが、とにかく身を守れる場所ないと思っていいかと思います。

アメリカとロシアで合計15,000発の核ミサイルを保有しており、内、5,000発は廃棄分なので、残りは10,000万発が使用できる計算になります。その中で1,800発はすぐに発射可能だそうです。

他の国はイギリスで40発、フランスで50発程度で他(中国や北朝鮮)は実戦配備していないと想定されております。

アメリカとロシアで核戦争が始まった場合、核ミサイルでの最初の攻撃では、アメリカ、ヨーロッパ上空480キロで爆発させます。

これは、強力な電磁パルス(EMP:過剰な電流)を発生させて電子機器を使用不可にすることが目的だそうです。

地上にある電子機器の全部が全部、完全に破壊されないこともあり、現代人が電子機器、特にスマートフォン、パソコンなどが使用できないとなると、それだけでもかなり混乱すると予想されます。

南半球から北半球からのメール届かなくなるなど、通信ができなくなりますので、情報のやりとりができずに何が起きているか正確に把握することができません。

北半球や西ヨーロッパでは大混乱に陥ります。電子機器故障して一部の車が道の真ん中で止まり大渋滞が発生します。

上空を飛んでいる飛行機の電子機器が故障しパイロットは混乱します。官制からの指示届かずに墜落、もしくは緊急着陸となります。

その間、アメリカ、ロシア両軍の軍事施設は電子パルス対策をしており、問題なく稼働していますので、最初の攻撃を確認した後に、すぐに2回目の攻撃をはじめます。


❖2回目の攻撃で重要軍事施設を破壊
核ミサイルによる2回目の攻撃では600~700発をアメリカ、ロシアがそれぞれ発射します。

公式な報道の前にSNSで人々が気付き始めます。特に核ミサイル発射地域に住む住民からSNS発信されて世界中に知らされると思います。ただし、電磁パルスにより電子機器が破壊されているので、どれだけの人が気付くかは疑問ですし、フェイクニュースも出回っていますので、着弾を観ないと信じない人も多いかもしれません。

2回目は政権中枢を担う施設のホワイトハウス、国防を担う施設のペンタゴン、核ミサイルの配備されている重要軍事施設を狙い撃ちします。ホワイトハウスやペンタゴンンは地下の防護施設を破壊するので地上で爆発させて穴をあけます。現在の核ミサイルは狙った場所を確実に着弾しますのでひととまりもありません。

なぜ発射を急ぐのかといいますと、核ミサイルの配備されている軍事施設を破壊しないと、相手に核ミサイルを発射されてやられてしまいますので、とにかくスピード勝負です。どれだけ相手の武器が破壊できるかが鍵となっています。

相手に破壊される前に使う(発射)のです!

着弾すると1.5kmほどの火球(爆発中心部550万℃、熱線は5,000℃)ですべて燃えて灰になります。周辺の全ての生き物は気化してしまいます。直径9㎞以内で気化しなかった人間は火傷を負い、ほとんどの人が皮膚を全層焼かれて、壊死が皮下組織や筋肉部分まで焼かれます。

爆風(風速220m)によって、人や物をはじき飛ばして内臓破裂、複雑骨折、頭蓋骨骨折、貫通などで大怪我を負います。爆心から離れていても閃光で視力を数分失います。網膜の火傷や損傷により視力に一生涯障害が残る可能性はありますが視力は回復します。ただ、閃光を見た人間は(被ばくで)死んでしまいます。

アメリカ ワシントンDCで30万人死亡、ロシア モスクワは100万人死亡という予測です。

そして、この1回攻撃で核攻撃は終わりません。次々に核ミサイルは打ち込まれていきます。

この時点で、北半球のアメリカ、西ヨーロッパ以外の他大陸はまだ核戦争の事実をつかんでいない国が多いのですが、一部の国は衛星で核戦争を認識し始めます。そして動向を見守ります。

一般の人間はどこに逃げても核ミサイルが降り注いでくるので、避難に何の意味がありません。


❖3回目の攻撃は核兵器を保管している軍事施設、連合国
核戦争が始まって15分後で、すでにアメリカ、ロシア、西ヨーロッパは壊滅状態となります。

それでも核ミサイルによる攻撃は続きます。

次は核兵器を保管している国内外の軍事施設、国(連合国)を狙い撃ちしてきます。

日本はここで核ミサイルが着弾すると想定されます。

❖核ミサイルが着弾すると

 0.001秒後   火の玉が発生
 0.01秒後   目が見えなくなる
 0.1秒後   爆発音が聞こえる
 0.2秒後   巨大な穴があく
 1秒後    500㎞圏内に熱波が来る(火災が発生)
 2秒後    通信手段がなくなる
 5秒後    衝撃はがくる
 8秒後    キノコ雲が出現
 35秒後    死の灰が降り注ぐ
 3分後    真っ暗になる
 5分後    放射線が体を蝕む

核戦争が始まって20分後、ロシアの400発が国外の軍事施設や連合国に炸裂します。

すべて地上爆発ですので、地上爆発ですと大量の放射性物質舞い上がります。

アメリカ国内で武器をアメリカ各地の基地に分散させようとしますが間に合わないと考えられています。

そして人口が密集する大都市に着弾します。人間の虐殺です。

そして2時間後、たくさんのキノコ雲が発生して地上は壊滅状態になります。生存者はパニック状態で逃げますし、各国難民だらけとなります。

攻撃を受けていない国でも、得体の知れない轟音をきくことになります。

生存者は生きることに集中します。食料や水を求めて、暴動や略奪も辞さない行動もでてきます。

そして、侵入者から身を守る準備を行います。

ここで一旦、核攻撃は終了します。


最後の攻撃
核ミサイルの残りは潜水艦や移動式発射装置にあります。発射位置まで2日かかります。

そして、他国にあるアメリカの基地や空母を狙います。

情報が錯そうしてロシアの連合国とみなして中国に核ミサイルが着弾することもあるかもしれません。中国はアメリカに報復します。核ミサイルが実践配備されていれば、アメリカに核ミサイルで攻撃をします。

アメリカ、ロシア、西ヨーロッパ、東アジアが壊滅的な状態となっています。日本は地図上から消えています。

web2w160610-thumb-720xauto-93452


❖日本は?
ロシアに「連合国」扱いされて、核ミサイルが投下されます。「アメリカの属国」「アメリカの植民地」「アメリカの犬」とか呼ばれていますので、間違いなくターゲットになります。

日本には、北海道から沖縄まで、全国各地に130か所の米軍基地(1024平方キロメートル)があります。そのうち米軍専用基地は81か所で、他は自衛隊との共用です。

日本の主な米軍基地は、三沢空軍基地(青森県三沢市)、横田空軍基地(東京都福生市など)、横須賀海軍基地(神奈川県横須賀市)、岩国海兵隊基地(山口県岩国市)、佐世保海軍基地(長崎県佐世保市)と沖縄の米軍基地群があります。

他に、核戦争の騒ぎに乗じて、中国からや、もしくは北朝鮮からの核ミサイルが着弾することも想定されます。この状況であればロシアから発射されたのか?他から発射されたのか?わかりませんので可能性はあります。

北朝鮮も日本海側に発射を繰り返してテストしていますので、最後のチャンス!とばかりに、虐殺目的に実戦発射してくる可能性は十分にあります。北朝鮮が実戦配備ができているか?が鍵になります。

❖爆心地が「東京駅」だったら

   6km圏内(品川駅、渋谷駅、新宿駅、秋葉原駅、錦糸町駅)・・・熱線で蒸発(即死)
 14km圏内(川口駅、荻窪駅、浦安駅、二子多摩川駅、柴又駅、羽田)・・・建物倒壊など壊滅
 21km圏内(三郷駅、武蔵小金井駅、船橋駅、生麦駅)・・・高温の熱線で大火傷で数日で死ぬ
 34km圏内(我孫子駅、町田駅、磯子駅、海ほたる)・・・衝撃波で建物損壊、熱線で重度の火傷
 60km圏内(鎌倉駅、茂原駅、つくば駅)・・・熱線で10日程度の火傷、キノコ雲をが見れる



❖核戦争後の長い冬
核戦争後には「核の冬」が訪れます。

アメリカ、ロシアは1億人以上犠牲となっていますが、「核の冬」で何十億人という人間が死んでいきます。

まず放射能汚染です。放射性物質が風にのって拡散していきます。

放射線障害で臓器や組織が機能不全 紫斑点、火傷、吐き気などの症状、髪の毛が抜けるなど、ゆっくり苦しみながら死んでいきます。

生存者はわずかな食料や水を求めますが生存者を満たす食料や水はありません。「核の冬」で世界の農業、漁業などの第一次産業が大打撃を受けるので自給自足もままならず、何十億の人間が餓死していきます。

核ミサイルは、5,000万トンの煤(すす)を放出します。煤(すす)が世界中を多い、日光が届かない状態となり氷河期が起きます。放射性物質の雪が降りそそぎます。

温度は氷点下になりますので、着の身着のまま逃げてきた人間は暖かい服や場所を確保できずに凍死する人間も出てきます。

わずかな食料や水をめぐり、人間同士の争い、略奪も起こります。腕力の強い者や銃などの武器を豊富に持っている者、組織的な殺戮集団などが台頭してきます。奪われないように防衛しなくてはいけません。これが結果的に殺戮へとつながっていきます。

istockphoto-511386474-170667a

また、こんな悲惨な状況下においては、人間は何かにすがりたくなりますので、新興宗教の類も出てくると想定されます。

宗教とは本来、「なぜ私はここにいるのか」『何のために生きているのか』などの根源的な質問に答え、善悪の判断基準とモラルを与え、人の徳を高め、信じる人をより良い人間に成長させるものです。さらに言えば、大変な一生を生き抜く上での指針とも、拠り所ともなるものでもあります。

上記のような、まともな宗教であればいいのですが、いわゆるカルト的な宗教、邪教なども出てくると思います。これらの宗教は教えに反するものは排除する考えがありますので、わずかに生き残った人間の命の危険が迫ります。

そして人種間、宗教間の対立や争いは、こんな大変な時でも起こり続いていきます。「優性思想」の考え方です。

「核の冬」は長く20年も続きます。


それでも人間は生き残る!
核戦争から20年後、長い長い「核の冬」が終わりを告げます。太陽が降り注ぎ、植物が繁茂して、生き残ったわずから動物が躍動し始めます。

日光が差し込んでくると暖かくなり、そして生き残った人類が活動し始めて再び増えていきます。

しかし、北半球の復興は全く進んでいません。あまりにもダメージが大きすぎました。

チェルノブイリがいい例です。現在のチェルノブイリは植物が生い茂り、動物が野放しとなっていますが、北半球も同じ道を辿ります。

直接的なダメージの少なかった南半球で、アルゼンチン、ブラジル、南アフリカ、オーストラリアが生き残ると思われます。

人類が9割死滅してしまった後も、文化や芸術などが続いていくのか?新たな文明を築いていけるのか?はわかりません。

そして100年後は、廃墟の都市は自然に占領されています。

北半球は復興せず、南半球を中心に発展していきますが、果たして勢力図はどうなっているのか?生き残ったブラジル、南アフリカ、オーストラリアが大国になっているのか?興味があります。

そして北半球で生き残った人々は南半球に移住します。アメリカから移住する場合、着の身着のままで途方のない距離を歩くことになります。船に乗って命がけで海を渡るリスクをとる人々もいるでしょう。人々は新たな土地を目指します。

核戦争後にどれだけの数の人間が生き残れるは不明ですが、人間は賢いので生き残る道を見つけ出していくと想定されています。

人口が1,000から10,000人も残れば再び多様性のある社会を再構築することが可能だそうです。

でも、そんな事態にならないことを祈っています。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサー広告

このページのトップヘ