※2023.11.24更新(チャットサポートの営業時間の変更)

楽天カードをメインカードに使用しています。楽天カードはどのような調査機関で上位にくる人気のクレジットカードです。人気のポイントは還元率1.0%(ショッピングなどでの利用金額に対してポイントが還元される割合)の高さと、とにかくポイントが溜まりやすい仕組みなのだと思います。

そんな楽天カードをメインカードに使用している人は結構いるんではないでしょうか。かくいう私も某J●●カードを解約して、楽天カードに乗り換えた一人です。決して某J●●カードのサービスが悪いわけではないんですけども、やはり楽天で買い物をすることが多いことと、ボーナス(2倍、3倍、時には10倍)含めたポイント付与率の高さで選んだ次第です。

そして発行された楽天カードを使用して、楽天市場だけでなく色々なサイトでオンラインショッピングをすることになると思いますが「ある事象」に悩まされることになります。これにより、楽天カードがかなり使い勝手が悪くなってしまっており「必要悪」のような存在になってしまっております。

それは「不正検知システム」です。

楽天カードの「不正検知システム」は、カード番号の悪用、紛失盗難カードや偽造カードの不正使用を未然に防止することを目的とし、不正検知システムを導入しており、カードのお取り引きごとに、不審な点がないか 24時間365日の監視体制でモニタリングを行うことで、不正使用の早期発見に注力しているセキュリティシステムなのです。

楽天カードの利用において、過去の不正使用の事例と類似した場合や、第三者利用の疑いがあると判断された場合などには、カードの利用に制限がされます。

カードのご利用を制限された会員へは「カードのご利用確認に関するお願い」をメールまたはショートメッセージサービスにて送信されることがあります。

それはそれでいいんですが、ここに一番の問題があり、「メールまたはショートメッセージサービスにて送信されることが・・・」となっていますので、送られてこないことがあるのです。

何回か経験しましたが、メールまたはショートメッセージサービスは送られてこないことがほとんどです。この通知には制限を解除するためのリンクが記載されており、クリックすると自身自らで解除できます。

送られてこない場合はどうなるのか?といいますと、自身自らでの解除(実際に会員専用サイトでの解除)ができなくなります。

そこで楽天チャットサービスなのですが、土日休日(12/31~1/3)除く、営業日9:30~17:30ですので、土日休日、または平日でも時間外で制限をかけられた場合は、制限をかけられてしまうとすぐに解除できないという難点があるのです。
【2023.11.24】追記
チャットサポートは、土日含む毎日の営業時間9:30~25:30(年末年始を除く)になったようですね。大分利便性が増しましたね。

自ら保留解除をし易い環境を望みます
一般社団法人日本クレジット協会の調査結果によると被害総額は、2020年度には250億円超、2021年には330億円超と確実に増加傾向にあり、2022年度(2022年4月~2023年3月)は400億円を超えると言われています。

これに各社ともセキュリティシステムを導入して、不正利用を減らそうと躍起になっておりますが、不正利用を減らそうとすればするほど、利用者側から見ますと使い勝手が悪くなります。

やはり、今やEC(「Electronic Commerce」の略で、日本語では電子商取引)を利用している国民は9割ですし、ネットショッピングを利用する魅力はネットならではの安さ(人件費がかからない)と24時間取引が可能なことですので、平日9:30~17:30のチャットサービスでは、窓口対応時間外の割合が多するのではと思います。窓口体勢を24時間体制とはいいませんが、もう少し拡充してもらうのがいいのかなと思います。

拡充とともに、やはり自身自ら解除できる環境があるのがいいのかと思います。制限を通知するとともに自身自ら解除できるメールまたはショートメッセージサービスは送られてこないことがほとんどです。

本来であれば100%通知がきてくれてもいいのですが、フィッシング詐欺という被害にもあいますので、この辺りで通知できる条件が厳しくなっているものと推測します。

自ら解除できる環境が整い、窓口時間がすこし伸びると利便性が増すのかもしれません。

不正検知システムに引っかかる条件
えきねっと、Amazon、マウスコンピューターで、ことごとく「不正検知システム」に引っかかってしまった経験から言いますと共通する条件は以下の通りです。

❖「不正検知システム」に制限がかかる条件(推測)

 ・夜22時以降の購入
 ・1万円以上の購入
 ・初めて使用する、または久しぶりに使用するデバイス
 ・久しぶりにカードを使用


特に夜22時の購入と1万円以上の購入の条件となると難しい模様です(絶対ではありません)。

「初めて使用する、または久しぶりに使用するデバイス」は、例えば、いつもスマートフォンから購入しているのに、パソコンから購入した場合に制限がかかってしまう条件です。こちらは違うデバイスを使用することもありますし、買い替えをすれば、どうしても初めて使用するデバイスになってしまいます。

久しぶりにカードを使用するも、メインカードでなければ、常に使用することもありませんので、たまに楽天カードを決済カードとして使用すると制限の条件に引っかかってしまうと思います。

日中にできるだけ購入するなど購入タイミングをずらす方法が効果的かもしれません。

回避策
楽天カードの「不正検知システム」の条件は開示されているわけではありませので、回避策は難しいのですが、引っかかりにくい条件があります。

それは「楽天市場」で購入することです。「楽天市場」であれば100%不正検知システムに引っかからないわけではありません。しかしながら、夜22時以降で1万円以上の購入をしても、制限をかけられたことがありません。やはり「楽天市場」と「楽天カード」は同じグループなので、優遇されているといいますか、「楽天市場」自体が強固なシステムを使用しているので「楽天カード」側では条件が緩和されているのかもしれません。

もうひとつは「リアル店」で購入することです。「リアル店」であれば、まずは残高不足で引っかかることはあれど、制限がかかることはないです。

❖まとめ

 とても人気のある楽天カードですので「不正検知システム」で利用しずらい、不便だとなりますと、せっかくの人気に影が差してしまいかねませんので、制限を解除し易い環境をもう少し利用者側の視点にたって整えてもらえますとありがたいと思います。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。